75 / 512
第1章
11.イン・ジ・エアー(3)
しおりを挟む
料理は綺麗だった。
「伊吹さん、ワイン呑む?」
誘ってみたけれど、伊吹は首を振る。
「ん? へえ、伊吹さん、これ牛蒡のスープだって」
さっき伊吹が鞄の中に携帯を移し変えるのを見たとたん、京介はまた気分が不安定になった。
そこに破滅が流し込まれるまでどれぐらい時間があるのだろう。
考えまいとしても何度も頭を掠めるそれが、腕に残っていた伊吹の温かさを少しずつまた凍らせていく。
「おいしそうだね」
運ばれてきたスープを呑み込んだが、味などわからない。ただただ、今この時間を何のトラブルもなく、伊吹に気持ち良く過ごしてほしい。
「何がありました?」
「っ」
唐突に尋ねられて固まった。
「何も……どうして? 早く呑まないと冷めちゃうよ」
何気なく応えながら、ベッドに押し倒された自分と喘ぎながら漏らした声が蘇ってくらりとする。それを逸らそうと会話を続ける。
「何があった、って聞くんだね」
何かあった、じゃないんだ?
「凄いや」
けれど、自分で口にしたことばになおさら京介は煽られた。
何が、あった、だって?
まるで僕が何をしてたか、見ていたみたいじゃないか。
思った瞬間に腰が重く熱くなって、揺れそうになった身体を堪える。
きっとそうやって、伊吹に全部暴かれてしまうんだろう。京介が何をしていたのか、何をされたのか言わされて、その時京介がどんな気分でどんなことを考えていたかも見抜かれて。裸になるよりもっと深くまで開かれて入られて。
ぬるりとした感触が広がって、鳴りそうになった喉をスープを呑み込むことでごまかす。
「スープ熱くなかったですか?」
「そう? 大丈夫だけど」
スープなんかより、身体の方がもう熱い。恵子に向かっては冷えきっていたのに、伊吹と食事をしているだけでどんどん準備されていく。
おかしいと思うのに、頭の中に伊吹の前で服を脱いでいく自分が過る。
ジャンパーを脱いで上着を落とす。ネクタイを緩め、シャツの手首のボタンを外す。伊吹はじっと京介を見ている。その凝視がたまらなく嬉しい。ネクタイを引き抜けば、それはあの部屋でのように床に落ちると思ったのに、伊吹が手を差し出して受け取り、そのまま両手で弄んでくれる、その先のものをほのめかすように。見ながら、シャツのボタンを一つずつ外していく自分の指が震えてままならない。
あれで。
ごくん、と唾を呑む。
あれで僕を。
空想の中で競り上がってくるのはちりちり尖った快感。
溶けそう。
「何を焦ってるの?」
「……っ」
ふいに話し掛けられて我に返った。
妄想をそのまま覗き込まれていたような、それを見ていた伊吹がどんな顔をしているかが怖くてそろそろと眼を上げる。
「焦ってる?」
「今日はゆっくり付き合いますから」
伊吹のことばがきわどく翻る。
ゆっくり……どこまでも、僕を……?
喘いで泣きながら許しを請うてもまだずっと離さないで居てくれるほど……?
