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32日目
しおりを挟む32日目
朝か……昨日は4回も火を焚いてしまった……!
……ステータスを見なければ!
MP350/352
慌てて火置き場に火を焚いた。
MP345/352
全然減らない。
インベントリを開いてバケツを取り出す。
ウォーター10回分インベントリに入れておいた。
MP300/352
……。
壁の補強しようか。
あくびを噛み殺しながらバケツをインベントリに片づけ、
代わりに園芸用のこてを取り出した。
まずは入って左側、洗面台があるところから始めるか。
こてで壁を叩き均していく。
地面から天井までは自分の背より少し高い位なのでどこでも手が届く。
トントンと満遍なく叩いていった。
腕が疲れてきたところで園芸用のこてをインベントリに仕舞う。
集中し壁に向かって魔力を込めていく。
少し進んでは硬さを確認し先に進み魔力を込める。
それを繰り返した。
洗面台の奥側の土はとりあえずそのままの状態にしておく。
なんとなくまた根関係で補修が必要になりそうだから。
途中で火置き場の火が消えたので焚きなおす。
魔力が1になる頃には左側の壁の3/4を補強することが出来た。
MP1/352
ぐー……。
朝ごはんにしよう。
外で用を足し雪で手を洗い洞窟へ戻る。今日は大雪だった。
火置き場の前に座り焼きトマトと器と箸を取り出した。
焼きトマトの在庫が切れてしまった。
今日はトマトを焼かねば。
トマトを串から外して器に落とす。
串をインベントリに仕舞い塩を代わりに取り出す。
パラパラとふりかけ味を調える。
頂きます。
一仕事終えてからの食事はなおの事旨かった。
ご馳走様。
なんだか体もポカポカしてきた。
器と箸と串を雪で洗ってインベントリに収納した。
続いては野菜の世話だ。
MP16/352
薪に火を灯してトマトの苗へと向かう。
今日の様子はどうかな?
第二果房が真っ赤に染まっている。
プチプチと捥いではインベントリに落としていった。
今収獲した分は9個。
これでインベントリ内のトマトの在庫は53個だ。
第三果房は緑から赤に変わるところ。
夕方には収穫出来そうだ。
第四果房は緑色の実が大きくなってきている。
第五果房は小さな実が出来始めたところ。
第六果房は花が枯れた。
第七果房は今が見ごろ。
第四果房と第五果房をサツマイモの蔓で支柱に誘引する。
インベントリからバケツを取り出して魔力水を注ぐ。
脇芽を欠いてから苗の根元に柄杓で水を2回唱え水をやった。
隣の苗はどうかな?
……また背丈が伸びてないか?
葉と葉の間の感覚が広くなっている。
自重に耐え切れず垂れ下がりつつあったのでサツマイモの蔓で支柱に結わえる。
昨日出来たばかりの第一果房は花が咲いていた。
一応第二果房もできてはいるが…第三果房は見当たらない。
成長するのに栄養を使ってるのか?
こういう場合は早めに摘芯した方がいいのか?
うーんと悩みつつ脇芽を欠いていった。
根元に柄杓で水を2回やった。
MP36/352
お次はナスと綿の世話
昨日花が付いていたところに小さいナスが生っている。
ナスは早熟って言ってもさすがにこれは小さすぎな。
となると……。
ナスの大きな葉を捲っては探してみる。
……今日は取れそうなのが無いな。
残念。
脇芽を欠いていく。
バケツの魔力水が無くなったのでインベントリから補充する。
柄杓で掬い1回水を根元にかけた。
隣の綿はどうかな?そろそろ咲くかな?
食べ物ではないがなんだかワクワクする。
昨日蕾がついていたところを見てみる。
大きくなっていた。そろそろ咲くかな?
ペラペラと他の葉の裏に隠れている蕾も見てみる。
蕾が増えていた。
まだ咲いたものはない。
今日はまだ無理か。
柄杓で根元に水をやろうとした。
……なんだこれ?
土の上にカラフルなものが落ちていた。
しゃがんでそれを手に取ってみてみる。
…………花びら?
え? 散った?
少し落ち込んで改めて魔力水をバケツに補充しつつ4回与えた。
MP51/352
気を取り直して薪を手に持ち、
ジャガイモとサツマイモの世話に向かう。
薪を壁に刺して様子を見る。
ジャガイモは順調に伸びて葉の影に蕾が見え隠れしている。
確か花が散って全体的に枯れてきたら収穫時だったよな?
インベントリから土とこてを取り出し葉ぎりぎりまで土を盛っていく。
これで良し。
こてをインベントリに仕舞い柄杓を取り出す。
水置き場に魔力水を注ぎジャガイモに4回かけていった。
次はサツマイモ。
こちらも順調に葉がワサワサしている。
ぺらっと葉を捲ると新しく根を張っていた。
成長速度上昇1を付けたせいか前の苗よりずっと多い。
実に影響がなければいいが……。
片っ端から引っこ抜いていく。
もうないかともう一度全ての葉を捲り確認した。
無さそうだな。
水置き場の魔力水を柄杓で4回かけていった。
MP76/352
薪を手に持ち洗面台の前へと移動した。
薪を火置き場にくべる。
脇芽を手に取り確認しようとした。
……今度は絡まってる。
洗面台に漬けていた脇芽は3本。
今見たら3本全てが土に根を張っていた。
どうやって解きほぐそうか…。
洗面台に魔力を込めて土を掬う。
土にまみれてよく見えない。
手の感覚で優しく解していった。
何とかとれた……。
取れた苗はインベントリに入れておく。
土を取り出して洗面台を補修しておいた。
新しい脇芽を4本入れて柄杓一回分の水を入れておいた。
MP66/352
一回休憩しよう。
手を洗おうと外に出ようとして思いとどまる。
インベントリから水やり用のバケツを取り出す。
そこに捥いだトマトをザッとあける。
ピュリフィケイションを唱えた。
……よし。綺麗になったな。
バケツごとトマトをインベントリに収納した。
代わりに焼き芋を取り出してぺろりと食べた。
仕事の後の焼き芋は旨い。
水を飲み喉を潤す。
さて次だ。
MP76/352
壁の補強をする。
立ち上がって朝の続きに取り掛かる。
丁寧に丁寧に時間をかけて魔力を込めていった。
MP1/352
入って左側の壁の補強を終えられた。
スキルの効果は凄いな。
じゃあ次はMP上げをするか。
インベントリからトマトが入っていない新しいバケツを取り出す。
ウォーターを唱え開始した。
MP1/382
MPを30上げることが出来た。
作業をするか。
確かトマトが収穫できるはず…。
薪に火を灯してトマトの苗のところへ移動した。
薪を壁に刺してトマトを観察する。
綺麗に染まっているな。
プチプチと捥いではインベントリに落としていった。
余計な脇芽を欠いて薪を手に持ち火置き場の前に戻る。
MP11/382
いつもなら就寝の時間だ。
もうすでに眠い。
ただ心残りがあるとすれば明日の朝の焼きトマトが無い事。
インベントリからトマト入りのバケツを取り出す。
串も一緒に取り出し3個づつ刺していく。
土の刺して焼いていく。
手持無沙汰になったのでインベントリから薪とナイフを取り出し串を作ることにした。
MP36/382
じっくりトマトに火を通し皮が熱で縮んだところでインベントリに収納した。
その間に出来た串は3本。
続きは明日明日と余ったMPを魔力水に変えインベントリに収納し休むことにした。
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