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第一章
36話目 ハンスさん達と食事会1
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「おいしっ」
何品か味見をさせて貰った。
パプーのチーズ焼きは塩胡椒が効いてて美味しかった。
パプーのまろやかな甘味にピリッとした塩胡椒それを包むトロリと蕩けたチーズ。エールに合う!!
燻製も何の木を使ってるか分からないけど良い香りがする。
炒め物は野菜がシャキシャキしてて美味しい。
エールで流し込めば最高だね。
………エールの炭酸の弱いけど。
惜しい。惜しいなと思いつつつまみが美味しいから進むんだよね。
「あ、ハンスさん!果物ありがとうございます!」
ドタバタしてたせいで雑になっていたお礼を言う。
「皆さんに依頼受けて貰ってると思いませんでした」
「良いよいいよ。ついでだったし」
「そうそう!時期も良かったし」
「何ならもっとあるわよ」
「時期…?」
「今日行った場所が植物系の魔獣が出るポイントだったんだ。今の時期は大人しいから楽に狩れたよ」
え…?ハンスさんの言葉に手にしていた果物を見る。もしかしてこれって………。
「植物の魔獣の果物………?」
「そうだよー!」
「なかなかに美味でな」
「毎回採りに行くのよね」
「ら…ランクは……?」
「Aランクになるかな?」
Aランク!?
片手で持っていた果物を両手で持ち直す。
「あはははは!言ったろ。今の時期は大人しいって。スタンピートまで減らすために狩りに行ったんだ。いつものことさ」
「スタンピートになると凶暴になるからねー。美味しいのに」
「実も半分は潰れちゃうんだよね。美味しいのに」
「実に勿体無い。美味しいのに」
そんなに美味しいの……?
皆さんの顔と果物を交互に見る。柚子のような見た目の果物は色は黄色い。皮も少し硬めだ。
「ど…どうやって食べるんですか?このまま剥けばいいんですか?」
味見したいな。魔獣って言ったってもう既にお肉食べてるんだ。関係ないね!
「皮が硬いから刃物使って剥くのよ。見本見せるわね」
そう言ってクイナさんが自分の荷物から果物とナイフを取り出すと剥き始めた。
りんごの皮を剥くようにクルクルと回しながら剥き、柚子の果実のような実を半分に割くれた。
「どうぞ、食べてみて」
「いいんですか!ありがとうございます」
「まだまだいっぱいあるから」
一房取り口に含む。果肉を噛むと果汁が溢れた。
「濃い!」
味は蜜柑の味を濃くした感じで種もなく食べやすかった。
「魔獣だからか種ないんだよね。食べやすいでしょ」
「はい!」
「そう言えば採取依頼って足りたのか?これならまだいっぱいあるぞ?」
そう食べながらハンスさんが聞いてきた。
これでお酒っ作ったら美味しそう……。
「良ければ追加で買い取らせてもらえないですか?」
「良いぜ。お金はいいからどれくらい欲しい?」
「いや!お金は払います!」
「いいっていいって」
「じゃあ代わりに何か出しますか?」
「いやいやいやいや。前にもらった分を返させてくれよ」
それだとこちらが気持ちよく使えないじゃないか。だってこれ1kg白金貨1枚だもの。
他の人たちを見ても受け取ってもらえなさそうだった。
「こちらも流石にキロ単価白金貨1枚の物をタダで貰うわけにはいかないので…じゃあ代わりに円で支払ってもいいですか?」
「円?」
「はい。向こうの世界の通貨です」
ここで盗聴防止の魔道具を発動させた。
「私の魔法はあちらの通貨が基準になってます。白金貨1枚で十万円です。その分取り寄せで支払わせてください。受け取ってもらえないなら貰えません」
ハンスさん達は困ったような表情を浮かべた。
「分かった。それで手を打とう。ただし5kg分渡して白金貨1枚分。こちらの譲歩はそれまでだ」
何の譲歩だ!それだとこっちがお得になってるじゃないか!お得になってるのか?ん?
「ありがとうございます!」
「何がどうなってるのー?」
「さあ?」
イリスさんとクイナさんは私たちのやりとりを聞いて不思議そうな顔をした。私も同じ気持ちだよ。
「ここで見せてもらうわけにいかないから飯食ったら俺たちの家に行くか」
「はい!」
何とか丸く収まった。
「…ところで」
「?」
「今日のアレ、あいつらを庇うわけじゃないが…アイツらはアイツらで切羽詰まってたんだ」
「どういう事ですか?」
「今魔獣が少ないだろ?要するに暇なんだ。閑散期」
「仕事が少ないんですね」
「そう。余裕あるやつは休暇を取ったりよその街に出稼ぎするが…今日の奴らは孤児だからな…」
「孤児…」
「孤児院の子達も冒険者登録して孤児院を支えるって奴が一定数いる。むしろ先生がシッカリしてるから尚更役に立ちたいってやつが多い」
「あー……仕事したいのに仕事がなくて焦ってあんな感じになっちゃったんですね」
「そう言うことだ。根は悪くないはずだ。今頃先生に叱られてるはずだ」
「そうなんですか」
「まあ、もう少ししたらスタンピートが来そうだし落ち着くだろう」
「スタンピート…」
なんだろう。スタンピートってもっと怖いやつじゃないのか?ハンスさん達やhowto本にもウエルカムって感じで書かれてるんだけど。
「そうそう!稼ぎどきじゃー!狩って狩って狩りまくるぞー!」
イリスさんが大声を上げた。それに呼応する形で三人が声をあげた。
問題なさそうならいいか。
何品か味見をさせて貰った。
パプーのチーズ焼きは塩胡椒が効いてて美味しかった。
パプーのまろやかな甘味にピリッとした塩胡椒それを包むトロリと蕩けたチーズ。エールに合う!!
燻製も何の木を使ってるか分からないけど良い香りがする。
炒め物は野菜がシャキシャキしてて美味しい。
エールで流し込めば最高だね。
………エールの炭酸の弱いけど。
惜しい。惜しいなと思いつつつまみが美味しいから進むんだよね。
「あ、ハンスさん!果物ありがとうございます!」
ドタバタしてたせいで雑になっていたお礼を言う。
「皆さんに依頼受けて貰ってると思いませんでした」
「良いよいいよ。ついでだったし」
「そうそう!時期も良かったし」
「何ならもっとあるわよ」
「時期…?」
「今日行った場所が植物系の魔獣が出るポイントだったんだ。今の時期は大人しいから楽に狩れたよ」
え…?ハンスさんの言葉に手にしていた果物を見る。もしかしてこれって………。
「植物の魔獣の果物………?」
「そうだよー!」
「なかなかに美味でな」
「毎回採りに行くのよね」
「ら…ランクは……?」
「Aランクになるかな?」
Aランク!?
片手で持っていた果物を両手で持ち直す。
「あはははは!言ったろ。今の時期は大人しいって。スタンピートまで減らすために狩りに行ったんだ。いつものことさ」
「スタンピートになると凶暴になるからねー。美味しいのに」
「実も半分は潰れちゃうんだよね。美味しいのに」
「実に勿体無い。美味しいのに」
そんなに美味しいの……?
皆さんの顔と果物を交互に見る。柚子のような見た目の果物は色は黄色い。皮も少し硬めだ。
「ど…どうやって食べるんですか?このまま剥けばいいんですか?」
味見したいな。魔獣って言ったってもう既にお肉食べてるんだ。関係ないね!
「皮が硬いから刃物使って剥くのよ。見本見せるわね」
そう言ってクイナさんが自分の荷物から果物とナイフを取り出すと剥き始めた。
りんごの皮を剥くようにクルクルと回しながら剥き、柚子の果実のような実を半分に割くれた。
「どうぞ、食べてみて」
「いいんですか!ありがとうございます」
「まだまだいっぱいあるから」
一房取り口に含む。果肉を噛むと果汁が溢れた。
「濃い!」
味は蜜柑の味を濃くした感じで種もなく食べやすかった。
「魔獣だからか種ないんだよね。食べやすいでしょ」
「はい!」
「そう言えば採取依頼って足りたのか?これならまだいっぱいあるぞ?」
そう食べながらハンスさんが聞いてきた。
これでお酒っ作ったら美味しそう……。
「良ければ追加で買い取らせてもらえないですか?」
「良いぜ。お金はいいからどれくらい欲しい?」
「いや!お金は払います!」
「いいっていいって」
「じゃあ代わりに何か出しますか?」
「いやいやいやいや。前にもらった分を返させてくれよ」
それだとこちらが気持ちよく使えないじゃないか。だってこれ1kg白金貨1枚だもの。
他の人たちを見ても受け取ってもらえなさそうだった。
「こちらも流石にキロ単価白金貨1枚の物をタダで貰うわけにはいかないので…じゃあ代わりに円で支払ってもいいですか?」
「円?」
「はい。向こうの世界の通貨です」
ここで盗聴防止の魔道具を発動させた。
「私の魔法はあちらの通貨が基準になってます。白金貨1枚で十万円です。その分取り寄せで支払わせてください。受け取ってもらえないなら貰えません」
ハンスさん達は困ったような表情を浮かべた。
「分かった。それで手を打とう。ただし5kg分渡して白金貨1枚分。こちらの譲歩はそれまでだ」
何の譲歩だ!それだとこっちがお得になってるじゃないか!お得になってるのか?ん?
「ありがとうございます!」
「何がどうなってるのー?」
「さあ?」
イリスさんとクイナさんは私たちのやりとりを聞いて不思議そうな顔をした。私も同じ気持ちだよ。
「ここで見せてもらうわけにいかないから飯食ったら俺たちの家に行くか」
「はい!」
何とか丸く収まった。
「…ところで」
「?」
「今日のアレ、あいつらを庇うわけじゃないが…アイツらはアイツらで切羽詰まってたんだ」
「どういう事ですか?」
「今魔獣が少ないだろ?要するに暇なんだ。閑散期」
「仕事が少ないんですね」
「そう。余裕あるやつは休暇を取ったりよその街に出稼ぎするが…今日の奴らは孤児だからな…」
「孤児…」
「孤児院の子達も冒険者登録して孤児院を支えるって奴が一定数いる。むしろ先生がシッカリしてるから尚更役に立ちたいってやつが多い」
「あー……仕事したいのに仕事がなくて焦ってあんな感じになっちゃったんですね」
「そう言うことだ。根は悪くないはずだ。今頃先生に叱られてるはずだ」
「そうなんですか」
「まあ、もう少ししたらスタンピートが来そうだし落ち着くだろう」
「スタンピート…」
なんだろう。スタンピートってもっと怖いやつじゃないのか?ハンスさん達やhowto本にもウエルカムって感じで書かれてるんだけど。
「そうそう!稼ぎどきじゃー!狩って狩って狩りまくるぞー!」
イリスさんが大声を上げた。それに呼応する形で三人が声をあげた。
問題なさそうならいいか。
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