「コーヒーまでちゃんと付き合いますから」
静かに伊吹が続けて、がさりと熱が落ちた。
そうか。
呆気に取られながら現実に戻る。
そんな関係、じゃなかったんだっけ。
「僕、焦ってた?」
「少しですけど」
……汚い。
「そう」
僕は、汚れている。
突然湧いた想いに身動きできなくなった。
伊吹が純粋に京介のことを心配してくれているのに、京介はその伊吹に対して、暴くならまだしも、暴かれる妄想に身体をほてらせている。
きっと、恵子のせいだ。
恵子のやり方は大輔そっくりで。嫌がっても逃げようとしても押し開いて犯してくる手管が、覚え込まされたものそのままで、だから抵抗することさえ忘れて恵子を引き寄せた。
伊吹の顔を重ねて自分もごまかしながら快楽を貪った。
大輔が京介の身体に張った見えない罠に落ち込んでいくようで、けれどそれを思った瞬間に微かに動いたものは、確かに慣れ親しんだ世界への期待。
ぞくりとした。
孝と、同じだ。
大輔から逃れたのに、他に誰でも選べたのに、見えない糸に引き寄せられて、自分から大輔を求めていって。
京介も同じだろうか。
恵子を拒み切れなかったように、京介も、大輔にもし同じようにホテルに連れ込まれてしまったら、自分から引き寄せ身体を開いてしまうんだろうか。
脳裏に、想いが届かない伊吹を思って、快感だけを大輔に委ねて、嘲笑われながら駆け上がってしまうのだろうか。
大輔が駅を引き戻ってきて、もう一度背後に迫ってくるような気がする。伊吹の目の前で、京介がどれほど簡単にその手管に落ちるのか見せるために襲われそうで、ぞくぞくする。そんなことはありえないのに、ついつい周囲を見回していると、伊吹がぽつんと聞いた。
「誰か来るんですか」
「え」
「…誰かを探してるの?」
「あ、いや」
大輔を、探してるの。
そう聞かれた気がして血の気が引いた。同時にうねるような疼きが腹の底に蠢いて、それが紛れもなく誰かの熱さを求めるものだと気付いてしまう。
「ごめん、僕、もう」
フォークとナイフを置く。ワインを掴む。喉が、からからだ。
まさか、京介は、伊吹の前で大輔に抱かれたい、のか?
伊吹が凝視している前で、大輔に貫かれて喘ぐのを見られたいのか?
ワインをたて続けに流し込む。酔いに重なって上がってくる呼吸に震える。
嫌だ、そう思ったのに、それと裏腹に奇妙な開放感が広がってくる。
きっと伊吹は軽蔑するだろう。大輔に抱かれることを受け入れただけではなく、それを望んでいると見抜いて呆れ果てるだろう。口ではあんなに嫌がり怖がりながら、事実は気持ち良ければ誰でもいいのだと見下すだろう。
そして、京介を見捨てるに違いない、その他大勢と一緒にするな、と。
伊吹は誇り高いから。
襲われ犯されたとしてもそれだけの代償は払わせると、京介に言い渡したほどだから。
でも、そうなればもう、こんなに怯えることもない。
伊吹を想って、辿り着けないことに苦しむこともなくなる。京介がどれほど汚くて浅ましいのか晒されて、見捨てられて放り出されて、そうすればもう心置きなく、あのテラスの向こうに飛び込める。こんなに辛くて苦しいまま、伊吹の側に居なくてよくなる。
じゃあ、僕は。
茫然としながら京介は思った。
あの写真を、送りつけられるのを待ってるの……?
「伊吹さん、ワイン呑む?」
誘ってみたけれど、伊吹は首を振る。
「ん? へえ、伊吹さん、これ牛蒡のスープだって」
さっき伊吹が鞄の中に携帯を移し変えるのを見たとたん、京介はまた気分が不安定になった。
そこに破滅が流し込まれるまでどれぐらい時間があるのだろう。
考えまいとしても何度も頭を掠めるそれが、腕に残っていた伊吹の温かさを少しずつまた凍らせていく。
「おいしそうだね」
運ばれてきたスープを呑み込んだが、味などわからない。ただただ、今この時間を何のトラブルもなく、伊吹に気持ち良く過ごしてほしい。
「何がありました?」
「っ」
唐突に尋ねられて固まった。
「何も……どうして? 早く呑まないと冷めちゃうよ」
何気なく応えながら、ベッドに押し倒された自分と喘ぎながら漏らした声が蘇ってくらりとする。それを逸らそうと会話を続ける。
「何があった、って聞くんだね」
何かあった、じゃないんだ?
「凄いや」
けれど、自分で口にしたことばになおさら京介は煽られた。
何が、あった、だって?
