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第一部 一章 始まりの物語~噴壊包輝世界編~
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まず初めに広々とした空間のある、立派な造りの玄関ホールが、俺たち二人を出迎えた。
床面から天井までの高さは、おおよそ十メートルほど。豪華な装飾が施された階段の手すりや、大木のような太さの中央にそびえ立つ立派な柱。上階へと続いている幅の広い階段。その手前には白い大理石で造られたフロントデスクが置かれている。
パッと見は俺の世界にもあった、豪華なホテルの内装とあまり変わらないものだ。
「クロエ、この場所は?」
「世界と世界を繋ぐ【転移の扉】。その中継地点となる場所だ。私たちはここから、リセが今いる世界に――――アブネクトへと出発する」
クロエの話によれば、この建物の正式な名称は【地脈の起点】というそうだ。
各世界に存在する【境界の地脈】に接続し、直接的にその場所に続く【転移の扉】を繋げることができるのだとか。
こういった場所は魔法世界にいくつか存在するそうで、今回はクロエが昔からよく使用していた、この建物の【地脈の起点】を使用場所として選んだということだった。
本来、世界から世界への移動を行うには、色々と細々とした手続きをしなければならないらしい。
しかし今回は急ぎの用がある為、その手続きの一切を行わなくて済むように、ここを選んだ――――クロエからはそのように説明された。
そういった魔法使いならば知ってて当然のような情報も、ここにやって来る前におこなった【知識の共有】の効果によって当然理解できるものと思っていたのだが・・・・・・それをクロエに聞いてみると、
「アホか。一度に大量の情報を送り過ぎると、あっという間にお前の小さな脳味噌はキャパオーバーだ。運が悪ければそのまま廃人になるぞ」
「何を馬鹿なことを」と――――そのように言われてしまった。確かにあの時は頭が割れるかと思う程の激痛だったからな。
「リセもこの場所から、そのアブネクトって世界に向かったの?」
「いや、あいつは地球にあった境界の裂け目から直接入ったはずだ。【夜香の城】の中にある【転移の扉】を使っていなかったからな。この場所には来てはいない」
どうやらリセは地球にあった境界の裂け目から、直接アブネクトという世界に向かったらしい。
しかし今回クロエは、まだ半人前以下である俺を同行者として一緒に連れている為、その手段を取るのは難しいと判断したのだ。
「おい、そこのお前。今すぐ支配人を呼んで来てくれ。・・・・・ああそうだ、クロエ・クロベールがやって来たと伝えろ」
「畏まりました」
クロエはフロントにいた受付の女性に対して、そのように命じる。
本当にいちいち偉そうにするな・・・・・・。
その女性はクロエに対して軽く会釈をした後、デスクに備え付けてあった黒電話を使用して誰かに連絡を取りはじめる。
五分後――――一人の支配人と思しきやせ型の男が息を切らしながら、大急ぎで俺たちの方に向かって遠くから走って来るのが見えた。
「これは、これはマスター・クロベール!お久しぶりでございます。ここ最近、全くお見掛けしなかったものですから、心配しておりましたよ。それで、本日はどういった・・・・・・?」
「いいから黙って、さっさと【転移の扉】のマスター鍵を私に寄越せ」
取り付く島もないといったふうに、一方的に自分の要求を告げたクロエ。それを聞いた支配人の男性は青ざめた表情を浮かべ、絞り出すかのような――――か細い声をあげながらクロエに対して抗議した。
「・・・・・・そんな!マスター・クロベール、困りますよ!突然、予約も入れずに参られては。他のお客様になんと言ってご説明すれば良いのか・・・・・・」
「緊急事態なんだ、いいから寄こせ。最悪、私の名前を出しさえすれば何とかなるだろう?最上階の部屋を、一つ使わせて貰うぞ」
そう言うや否や、クロエは無抵抗でその場に突っ立ている哀れな支配人のポケットの中に、自身の手を突き入れる。
しばらくガサゴソと動かした後に、ポケットから抜き出されたクロエの小さな手には、錆びついた銅の鍵が一つ握られていた。
「ご苦労、もう行ってもいいぞ」
「・・・・・・」
鍵を回収した俺たちは用は済んだとばかりに、呆然としている支配人をその場に放置して、建物の最上階である十階に向かった。
外観からは建物の階層がそれほどあるようには思えなかった。せいぜいが三階から四階程度の高さくらいしか無かったはず。しかしここは魔法使いの世界である為、そのような常識的な考えというものは通用しないのだろう。
二階に設置されていた古いエレベーターを使い、俺たち二人はあっという間に目的地である十階に辿り着いた。
最上階のフロアは途中に通った二階の階層と比べると、かなり豪華な雰囲気のものになっていた。赤いレッドカーペットが床全体の廊下の奥にまで敷かれており、各部屋の扉の縁にはメッキではない、本物の金が使用されている。
