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「では、どうぞ」
玄関に近い小部屋で、広子と向かい合った松井が促した。
「そうね。ええ、まあ、夢を見るのよ」
小部屋に人が隠れる余地はなく、何も怪しげなものが置いていないことに少しほっとして、松井は口を開いた。五百円払っている、自分は客なのだ、そんな気持ちもあったせいだろう。
「夢」
松井はうなずいて、運んできた湯気のたつ湯飲み茶わんを持ち上げた。近所の主婦が遊びにきた、そんな気安さを感じさせる仕草だ。
「川かな。プールかな。よくわからないわ」
広子はことばを切った。
ちょっとでもうんざりした様子になったら、すぐに文句をつけて帰ってやろう。そう思ったが、松井は深刻な打ち明け話を聞かされているように神妙な顔で待っている。
広子は仕方なしにことばを継いだ。
「すごい流れがあって、その中で溺れそうなの。上には上がれないのよ、体に鎖みたいなものが巻き付いてて、その下は水の底にあるの。錨のようなものね。何度も見るわ。溺れる寸前で必死になって目を覚ますのよ。一晩に何回も見ることがあるわ。海じゃない。それはいつも不思議とそうなの」
松井は黙っている。疑われたように感じて、広子は急いで付け加えた。
「海じゃないっていうのは、塩辛くないからよ。夢でも味ってわかるのね。人に聞いた話だけど、音とかにおいとかもわかるんですって。だから、夢にも五感があるわけよ。わたしの夢に味があっても不思議じゃないでしょ」
言いながら、広子は、ふと何か、不安なざわめきを感じた。
そうではない。そうではなかったのではないか。
塩辛いと感じなかったから海ではないとわかった、のではなく、海であってはまずいと思ったからではないのか。
そのささやきが大きな声で聞こえそうになったとたん、広子はくすくす笑い出した。
「ああ、ごめんなさい。変よね、塩辛いとか塩辛くないとか、むきになって。夢の話なのよ、つじつまがあうってもんじゃないわ。いいわ、海でもどっちでも」
「錨のような、鎖?」
松井がようやく口を開いた、静かな声で確かめる。
「ええそうよ、でも、それがどうしたっていうの。ことばの表現の一つでしょ。錨かどうか、鎖の先は確かめてないわ。そんなことしてられないのよ、溺れそうになってるんだから」
広子はむっとした。のぞき込んでくるような松井の視線がうっとうしい。
「わかったわ、海にしておけばいいでしょ。でもね、あれは川なの。流れがあったし、海みたいに広くて深いものじゃなかったの。流れが早くて溺れそうなだけで、鎖のせいじゃないわ。鎖は体に巻き付いてたけど、解こうと思ったらいつでも解けたのよ」
松井は目を伏せて、再びわずかに首を傾げた。広子のことばより遥かに遠い物音、広子のことばの奥底にある荒々しい雷を聞き取ろうとでもするように。
チガウ、チガウワ。
広子の中にぱちぱちとことばが弾けた。
何だろう、何かがずれ始めている。何か、広子の予定にないものが勝手に動き出し始めている。
その感覚には覚えがあった。
あの雨の夜の電話を取った、夫の声。あの穏やかにすんだ夕食の後にいきなり出て行った、息子の後ろ姿。一日中働いて疲れ切った夜、横になった布団の中で強ばっていく、自分の体。
それらの奥にあるもの。
「夢なのよ。つじつまなんか合わないわ。それより、この一時間は私のものよね。どんな話をしてもいいんでしょ。あなたのことを知りたいわ。どうしてこんなことをしてるの。お金のため? 人のゴシップを楽しんでるの?」
広子は話を始めて、その感覚を締め出した。
それこそ、夢から醒めたように、松井が瞬きをする。
「ねえ、話してちょうだい。知りたいわ」
「……一時間五百円頂いて、お話を聞きます。それだけです」
「だから、どうしてこんなことをしているのか、よ」
広子がねだると、松井は少しの間、はかるように広子を見ていたが、やがてはっきり首を振った。
「いいえ、お話しません。その必要はありませんから」
「どうして? あなたが話せば、私ももっといろんなことを話せると思うわ。話しやすくなるじゃない。そうよ。五百円とかお金のやりとりじゃなくて、友達になれるかも」
広子は胸の中でくすくす笑った。
きっと、この松井という女は寂しいのだ。だから、こうして、人の相談に乗るふりをして、誰彼なしに話し相手を探しているのだ。
だが、松井は初めて悲しそうに笑った。
「いいえ、違います。私はカウンセリングをしているわけでも、友達をほしがっているわけでもありません。私は聞くだけ、それしかしません。だから自分については話しません。あなたは、話したいことがあれば好きなだけ話してもらえばいいんです」
「でも!」
広子はいら立った。
「海のことや錨のことを尋ねたじゃない!」
「わからなかったからです」
松井は淡々と応じた。
「あなたの話を私はきちんと聞こうとしています。そうすると、わからないことがいろいろ出てくるんです。あなたは、夢の中の流れがある水を海だとは考えたくないようです。鎖が巻き付いていて溺れそうだと言うけど、解こうと思えばいつでも解けた、とも言う。けれど、その夢は苦しくて、死にそうになっては目が覚める、とも言う。では、あなたは、自分で鎖を巻き付けて溺れている夢を作り出しているのではないか……そう考えています」
「いいかげんにして!」
広子は思わず立ち上がった。胸の奥が大きく激しく揺さぶられている。
「じゃあ、私は好きで死にかけてるって言うの! 自分を鎖で縛って水の中へ飛び込んでいるって言うの! 何のためにそんなことしなくちゃならないのよ! 私だって、精一杯やってるわよ! やれることは何でもした、けど、だめだったんじゃない!」
広子の耳の底に、電話のベルが鳴り響いている。
リーンリーンリーン。もしもし。若くて艶やかな女の声。和高さんの奥さんですね。「どなたですか」。別れて下さい、あの人と。プツン、ツーツーツー。そしてすぐにベルは鳴り出す。受話器を置いても置いてもすぐに。繰り返し。繰り返し。繰り返し。繰り返し。
「もう、たくさんだわ!」
広子は怒鳴って、息を呑んだ。
そっくり同じ声で怒鳴って、家を出て行った息子が自分に重なってくる。
夫が留守がちでも、子どもに不安は抱かせたくなくて、食事にも手をかけた、会話も心掛けていた。
なのに、それはやってきた。穏やかな夕食の何げない会話の後。
今日、どうだった? え? 学校で。うん、まあ。文化祭あるんでしょ。そう。みんな、はりきってる? うちのクラス、ツー・ショット・クラブやるんだ。 ツー・ショット・クラブ? そ、プリクラとかでコーナー作って。楽しみね。そうでもない、女の子もブサイクばっかで。え、あの子はかわいかったじゃない、ほら、川田さんとか……。
『もう、たくさんだ!』
息子はそう叫んでいきなり家を出ていってしまった。
「帰るわ」
つぶやいて立ち上がり、広子はよろめいた。
ふいに、何もかもがあやふやなものに思えた。
こんなことになるなんて、思いもしていなかった。どこで間違えてしまったのだろう。何が一体悪かったのだろう。不安が押し寄せてくる。きっと何かが違ったのだ。それを見つけてやり直せば、うまくいく。そうきっと、うまくいく。これまでだってそうだった。
広子はそう心の中で繰り返した。
髪をなでつけ、服のポケットを探る。スプレーはまだ確かにあった。その固くて冷たい感触を確かめながら、足を踏みしめ、同じように立ち上がった松井を頭をそらして見下ろす。
「もう、ここへは来ません」
「そうですか」
松井はたじろがなかった。じっと広子を見つめる目がどんどん深くなっていく。広子は目を逸らせた。
「二度と、来ません」
「はい」
玄関へ向かう広子を、松井はゆったりと送った。広子が出て行く時にも黙っていた。
時計は十時五十分だった。
「三十分以上損をしたわ。もっと、もっとよ。ここへ来たことが間違いだった。もっとよく考えて、やり直さなくちゃ」
「ありがとうございました」
頭を下げる松井に、広子は吐き捨てて背中を向けた。
「何様だと思ってんのよ」
玄関に近い小部屋で、広子と向かい合った松井が促した。
「そうね。ええ、まあ、夢を見るのよ」
小部屋に人が隠れる余地はなく、何も怪しげなものが置いていないことに少しほっとして、松井は口を開いた。五百円払っている、自分は客なのだ、そんな気持ちもあったせいだろう。
「夢」
松井はうなずいて、運んできた湯気のたつ湯飲み茶わんを持ち上げた。近所の主婦が遊びにきた、そんな気安さを感じさせる仕草だ。
「川かな。プールかな。よくわからないわ」
広子はことばを切った。
ちょっとでもうんざりした様子になったら、すぐに文句をつけて帰ってやろう。そう思ったが、松井は深刻な打ち明け話を聞かされているように神妙な顔で待っている。
広子は仕方なしにことばを継いだ。
「すごい流れがあって、その中で溺れそうなの。上には上がれないのよ、体に鎖みたいなものが巻き付いてて、その下は水の底にあるの。錨のようなものね。何度も見るわ。溺れる寸前で必死になって目を覚ますのよ。一晩に何回も見ることがあるわ。海じゃない。それはいつも不思議とそうなの」
松井は黙っている。疑われたように感じて、広子は急いで付け加えた。
「海じゃないっていうのは、塩辛くないからよ。夢でも味ってわかるのね。人に聞いた話だけど、音とかにおいとかもわかるんですって。だから、夢にも五感があるわけよ。わたしの夢に味があっても不思議じゃないでしょ」
言いながら、広子は、ふと何か、不安なざわめきを感じた。
そうではない。そうではなかったのではないか。
塩辛いと感じなかったから海ではないとわかった、のではなく、海であってはまずいと思ったからではないのか。
そのささやきが大きな声で聞こえそうになったとたん、広子はくすくす笑い出した。
「ああ、ごめんなさい。変よね、塩辛いとか塩辛くないとか、むきになって。夢の話なのよ、つじつまがあうってもんじゃないわ。いいわ、海でもどっちでも」
「錨のような、鎖?」
松井がようやく口を開いた、静かな声で確かめる。
「ええそうよ、でも、それがどうしたっていうの。ことばの表現の一つでしょ。錨かどうか、鎖の先は確かめてないわ。そんなことしてられないのよ、溺れそうになってるんだから」
広子はむっとした。のぞき込んでくるような松井の視線がうっとうしい。
「わかったわ、海にしておけばいいでしょ。でもね、あれは川なの。流れがあったし、海みたいに広くて深いものじゃなかったの。流れが早くて溺れそうなだけで、鎖のせいじゃないわ。鎖は体に巻き付いてたけど、解こうと思ったらいつでも解けたのよ」
松井は目を伏せて、再びわずかに首を傾げた。広子のことばより遥かに遠い物音、広子のことばの奥底にある荒々しい雷を聞き取ろうとでもするように。
チガウ、チガウワ。
広子の中にぱちぱちとことばが弾けた。
何だろう、何かがずれ始めている。何か、広子の予定にないものが勝手に動き出し始めている。
その感覚には覚えがあった。
あの雨の夜の電話を取った、夫の声。あの穏やかにすんだ夕食の後にいきなり出て行った、息子の後ろ姿。一日中働いて疲れ切った夜、横になった布団の中で強ばっていく、自分の体。
それらの奥にあるもの。
「夢なのよ。つじつまなんか合わないわ。それより、この一時間は私のものよね。どんな話をしてもいいんでしょ。あなたのことを知りたいわ。どうしてこんなことをしてるの。お金のため? 人のゴシップを楽しんでるの?」
広子は話を始めて、その感覚を締め出した。
それこそ、夢から醒めたように、松井が瞬きをする。
「ねえ、話してちょうだい。知りたいわ」
「……一時間五百円頂いて、お話を聞きます。それだけです」
「だから、どうしてこんなことをしているのか、よ」
広子がねだると、松井は少しの間、はかるように広子を見ていたが、やがてはっきり首を振った。
「いいえ、お話しません。その必要はありませんから」
「どうして? あなたが話せば、私ももっといろんなことを話せると思うわ。話しやすくなるじゃない。そうよ。五百円とかお金のやりとりじゃなくて、友達になれるかも」
広子は胸の中でくすくす笑った。
きっと、この松井という女は寂しいのだ。だから、こうして、人の相談に乗るふりをして、誰彼なしに話し相手を探しているのだ。
だが、松井は初めて悲しそうに笑った。
「いいえ、違います。私はカウンセリングをしているわけでも、友達をほしがっているわけでもありません。私は聞くだけ、それしかしません。だから自分については話しません。あなたは、話したいことがあれば好きなだけ話してもらえばいいんです」
「でも!」
広子はいら立った。
「海のことや錨のことを尋ねたじゃない!」
「わからなかったからです」
松井は淡々と応じた。
「あなたの話を私はきちんと聞こうとしています。そうすると、わからないことがいろいろ出てくるんです。あなたは、夢の中の流れがある水を海だとは考えたくないようです。鎖が巻き付いていて溺れそうだと言うけど、解こうと思えばいつでも解けた、とも言う。けれど、その夢は苦しくて、死にそうになっては目が覚める、とも言う。では、あなたは、自分で鎖を巻き付けて溺れている夢を作り出しているのではないか……そう考えています」
「いいかげんにして!」
広子は思わず立ち上がった。胸の奥が大きく激しく揺さぶられている。
「じゃあ、私は好きで死にかけてるって言うの! 自分を鎖で縛って水の中へ飛び込んでいるって言うの! 何のためにそんなことしなくちゃならないのよ! 私だって、精一杯やってるわよ! やれることは何でもした、けど、だめだったんじゃない!」
広子の耳の底に、電話のベルが鳴り響いている。
リーンリーンリーン。もしもし。若くて艶やかな女の声。和高さんの奥さんですね。「どなたですか」。別れて下さい、あの人と。プツン、ツーツーツー。そしてすぐにベルは鳴り出す。受話器を置いても置いてもすぐに。繰り返し。繰り返し。繰り返し。繰り返し。
「もう、たくさんだわ!」
広子は怒鳴って、息を呑んだ。
そっくり同じ声で怒鳴って、家を出て行った息子が自分に重なってくる。
夫が留守がちでも、子どもに不安は抱かせたくなくて、食事にも手をかけた、会話も心掛けていた。
なのに、それはやってきた。穏やかな夕食の何げない会話の後。
今日、どうだった? え? 学校で。うん、まあ。文化祭あるんでしょ。そう。みんな、はりきってる? うちのクラス、ツー・ショット・クラブやるんだ。 ツー・ショット・クラブ? そ、プリクラとかでコーナー作って。楽しみね。そうでもない、女の子もブサイクばっかで。え、あの子はかわいかったじゃない、ほら、川田さんとか……。
『もう、たくさんだ!』
息子はそう叫んでいきなり家を出ていってしまった。
「帰るわ」
つぶやいて立ち上がり、広子はよろめいた。
ふいに、何もかもがあやふやなものに思えた。
こんなことになるなんて、思いもしていなかった。どこで間違えてしまったのだろう。何が一体悪かったのだろう。不安が押し寄せてくる。きっと何かが違ったのだ。それを見つけてやり直せば、うまくいく。そうきっと、うまくいく。これまでだってそうだった。
広子はそう心の中で繰り返した。
髪をなでつけ、服のポケットを探る。スプレーはまだ確かにあった。その固くて冷たい感触を確かめながら、足を踏みしめ、同じように立ち上がった松井を頭をそらして見下ろす。
「もう、ここへは来ません」
「そうですか」
松井はたじろがなかった。じっと広子を見つめる目がどんどん深くなっていく。広子は目を逸らせた。
「二度と、来ません」
「はい」
玄関へ向かう広子を、松井はゆったりと送った。広子が出て行く時にも黙っていた。
時計は十時五十分だった。
「三十分以上損をしたわ。もっと、もっとよ。ここへ来たことが間違いだった。もっとよく考えて、やり直さなくちゃ」
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