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〈始まり〉
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事故により逆行性健忘。いわゆる記憶喪失になってから早一ヶ月。
一ノ瀬晴斗という未だにしっくりこない名前を抱えて記憶が戻る気配もないままだらだらと病室で過ごす毎日。
一ノ瀬晴斗、癖のない黒髪に垂れ目というごく普通の少年だ。歳は一五歳で、実感はないが、今年の春から高校生になったらしい。
また、この少年には家族がいたらしい。しかし、今回の事故で全員亡くなってしまったという。肩書きだけで見るととても不幸な少年だが、記憶のない僕には、どうしても他人事に思えてしまう。
自分の家族のことも他人事に感じる、そんな冷たい思考となかなか戻らない記憶がダメだったのかもしれない。初めは献身的に世話や会話をしてくださった看護師さんや医師達は、徐々に機械的な対応をとるようになっていった。
でも関係を改善しようとはしなかった。改善するだけ無駄だと思っていたのだ。自分を理解してくれる人は一人だけでいいと考えていた。
前の自分は知らないが、今の自分はきっと冷淡な人間なのだろう。
だから思ってしまうのかもしれない、このまま生きるより消えた方が楽だと。
時々同じ夢を見る。自分が楽しそうに笑って(誰か)と一緒にいるところを少し遠くから見つめる夢。何度か見て、(誰か)と話している自分はきっと前の僕なんだと思った。前の僕はよく笑う人物だったのかもしれない。少なくとも(誰か)の前では屈託なく笑っていた。
そりゃあ誰も来ないわけだ。自分の入院中、誰も見舞いに来たことはない。そのことを不思議に思っていたが前の僕に問題があったのだと結論付けていた。しかし、それは多分違うのだとこの夢を見てわかった。……今の自分に問題があったんだ。
きっとこんな夢を見るのは、周りに迷惑をかけているから早く思い出してさっさと元に戻れという自分の潜在意識の表れなのだろう。
だから脳は、過去の僕を見せて記憶が戻るきっかけを作ろうとしているんだ。でも残念ながら何も記憶は戻らないしそもそも(誰か)の顔も名前もわからない。人だってことはわかるのにそれ以外はぼやけて見える。思い出させる気があるんだかないんだか。
また、この夢にはもう一つ他の夢とは異なることがある。翌朝、なんとも言えない孤独感で胸が一杯になるのだ。
自分は起伏があまりないタイプの人間のはずが、この夢を見たときは、苦しくて辛くて泣きそうになる。自分の存在を否定されたように感じ、この世界から消えなければならない存在なのだと改めて知らされたような感覚に浸される。
このことを先生に話したところ
「晴斗君はいらない存在ではないです。少なくとも私にとっては必要不可欠な存在なんですよ」
と少し悲しそうに笑って頭を撫でてくれた。
先生とは僕の担当医となった先生で、若くて雰囲気がほんわりとしている男性だ。言葉遣いの丁寧さと、柔らかな鳶色の瞳が優しい印象をさらに強めている。また、事故後、目を覚まして混乱していた僕を一番近くで見守ってくれ、支えてくれた誰よりも信頼できる人でもある。
先生は見た目通りとても優しい人で、その相談した日の夜も、僕に小さなキーホルダーを持ってきてくれた。そして、お守りですよ、と僕の手に覆いかぶせるようにゆっくりと乗せてくれた。先生は細身な方だったが、やはり手はがっちりとしていて大人の手というような感じだった。力強い手を見て自分がまだまだ子供だということを思い知らされる。
違うところを見ていることに気づいたのだろう。先生から、見てみてください、と言われ視線を自分の手へと戻す。レジンで作られたそれは元々は二つの飾りだったものを一つの紐で繋げた作品だった。片方は丸のレジンの中に猫の飾りが入っており可愛らしかった。もう片方は三日月の形をしており、水色系統で統一されたレジンの中に細々としたビーズがたくさん入っていてとても繊細で、それでいて大胆なデザインとなっていた。
そしてその二つを繋ぐように結ばれた紐には小さな鈴が付いており動かすごとに音が鳴る。
これがお守りなのか?と疑問に思いながらも先生から貰ったものなので大切にベッド横の小物入れへと入れた。入れるときにチリンと音が鳴ったので、失くしたくないものにつけると便利だなと考える。
いいものを貰ったと微笑む僕を見て、先生は満足したように帰って行った。
また、その日以来、先生は忙しいだろうにも関わらず毎朝必ず僕の様子を確認してくれるようになった。
夢を見て不安になっているときには優しく抱きしめてくれる。その温もりがなんだか懐かしくて迷惑だとわかっていてもつい先生の服をすがるようにぎゅっと握ってしまう。
今日も夢を見た。いつもとは違って三人称視点で見るのではなく、僕としている夢。
"誰か"が僕の手をとって不思議な場所へと連れていった。暗くて深い深い森の中。腰近くある背丈の高い草に、時折カラスの鳴き声や変な音が聞こえてくるような不気味な森。なんだか怖くて"誰か"の手を強く握る。そんな僕の手を握り返すこともせず"誰か"はどんどん奥へと進んでいく。永遠にも思えるほど長い時間が過ぎたとき、ふと"誰か"が立ち止まった。
俯いていた顔を上げる。
「……綺麗」
思わずそう呟いた。森の開けたところにポツンと建っている少し斜めった古くて大きい塔。月光が降り注いで辺りを優しく包んでいる。
近くまで駆け寄ってみるとその塔がレンガでできていることに気づいた。所々穴が空いていて少し触れると崩れそうな感じだ。入り口へ行くと中は螺旋状の階段になっており、上にちょっとしたスペースがあることがわかる。見惚れていると"誰か"が急に僕の手をパッと離してその塔へ登っていった。
「なにしてんの!」
咄嗟にそう叫んだ。
それでも"誰か"は止まらない。僕の背と同じくらいのところに登ったとき"誰か"は前触れなく止まった。こっちへ、と僕を手招いてくる。
恐る恐る一歩を踏み出すが予想以上に階段は丈夫で、人が一人二人乗った程度では崩れなさそうだ。少し安心して"誰か"のもとへと歩みを進める。
(誰か)のもとへ着くと、(誰か)はまた僕の手を掴んで頂上まで少し早足で駆け抜ける。
頂上は開けており転落防止用の柵に囲まれている。とても高い場所だったが、不思議と怖さは感じなかった。広さは、二人がぎりぎり座れるくらいで、(誰か)の隣に腰掛けると耳に吐息がかかってきてドキッとした。
「……上、見てみ?」
ふと彼が僕を突いて空を指す。指差した方に顔を上げるとそこにはキラキラと輝く星空が広がっていた。
「うわぁすっご!あっ流れ星!見て見て……っ」
今何を言おうとした?多分彼の名前を呼ぼうとした。なんだった、なんて言おうとした、思い出せない思い出せない思い出せない
「なんで……」
言いそうだったのに思い出せそうだったのに……。
パニックになりかけている自分を察したのだろう。彼は僕の手を握って、大丈夫。大丈夫だよ。あと少し、あと少しだから、と小さく口ずさんだ。
「3、2、1」
彼が突然カウントダウンを始めた。急にどうしたの、と聞こうとしたがその声はバンっという轟音にかき消された。
夜空に花が咲いた
空が花火で埋め尽くされたのだ。ヒューバンと次々もになり響く音とともに満開の花が夜空を彩る。自分の片手に伝わってくる温かさといつまでも鳴り終わらない音。
……前にもこの景色をどこかで。
ふわぁはぅ。あくびを噛み締めて今日の夢を思い出す。
「……あれなんだったんだろ」
初めてみた夢だった。だからなのかな、不思議といつものような孤独感がしない。こんなに楽な朝は初めてだ。ベッドの上で軽く伸びてもう一度小さなあくびをした。
「晴斗……君?」
「あっ先生」
いつからいたんだろう。気づけば、ドアの横に立っていた先生が驚いた表情で僕を見つめていた。いつも通り白衣を羽織って片手にノートを控えた先生を見て安心した気持ちになる。
「おはよ、先生」
「おはようございます。早いですね。……あまり眠れなかったのですか?」
心配そうに僕の方へ近づき大丈夫ですか、と様子を確認する先生を安心させるように明るい口調で応える。
「んーん大丈夫。今日はいい夢を見たんだ」
「いい夢……どんな夢をみたんですか?」
「それは秘密」
シーっと口元に手を当てて軽く笑った僕を、先生はしばらくの間びっくりしたように見つめていた。先生?という僕の言葉に、我に返った先生は、それは気になりますね、と泣きそうな、でも嬉しそうな顔で僕の頭を何度も撫でた。
「こんなに楽しそうな晴斗君をみたのは初めてです。……本当によかった」
なにそれ、と言いながら、自分でも笑えたことにびっくりしていた。もしかしたらあの夢ですこし、前の自分と合わさったのかもしれない。
「……っと私はこれから学会に行かないといけないのでそろそろお暇しますね。なにかあったらすぐにナースコールを押すんですよ」
左腕の時計を見て少し焦った様子をみせた先生は小さい子に教えるようにナースコールを手に取り、ここを押すんですよ、と真剣な表情で見つめてきた。
自分を年端のいかない子供のように接する先生を見て、少し面白くなった。
「ふふ、心配しすぎ。僕は大丈夫だから早く学会行かないと」
僕の言葉を聞いた先生は少し不服そうに、本当に大丈夫なんですね、と何度も僕に確認してやっと学会へ行った。
先生が出て行った後の病室は静寂に包まれており、なんだか居ずらかった。
一ノ瀬晴斗という未だにしっくりこない名前を抱えて記憶が戻る気配もないままだらだらと病室で過ごす毎日。
一ノ瀬晴斗、癖のない黒髪に垂れ目というごく普通の少年だ。歳は一五歳で、実感はないが、今年の春から高校生になったらしい。
また、この少年には家族がいたらしい。しかし、今回の事故で全員亡くなってしまったという。肩書きだけで見るととても不幸な少年だが、記憶のない僕には、どうしても他人事に思えてしまう。
自分の家族のことも他人事に感じる、そんな冷たい思考となかなか戻らない記憶がダメだったのかもしれない。初めは献身的に世話や会話をしてくださった看護師さんや医師達は、徐々に機械的な対応をとるようになっていった。
でも関係を改善しようとはしなかった。改善するだけ無駄だと思っていたのだ。自分を理解してくれる人は一人だけでいいと考えていた。
前の自分は知らないが、今の自分はきっと冷淡な人間なのだろう。
だから思ってしまうのかもしれない、このまま生きるより消えた方が楽だと。
時々同じ夢を見る。自分が楽しそうに笑って(誰か)と一緒にいるところを少し遠くから見つめる夢。何度か見て、(誰か)と話している自分はきっと前の僕なんだと思った。前の僕はよく笑う人物だったのかもしれない。少なくとも(誰か)の前では屈託なく笑っていた。
そりゃあ誰も来ないわけだ。自分の入院中、誰も見舞いに来たことはない。そのことを不思議に思っていたが前の僕に問題があったのだと結論付けていた。しかし、それは多分違うのだとこの夢を見てわかった。……今の自分に問題があったんだ。
きっとこんな夢を見るのは、周りに迷惑をかけているから早く思い出してさっさと元に戻れという自分の潜在意識の表れなのだろう。
だから脳は、過去の僕を見せて記憶が戻るきっかけを作ろうとしているんだ。でも残念ながら何も記憶は戻らないしそもそも(誰か)の顔も名前もわからない。人だってことはわかるのにそれ以外はぼやけて見える。思い出させる気があるんだかないんだか。
また、この夢にはもう一つ他の夢とは異なることがある。翌朝、なんとも言えない孤独感で胸が一杯になるのだ。
自分は起伏があまりないタイプの人間のはずが、この夢を見たときは、苦しくて辛くて泣きそうになる。自分の存在を否定されたように感じ、この世界から消えなければならない存在なのだと改めて知らされたような感覚に浸される。
このことを先生に話したところ
「晴斗君はいらない存在ではないです。少なくとも私にとっては必要不可欠な存在なんですよ」
と少し悲しそうに笑って頭を撫でてくれた。
先生とは僕の担当医となった先生で、若くて雰囲気がほんわりとしている男性だ。言葉遣いの丁寧さと、柔らかな鳶色の瞳が優しい印象をさらに強めている。また、事故後、目を覚まして混乱していた僕を一番近くで見守ってくれ、支えてくれた誰よりも信頼できる人でもある。
先生は見た目通りとても優しい人で、その相談した日の夜も、僕に小さなキーホルダーを持ってきてくれた。そして、お守りですよ、と僕の手に覆いかぶせるようにゆっくりと乗せてくれた。先生は細身な方だったが、やはり手はがっちりとしていて大人の手というような感じだった。力強い手を見て自分がまだまだ子供だということを思い知らされる。
違うところを見ていることに気づいたのだろう。先生から、見てみてください、と言われ視線を自分の手へと戻す。レジンで作られたそれは元々は二つの飾りだったものを一つの紐で繋げた作品だった。片方は丸のレジンの中に猫の飾りが入っており可愛らしかった。もう片方は三日月の形をしており、水色系統で統一されたレジンの中に細々としたビーズがたくさん入っていてとても繊細で、それでいて大胆なデザインとなっていた。
そしてその二つを繋ぐように結ばれた紐には小さな鈴が付いており動かすごとに音が鳴る。
これがお守りなのか?と疑問に思いながらも先生から貰ったものなので大切にベッド横の小物入れへと入れた。入れるときにチリンと音が鳴ったので、失くしたくないものにつけると便利だなと考える。
いいものを貰ったと微笑む僕を見て、先生は満足したように帰って行った。
また、その日以来、先生は忙しいだろうにも関わらず毎朝必ず僕の様子を確認してくれるようになった。
夢を見て不安になっているときには優しく抱きしめてくれる。その温もりがなんだか懐かしくて迷惑だとわかっていてもつい先生の服をすがるようにぎゅっと握ってしまう。
今日も夢を見た。いつもとは違って三人称視点で見るのではなく、僕としている夢。
"誰か"が僕の手をとって不思議な場所へと連れていった。暗くて深い深い森の中。腰近くある背丈の高い草に、時折カラスの鳴き声や変な音が聞こえてくるような不気味な森。なんだか怖くて"誰か"の手を強く握る。そんな僕の手を握り返すこともせず"誰か"はどんどん奥へと進んでいく。永遠にも思えるほど長い時間が過ぎたとき、ふと"誰か"が立ち止まった。
俯いていた顔を上げる。
「……綺麗」
思わずそう呟いた。森の開けたところにポツンと建っている少し斜めった古くて大きい塔。月光が降り注いで辺りを優しく包んでいる。
近くまで駆け寄ってみるとその塔がレンガでできていることに気づいた。所々穴が空いていて少し触れると崩れそうな感じだ。入り口へ行くと中は螺旋状の階段になっており、上にちょっとしたスペースがあることがわかる。見惚れていると"誰か"が急に僕の手をパッと離してその塔へ登っていった。
「なにしてんの!」
咄嗟にそう叫んだ。
それでも"誰か"は止まらない。僕の背と同じくらいのところに登ったとき"誰か"は前触れなく止まった。こっちへ、と僕を手招いてくる。
恐る恐る一歩を踏み出すが予想以上に階段は丈夫で、人が一人二人乗った程度では崩れなさそうだ。少し安心して"誰か"のもとへと歩みを進める。
(誰か)のもとへ着くと、(誰か)はまた僕の手を掴んで頂上まで少し早足で駆け抜ける。
頂上は開けており転落防止用の柵に囲まれている。とても高い場所だったが、不思議と怖さは感じなかった。広さは、二人がぎりぎり座れるくらいで、(誰か)の隣に腰掛けると耳に吐息がかかってきてドキッとした。
「……上、見てみ?」
ふと彼が僕を突いて空を指す。指差した方に顔を上げるとそこにはキラキラと輝く星空が広がっていた。
「うわぁすっご!あっ流れ星!見て見て……っ」
今何を言おうとした?多分彼の名前を呼ぼうとした。なんだった、なんて言おうとした、思い出せない思い出せない思い出せない
「なんで……」
言いそうだったのに思い出せそうだったのに……。
パニックになりかけている自分を察したのだろう。彼は僕の手を握って、大丈夫。大丈夫だよ。あと少し、あと少しだから、と小さく口ずさんだ。
「3、2、1」
彼が突然カウントダウンを始めた。急にどうしたの、と聞こうとしたがその声はバンっという轟音にかき消された。
夜空に花が咲いた
空が花火で埋め尽くされたのだ。ヒューバンと次々もになり響く音とともに満開の花が夜空を彩る。自分の片手に伝わってくる温かさといつまでも鳴り終わらない音。
……前にもこの景色をどこかで。
ふわぁはぅ。あくびを噛み締めて今日の夢を思い出す。
「……あれなんだったんだろ」
初めてみた夢だった。だからなのかな、不思議といつものような孤独感がしない。こんなに楽な朝は初めてだ。ベッドの上で軽く伸びてもう一度小さなあくびをした。
「晴斗……君?」
「あっ先生」
いつからいたんだろう。気づけば、ドアの横に立っていた先生が驚いた表情で僕を見つめていた。いつも通り白衣を羽織って片手にノートを控えた先生を見て安心した気持ちになる。
「おはよ、先生」
「おはようございます。早いですね。……あまり眠れなかったのですか?」
心配そうに僕の方へ近づき大丈夫ですか、と様子を確認する先生を安心させるように明るい口調で応える。
「んーん大丈夫。今日はいい夢を見たんだ」
「いい夢……どんな夢をみたんですか?」
「それは秘密」
シーっと口元に手を当てて軽く笑った僕を、先生はしばらくの間びっくりしたように見つめていた。先生?という僕の言葉に、我に返った先生は、それは気になりますね、と泣きそうな、でも嬉しそうな顔で僕の頭を何度も撫でた。
「こんなに楽しそうな晴斗君をみたのは初めてです。……本当によかった」
なにそれ、と言いながら、自分でも笑えたことにびっくりしていた。もしかしたらあの夢ですこし、前の自分と合わさったのかもしれない。
「……っと私はこれから学会に行かないといけないのでそろそろお暇しますね。なにかあったらすぐにナースコールを押すんですよ」
左腕の時計を見て少し焦った様子をみせた先生は小さい子に教えるようにナースコールを手に取り、ここを押すんですよ、と真剣な表情で見つめてきた。
自分を年端のいかない子供のように接する先生を見て、少し面白くなった。
「ふふ、心配しすぎ。僕は大丈夫だから早く学会行かないと」
僕の言葉を聞いた先生は少し不服そうに、本当に大丈夫なんですね、と何度も僕に確認してやっと学会へ行った。
先生が出て行った後の病室は静寂に包まれており、なんだか居ずらかった。
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