風の吹く街

公開は躊躇中。
8月中のどこかで、こっそり公開するかもしれません。

※8/1前後から始める予定の、
「聖女は祖国に未練を持たない。惜しいのは思い出の詰まった家だけです。」
の前日談です。特にこれを読まなくても上の話には支障はありません。上のプロット作りが煮詰まってきたので、ちょっと思いついて寄り道してみただけです。せっかく書いたので公開します。時間がないので、細かく精緻化していません。したがってあらすじと内容が微妙に違うかもしれません。


旅の薬師のセインは、辿り着いた街がひどい状態なことを目の当たりにして、通り過ぎるか留まるかの選択に悩んでいた。

自分は薬も作れるし光魔法が使えるので、治癒の助けにはなるだろうが、ここは場所が悪いと感じたからだ。

そんな環境でも、必死に人を助け、看病して回るベロニカに出会い、場所が悪いから移住しろというのは、余所者だから言えるエゴなのだと気付いた。




※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
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