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ともかの物語②
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ギャルはネイルをした爪で履歴書を書き始めた。
名前や電話番号、住所などはスラスラと書いていたが
その後止まってしまった。
「ともかさんっていうのね。良いお名前ね。
こうやって、お名前がわかるだけでも、誰だかわからない人よりは
いいでしょ?嘘の名前でいる人もいるから。学生証か何か持ってますか?」
「退学になった高校のなら持ってるよ。返せって言われたんだけど
無くしたって嘘ついて持ってるんだ。へへ。」
ともかはカバンの中から学生証を出すと、みちよに渡した。
そこには、綺麗な黒髪でノーメイクのともかがいた。
学生証を大事に持っているということは
高校生でいたかったのかも知れない、とみちよは思った。
「どうして退学になったか聞いてもいいかしら?」
「うん。いいよ。妊娠したんだ。校則違反だから退学になったんだ。
赤ちゃん育てるからお金いるし。働かないと。」
「赤ちゃんのお父さんはどうしているか、聞いてもいいかしら?」
「いいよ。大人の人だよ。好きだって言われて。アタシたち付き合ってたんだ。
妊娠したら嬉しかったけど。勉強があるし病院に行きなさいって。
先生にも親にも言われた。育てるお金がないでしょ、って。
お金がかかるのは何となくわかるよ。だから、働くんだ。」
「働くのは、赤ちゃんが生まれてからでもいいんじゃないかしら?」
「赤ちゃんは、アタシひとりだけの赤ちゃんになったんだ。
だから、アタシみたいな不幸な子になって欲しくないんだ。」
ともかは涙が流れ落ちそうなのを必死で我慢しているように見えた。
昼休みを終えたカエデが事務所に戻ってきた。
カエデと一緒に社長の平次も事務所に入ってきた。
手にはコーヒーが入ったお気に入りのマグカップを持っていた。
「お、お客さんかい?これまた若いお嬢ちゃんだね。」
ソファーに近づいた平次はギャルのパン○ィが見えてしまったので
お気に入りのマグカップを落としそうになった。
はっ、しまった!忘れていた!
みちよは全力で平次にあっち行け!オーラを出した。
何だよ。オレ、何か悪いことしたか?
納得いかないまま平次は社長席に座った。
カエデが
どう思います?うちで働きたいと言ってます
と平次にメールを送った。
名前や電話番号、住所などはスラスラと書いていたが
その後止まってしまった。
「ともかさんっていうのね。良いお名前ね。
こうやって、お名前がわかるだけでも、誰だかわからない人よりは
いいでしょ?嘘の名前でいる人もいるから。学生証か何か持ってますか?」
「退学になった高校のなら持ってるよ。返せって言われたんだけど
無くしたって嘘ついて持ってるんだ。へへ。」
ともかはカバンの中から学生証を出すと、みちよに渡した。
そこには、綺麗な黒髪でノーメイクのともかがいた。
学生証を大事に持っているということは
高校生でいたかったのかも知れない、とみちよは思った。
「どうして退学になったか聞いてもいいかしら?」
「うん。いいよ。妊娠したんだ。校則違反だから退学になったんだ。
赤ちゃん育てるからお金いるし。働かないと。」
「赤ちゃんのお父さんはどうしているか、聞いてもいいかしら?」
「いいよ。大人の人だよ。好きだって言われて。アタシたち付き合ってたんだ。
妊娠したら嬉しかったけど。勉強があるし病院に行きなさいって。
先生にも親にも言われた。育てるお金がないでしょ、って。
お金がかかるのは何となくわかるよ。だから、働くんだ。」
「働くのは、赤ちゃんが生まれてからでもいいんじゃないかしら?」
「赤ちゃんは、アタシひとりだけの赤ちゃんになったんだ。
だから、アタシみたいな不幸な子になって欲しくないんだ。」
ともかは涙が流れ落ちそうなのを必死で我慢しているように見えた。
昼休みを終えたカエデが事務所に戻ってきた。
カエデと一緒に社長の平次も事務所に入ってきた。
手にはコーヒーが入ったお気に入りのマグカップを持っていた。
「お、お客さんかい?これまた若いお嬢ちゃんだね。」
ソファーに近づいた平次はギャルのパン○ィが見えてしまったので
お気に入りのマグカップを落としそうになった。
はっ、しまった!忘れていた!
みちよは全力で平次にあっち行け!オーラを出した。
何だよ。オレ、何か悪いことしたか?
納得いかないまま平次は社長席に座った。
カエデが
どう思います?うちで働きたいと言ってます
と平次にメールを送った。
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