17 / 512
第1章
4.闇の中身(1)
しおりを挟む
ネクタイは明るい色で。ジャケットは渋めに。シャツは少し甘い印象でいい。
「ん、よし」
鏡の前で念入りに服装を改めて京介は部屋を出る。
思わず知らず零れている笑みを自覚してちょっと口元を押さえる。
「あんまり浮かれているとまずいかな」
それでも軽くなる足で出勤して、微妙な表情で見てくる石塚やことさら無視しようとする相子を視界の端にくるくる部署を見渡す。
「伊吹さんは?」
「シュレッダーです」
「ありがと」
廊下を弾むように歩く京介を、すれ違った他課の連中が不思議そうに見遣ってくる。何かあったのか、機嫌がいいな、とからかう声に、お天気いいですからね、と流して笑う。
決めた。
決めた。
もう決めた。
夕べ一人で眠ったベッドの中に誰が必要なのか、もう十分わかったから。
「おはよう、伊吹さん」
がーっと派手な音を鳴らしてシュレッダーをかける伊吹に声をかける。
「わあ、今日もいっぱいあるんだねえ」
振り向いた伊吹が訝しそうに眉を上げた。
「おはよーございます、課長」
どうしたの、と尋ねてくれないかな、そのふっくらした唇で。
そう思ったのに、それ以上話し掛けてくれないから、シュレッダー用の紙をぱらぱら見ながら京介から切り出す。
「ああ、それで次の日曜日、空けてね?」
「は?」
「あ、もう予定入ってたなら、申し訳なかったけど……こっちもさっさと済ませたいし」
伊吹がゆっくり瞬きする。
こういう人には既に決定事項として進めてしまうに限る。何がどうあろうと、誰が何と言おうと、もう京介は伊吹を手に入れると決めてしまったのだから。
「課長?」
「何?」
「お天気いいといいよねえ、遠出になるし。このあたりは動物霊園なくって」
「動物霊園?」
ほら、引っ掛かった。何かおかしな物言いだと対応を考えていただろうに、京介の撒いた餌にあっさり食い付くあたり、まだまだこういうところは可愛いよね。
でも、この可愛い人はいざとなればとんでもなく巨大な刃物を振り回してさ、底の底まで切り裂いてくるんだよね。
ぞくん。
昨日の震えが蘇った。
もう一度。
もう一度味わいたい、あの不可思議な快感。
伊吹の視線に晒されて、暴かれてみたい、何もかも。
微かな震えを押し隠して次々罠を張っていく。
「やっぱりこういうことはきちんとしておかないと。猫でもさ、僕の母親がわりだったようなところもあるし」
「はい?」
「墓前に報告ってのも時代遅れだけど、そういうところは古風なんだよねえ、僕」
「……課長」
「伊吹さんのところはどうなの、やっぱりきちんと御挨拶するべきなのかなあ」
「課長!」
「はい」
「一体何の話を」
警戒心を一杯に満たした伊吹は瞳をきらきら光らせている。それが朝日の中で戦闘体勢に入っている綺麗な肉食獣の眼にも見えて、京介は笑みを深めた。
ああ、欲しい。
君が、とても欲しい。
「え? 僕の結婚」
どきどきする胸を覚られないか。その不安に一層身体を疼かせて京介はしらっとした顔を装おう。
「相手は」
冷ややかな声。細めた目が温度を下げる。
ちりちりと尖る視線がくすぐったくて嬉しい。
見抜いて。
胸で誘う。
また、僕を、見抜いて。
「伊吹さん」
「聞いてないから!」
ばさばさっと伊吹の手から紙の束が散る。
「あーあ、こんなに撒いちゃって」
もっともっと近くまで来てほしくて、京介は紙を拾い集めながら忙しく頭を働かせる。
さて何が伊吹の気持ちを引くだろう? 京介にまだまだ謎があるとどうしたら思わせられる?
「あ、京ちゃんでも京介でもいいけど」
「……それ、まさか、あんたの母親が呼んでた名前だとか」
母親……なるほど家族関係にも興味を持ってもらえるってことかな?
じゃあ、ひょっとすると、実家に連れていくなんてことしたら、もっと伊吹は京介から離れられなくなるだろうか。動物霊園は口から出任せ、けれど埋めた『イブキ』の墓参りって言うのは伊吹を引き付けるいい手段かも知れない。
「凄い、そんなとこまでわかるんだ?」
「わかりたくないですし!」
話を合わせたのに、間髪入れず怒鳴られてちょっと傷ついた。
わかりたくないなんて言わないでほしい。もっと京介に興味を持ってほしい。突っ込んで来てはまってくれて、抜き差しならないほど一つになってほしい。
「何考えてんですか!」
何考えてるかぶちまけてもいいけど、引かれるのは困る。きょとんとした風で、
「? まずかった?」
「まずいもまずくないも、私は何にも聞いてないでしょうが!」
伊吹が薄赤くなっているのに気付いて、そうか、と気がついた。
確か伊吹は結婚することに夢を抱いているんだった。
「あ、そっか、そうだよね、そうだそうだ、これは僕が悪かった」
「当たり前です」
僕としたことが、ほんと舞い上がってるな。こんなはっきりした餌を使わないなんて。
くすくす思わず笑ってしまう。
結婚なんて形だけだ、そんなことは知っている。
でも、伊吹が京介に嵌まってくれるのに必要ならば、もちろん準備してあげよう。身体ごと心までおいしく頂かせてくれるなら、いくらでも手管を弄しよう。最後に確実に京介の中に堕ちてくれるなら、どんな苦労もゲームと同じ。
誇らしく始まりを宣言する。
「では、そういうことで伊吹さん、僕と結婚しましょう」
「決定事項か!」
にっこり笑って頷こうとしたら、伊吹の視線が京介の背後に泳いだ。
僕が目の前に居るのに、一体どこの誰を見てるの。
思わずむっとして振り返り、相子を見つけてああ、そうか、と気付く。
あれがまだ居たんだった。なるほど、それも伊吹は気にしてるんだ? なら今度こそさっさと手を打とう。
皮肉なもんだね、相子自身が教えた方法で、相子自身が葬られる。
つまり、邪魔者は消せ。
拾い集めた紙を手に立ち上がり、京介はくるりと向きを変えた。
「ああ、牟田さん……っ?」
「ちょっ…」
ふいに伊吹に腕を握られて、どくんと身体が波打った。京介がしようとしたことを察したらしい伊吹が真剣な顔で見上げてきて、胸の底から喜びが沸き上がってくる。
気付かなかった。
君はもう僕を気持ちに入れてくれてるんだね?
僕が相子を傷つけないかと、そんな顔して心配してくれている。どうでもいい男なら、きっと傍観するだけでしょう、それぐらいの度量は持ってるもんね?
だからその君を操るのは意外に簡単だ、と京介はほくそ笑む。崖に向かって突進してしまえばいい。
ほら、たとえばこんなふうに。
「僕、伊吹さんと結婚するから」
「うわああああっ」
固まった相子に慌てて離そうとした伊吹の手を、上からしっかり押さえつける。その手はやっぱり温かくて滑らかで小さくて強い。
掴んでて。
僕をずっとそうやって掴んでて。
そのためなら、僕は何でもできるから。
腕の伊吹の温もりを支えに、青ざめて目を見開いたままの相子ににこやかに笑う。
「手ぇ出したら、今度はぶっ殺す」
「ひええええ」
伊吹が似合わない引きつった声を上げた。
「何、その情けない声は」
「いや、だって、待ってください、それは」
ばたばたばたっ、と相子が身を翻して走り去っていく、けれど、そんなことはどうでもいい。
もがいている伊吹はそれでも京介の腕を握ったままだ。
その手を押さえている自分が、もうバージンロードを歩いているような気分になって、京介は微笑んだ。
「やー、今日は何かを成し遂げたって気分で気持ちいいなあっ!」
でもきっと。
お楽しみはこれからだ。
古い台詞を思い出して、初めて運命に感謝した。
「ん、よし」
鏡の前で念入りに服装を改めて京介は部屋を出る。
思わず知らず零れている笑みを自覚してちょっと口元を押さえる。
「あんまり浮かれているとまずいかな」
それでも軽くなる足で出勤して、微妙な表情で見てくる石塚やことさら無視しようとする相子を視界の端にくるくる部署を見渡す。
「伊吹さんは?」
「シュレッダーです」
「ありがと」
廊下を弾むように歩く京介を、すれ違った他課の連中が不思議そうに見遣ってくる。何かあったのか、機嫌がいいな、とからかう声に、お天気いいですからね、と流して笑う。
決めた。
決めた。
もう決めた。
夕べ一人で眠ったベッドの中に誰が必要なのか、もう十分わかったから。
「おはよう、伊吹さん」
がーっと派手な音を鳴らしてシュレッダーをかける伊吹に声をかける。
「わあ、今日もいっぱいあるんだねえ」
振り向いた伊吹が訝しそうに眉を上げた。
「おはよーございます、課長」
どうしたの、と尋ねてくれないかな、そのふっくらした唇で。
そう思ったのに、それ以上話し掛けてくれないから、シュレッダー用の紙をぱらぱら見ながら京介から切り出す。
「ああ、それで次の日曜日、空けてね?」
「は?」
「あ、もう予定入ってたなら、申し訳なかったけど……こっちもさっさと済ませたいし」
伊吹がゆっくり瞬きする。
こういう人には既に決定事項として進めてしまうに限る。何がどうあろうと、誰が何と言おうと、もう京介は伊吹を手に入れると決めてしまったのだから。
「課長?」
「何?」
「お天気いいといいよねえ、遠出になるし。このあたりは動物霊園なくって」
「動物霊園?」
ほら、引っ掛かった。何かおかしな物言いだと対応を考えていただろうに、京介の撒いた餌にあっさり食い付くあたり、まだまだこういうところは可愛いよね。
でも、この可愛い人はいざとなればとんでもなく巨大な刃物を振り回してさ、底の底まで切り裂いてくるんだよね。
ぞくん。
昨日の震えが蘇った。
もう一度。
もう一度味わいたい、あの不可思議な快感。
伊吹の視線に晒されて、暴かれてみたい、何もかも。
微かな震えを押し隠して次々罠を張っていく。
「やっぱりこういうことはきちんとしておかないと。猫でもさ、僕の母親がわりだったようなところもあるし」
「はい?」
「墓前に報告ってのも時代遅れだけど、そういうところは古風なんだよねえ、僕」
「……課長」
「伊吹さんのところはどうなの、やっぱりきちんと御挨拶するべきなのかなあ」
「課長!」
「はい」
「一体何の話を」
警戒心を一杯に満たした伊吹は瞳をきらきら光らせている。それが朝日の中で戦闘体勢に入っている綺麗な肉食獣の眼にも見えて、京介は笑みを深めた。
ああ、欲しい。
君が、とても欲しい。
「え? 僕の結婚」
どきどきする胸を覚られないか。その不安に一層身体を疼かせて京介はしらっとした顔を装おう。
「相手は」
冷ややかな声。細めた目が温度を下げる。
ちりちりと尖る視線がくすぐったくて嬉しい。
見抜いて。
胸で誘う。
また、僕を、見抜いて。
「伊吹さん」
「聞いてないから!」
ばさばさっと伊吹の手から紙の束が散る。
「あーあ、こんなに撒いちゃって」
もっともっと近くまで来てほしくて、京介は紙を拾い集めながら忙しく頭を働かせる。
さて何が伊吹の気持ちを引くだろう? 京介にまだまだ謎があるとどうしたら思わせられる?
「あ、京ちゃんでも京介でもいいけど」
「……それ、まさか、あんたの母親が呼んでた名前だとか」
母親……なるほど家族関係にも興味を持ってもらえるってことかな?
じゃあ、ひょっとすると、実家に連れていくなんてことしたら、もっと伊吹は京介から離れられなくなるだろうか。動物霊園は口から出任せ、けれど埋めた『イブキ』の墓参りって言うのは伊吹を引き付けるいい手段かも知れない。
「凄い、そんなとこまでわかるんだ?」
「わかりたくないですし!」
話を合わせたのに、間髪入れず怒鳴られてちょっと傷ついた。
わかりたくないなんて言わないでほしい。もっと京介に興味を持ってほしい。突っ込んで来てはまってくれて、抜き差しならないほど一つになってほしい。
「何考えてんですか!」
何考えてるかぶちまけてもいいけど、引かれるのは困る。きょとんとした風で、
「? まずかった?」
「まずいもまずくないも、私は何にも聞いてないでしょうが!」
伊吹が薄赤くなっているのに気付いて、そうか、と気がついた。
確か伊吹は結婚することに夢を抱いているんだった。
「あ、そっか、そうだよね、そうだそうだ、これは僕が悪かった」
「当たり前です」
僕としたことが、ほんと舞い上がってるな。こんなはっきりした餌を使わないなんて。
くすくす思わず笑ってしまう。
結婚なんて形だけだ、そんなことは知っている。
でも、伊吹が京介に嵌まってくれるのに必要ならば、もちろん準備してあげよう。身体ごと心までおいしく頂かせてくれるなら、いくらでも手管を弄しよう。最後に確実に京介の中に堕ちてくれるなら、どんな苦労もゲームと同じ。
誇らしく始まりを宣言する。
「では、そういうことで伊吹さん、僕と結婚しましょう」
「決定事項か!」
にっこり笑って頷こうとしたら、伊吹の視線が京介の背後に泳いだ。
僕が目の前に居るのに、一体どこの誰を見てるの。
思わずむっとして振り返り、相子を見つけてああ、そうか、と気付く。
あれがまだ居たんだった。なるほど、それも伊吹は気にしてるんだ? なら今度こそさっさと手を打とう。
皮肉なもんだね、相子自身が教えた方法で、相子自身が葬られる。
つまり、邪魔者は消せ。
拾い集めた紙を手に立ち上がり、京介はくるりと向きを変えた。
「ああ、牟田さん……っ?」
「ちょっ…」
ふいに伊吹に腕を握られて、どくんと身体が波打った。京介がしようとしたことを察したらしい伊吹が真剣な顔で見上げてきて、胸の底から喜びが沸き上がってくる。
気付かなかった。
君はもう僕を気持ちに入れてくれてるんだね?
僕が相子を傷つけないかと、そんな顔して心配してくれている。どうでもいい男なら、きっと傍観するだけでしょう、それぐらいの度量は持ってるもんね?
だからその君を操るのは意外に簡単だ、と京介はほくそ笑む。崖に向かって突進してしまえばいい。
ほら、たとえばこんなふうに。
「僕、伊吹さんと結婚するから」
「うわああああっ」
固まった相子に慌てて離そうとした伊吹の手を、上からしっかり押さえつける。その手はやっぱり温かくて滑らかで小さくて強い。
掴んでて。
僕をずっとそうやって掴んでて。
そのためなら、僕は何でもできるから。
腕の伊吹の温もりを支えに、青ざめて目を見開いたままの相子ににこやかに笑う。
「手ぇ出したら、今度はぶっ殺す」
「ひええええ」
伊吹が似合わない引きつった声を上げた。
「何、その情けない声は」
「いや、だって、待ってください、それは」
ばたばたばたっ、と相子が身を翻して走り去っていく、けれど、そんなことはどうでもいい。
もがいている伊吹はそれでも京介の腕を握ったままだ。
その手を押さえている自分が、もうバージンロードを歩いているような気分になって、京介は微笑んだ。
「やー、今日は何かを成し遂げたって気分で気持ちいいなあっ!」
でもきっと。
お楽しみはこれからだ。
古い台詞を思い出して、初めて運命に感謝した。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
禁断溺愛
流月るる
恋愛
親同士の結婚により、中学三年生の時に湯浅製薬の御曹司・巧と義兄妹になった真尋。新しい家族と一緒に暮らし始めた彼女は、義兄から独占欲を滲ませた態度を取られるようになる。そんな義兄の様子に、真尋の心は揺れ続けて月日は流れ――真尋は、就職を区切りに彼への想いを断ち切るため、義父との養子縁組を解消し、ひっそりと実家を出た。しかし、ほどなくして海外赴任から戻った巧に、その事実を知られてしまう。当然のごとく義兄は大激怒で真尋のマンションに押しかけ、「赤の他人になったのなら、もう遠慮する必要はないな」と、甘く淫らに懐柔してきて……? 切なくて心が甘く疼く大人のエターナル・ラブ。
【ルーズに愛して】指輪を外したら、さようなら
深冬 芽以
恋愛
インテリアデザイナーの相川千尋《あいかわちひろ》は、よく似た名前の同僚で妻と別居中の有川比呂《ありかわひろ》と不倫関係にある。
ルールは一つ。
二人の関係は、比呂の離婚が成立するまで。
その意味を深く考えずに関係を始めた比呂だったが、今となっては本気で千尋を愛し始めていた。
だが、比呂の気持ちを知っても、頑なにルールを曲げようとしない千尋。
千尋と別れたくない比呂は、もう一つのルールを提案する。
比呂が離婚しない限り、絶対に別れない__。
【ルーズに愛して】シリーズ
~登場人物~
相川千尋《あいかわちひろ》……O大学ルーズサークルOG
トラスト不動産ホームデザイン部インテリアデザイン課主任
有川比呂《ありかわひろ》……トラスト不動産ホームデザイン部設計課主任
千尋の同僚
結婚四年、別居一年半の妻がいる
谷龍也《たにたつや》……O大学ルーズサークルOB
|Free Style Production《フリー スタイル プロダクション》営業二課主任
桑畠《くわはた》あきら……O大学ルーズサークルOG
市役所勤務、児童カウンセラー
小笠原陸《おがさわらりく》……O大学ルーズサークルOB
|Empire HOTEL《エンパイアホテル》支配人
小笠原春奈《おがさわらはるな》……陸の妻
|Empire HOTEL《エンパイアホテル》のパティシエ
新田大和《にったやまと》……O大学ルーズサークルOB
新田設計事務所副社長
五年前にさなえと結婚
新田《にった》さなえ……O大学ルーズサークルOG
新田大斗《にっただいと》……大和とさなえの息子
亀谷麻衣《かめやまい》……O大学ルーズサークルOG
楠行政書士事務所勤務
婚活中
鶴本駿介《つるもとしゅんすけ》……楠行政書士事務所勤務
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜
瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。
まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。
息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。
あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。
夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで……
夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。
嘘つき同士は真実の恋をする。
濘-NEI-
恋愛
都内郊外のリゾートホテルでソムリエとして働く瑞穂はワイン以上にゲームが大好き。
中でもオンラインゲーム〈グラズヘイム〉が大好きで、ロッソの名前でログインし、オフの時間と給料の全てを注ぎ込むほどのヘビーユーザー。
ある日ゲーム仲間とのオンライン飲み会で、親から結婚を急かされている話を愚痴ったところ、ギルマスのタラントの友人で、ゲームの中でもハイランカーのエルバに恋人役を頼めば良いと話が盛り上がり、話は急展開。
そしてエルバと直接会うことになった瑞穂だったが、エルバの意外な正体を知ることに⁉︎
Rシーンは※
ヒーロー視点は◇をつけてあります。
★この作品はエブリスタさんでも公開しています
ズボラ上司の甘い罠
松丹子
恋愛
小松春菜の上司、小野田は、無精髭に瓶底眼鏡、乱れた髪にゆるいネクタイ。
仕事はできる人なのに、あまりにももったいない!
かと思えば、イメチェンして来た課長はタイプど真ん中。
やばい。見惚れる。一体これで仕事になるのか?
上司の魅力から逃れようとしながら逃れきれず溺愛される、自分に自信のないフツーの女子の話。になる予定。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる