1 / 1
1日目
しおりを挟む
「みーちゃん?何かいるの…?」
最近うちの猫がおかしい。ずっと壁を凝視したまま動かないのだ。
猫の名前はみあ。私が二ヶ月前に拾ってきた猫だ。ようやく一人暮らしに慣れてきたときに出会った猫。初対面なのにニャーと足にすりすりしてきて甘えてくる姿に完全に落ちた。
本当にいい子で、撫でても噛まないし引っかかない。
でも最近おかしい。ずっと絵しかない壁を見て時々ニャーと鳴いたり、グルグルとお腹を見せたりしているのだ。
猫には見えないものが見えると聞いたことがあるが本当にそうなのだろうか?
疑問に思った私はとりあえず壁に挨拶をした。
「こんにちは!」
すると絵がガタッと落ち、猫がニャーと鳴いた。
「えぇ待ってこの絵高かったんだが!?」
大学生の懐には優しくない値段だった絵は幸いどこも破損してなく無事だったがこれで確信した。
こりゃあいるな。
最近うちの猫がおかしい。ずっと壁を凝視したまま動かないのだ。
猫の名前はみあ。私が二ヶ月前に拾ってきた猫だ。ようやく一人暮らしに慣れてきたときに出会った猫。初対面なのにニャーと足にすりすりしてきて甘えてくる姿に完全に落ちた。
本当にいい子で、撫でても噛まないし引っかかない。
でも最近おかしい。ずっと絵しかない壁を見て時々ニャーと鳴いたり、グルグルとお腹を見せたりしているのだ。
猫には見えないものが見えると聞いたことがあるが本当にそうなのだろうか?
疑問に思った私はとりあえず壁に挨拶をした。
「こんにちは!」
すると絵がガタッと落ち、猫がニャーと鳴いた。
「えぇ待ってこの絵高かったんだが!?」
大学生の懐には優しくない値段だった絵は幸いどこも破損してなく無事だったがこれで確信した。
こりゃあいるな。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる