聖女は祖国に未練を持たない。惜しいのは思い出の詰まった家だけです。

彩柚月

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1 聖女の実家

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「君と話す事が出来ないのなら、
 この口はもういらない。

 君を映す事が出来ないのなら、
 この目はもういらない。

 君の声が聞こえないのなら、
 この耳はもういらない。

 君を抱き締められないのなら、
 この腕はもういらない。

 だから
 君を大好きな僕の心は、
 もういらない…」



※以上です。一人称改変、アドリブ自由です。
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