俺の先を歩いているクロエは、いくつかの部屋の前で立ち止まりながら扉に埋め込まれたプレートの番号を確認しているようだった。
そして廊下の端から二番目――――扉に付けられた部屋番号のプレートに、“0008”と、書いてある部屋の前で立ち止まったクロエは、先程の支配人から勝手に奪い取ったマスター鍵を扉の鍵穴に差し込んだ。
カチリ――――クロエの手元の鍵穴から音が鳴ると同時に、扉に取り付けられているプレートに記された文字が少しずつ・・・・・・ゆっくりと動き出し始めた。
最初からあった四桁の数字の下に、更に幾つもの小さな文字が浮かび上がり、それら全てが0から9の間で、スロットのように高速で回転しながら変化している。
「2550万9307番目の扉を」
クロエがその数字を告げると同時に――――高速で回転していたプレートの文字が次第に変化していき、“025509307”と表示された状態でその動きを止めた。
「当ゲートポイントへようこそ。ゲートNO.025509307、危険度レベル2、“噴壊包輝世界アブネクト”となります」
チーン――――甲高く鳴り響くベルの音と共に、どこからか事務的なアナウンスが聞こえてくる。クロエは扉にさした鍵を鍵穴から引き抜くと、それを自身のポケットに入れた。
「小僧、ここに来る前に話したと思うが、魔法使いは不死ではない。想定外の事態に陥った場合は迷わず逃げろ。今回は私もいるから、そんな事態にはならないだろうが。とにかく油断するなということだ」
「了解・・・・・・それでクロエ、もうこの扉の先は、リセが今いるアブネクトって世界に繋がっているのか?」
「そうだ。本来であれば事前にここに連絡して、ゲートの出現地点を安全な区域に設定したりする事が出来るんだが、今回は横入りで勝手に使用しているせいで、扉を潜った先にどんな場所に出るのかは正直分からん」
(だからあの人は、クロエに鍵を渡すのを渋っていたのか)
この場所のゲートを利用する為には、事前にこの場所へと連絡を入れておかなければならないらしい。
あの支配人の男性からすれば、ゲートを本来利用するはずだった客に対して謝罪をしなくてはならない羽目になる。そのことを踏まえれば、先程のクロエへの態度も納得がいくというものだ。
クロエは俺に一言、「行くぞ」と声を掛けながら扉に付いたドアノブに手を掛ける。クロエを先頭にして、俺たち二人は【転移の扉】の扉を潜った。
視界全体を真っ白な光が覆うが、それに対して不思議と眩しいという感覚は感じられ無い。扉を完全に潜り抜けると徐々に光が薄らいでいき、それが完全に消えると同時に俺たちの目の前に現れた光景は――――
「森?」
見渡す限りに、背の高い木々がどこまでも広がっていた。
久しく嗅いだことの無い、どこか懐かしい自然の香りが風に乗って漂ってくる。
床面から天井までの高さは、おおよそ十メートルほど。豪華な装飾が施された階段の手すりや、大木のような太さの中央にそびえ立つ立派な柱。上階へと続いている幅の広い階段。その手前には白い大理石で造られたフロントデスクが置かれている。
パッと見は俺の世界にもあった、豪華なホテルの内装とあまり変わらないものだ。
「クロエ、この場所は?」
「世界と世界を繋ぐ【転移の扉】。その中継地点となる場所だ。私たちはここから、リセが今いる世界に――――アブネクトへと出発する」
クロエの話によれば、この建物の正式な名称は【地脈の起点】というそうだ。
各世界に存在する【境界の地脈】に接続し、直接的にその場所に続く【転移の扉】を繋げることができるのだとか。
こういった場所は魔法世界にいくつか存在するそうで、今回はクロエが昔からよく使用していた、この建物の【地脈の起点】を使用場所として選んだということだった。
本来、世界から世界への移動を行うには、色々と細々とした手続きをしなければならないらしい。
しかし今回は急ぎの用がある為、その手続きの一切を行わなくて済むように、ここを選んだ――――クロエからはそのように説明された。
そういった魔法使いならば知ってて当然のような情報も、ここにやって来る前におこなった【知識の共有】の効果によって当然理解できるものと思っていたのだが・・・・・・それをクロエに聞いてみると、
「アホか。一度に大量の情報を送り過ぎると、あっという間にお前の小さな脳味噌はキャパオーバーだ。運が悪ければそのまま廃人になるぞ」
「何を馬鹿なことを」と――――そのように言われてしまった。確かにあの時は頭が割れるかと思う程の激痛だったからな。
「リセもこの場所から、そのアブネクトって世界に向かったの?」
「いや、あいつは地球にあった境界の裂け目から直接入ったはずだ。【夜香の城】の中にある【転移の扉】を使っていなかったからな。この場所には来てはいない」
どうやらリセは地球にあった境界の裂け目から、直接アブネクトという世界に向かったらしい。
しかし今回クロエは、まだ半人前以下である俺を同行者として一緒に連れている為、その手段を取るのは難しいと判断したのだ。
「おい、そこのお前。今すぐ支配人を呼んで来てくれ。・・・・・ああそうだ、クロエ・クロベールがやって来たと伝えろ」
「畏まりました」
クロエはフロントにいた受付の女性に対して、そのように命じる。
本当にいちいち偉そうにするな・・・・・・。
その女性はクロエに対して軽く会釈をした後、デスクに備え付けてあった黒電話を使用して誰かに連絡を取りはじめる。
五分後――――一人の支配人と思しきやせ型の男が息を切らしながら、大急ぎで俺たちの方に向かって遠くから走って来るのが見えた。
「これは、これはマスター・クロベール!お久しぶりでございます。ここ最近、全くお見掛けしなかったものですから、心配しておりましたよ。それで、本日はどういった・・・・・・?」
「いいから黙って、さっさと【転移の扉】のマスター鍵を私に寄越せ」
取り付く島もないといったふうに、一方的に自分の要求を告げたクロエ。それを聞いた支配人の男性は青ざめた表情を浮かべ、絞り出すかのような――――か細い声をあげながらクロエに対して抗議した。
「・・・・・・そんな!マスター・クロベール、困りますよ!突然、予約も入れずに参られては。他のお客様になんと言ってご説明すれば良いのか・・・・・・」
「緊急事態なんだ、いいから寄こせ。最悪、私の名前を出しさえすれば何とかなるだろう?最上階の部屋を、一つ使わせて貰うぞ」
そう言うや否や、クロエは無抵抗でその場に突っ立ている哀れな支配人のポケットの中に、自身の手を突き入れる。
しばらくガサゴソと動かした後に、ポケットから抜き出されたクロエの小さな手には、錆びついた銅の鍵が一つ握られていた。
「ご苦労、もう行ってもいいぞ」
「・・・・・・」
鍵を回収した俺たちは用は済んだとばかりに、呆然としている支配人をその場に放置して、建物の最上階である十階に向かった。
外観からは建物の階層がそれほどあるようには思えなかった。せいぜいが三階から四階程度の高さくらいしか無かったはず。しかしここは魔法使いの世界である為、そのような常識的な考えというものは通用しないのだろう。
二階に設置されていた古いエレベーターを使い、俺たち二人はあっという間に目的地である十階に辿り着いた。
最上階のフロアは途中に通った二階の階層と比べると、かなり豪華な雰囲気のものになっていた。赤いレッドカーペットが床全体の廊下の奥にまで敷かれており、各部屋の扉の縁にはメッキではない、本物の金が使用されている。
俺の先を歩いているクロエは、いくつかの部屋の前で立ち止まりながら扉に埋め込まれたプレートの番号を確認しているようだった。
そして廊下の端から二番目――――扉に付けられた部屋番号のプレートに、“0008”と、書いてある部屋の前で立ち止まったクロエは、先程の支配人から勝手に奪い取ったマスター鍵を扉の鍵穴に差し込んだ。
カチリ――――クロエの手元の鍵穴から音が鳴ると同時に、扉に取り付けられているプレートに記された文字が少しずつ・・・・・・ゆっくりと動き出し始めた。
最初からあった四桁の数字の下に、更に幾つもの小さな文字が浮かび上がり、それら全てが0から9の間で、スロットのように高速で回転しながら変化している。
「2550万9307番目の扉を」
クロエがその数字を告げると同時に――――高速で回転していたプレートの文字が次第に変化していき、“025509307”と表示された状態でその動きを止めた。
「当ゲートポイントへようこそ。ゲートNO.025509307、危険度レベル2、“噴壊包輝世界アブネクト”となります」
チーン――――甲高く鳴り響くベルの音と共に、どこからか事務的なアナウンスが聞こえてくる。クロエは扉にさした鍵を鍵穴から引き抜くと、それを自身のポケットに入れた。
「小僧、ここに来る前に話したと思うが、魔法使いは不死ではない。想定外の事態に陥った場合は迷わず逃げろ。今回は私もいるから、そんな事態にはならないだろうが。とにかく油断するなということだ」
「了解・・・・・・それでクロエ、もうこの扉の先は、リセが今いるアブネクトって世界に繋がっているのか?」
「そうだ。本来であれば事前にここに連絡して、ゲートの出現地点を安全な区域に設定したりする事が出来るんだが、今回は横入りで勝手に使用しているせいで、扉を潜った先にどんな場所に出るのかは正直分からん」
(だからあの人は、クロエに鍵を渡すのを渋っていたのか)
この場所のゲートを利用する為には、事前にこの場所へと連絡を入れておかなければならないらしい。
あの支配人の男性からすれば、ゲートを本来利用するはずだった客に対して謝罪をしなくてはならない羽目になる。そのことを踏まえれば、先程のクロエへの態度も納得がいくというものだ。
クロエは俺に一言、「行くぞ」と声を掛けながら扉に付いたドアノブに手を掛ける。クロエを先頭にして、俺たち二人は【転移の扉】の扉を潜った。
視界全体を真っ白な光が覆うが、それに対して不思議と眩しいという感覚は感じられ無い。扉を完全に潜り抜けると徐々に光が薄らいでいき、それが完全に消えると同時に俺たちの目の前に現れた光景は――――
「森?」
見渡す限りに、背の高い木々がどこまでも広がっていた。
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