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第三章
109話目
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欲しい機能欲しい機能……。
「結構売れると思うから一つの商品につき100個くらい入れられると嬉しいな。 商品のラインナップもこっちで変えられると良いし……遠隔補充もすっごく欲しい。 あれ? 対応するお金は金貨?」
「金貨だと金持ちに買い占められそうだな……あ!」
「あ?」
「円で良いんじゃないか? こっちの奴らは持ってないだろ。 金貨と円を交換して使用させれば良いんじゃないか? 他通貨使用して良いか確認しなきゃダメだがな」
「円か……お金はいくらでもあるからちょっと相談してみます」
「じゃあ通貨はブランクで……他は?」
「あ! 時間停止も付けて欲しいです。 食品も売りたいんで!! あれ? その場合賞味期限ってどうなるんだ?」
「言うだけならタダだ。 賞味期限は自販機から出してから何日です! で良いだろ。 他は?」
「他?! 他……えーっと……盗難防止!! 盗まれたら元も子もないです。 追跡機能付きか何メートル移動したら元の場所に戻るとかそんなの付けて欲しいです。 後、破壊防止も!!」
「よし分かった。 一旦これで作ってみるか……お! ……おーおー魔力が全く足らんぞこれ」
「え?」
「必要魔力二千万ぐらい必要だ。 まあ鉱石分は鋼に出して貰うとして……今回討伐された奴で該当するのあるかもしれん。 今から言うやつメモして討伐リストにあったら貰ってこい」
「分かりました」
そうして倉敷さんが言う物をメモし翌日冒険者ギルドで確認となった。
冒険者ギルドにて
「これが西と北に居た魔獣のリストだ。 欲しいものがあったら言ってくれ。 優先する」
「良いんですか?」
「あれだけ素材あるんだ。 粗方の討伐したやつに優先する分ぐらい何とでもなる」
本当に助かった。 ありがとうと頭を下げられた。
「こちらこそありがとうございます!!」
魔獣リストを見せてもらい春子さんと相良さんと共に覗き込む。
冒険者ギルドに来たのは騒動から三日後。
ちなみに騒動を知った経緯や移動方法やらなんやかんやは私が寝こけてた間に相良さんが説明してくれたらしい。 ありがたや。
凍結した魔獣やバラバラになった魔獣を回収したと連絡があったので春子さんと相良さんと共にやって来た。
「いっぱいありますね」
「そりゃな」
キラーアントにクイーンアント、オーガにシルクスパイダーにキラースパイダー、ダークウルフ……文字の羅列かってくらいいっぱいある。
うへーと眺めていると春子さんからガドラスさんへ質問がとんだ。
「これらの所有権は今は冒険者ギルドですか?」
「あぁ、そうだ」
「そうですか。 分かりました」
ふふと微笑みを浮かべてガドラスさんを見ていた春子さん。
スッと相良さんと春子さんが私の後ろに隠れてコソコソ呟いてきた。
「全部コピーしちゃいなさい」
「ファッ?!」
「そうですね」
ガドラスさんは不思議そうにこちらを見ている。
「一匹ずついただいても良いですか?」
私が返答するより早く相良さんがそう言った。
「一匹ずつで良いのか?」
ガドラスさんは拍子抜けしたように尋ね返してきた。
「はい。 あ……出来れば領主側が仕留めた魔獣でここのリストにないものがあったらそれも頂けませんか?」
「分かった。 解体はするか?」
「お願いします。 ついでに地竜の解体もお願い出来ますか?」
「分かった。 数日貰うぞ? ちと数が多いからな」
「私の分は商業ギルドに優遇してくれれば良いわ」
「分かった分かった」
そう言って次に商業ギルドに赴いた。
「結構売れると思うから一つの商品につき100個くらい入れられると嬉しいな。 商品のラインナップもこっちで変えられると良いし……遠隔補充もすっごく欲しい。 あれ? 対応するお金は金貨?」
「金貨だと金持ちに買い占められそうだな……あ!」
「あ?」
「円で良いんじゃないか? こっちの奴らは持ってないだろ。 金貨と円を交換して使用させれば良いんじゃないか? 他通貨使用して良いか確認しなきゃダメだがな」
「円か……お金はいくらでもあるからちょっと相談してみます」
「じゃあ通貨はブランクで……他は?」
「あ! 時間停止も付けて欲しいです。 食品も売りたいんで!! あれ? その場合賞味期限ってどうなるんだ?」
「言うだけならタダだ。 賞味期限は自販機から出してから何日です! で良いだろ。 他は?」
「他?! 他……えーっと……盗難防止!! 盗まれたら元も子もないです。 追跡機能付きか何メートル移動したら元の場所に戻るとかそんなの付けて欲しいです。 後、破壊防止も!!」
「よし分かった。 一旦これで作ってみるか……お! ……おーおー魔力が全く足らんぞこれ」
「え?」
「必要魔力二千万ぐらい必要だ。 まあ鉱石分は鋼に出して貰うとして……今回討伐された奴で該当するのあるかもしれん。 今から言うやつメモして討伐リストにあったら貰ってこい」
「分かりました」
そうして倉敷さんが言う物をメモし翌日冒険者ギルドで確認となった。
冒険者ギルドにて
「これが西と北に居た魔獣のリストだ。 欲しいものがあったら言ってくれ。 優先する」
「良いんですか?」
「あれだけ素材あるんだ。 粗方の討伐したやつに優先する分ぐらい何とでもなる」
本当に助かった。 ありがとうと頭を下げられた。
「こちらこそありがとうございます!!」
魔獣リストを見せてもらい春子さんと相良さんと共に覗き込む。
冒険者ギルドに来たのは騒動から三日後。
ちなみに騒動を知った経緯や移動方法やらなんやかんやは私が寝こけてた間に相良さんが説明してくれたらしい。 ありがたや。
凍結した魔獣やバラバラになった魔獣を回収したと連絡があったので春子さんと相良さんと共にやって来た。
「いっぱいありますね」
「そりゃな」
キラーアントにクイーンアント、オーガにシルクスパイダーにキラースパイダー、ダークウルフ……文字の羅列かってくらいいっぱいある。
うへーと眺めていると春子さんからガドラスさんへ質問がとんだ。
「これらの所有権は今は冒険者ギルドですか?」
「あぁ、そうだ」
「そうですか。 分かりました」
ふふと微笑みを浮かべてガドラスさんを見ていた春子さん。
スッと相良さんと春子さんが私の後ろに隠れてコソコソ呟いてきた。
「全部コピーしちゃいなさい」
「ファッ?!」
「そうですね」
ガドラスさんは不思議そうにこちらを見ている。
「一匹ずついただいても良いですか?」
私が返答するより早く相良さんがそう言った。
「一匹ずつで良いのか?」
ガドラスさんは拍子抜けしたように尋ね返してきた。
「はい。 あ……出来れば領主側が仕留めた魔獣でここのリストにないものがあったらそれも頂けませんか?」
「分かった。 解体はするか?」
「お願いします。 ついでに地竜の解体もお願い出来ますか?」
「分かった。 数日貰うぞ? ちと数が多いからな」
「私の分は商業ギルドに優遇してくれれば良いわ」
「分かった分かった」
そう言って次に商業ギルドに赴いた。
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