45 / 53
44
しおりを挟む
ブレイズとライは四人で荷馬車に乗ることになったため、一番荷物の少ない荷馬車の護衛をすることになった。ライの隣にはジャネットが陣取り、楽しそうにライと話していた。
「ライさんはどうして冒険者になったんですか?」
「……冒険者だった父に憧れて、ですかね。冒険者になってやりたいこともあったから。」
「へえ。お父さんも冒険者だったんですね。うちは昔から商人をやっているから、お父さんは私に結婚して婿を取れとうるさいの。私は冒険者になりたいのに。」
「冒険者に?どうしてですか?」
「私は小さい頃からお父さんと一緒に商人として旅をして、色んなところを回ってきたんです。だから、こうして護衛でたくさんの冒険者の人から話を聞くことも多くて。話を聞いているうちに冒険者の人たちが自由で楽しそうにしているところを見ると、私も冒険者になってみたいって思ったんです。」
楽しそうに語るジャネットに、ライは困ったように微笑みながら返した。
「……冒険者は、楽しいことばかりではありませんよ。」
「わかっているわ。旅をしている中で危ない目に遭うことも何度かあったもの。それでも自由に旅してみたいって思うの。」
「女性の身で冒険者になるのはかなりハードルが高いですよ。ねえ、カイル。」
いきなり話を振られたカイルはびっくりした。
「え、俺?」
「同じパーティーに女性がいるから、ある程度は大変さを知っているだろう?」
「ああ、まあな。」
そう言ってカイルは話し始めた。
「まず女だからというだけで他の冒険者から舐められやすい。力が弱いから、基本的に男には敵わないだろうという理由だけでだ。戦闘になるとまず一番に狙われる。まあ、うちのテレサの場合は魔術師だから、襲ってこられても吹っ飛ばせるんだが。」
「え、テレサさん魔術師なの?」
「ああ。っと、話が逸れたな。それと旅をしていると変な男から言い寄ってこられることもある。同じパーティーの男と一緒にいないと危ない時もあるみたいだ。」
「そうなんだ。」
「だから、女性冒険者は男装していることが多い。普通の女の恰好してるのは男とパーティー組んでる奴くらいだな。」
「あ、だから仲介所でも女性はあまり見ないのか。」
「そうだろう?よく見たら男装している女性冒険者だってわかるんだけどな。」
「へえ。」
「女性冒険者は男性冒険者の二倍以上努力しないと冒険者としてやっていけないって言われることもあるくらいだ。実際、戦闘の場では女も男も関係ないからね。男に勝てるだけの技術や力を身に付けないといけないのは確かだ。」
「…そんなに努力が必要なんだ。」
カイルの話にブレイズは神妙な顔になった。だが、ジャネットには響かなかったようで、むくれた顔をしていた。
「それって私に冒険者になるのを諦めろって言いたいんですか?」
「いや、そうじゃなくて大変だから覚悟が必要だよって話を…。」
「もういいです!それより冒険で楽しかった話をしてくださいよ!」
ジャネットはそう言うとライに話をせがんだ。ライが渋々と話し出したのを見て、こそりとカイルがブレイズに声を掛けてきた。
「君の相棒も大変だね?」
「ああ…。まあ、なんて言うか、顔が良い奴の業ですかね…。」
「言えてる。最初はただのヒモ野郎かと思ったけど、そうでもないみたいだし。」
「ヒモ?」
「依頼主やその関係者に上手く取り入って良い思いしようとする奴のこと。」
「ライはそんなんじゃないですよ!」
カイルのとんでもない言葉にブレイズはぎょっとした。
「わかってるよ。ヒモならさっきの会話で冒険者になるのを辞めるようにわざわざ忠告しなかっただろうし。」
そう言ってカイルは楽しそうに会話をしているジャネットを見つめた。
「冒険者に憧れる子は多いけど、上手いこと冒険者として食っていけるのは一握り。多くの人間が他の奴らに食い物にされたり、依頼の途中で失敗して引退したり、最悪の場合には死ぬことだってある。厳しい現実だけど、そのこと全部覚悟した上でないと、冒険者なんてやってられないよ。」
忠告するようにつぶやかれた言葉は、残念ながらジャネットには届かなかった。
◇◇◇◇◇
商隊がしばらく進んだ時。不意にライがジャネットとのお喋りを止めて荷馬車の幌を開けた。そのまま頭を外に出してきょろきょろと外を見回す。
「どうした?ライ。」
「……ブレイズ、フォンを見回りに出してくれ。」
「え、何で?」
「どうも見られているみたいだ。」
「!」
その言葉にブレイズはすぐさまフォンを呼び出した。
「フォン、馬車の周りに不審な奴らがいないか見てきてくれ。」
〈了解!〉
鳥の姿になって飛び立っていったフォンを見て、カイルとジャネットは目を丸くした。
「ブレイズは魔術師だったのか?」
「ライも魔術師だよ。」
ブレイズのその言葉に二人の視線がライに集まった。
「魔術師なんですね!凄いです!」
「俺はてっきり剣士と銃士のパーティーだと思ってたよ…。」
「それぞれ魔術と組み合わせて剣と銃を使うからその認識でも間違いない。」
「気配に気づいたのも魔術のおかげか?」
「いや、そっちは勘だ。どうも嫌な気配を感じたからな。」
そう言いながらライは周囲への警戒を怠らない。すぐにフォンが帰って来た。
「どうだった?」
〈ライの言う通り、二人が商隊の後をついて来てるよ。どうやら盗賊みたいだね。〉
「やはりか…。」
ライは唸った。
「カイル、他のメンバーと連絡は取れるか?」
「いったん馬車を止めるように合図することはできる。」
「それじゃ盗賊に追い付かれるぞ。フォン、他の馬車に盗賊が来ていることを知らせてくれ。」
〈わかったよブレイズ。〉
フォンはすぐさま他の馬車へと連絡に飛び立っていった。ブレイズはライに問いかける。
「それで、どうする?追い払うか?」
「本当に二人だけならそうするべきだが…。」
「この先で待ち伏せされてたら厄介だな。」
カイルがそう言った瞬間。ガタン、と大きな音を立てて荷馬車が止まった。突然の大きな衝撃に全員が体を揺らされる。
「うわっ!」
「きゃあ!」
慌てて皆が荷馬車に掴まった。振動が収まった途端、先頭からピイーと甲高い笛が聞こえてきた。
「襲撃だ!」
「ちっ、遅かったか!」
ライは言うや否やすぐに荷馬車を降りて駆け出して行った。
「ジャネットさんはここにいて!」
カイルもそう言い残してすぐに荷馬車を降りた。ブレイズもその後を追う。
ブレイズが降りると、既に商隊は盗賊達に囲まれていた。カイルが懸念したとおり待ち伏せされていたらしく、三十人程の盗賊達がいた。
「大人しく荷物を渡してもらおうか?」
「お断りだ!」
同じく荷馬車を降りてきていたグレイが吠えた途端、戦闘が始まった。
「行くぞ、レスタ、トア!」
〈おう!〉
〈は~い!〉
二人を呼び出し、銃弾に魔力を込める。切りかかって来た盗賊目掛けて発砲した。
「ぐあっ!」
見る見るうちに着弾したところから樹が伸びてきて盗賊を捕まえた。
「こいつ魔術師だ!」
「気をつけろ!」
盗賊達が警戒を強めるが、ブレイズはお構い無しに次々と銃撃した。レスタやトアの助力もあり、あっという間にブレイズの周りは樹に捕まった盗賊達だらけになった。
「ライさんはどうして冒険者になったんですか?」
「……冒険者だった父に憧れて、ですかね。冒険者になってやりたいこともあったから。」
「へえ。お父さんも冒険者だったんですね。うちは昔から商人をやっているから、お父さんは私に結婚して婿を取れとうるさいの。私は冒険者になりたいのに。」
「冒険者に?どうしてですか?」
「私は小さい頃からお父さんと一緒に商人として旅をして、色んなところを回ってきたんです。だから、こうして護衛でたくさんの冒険者の人から話を聞くことも多くて。話を聞いているうちに冒険者の人たちが自由で楽しそうにしているところを見ると、私も冒険者になってみたいって思ったんです。」
楽しそうに語るジャネットに、ライは困ったように微笑みながら返した。
「……冒険者は、楽しいことばかりではありませんよ。」
「わかっているわ。旅をしている中で危ない目に遭うことも何度かあったもの。それでも自由に旅してみたいって思うの。」
「女性の身で冒険者になるのはかなりハードルが高いですよ。ねえ、カイル。」
いきなり話を振られたカイルはびっくりした。
「え、俺?」
「同じパーティーに女性がいるから、ある程度は大変さを知っているだろう?」
「ああ、まあな。」
そう言ってカイルは話し始めた。
「まず女だからというだけで他の冒険者から舐められやすい。力が弱いから、基本的に男には敵わないだろうという理由だけでだ。戦闘になるとまず一番に狙われる。まあ、うちのテレサの場合は魔術師だから、襲ってこられても吹っ飛ばせるんだが。」
「え、テレサさん魔術師なの?」
「ああ。っと、話が逸れたな。それと旅をしていると変な男から言い寄ってこられることもある。同じパーティーの男と一緒にいないと危ない時もあるみたいだ。」
「そうなんだ。」
「だから、女性冒険者は男装していることが多い。普通の女の恰好してるのは男とパーティー組んでる奴くらいだな。」
「あ、だから仲介所でも女性はあまり見ないのか。」
「そうだろう?よく見たら男装している女性冒険者だってわかるんだけどな。」
「へえ。」
「女性冒険者は男性冒険者の二倍以上努力しないと冒険者としてやっていけないって言われることもあるくらいだ。実際、戦闘の場では女も男も関係ないからね。男に勝てるだけの技術や力を身に付けないといけないのは確かだ。」
「…そんなに努力が必要なんだ。」
カイルの話にブレイズは神妙な顔になった。だが、ジャネットには響かなかったようで、むくれた顔をしていた。
「それって私に冒険者になるのを諦めろって言いたいんですか?」
「いや、そうじゃなくて大変だから覚悟が必要だよって話を…。」
「もういいです!それより冒険で楽しかった話をしてくださいよ!」
ジャネットはそう言うとライに話をせがんだ。ライが渋々と話し出したのを見て、こそりとカイルがブレイズに声を掛けてきた。
「君の相棒も大変だね?」
「ああ…。まあ、なんて言うか、顔が良い奴の業ですかね…。」
「言えてる。最初はただのヒモ野郎かと思ったけど、そうでもないみたいだし。」
「ヒモ?」
「依頼主やその関係者に上手く取り入って良い思いしようとする奴のこと。」
「ライはそんなんじゃないですよ!」
カイルのとんでもない言葉にブレイズはぎょっとした。
「わかってるよ。ヒモならさっきの会話で冒険者になるのを辞めるようにわざわざ忠告しなかっただろうし。」
そう言ってカイルは楽しそうに会話をしているジャネットを見つめた。
「冒険者に憧れる子は多いけど、上手いこと冒険者として食っていけるのは一握り。多くの人間が他の奴らに食い物にされたり、依頼の途中で失敗して引退したり、最悪の場合には死ぬことだってある。厳しい現実だけど、そのこと全部覚悟した上でないと、冒険者なんてやってられないよ。」
忠告するようにつぶやかれた言葉は、残念ながらジャネットには届かなかった。
◇◇◇◇◇
商隊がしばらく進んだ時。不意にライがジャネットとのお喋りを止めて荷馬車の幌を開けた。そのまま頭を外に出してきょろきょろと外を見回す。
「どうした?ライ。」
「……ブレイズ、フォンを見回りに出してくれ。」
「え、何で?」
「どうも見られているみたいだ。」
「!」
その言葉にブレイズはすぐさまフォンを呼び出した。
「フォン、馬車の周りに不審な奴らがいないか見てきてくれ。」
〈了解!〉
鳥の姿になって飛び立っていったフォンを見て、カイルとジャネットは目を丸くした。
「ブレイズは魔術師だったのか?」
「ライも魔術師だよ。」
ブレイズのその言葉に二人の視線がライに集まった。
「魔術師なんですね!凄いです!」
「俺はてっきり剣士と銃士のパーティーだと思ってたよ…。」
「それぞれ魔術と組み合わせて剣と銃を使うからその認識でも間違いない。」
「気配に気づいたのも魔術のおかげか?」
「いや、そっちは勘だ。どうも嫌な気配を感じたからな。」
そう言いながらライは周囲への警戒を怠らない。すぐにフォンが帰って来た。
「どうだった?」
〈ライの言う通り、二人が商隊の後をついて来てるよ。どうやら盗賊みたいだね。〉
「やはりか…。」
ライは唸った。
「カイル、他のメンバーと連絡は取れるか?」
「いったん馬車を止めるように合図することはできる。」
「それじゃ盗賊に追い付かれるぞ。フォン、他の馬車に盗賊が来ていることを知らせてくれ。」
〈わかったよブレイズ。〉
フォンはすぐさま他の馬車へと連絡に飛び立っていった。ブレイズはライに問いかける。
「それで、どうする?追い払うか?」
「本当に二人だけならそうするべきだが…。」
「この先で待ち伏せされてたら厄介だな。」
カイルがそう言った瞬間。ガタン、と大きな音を立てて荷馬車が止まった。突然の大きな衝撃に全員が体を揺らされる。
「うわっ!」
「きゃあ!」
慌てて皆が荷馬車に掴まった。振動が収まった途端、先頭からピイーと甲高い笛が聞こえてきた。
「襲撃だ!」
「ちっ、遅かったか!」
ライは言うや否やすぐに荷馬車を降りて駆け出して行った。
「ジャネットさんはここにいて!」
カイルもそう言い残してすぐに荷馬車を降りた。ブレイズもその後を追う。
ブレイズが降りると、既に商隊は盗賊達に囲まれていた。カイルが懸念したとおり待ち伏せされていたらしく、三十人程の盗賊達がいた。
「大人しく荷物を渡してもらおうか?」
「お断りだ!」
同じく荷馬車を降りてきていたグレイが吠えた途端、戦闘が始まった。
「行くぞ、レスタ、トア!」
〈おう!〉
〈は~い!〉
二人を呼び出し、銃弾に魔力を込める。切りかかって来た盗賊目掛けて発砲した。
「ぐあっ!」
見る見るうちに着弾したところから樹が伸びてきて盗賊を捕まえた。
「こいつ魔術師だ!」
「気をつけろ!」
盗賊達が警戒を強めるが、ブレイズはお構い無しに次々と銃撃した。レスタやトアの助力もあり、あっという間にブレイズの周りは樹に捕まった盗賊達だらけになった。
0
お気に入りに追加
32
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる