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第3話 花咲姫と奔流王
10.エリクの痕跡(1)
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ルシュカの谷から戻る馬車はバラディオスが用立てた。
4人乗れる馬車を用意し、十数人の人手を連れて乗り込んできたバラディオスに、レダンは『祈りの館』の片付けと管理を任せ、空洞の中にリュハヤの遺体を埋めて墓とし、祭礼を行わせた。
司祭イルデハヤは混乱の最中にどこへ逃げ出したものか、行方が知れない。
悲惨な結末を迎えた龍神祭りの詳細は信者には伏せられ、この地を守る代償にリュハヤが贄となったと伝えられ、オルガやモレンは涙したが、レース工房も『祈りの館』も『引き続き』王家の管理のもとで守られると知らされて安心したようだ。
「…お休みになってますね」
「そうだな」
馬車の中で、疲れ切ったシャルンはルッカの膝で静かに寝息を立てていた。
リュハヤの血に染まったドレスは遺体を包んで埋められ、バラディオスが用意した薄緑のドレスはこよなくシャルンに似合った。いささかむくれたレダンは、シャルンに膝枕をすると聞かなかったが、ガストがもたらした知らせに、その役をルッカに譲った。
「眠っていてくれて幸いだったな」
「まさか、こんなものが見つかるとはね」
ガストがそっと取り出したのは赤い皮表紙の本だ。イルデハヤ逃亡後に、『祈りの館』中を改めて見つけ出したものの1つで、中にはハイオルト王城の書庫にあった本である旨の押印がされていた。
「ミディルン鉱石の組成と成り立ちについて。まあ、考えてみれば、この手の研究がハイオルトで成されなかった方が不思議ですよね」
溜息混じりに呟く。
「新しい情報はあったか?」
レダンが覗き込む。
「ごく簡単な記載ですが、ミディルン鉱石は『生物由来』ではないかと説かれてますね」
「『生物由来』………生き物の何かからできているってことか?」
「地面の奥深くに随分昔に閉じ込められた草や木が、宝石のようなものになることは知られています。ミディルン鉱石もその1つかも知れないと言うことです」
「ふむ…じゃあ、次は何の生き物か、と言うことか」
「それについてですが、ミディルン鉱石が洞窟のようなところで見つかることが多いのは確かです。ああいった場所に住む生物と考えてはどうですかね」
「………ルシュカには何もいなかったな」
「居たけれど、気づかなかったのか、それとも遠い昔に『居た』のか」
「…失礼ながら、よろしゅうございますか」
シャルンの顔を見守っていたルッカが口を挟んだ。
「何だ?」
「『ガーダスの糸』と言うことばがあります」
「ああ、レースの原料だな」
「その『ガーダス』が生物の名前と考えてはいかがでしょう」
「ふうむ…」
レダンは唸った。
アルシア生まれのこの侍女は、腕っ節だけではなく、時々鋭い意見を持つ。
「『ガーダスの糸』はご存知の通り、ハイオルトの北の洞窟近くで見つかります。『祈りの館』であれほどたくさんの『ガーダスの糸』を見て思ったのですが、あれもまた『生物由来』で、いまもなお作り出されているのではありますまいか」
「面白いな」
レダンは皮表紙の本をパラパラ捲りながら、
「ミディルン鉱石は『ガーダス』から生まれたものだと言う仮説か……」
ふと、最後にページに書き込まれた名前に目を止める。
「ラクレス・ハイオルト・エリクシア……?」
「まあ」
ルッカが思わずと言った調子で声を上げた。
「それは王妃様のお名前ですよ」
「王妃? シャルンの母親か?」
「なるほど、奥方様の母君は、ミディルン鉱石を研究されてもいらしたのですね」
ガストが大きく頷いた。
「ならばこそ、幼い奥方様が、ミディルン鉱石から何を呼び出したのか、すぐに気づかれた?」
「その母親は……思慮深い女性だったんだろうな?」
レダンは考え考え確認した。
ラクレス・ハイオルト・エリクシア。
穏やかで思慮深い、母アグレンシアの良き友人となった女性の名前はエリク。
これは偶然だろうか。
「はい……姫様のことを案じられておりました。北の洞窟で身につけておられたショールが見つかっただけで、今も行方不明のままでございます」
「北の、洞窟…」
繰り返してみる。ありえなくもなさそうだ。
「まさか、レダン」
「そのまさかさ」
ぎくりとしたガストに頷く。
「洞窟は、エイリカ湖の湖畔では複雑に地下迷宮のように繋がっていた」
地下迷宮。このことばはレダンにとって辛いことばだ。いつかシャルンを失う、と聞こえる。
それでも疑いをはっきり口に出す。不安は、抱えていては減らない。見つけ出し、姿形を確かめて、ようやく減らす道が探し出せる。
「もし、シャルンの母親がミディルン鉱石の何かを調べていて、誰かに洞窟の中へ置き去りにされたとしたら? もし、迷い込んで彷徨い、カースウェルにまで辿り着いたとしたら?」
記憶を失った正体不明の女性、エリクは、実はハイオルトの王妃ではなかったのか。
そうだとしたら、シャルンの傷みを1つは減らせるかも知れない。母親に見捨てられたとの気持ちが安らぐかも知れない。
「……もう一つ、お話がございます」
ルッカが目を光らせながら言い出した。
「実はあまり知られておりませんが、アルシアにも地下迷宮と呼ばれる場所がございます」
「何?」
レダンはもちろん、ガストが身を乗り出した。
「もし、もしかして、そこに何かの生き物がいたとして、それが『糸』に関わるものだったとしたら……あるいは、アルシアの地下迷宮の奥深くに、ミディルン鉱石が見つかりましたら…」
「そして、そこにも巨大な鉱石があったら……」
ルッカにレダンはことばを重ねる。
「行方不明になったイルデハヤは、やってくるかも知れねえな?」
冷ややかな怒りと殺気が胸に広がった。放置していては、己の欲のために、また同じことをするのだろう。
「…奥方様のお疲れが取れましたら、参りましょう、アルシアへ」
「…そうだな。戻り次第、サリストアに連絡を取ろう」
はやるガストに、レダンは重く同意する。
仕方がない。進むしかない。しかし。
揺れる馬車の中、シャルンはまだ眠っている。よほど疲れているのだろう。
その髪の一房を指に絡めて身を屈め、レダンはそっと唇を触れた。
胸の中で誓う。
如何なる『力』がシャルンを望もうとも、如何なる『祈り』がシャルンに載せられようとも、俺は離れない。
その全てを共に背負い、共に次の未来に繋いで見せる。
龍よ、見ているがいい、奔流王の名を思い知れ。
4人乗れる馬車を用意し、十数人の人手を連れて乗り込んできたバラディオスに、レダンは『祈りの館』の片付けと管理を任せ、空洞の中にリュハヤの遺体を埋めて墓とし、祭礼を行わせた。
司祭イルデハヤは混乱の最中にどこへ逃げ出したものか、行方が知れない。
悲惨な結末を迎えた龍神祭りの詳細は信者には伏せられ、この地を守る代償にリュハヤが贄となったと伝えられ、オルガやモレンは涙したが、レース工房も『祈りの館』も『引き続き』王家の管理のもとで守られると知らされて安心したようだ。
「…お休みになってますね」
「そうだな」
馬車の中で、疲れ切ったシャルンはルッカの膝で静かに寝息を立てていた。
リュハヤの血に染まったドレスは遺体を包んで埋められ、バラディオスが用意した薄緑のドレスはこよなくシャルンに似合った。いささかむくれたレダンは、シャルンに膝枕をすると聞かなかったが、ガストがもたらした知らせに、その役をルッカに譲った。
「眠っていてくれて幸いだったな」
「まさか、こんなものが見つかるとはね」
ガストがそっと取り出したのは赤い皮表紙の本だ。イルデハヤ逃亡後に、『祈りの館』中を改めて見つけ出したものの1つで、中にはハイオルト王城の書庫にあった本である旨の押印がされていた。
「ミディルン鉱石の組成と成り立ちについて。まあ、考えてみれば、この手の研究がハイオルトで成されなかった方が不思議ですよね」
溜息混じりに呟く。
「新しい情報はあったか?」
レダンが覗き込む。
「ごく簡単な記載ですが、ミディルン鉱石は『生物由来』ではないかと説かれてますね」
「『生物由来』………生き物の何かからできているってことか?」
「地面の奥深くに随分昔に閉じ込められた草や木が、宝石のようなものになることは知られています。ミディルン鉱石もその1つかも知れないと言うことです」
「ふむ…じゃあ、次は何の生き物か、と言うことか」
「それについてですが、ミディルン鉱石が洞窟のようなところで見つかることが多いのは確かです。ああいった場所に住む生物と考えてはどうですかね」
「………ルシュカには何もいなかったな」
「居たけれど、気づかなかったのか、それとも遠い昔に『居た』のか」
「…失礼ながら、よろしゅうございますか」
シャルンの顔を見守っていたルッカが口を挟んだ。
「何だ?」
「『ガーダスの糸』と言うことばがあります」
「ああ、レースの原料だな」
「その『ガーダス』が生物の名前と考えてはいかがでしょう」
「ふうむ…」
レダンは唸った。
アルシア生まれのこの侍女は、腕っ節だけではなく、時々鋭い意見を持つ。
「『ガーダスの糸』はご存知の通り、ハイオルトの北の洞窟近くで見つかります。『祈りの館』であれほどたくさんの『ガーダスの糸』を見て思ったのですが、あれもまた『生物由来』で、いまもなお作り出されているのではありますまいか」
「面白いな」
レダンは皮表紙の本をパラパラ捲りながら、
「ミディルン鉱石は『ガーダス』から生まれたものだと言う仮説か……」
ふと、最後にページに書き込まれた名前に目を止める。
「ラクレス・ハイオルト・エリクシア……?」
「まあ」
ルッカが思わずと言った調子で声を上げた。
「それは王妃様のお名前ですよ」
「王妃? シャルンの母親か?」
「なるほど、奥方様の母君は、ミディルン鉱石を研究されてもいらしたのですね」
ガストが大きく頷いた。
「ならばこそ、幼い奥方様が、ミディルン鉱石から何を呼び出したのか、すぐに気づかれた?」
「その母親は……思慮深い女性だったんだろうな?」
レダンは考え考え確認した。
ラクレス・ハイオルト・エリクシア。
穏やかで思慮深い、母アグレンシアの良き友人となった女性の名前はエリク。
これは偶然だろうか。
「はい……姫様のことを案じられておりました。北の洞窟で身につけておられたショールが見つかっただけで、今も行方不明のままでございます」
「北の、洞窟…」
繰り返してみる。ありえなくもなさそうだ。
「まさか、レダン」
「そのまさかさ」
ぎくりとしたガストに頷く。
「洞窟は、エイリカ湖の湖畔では複雑に地下迷宮のように繋がっていた」
地下迷宮。このことばはレダンにとって辛いことばだ。いつかシャルンを失う、と聞こえる。
それでも疑いをはっきり口に出す。不安は、抱えていては減らない。見つけ出し、姿形を確かめて、ようやく減らす道が探し出せる。
「もし、シャルンの母親がミディルン鉱石の何かを調べていて、誰かに洞窟の中へ置き去りにされたとしたら? もし、迷い込んで彷徨い、カースウェルにまで辿り着いたとしたら?」
記憶を失った正体不明の女性、エリクは、実はハイオルトの王妃ではなかったのか。
そうだとしたら、シャルンの傷みを1つは減らせるかも知れない。母親に見捨てられたとの気持ちが安らぐかも知れない。
「……もう一つ、お話がございます」
ルッカが目を光らせながら言い出した。
「実はあまり知られておりませんが、アルシアにも地下迷宮と呼ばれる場所がございます」
「何?」
レダンはもちろん、ガストが身を乗り出した。
「もし、もしかして、そこに何かの生き物がいたとして、それが『糸』に関わるものだったとしたら……あるいは、アルシアの地下迷宮の奥深くに、ミディルン鉱石が見つかりましたら…」
「そして、そこにも巨大な鉱石があったら……」
ルッカにレダンはことばを重ねる。
「行方不明になったイルデハヤは、やってくるかも知れねえな?」
冷ややかな怒りと殺気が胸に広がった。放置していては、己の欲のために、また同じことをするのだろう。
「…奥方様のお疲れが取れましたら、参りましょう、アルシアへ」
「…そうだな。戻り次第、サリストアに連絡を取ろう」
はやるガストに、レダンは重く同意する。
仕方がない。進むしかない。しかし。
揺れる馬車の中、シャルンはまだ眠っている。よほど疲れているのだろう。
その髪の一房を指に絡めて身を屈め、レダンはそっと唇を触れた。
胸の中で誓う。
如何なる『力』がシャルンを望もうとも、如何なる『祈り』がシャルンに載せられようとも、俺は離れない。
その全てを共に背負い、共に次の未来に繋いで見せる。
龍よ、見ているがいい、奔流王の名を思い知れ。
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