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第一部 一章 始まりの物語~噴壊包輝世界編~
プロローグ3
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普段なら、このような胡散臭い店からは、即刻退散するのだが――――それらの要素を含めても、目の前にいる超絶美少女と、こうして会話ができることは役得である。
そのように短時間で結論を出した俺は、目の前の少女の話に、もう少しだけ付き合ってやることにした。
「それで?君の言う通り、俺が自分の人生に不満を抱いているとして。何か悩み事でも聞いてくれるのかな?」
「うーん・・・・・・・・そうですね。単刀直入に言わせて貰います。貴方のこれまでの人生を、やり直してみませんか?」
少女は“どうですか?”と、でもいうような表情を顔に浮かべながら、俺に対して問いかけてくる。
人生をやり直す。その言葉に少なからずも、俺は動揺していた。
確かにやり直せるものなら、やり直してみたい。そう考えたことが、これまで生きてきた日々の中で、いくらあったことか。
しかし、それはオカルト。もしくはSFの類である。人生をやり直すなんて、そんなことは不可能だし現実的じゃない。
タイムマシン理論やら平行世界に関する論議など色々あるが、そのどれもこれもが所詮は人間の妄想が作り出した、願望や予測である。
そんな曖昧なものを信じていられる程に、俺は幸せ者じゃなかった。
「・・・・・・・・もしも本当に、そんな事が出来るとしたら。是非とも、お願いしてみたいとは思うよ」
俺は自分自身に、「そんな事はあり得ない」と、言い聞かせるようにして、目の前の少女に答えを返す。無論、それが空想上の夢物語であると知りながらも。
理想と現実。妄想と願望。そんなものは掃いて捨てるほど、この世の中には溢れている。人は勉学を学び知識を蓄え成長していく過程で、そのおまけとして知らなくて良い事までを知ってしまう。現実とは辛く理不尽で、かくもつまらないものであるのだと。
皮肉にも人類とは特定の分野において、退化していくことしか出来ない欠陥まみれの生物なのだ。幼い頃に抱いた夢を、大人になった自分が正論を振りかざして頑なに否定してしまう。これほど愚かで滑稽なことが他にあるだろうか?
しかし、そんな否定的な考えでいた俺に対して、目の前の少女は、
「本当ですか!ああ・・・・・・良かった。きっと今の貴方なら、そう言ってくれると信じてました!それでは早速ですが、今から貴方の人生を、やり直してみましょうか」
心底安堵した様子で、そのような事を言ったのだ。
うん・・・・・・・・うん?
今この娘、何て言った?
俺の聞き間違えじゃなければ、「今から、人生をやり直してみましょう」とか、言っていたような気がするが。おいおい、まさか本気で、そんなことが出来ると思ってるのか?
「ええっと・・・・・・やる気になってくれているのは有り難いんだけど。流石にそれは、ちょっと難しいんじゃないかな」
「いいえ、難しくありません。そうですね・・・・・・軽く見積もっても、戻せる時間は、今から多くて十五年前までが限界です。それ以上はちょっと無理になっちゃいますけれど。どうしますか?」
随分と具体的な数字を少女は示す。余りにも自信たっぷりに言うので、好奇心からあり得ないとは知りつつも、俺はその言葉に乗ってみることにした。
「そこまで言うのなら。せっかくの機会だし、お願いしてみようかな」
「分かりました。では早速始めさせて貰いますね。ああ、それと今回の件に関してのお代は結構ですよ。こちらにも色々と事情がありますから。貴方の存在を過去へと戻して、自分の人生をやり直してもらう。それが私にとっても、利害が一致しているんです」
「それはどういう・・・・・・?」
少女は俺の質問には答えずに、どこからか掌サイズの赤く透明感のある鉱石のような物を取り出すと、それを目の前の床へと向かって無造作に放り投げる。
ゆっくりと、赤い星屑のような輝きが宙へと舞う。少女の手から離れたそれが、古い床板の上に落ちるまでの僅かな時間。俺はその場に立って、一連の動作を眺めていることしか出来なかった。
少女の放った赤い鉱石が床に落ち、見た目に反して脆かったのか、ピキリと音を響かせながら、その内部から砕けていく。ガラスのように透明な赤い破片が、天井からの明かりを乱反射しながら飛び散っていく様は、まるで大きな万華鏡の中身を覗いているかのようである。そしてゆっくりと床へと散りばめられた赤い破片が、徐々に光る強さを増していき――――
真昼の太陽かと思われるほどの強い輝きが、瞬く間に狭くて薄暗い、部屋の中全体を埋め尽くす。
視界の隅々まで広がる光の奔流。
それと同時に俺の周囲を囲うようにして現れた、波打つ虹色の小さなオーロラ。
幻想的な光景がその場を彩り、終わりなく広がっていくかのような、強い錯覚を思い起こさせる。
気のせいか?
ザワザワと、先程の少女のものではない、誰かの声のようなものが聞こえてくる。
何を言っているのか分からない。生まれて初めて耳にする異国の言葉。
いや、そもそもこれは言葉なのだろうか。
分かろうとしてもそれが出来ない。理解の及ばない未知の領域。
この部屋の中が、外が、地球が、宇宙が、世界の全ての時間が瞬時に揺れ動き、そして変化していっている。その時、何故か俺の頭の中には不思議と、そのような考えが思い浮かんだ。
「それでは、いってらっしゃい。貴方の新しい人生に幸福が訪れることを、私は心から願っていますよ」
少女からの最後の言葉を、辛うじて聞き取ることが出来たのだが・・・・・・・・もうその頃には、既に俺の視界は眩い光の洪水によって遮られ、少女の姿をもう一度目にする事は叶わなかった。
甲高い、耳をつんざくような轟音が、身体の五感全ての感覚を遮断するかのように俺を襲う。
そして――――、
それから間もなくして。部屋の中全体に溢れていた強い光が収まり、後には何事も無かったかのような、恐ろしいほどの静寂と暗闇が訪れる。部屋の中に残されていたのは、白い髪の少女ただ一人だけだった。
たった今、この部屋の中で起きたこと。それを知るのは当事者である男女二人を除いて、他に何人かいるのだが――――それはまた別のお話。
この瞬間から流川悠人の途方もなく長い、新たな人生の旅路が始まったのだった。
*****
――――語り手の少女――――
この世に偶然というものはない。
全ての事象や物事の結果は、そこに至るまでの、自分自身の選択によって決まるんだ。
信号を待っている間、その時間は数分もかからないよね?
でも・・・・・・・・そんな僅かな時間が、普通の人々の生活に対して、多大な影響を及ぼすことになる。
自分が横断歩道を歩いている時に、もしかしたら事故に遭うかもしれない――――なんてことを、実際に歩いている時、常に意識している人は少ないだろう。
何故なら、もしそれが一方的な――――回避しようがない理不尽な出来事だとしたら。そんな事を想像するだけ無駄であるからだ。
もし一つ前の時間で、信号を渡れていれば。
あと少し、家を出る時間を遅くしていれば。
もしも――――考え出せばきりがない。つまりはそういうこと。
全ての結果は必然であり、また必然へと至る道を作りだすのは自分自身の――――あるいは誰かによって決められた選択なんだ。
ならば、と考えてみよう。
彼がこれから歩んでいく、新たな未来への旅路。果たしてそれは誰によって定められたものなのかと。
これから紡がれるのは、ある一人の魔法使いの――――その始まりの物語。
さあ・・・・・・最終末世界へと至るまでのある歴史の記録を、ここに記すとしようか。
【魔導記録装置】起動シマシタ。
同調完了。コレヨリ記録ヲ開始シマス。
製作記録者名――――***シア・****・****。
そのように短時間で結論を出した俺は、目の前の少女の話に、もう少しだけ付き合ってやることにした。
「それで?君の言う通り、俺が自分の人生に不満を抱いているとして。何か悩み事でも聞いてくれるのかな?」
「うーん・・・・・・・・そうですね。単刀直入に言わせて貰います。貴方のこれまでの人生を、やり直してみませんか?」
少女は“どうですか?”と、でもいうような表情を顔に浮かべながら、俺に対して問いかけてくる。
人生をやり直す。その言葉に少なからずも、俺は動揺していた。
確かにやり直せるものなら、やり直してみたい。そう考えたことが、これまで生きてきた日々の中で、いくらあったことか。
しかし、それはオカルト。もしくはSFの類である。人生をやり直すなんて、そんなことは不可能だし現実的じゃない。
タイムマシン理論やら平行世界に関する論議など色々あるが、そのどれもこれもが所詮は人間の妄想が作り出した、願望や予測である。
そんな曖昧なものを信じていられる程に、俺は幸せ者じゃなかった。
「・・・・・・・・もしも本当に、そんな事が出来るとしたら。是非とも、お願いしてみたいとは思うよ」
俺は自分自身に、「そんな事はあり得ない」と、言い聞かせるようにして、目の前の少女に答えを返す。無論、それが空想上の夢物語であると知りながらも。
理想と現実。妄想と願望。そんなものは掃いて捨てるほど、この世の中には溢れている。人は勉学を学び知識を蓄え成長していく過程で、そのおまけとして知らなくて良い事までを知ってしまう。現実とは辛く理不尽で、かくもつまらないものであるのだと。
皮肉にも人類とは特定の分野において、退化していくことしか出来ない欠陥まみれの生物なのだ。幼い頃に抱いた夢を、大人になった自分が正論を振りかざして頑なに否定してしまう。これほど愚かで滑稽なことが他にあるだろうか?
しかし、そんな否定的な考えでいた俺に対して、目の前の少女は、
「本当ですか!ああ・・・・・・良かった。きっと今の貴方なら、そう言ってくれると信じてました!それでは早速ですが、今から貴方の人生を、やり直してみましょうか」
心底安堵した様子で、そのような事を言ったのだ。
うん・・・・・・・・うん?
今この娘、何て言った?
俺の聞き間違えじゃなければ、「今から、人生をやり直してみましょう」とか、言っていたような気がするが。おいおい、まさか本気で、そんなことが出来ると思ってるのか?
「ええっと・・・・・・やる気になってくれているのは有り難いんだけど。流石にそれは、ちょっと難しいんじゃないかな」
「いいえ、難しくありません。そうですね・・・・・・軽く見積もっても、戻せる時間は、今から多くて十五年前までが限界です。それ以上はちょっと無理になっちゃいますけれど。どうしますか?」
随分と具体的な数字を少女は示す。余りにも自信たっぷりに言うので、好奇心からあり得ないとは知りつつも、俺はその言葉に乗ってみることにした。
「そこまで言うのなら。せっかくの機会だし、お願いしてみようかな」
「分かりました。では早速始めさせて貰いますね。ああ、それと今回の件に関してのお代は結構ですよ。こちらにも色々と事情がありますから。貴方の存在を過去へと戻して、自分の人生をやり直してもらう。それが私にとっても、利害が一致しているんです」
「それはどういう・・・・・・?」
少女は俺の質問には答えずに、どこからか掌サイズの赤く透明感のある鉱石のような物を取り出すと、それを目の前の床へと向かって無造作に放り投げる。
ゆっくりと、赤い星屑のような輝きが宙へと舞う。少女の手から離れたそれが、古い床板の上に落ちるまでの僅かな時間。俺はその場に立って、一連の動作を眺めていることしか出来なかった。
少女の放った赤い鉱石が床に落ち、見た目に反して脆かったのか、ピキリと音を響かせながら、その内部から砕けていく。ガラスのように透明な赤い破片が、天井からの明かりを乱反射しながら飛び散っていく様は、まるで大きな万華鏡の中身を覗いているかのようである。そしてゆっくりと床へと散りばめられた赤い破片が、徐々に光る強さを増していき――――
真昼の太陽かと思われるほどの強い輝きが、瞬く間に狭くて薄暗い、部屋の中全体を埋め尽くす。
視界の隅々まで広がる光の奔流。
それと同時に俺の周囲を囲うようにして現れた、波打つ虹色の小さなオーロラ。
幻想的な光景がその場を彩り、終わりなく広がっていくかのような、強い錯覚を思い起こさせる。
気のせいか?
ザワザワと、先程の少女のものではない、誰かの声のようなものが聞こえてくる。
何を言っているのか分からない。生まれて初めて耳にする異国の言葉。
いや、そもそもこれは言葉なのだろうか。
分かろうとしてもそれが出来ない。理解の及ばない未知の領域。
この部屋の中が、外が、地球が、宇宙が、世界の全ての時間が瞬時に揺れ動き、そして変化していっている。その時、何故か俺の頭の中には不思議と、そのような考えが思い浮かんだ。
「それでは、いってらっしゃい。貴方の新しい人生に幸福が訪れることを、私は心から願っていますよ」
少女からの最後の言葉を、辛うじて聞き取ることが出来たのだが・・・・・・・・もうその頃には、既に俺の視界は眩い光の洪水によって遮られ、少女の姿をもう一度目にする事は叶わなかった。
甲高い、耳をつんざくような轟音が、身体の五感全ての感覚を遮断するかのように俺を襲う。
そして――――、
それから間もなくして。部屋の中全体に溢れていた強い光が収まり、後には何事も無かったかのような、恐ろしいほどの静寂と暗闇が訪れる。部屋の中に残されていたのは、白い髪の少女ただ一人だけだった。
たった今、この部屋の中で起きたこと。それを知るのは当事者である男女二人を除いて、他に何人かいるのだが――――それはまた別のお話。
この瞬間から流川悠人の途方もなく長い、新たな人生の旅路が始まったのだった。
*****
――――語り手の少女――――
この世に偶然というものはない。
全ての事象や物事の結果は、そこに至るまでの、自分自身の選択によって決まるんだ。
信号を待っている間、その時間は数分もかからないよね?
でも・・・・・・・・そんな僅かな時間が、普通の人々の生活に対して、多大な影響を及ぼすことになる。
自分が横断歩道を歩いている時に、もしかしたら事故に遭うかもしれない――――なんてことを、実際に歩いている時、常に意識している人は少ないだろう。
何故なら、もしそれが一方的な――――回避しようがない理不尽な出来事だとしたら。そんな事を想像するだけ無駄であるからだ。
もし一つ前の時間で、信号を渡れていれば。
あと少し、家を出る時間を遅くしていれば。
もしも――――考え出せばきりがない。つまりはそういうこと。
全ての結果は必然であり、また必然へと至る道を作りだすのは自分自身の――――あるいは誰かによって決められた選択なんだ。
ならば、と考えてみよう。
彼がこれから歩んでいく、新たな未来への旅路。果たしてそれは誰によって定められたものなのかと。
これから紡がれるのは、ある一人の魔法使いの――――その始まりの物語。
さあ・・・・・・最終末世界へと至るまでのある歴史の記録を、ここに記すとしようか。
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