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目立ちたくないイーディス

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四人でランチをした後、マルクとイーディスは同じクラスだからと一緒に教室へ戻った。
残されたガイとレオナはマルクが他人を気にする事が意外だった。
「マルク様って面食いだったのかな?」
「わかんない。キレイな人だけど、あの人呪いがかかってるよ。」
「場所が見えたのか?」
「うん。」
「マルク様に伝えた方がいいんじゃないか?」
「うーん、帰りにいってみる。」
二人はマルクとイーディスを心配していた。

マルクとイーディスが二人で教室に入り、隣の席に座ろうとするとちょっとした噂になった。
皆の視線やヒソヒソ話にイーディスは席を変わろうとした。
「どこに行くんですか?」
「目立ちたくないの。」
「クラスメイトが隣に座って目立ちますか?」
「マルクが目立つから。」
結局授業が始まりイーディスは席を変われなかった。
明日からは、一週間後の創立祭の準備と学校に張ってある結界のシードの交換の為休みとなり、マルクはどうするか考えてた。
創立祭の為、生徒は皆実家に帰るからだ。
創立祭のポスターを見ながら、マルクはイーディスは明日から大丈夫なのかと不安に思っていた。

「マルク様、」
レオナがマルクを探していたらしく、やっと見つけたらしい。
「どうしました、レオナ。」
「あの、イーディスさんの事でお話が、」
「イーディス?わかりました。俺の部屋に行きましょう。」


マルクの部屋に行くとレオナはイーディスの呪いの場所が見えた事を話した。
「すごくどす黒く見えました。何だか心配です。」
「俺もです。レオナ、よかったら今から一緒にイーディスの寮に行ってくれますか?俺一人だと男なので入れて貰えませんから。」
マルクに頼まれ二人は、イーディスの寮に行った。

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