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45日目−2
しおりを挟む続いてトマトの世話に移る。
まずはトマトの苗A。
果房の確認の前に伸びた枝を支柱に沿わせサツマイモの蔓で誘引する。
脇芽を欠いておく。
……よし。見やすくなった。
主枝から確認だ。
第二果房には中くらいの大きさの実が出来ていた。
第三果房は小さな実が付き始め、
第四果房は花が枯れ、
第五果房は花が咲き、
第六果房が出来たところ。
続いて側枝A
こちらは、
第一果房には中くらいの大きさの実が出来、
第二果房には小さな実が、
第三果房は花が枯れ、
第四果房は花が咲き、
第五果房が出来たところ。
側枝Bは
第一果房には小さな実が付き、
第二果房の花が咲き、
第三果房には蕾が出来、
第四果房が出来たところ。
側枝Cは
第一果房には小さな実が付き、
第二果房の花が枯れ、
第三果房が出来たところ。
側枝Dは
第一果房に蕾が付き、
第二果房が出来たところ。
続いてトマトの苗B、
こちらの主枝は、
第一果房には中くらいの実が付き、
第二果房には小さな実が付き、
第三果房の花が咲き、
第四果房は蕾が付き、
第五果房が出来たところ。
側枝は、
第一果房は小さな実が付き、
第二果房の花が咲き、
第三果房が出来たところ。
それぞれ実が付いた房をサツマイモの蔓で支柱に誘引しておいた。
……大量に取れそうなのは良い事だが実の大きさがまばらだ。
側枝の多いAの苗の方がその傾向が顕著だ。
栄養にばらつきがあるせいかな?
スープにするから食べれれば小さくても良いんだけど……。
赤く色付いた時点でちょっと味見してみよう。
固い物や渋い物が多かったら花芽の時点での摘花も検討しよう。
魔力でどこまで育ってくれるんだろう。
それぞれ根元にインベントリから取り出した魔力水を柄杓2回づつかけて置いた。
MP230/562
さてとライトを唱えてあるバケツを小脇に抱えニンニクと生姜の場所へ移動する。
まずはニンニク。
ライトの明かりで照らす。
……昨日と変化は無し?
葉が伸びた様子は無い。あ、一番下の葉が茶色くなったぐらいか?
続いて生姜。
こちらもこれといって変化は見られない。
どこまで育てたら収穫できるんだろう?
MP248/562
一旦火置き場の前に戻り焼けた石をシャベルで取り出しバケツに入れ新しい石を入れて置いた。
ライトが入ったバケツを小脇に抱え今度は人参とセロリのところに移動する。
セロリの様子を伺う。
昨日よりも高さが増していた。
葉も増えている。
……あれ?
葉は確かに増えていたが茎の部分が細いままだ。
売っているセロリはもっと太かったような?
もう一日待ったら太くなるかな?
根元に濃縮したLv2ウォーターを4回唱え水をやった。
隣のニンジンの様子はどうかな?
こちらも昨日より葉の本数と高さが出ている。
土の部分からニンジン部分が少し見えていたので園芸用のこてを使い土をかけて置いた。
こちらにも濃縮したLv2ウォーターを4回唱え水をやった。
MP236/562
外に出て手を洗い火置き場の前に戻りバケツの中を覗く。
中の黄色味がかった白い物体を人差し指で拭い取る。
指をこすり合せると塊が潰れ粉になった。
ちょっと繊維は残ってるけど完成だな。
インベントリから小物入れとヘラを取り出す
ヘラでこそぎ落とすように纏め小物入れに移した。
出来た量は片手で握れるくらいの量。
これで芋餅が作れるぞ。
小物入れをインベントリに収納する。
インベントリから土を取り出す。
10cmくらいの細長い棒を4本作る。
インベントリからザルを取り出し棒を取り付ける。
左官用の鏝を取り出し地面を均す。
平に均し終えたら魔力を込め固め鏝をインベントリに収納する。
取っ手部分を土で作り固めた土の板に取り付ける。
空のバケツと焼いた石が入ったバケツと十能を取り出す。
十能を使い焼いた石を数個空のバケツに移した。
足を取り付けたザルを焼き石を入れたバケツに入れる。
ちょっと斜めになったけど焼き石に直接触れなきゃいいか。
インベントリからジャガイモと柄杓を取り出す。
ザルの上にジャガイモを置く。
柄杓にインベントリから魔力水を入れておく。
ザルにも焼き石にも土がついていたのでピュリフィケイションを唱えた。
綺麗になったので左手に蓋を持ち右手に魔力水入りの柄杓を構える。
バケツの中に水を注ぐ。
ジュワッと水が蒸発する音が聞こえ白い水蒸気が上がる。
柄杓を引っこ抜きバタンと蓋をする。
柄杓に残った魔力水はそのままインベントリに入れておいた。
後は火が通るまでしばらく放置だ。
余計な道具の類をインベントリに収納した。
脇芽の確認をする。
唐辛子とナスの脇芽は昨日と代わりがなかった。
時間がかかるな。
これなら濃縮したLv2ウォーターを入れても成長しすぎて根を張ることも無さそうだな。
今回は濃縮したLv2ウォーターを唱えて水を入れて置いた。
トマトの脇芽はどうかな?
昨日うっすら生えていた白い根が伸びていた。
こちらにはウォーターを濃縮せず1回唱えて置いた。
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