まるで僕が何をしてたか、見ていたみたいじゃないか。
思った瞬間に腰が重く熱くなって、揺れそうになった身体を堪える。
きっとそうやって、伊吹に全部暴かれてしまうんだろう。京介が何をしていたのか、何をされたのか言わされて、その時京介がどんな気分でどんなことを考えていたかも見抜かれて。裸になるよりもっと深くまで開かれて入られて。
ぬるりとした感触が広がって、鳴りそうになった喉をスープを呑み込むことでごまかす。
「スープ熱くなかったですか?」
「そう? 大丈夫だけど」
スープなんかより、身体の方がもう熱い。恵子に向かっては冷えきっていたのに、伊吹と食事をしているだけでどんどん準備されていく。
おかしいと思うのに、頭の中に伊吹の前で服を脱いでいく自分が過る。
ジャンパーを脱いで上着を落とす。ネクタイを緩め、シャツの手首のボタンを外す。伊吹はじっと京介を見ている。その凝視がたまらなく嬉しい。ネクタイを引き抜けば、それはあの部屋でのように床に落ちると思ったのに、伊吹が手を差し出して受け取り、そのまま両手で弄んでくれる、その先のものをほのめかすように。見ながら、シャツのボタンを一つずつ外していく自分の指が震えてままならない。
あれで。
ごくん、と唾を呑む。
あれで僕を。
空想の中で競り上がってくるのはちりちり尖った快感。
溶けそう。
「何を焦ってるの?」
「……っ」
ふいに話し掛けられて我に返った。
妄想をそのまま覗き込まれていたような、それを見ていた伊吹がどんな顔をしているかが怖くてそろそろと眼を上げる。
「焦ってる?」
「今日はゆっくり付き合いますから」
伊吹のことばがきわどく翻る。
ゆっくり……どこまでも、僕を……?
喘いで泣きながら許しを請うてもまだずっと離さないで居てくれるほど……?
「コーヒーまでちゃんと付き合いますから」
静かに伊吹が続けて、がさりと熱が落ちた。
そうか。
呆気に取られながら現実に戻る。
そんな関係、じゃなかったんだっけ。
「僕、焦ってた?」
「少しですけど」
……汚い。
「そう」
僕は、汚れている。
突然湧いた想いに身動きできなくなった。
伊吹が純粋に京介のことを心配してくれているのに、京介はその伊吹に対して、暴くならまだしも、暴かれる妄想に身体をほてらせている。
きっと、恵子のせいだ。
恵子のやり方は大輔そっくりで。嫌がっても逃げようとしても押し開いて犯してくる手管が、覚え込まされたものそのままで、だから抵抗することさえ忘れて恵子を引き寄せた。
伊吹の顔を重ねて自分もごまかしながら快楽を貪った。
大輔が京介の身体に張った見えない罠に落ち込んでいくようで、けれどそれを思った瞬間に微かに動いたものは、確かに慣れ親しんだ世界への期待。
ぞくりとした。
孝と、同じだ。
大輔から逃れたのに、他に誰でも選べたのに、見えない糸に引き寄せられて、自分から大輔を求めていって。
京介も同じだろうか。
恵子を拒み切れなかったように、京介も、大輔にもし同じようにホテルに連れ込まれてしまったら、自分から引き寄せ身体を開いてしまうんだろうか。
脳裏に、想いが届かない伊吹を思って、快感だけを大輔に委ねて、嘲笑われながら駆け上がってしまうのだろうか。
大輔が駅を引き戻ってきて、もう一度背後に迫ってくるような気がする。伊吹の目の前で、京介がどれほど簡単にその手管に落ちるのか見せるために襲われそうで、ぞくぞくする。そんなことはありえないのに、ついつい周囲を見回していると、伊吹がぽつんと聞いた。
「誰か来るんですか」
「え」
「…誰かを探してるの?」
「あ、いや」
大輔を、探してるの。
そう聞かれた気がして血の気が引いた。同時にうねるような疼きが腹の底に蠢いて、それが紛れもなく誰かの熱さを求めるものだと気付いてしまう。
「ごめん、僕、もう」
フォークとナイフを置く。ワインを掴む。喉が、からからだ。
まさか、京介は、伊吹の前で大輔に抱かれたい、のか?
伊吹が凝視している前で、大輔に貫かれて喘ぐのを見られたいのか?
ワインをたて続けに流し込む。酔いに重なって上がってくる呼吸に震える。
嫌だ、そう思ったのに、それと裏腹に奇妙な開放感が広がってくる。
きっと伊吹は軽蔑するだろう。大輔に抱かれることを受け入れただけではなく、それを望んでいると見抜いて呆れ果てるだろう。口ではあんなに嫌がり怖がりながら、事実は気持ち良ければ誰でもいいのだと見下すだろう。
そして、京介を見捨てるに違いない、その他大勢と一緒にするな、と。
伊吹は誇り高いから。
襲われ犯されたとしてもそれだけの代償は払わせると、京介に言い渡したほどだから。
でも、そうなればもう、こんなに怯えることもない。
伊吹を想って、辿り着けないことに苦しむこともなくなる。京介がどれほど汚くて浅ましいのか晒されて、見捨てられて放り出されて、そうすればもう心置きなく、あのテラスの向こうに飛び込める。こんなに辛くて苦しいまま、伊吹の側に居なくてよくなる。
じゃあ、僕は。
茫然としながら京介は思った。
あの写真を、送りつけられるのを待ってるの……?
0
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
【ルーズに愛して】指輪を外したら、さようなら
深冬 芽以
恋愛
インテリアデザイナーの相川千尋《あいかわちひろ》は、よく似た名前の同僚で妻と別居中の有川比呂《ありかわひろ》と不倫関係にある。
ルールは一つ。
二人の関係は、比呂の離婚が成立するまで。
その意味を深く考えずに関係を始めた比呂だったが、今となっては本気で千尋を愛し始めていた。
だが、比呂の気持ちを知っても、頑なにルールを曲げようとしない千尋。
千尋と別れたくない比呂は、もう一つのルールを提案する。
比呂が離婚しない限り、絶対に別れない__。
【ルーズに愛して】シリーズ
~登場人物~
相川千尋《あいかわちひろ》……O大学ルーズサークルOG
トラスト不動産ホームデザイン部インテリアデザイン課主任
有川比呂《ありかわひろ》……トラスト不動産ホームデザイン部設計課主任
千尋の同僚
結婚四年、別居一年半の妻がいる
谷龍也《たにたつや》……O大学ルーズサークルOB
|Free Style Production《フリー スタイル プロダクション》営業二課主任
桑畠《くわはた》あきら……O大学ルーズサークルOG
市役所勤務、児童カウンセラー
小笠原陸《おがさわらりく》……O大学ルーズサークルOB
|Empire HOTEL《エンパイアホテル》支配人
小笠原春奈《おがさわらはるな》……陸の妻
|Empire HOTEL《エンパイアホテル》のパティシエ
新田大和《にったやまと》……O大学ルーズサークルOB
新田設計事務所副社長
五年前にさなえと結婚
新田《にった》さなえ……O大学ルーズサークルOG
新田大斗《にっただいと》……大和とさなえの息子
亀谷麻衣《かめやまい》……O大学ルーズサークルOG
楠行政書士事務所勤務
婚活中
鶴本駿介《つるもとしゅんすけ》……楠行政書士事務所勤務
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
嘘つき同士は真実の恋をする。
濘-NEI-
恋愛
都内郊外のリゾートホテルでソムリエとして働く瑞穂はワイン以上にゲームが大好き。
中でもオンラインゲーム〈グラズヘイム〉が大好きで、ロッソの名前でログインし、オフの時間と給料の全てを注ぎ込むほどのヘビーユーザー。
ある日ゲーム仲間とのオンライン飲み会で、親から結婚を急かされている話を愚痴ったところ、ギルマスのタラントの友人で、ゲームの中でもハイランカーのエルバに恋人役を頼めば良いと話が盛り上がり、話は急展開。
そしてエルバと直接会うことになった瑞穂だったが、エルバの意外な正体を知ることに⁉︎
Rシーンは※
ヒーロー視点は◇をつけてあります。
★この作品はエブリスタさんでも公開しています
ズボラ上司の甘い罠
松丹子
恋愛
小松春菜の上司、小野田は、無精髭に瓶底眼鏡、乱れた髪にゆるいネクタイ。
仕事はできる人なのに、あまりにももったいない!
かと思えば、イメチェンして来た課長はタイプど真ん中。
やばい。見惚れる。一体これで仕事になるのか?
上司の魅力から逃れようとしながら逃れきれず溺愛される、自分に自信のないフツーの女子の話。になる予定。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる