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Chapter1
strange girl
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首相官邸
危機管理センター
いまのところ、どの国からもUnknown oneについての情報は漏れてはいなかった。
しかし、それもいつまで隠し通せるのか分からない。中国やロシアは、Unknown Oneの存在を知っている筈。二つの国は特にどういった行動に出るか分からないのだ。それだけは、G7各国は疑懼の念を抱いている。
「物部総理‥‥‥佐々木ディレクターから連絡が入っています」
「分かりました、繋いでください」
「佐々木です。物部総理‥‥‥その、何と言えば良いのか‥‥‥Unknown Oneですが、消滅しました‥‥‥」
「消滅?どういう事ですか?」
「それが、異常な高エネルギーの電磁波とガンマ線、それとX線を観測したのですが、それ以降Unknown Oneの痕跡が全ての観測機器から途絶えました。まだデータの精査をしているところですが、専門家が言うには、小型のブラックホールが出来た可能性が有ると‥‥‥」
「ブラックホール!?地球への影響は!?関係各国の観測結果も同様ですか?」
物部は物理学にそれほど理解があるわけでは無いが、流石にブラックホールとその特異な性質については多少なりとも知識を持ち合わせていた。それが、200億km離れた宇宙空間とはいえ、どれほどの影響が地球に有るのか‥‥‥日本で被害が発生するのかそれが気がかりだった。
「地球への影響は今のところありません。計算上はですが‥‥‥。NASAもカナダ宇宙庁でも同様の観測結果です。それに、正直なところ、我々の科学者達も‥‥‥いえ、世界中の科学者達ですら、何が起こっているのか全貌を把握できないでいます」
「そうですか‥‥‥、分かりました。引き続き調査と分析をお願いします。何か変化が有った場合は、直ぐに連絡をお願いします」
「了解です。では‥‥‥」
物部総理は、椅子に座り直し深く溜息をついた。人類の科学力を遥に超越した事象起こり続けている。宇宙と言うものを相手にした時、人類の出来る事なんて砂粒程度の事しかないのだ。今後何が起こるのか最先端の科学者ですら予想できない――。
このままUnknown Oneが消えたままになってくれと、心の中で祈っていた。
――――――――――――――――
大溝は緊張していた。それも、過去最高度の緊張具合だった。右手と右足を同時に出しながら、ぎこちなく歩くブリキのロボットみたいだった。
部室棟から出ると、不快な湿った空気と、体を溶かすような太陽の熱が、容赦なく2人を焦がす。
そして、2人に気付いた生徒達が、特異な物を見るような視線を彼らに向けている。その中には指を差している者達もいた。
クラスはもとよりこの学校の中でも最下層に居ると、謎の自信を持つ彼にとって、『カワイイ』女子と2人で歩くことは、決して喜ばしい事ではない。むしろ、今後の学校生活に関わる重大なルール違反をしてしまったかのような後ろめたさがあった。
「大溝君の家もこっちの方でしょう?確か三本松4丁目だっけ?」
彼は考えていた。この子の目的だ。大溝家は普通の家庭でお金持ちでもないし、かといって彼と接して学校でのメリットは皆無、それよりもマイナス面の方が遥に高い。
(は!!ま、まさか、び‥‥‥美人局!それで小金をせびろうというのか!?)
大溝は小学校以降、思春期全開の年齢になってからは、女子にこれほど積極的に話し掛けられた事も、一緒に帰ろうなどと誘われた事もなかった。その為、免疫のなさから疑心暗鬼になっていた。
「どうしたの?なんだか難しい顔をして」
「う、うん‥‥‥その、何で僕なんかに声を掛けたのか‥‥‥?花宗さんだったらもっと向いている人達もいると‥‥‥おもう‥‥‥から」
自分でも消極的すぎると感じた言葉尻は、どんどん掠れて周辺の空気と混ざり消えていった。そして、花宗さんの顔を俯きながらチラリと見た。彼女は少し寂しそうな眼差しで、彼を憐れんでいるようにも見えた。
しかし、花宗はニコリと笑って大溝に顔を向けた。
「私はそうは思わない。大溝君は気付いていない。そして、周りの人達もね‥‥‥」
今日初めて会ったばかりの自分に、何故そんな事を言うのか全く理解できなかった。何を気付いていないと言うのか――。
「それってどういう意味?何を気付いていないの??」
花宗は、額から流れる汗をタオル地のハンカチで拭うと、眩しそうに天を仰いだ。そして、こう言ったのだ。
「大丈夫。今に分かるわ‥‥‥」
そう言った彼女を見て、大溝はこれ以上この事を聞いても話してくれない様な気がした。だから何も言わず、突き刺さる陽の光に照らされながら歩いていた。
――――――
「僕の家ここなんだ」
「え!凄い偶然ね!私のアパートはすぐそこなのよ!」
花宗は大溝家のはす向かいにあるアパートを指差した。
「え!本当に?でも確かそのアパートはワンルームだったと思うけど」
彼女が指差したアパートは、単身者向けのワンルームのアパートだった。出入りする人たちも若い男性が多い。
「そ、そうなの。私は一人暮らし。両親が自立しろと五月蠅くて、アルバイトもしているけど、足りない分は援助して貰っているのよ」
「へ、へ~、そうなんだ。何だか凄いご両親なんだね」
花宗が何かを胡麻化しているようにも感じたが、まだ彼女の事をよく分かっていない。大溝はただの気のせいなのか、疑心暗鬼になっているせいなのかもと思い、深くは考えないようにした。
「それで、この辺の治安はどう?変な人を見たとか、大溝君がつけられたとか。そう言う事はなかった?」
女子高生の一人暮らしだから、気にしているのだろう。しかし、男の大溝がつけられたかどうかを確認するのは、少し変な感じがした。
「? いや、別にないなぁ。そう言う噂も聞かないよ」
「そう、それなら安心ね。何かあったら私の部屋に来て。部屋は2階の一番手前。ほら、窓が見えるでしょ?あそこだから」
「う、うん。まぁ特に何もないとは思うけど‥‥‥じゃ、僕はここで‥‥‥」
「うん。明日の朝は迎えに来るから」
花宗が思い掛けない言葉を発した。一緒に登校しようと言うのだ。
「え!一緒に行くの!?」
「そうよ、目の前に住んで、同じ学校に行くんだから、別に自然な事じゃない?」
花宗は大溝がごく普通の男子だと思っているのか?学校での様子を見ても、大溝の立ち位置を理解していないのかもしれない。これは早い段階で、知らしめておいた方が良さそうだと大溝は考えた。
「あの、花宗さん‥‥‥一応言っておくけど、僕は学校で友達が一人もいない。それに、朝のクラスメイトの反応でも分かったと思うけど、殆どの生徒から避けられているんだ‥‥‥」
大溝は、自分の学校生活での現状を初めて他人に話した。本当は自分から口に出すことは出来れば避けたかったのだが、もし、大溝と接触したばっかりに、花宗まで何かしらの被害が出てしまっては居た堪れない。だから、意を決して花宗に説明した。
しかし、花宗の反応は大溝が考えていた事とは大分かけ離れていたのだ。
「そうなの?私は全然気にしないわ。だって、貴方は悪い人じゃないし、他人を気遣う事も出来る。私は事情があって世界中で生活していたの。様々な人種や年齢の人達と知り合いになった。だから、人を見る目だけは自信がある。だから安心して」
花宗は自信たっぷりにそう言うと、ニコリと笑って見せた。大溝はその笑顔を、残暑の噎せ返るような熱気の中でも、涼しげでドキリとするほど魅力的な女性に見え、余計に体温が上昇してしまったのだ。
「そ、そうなのかな‥‥‥」
結局、花宗に押し切られたというか、言いくるめられた感は有ったが、明日から一緒に登校する約束をして2人は別れた。
――――――――
薄暗い部屋に入ると、デスク上の無線機やモニターのスイッチを入れた。この部屋には、デスクに3枚のモニターと、広帯域多目的無線機、それにパソコンが置かれて、窓辺には2台の三脚に、望遠レンズ付きの一眼レフカメラとビデオカメラ、更に壁には周辺の地図が張られていた。どう考えても女子高生の一人暮らしの部屋に見えない。
それぞれのモニターは4つに区切られたマルチ画面になっており、このアパートと、どこかの民家の庭と外壁の映像が映し出されていた。まるで何かを監視する為にある部屋にしか見えない。
花宗は制服のまま、デスクの椅子に座りマイク付きヘッドセットをつけると、周波数と符号化装置が入っている事を確認して、無線機のPTTスイッチを押した。
「イプシロン、感明おくれ」
「感明数字の5」
「感明よし。こちら認識番号1862158、進捗連絡。目標に接触。現在問題は無し」
「了解。1862158、現在時刻1432、『目標に接触、問題無し』記録した」
「了解。交信修了」
花宗は溜息をつきながらヘッドセットをデスクに置いた――。
危機管理センター
いまのところ、どの国からもUnknown oneについての情報は漏れてはいなかった。
しかし、それもいつまで隠し通せるのか分からない。中国やロシアは、Unknown Oneの存在を知っている筈。二つの国は特にどういった行動に出るか分からないのだ。それだけは、G7各国は疑懼の念を抱いている。
「物部総理‥‥‥佐々木ディレクターから連絡が入っています」
「分かりました、繋いでください」
「佐々木です。物部総理‥‥‥その、何と言えば良いのか‥‥‥Unknown Oneですが、消滅しました‥‥‥」
「消滅?どういう事ですか?」
「それが、異常な高エネルギーの電磁波とガンマ線、それとX線を観測したのですが、それ以降Unknown Oneの痕跡が全ての観測機器から途絶えました。まだデータの精査をしているところですが、専門家が言うには、小型のブラックホールが出来た可能性が有ると‥‥‥」
「ブラックホール!?地球への影響は!?関係各国の観測結果も同様ですか?」
物部は物理学にそれほど理解があるわけでは無いが、流石にブラックホールとその特異な性質については多少なりとも知識を持ち合わせていた。それが、200億km離れた宇宙空間とはいえ、どれほどの影響が地球に有るのか‥‥‥日本で被害が発生するのかそれが気がかりだった。
「地球への影響は今のところありません。計算上はですが‥‥‥。NASAもカナダ宇宙庁でも同様の観測結果です。それに、正直なところ、我々の科学者達も‥‥‥いえ、世界中の科学者達ですら、何が起こっているのか全貌を把握できないでいます」
「そうですか‥‥‥、分かりました。引き続き調査と分析をお願いします。何か変化が有った場合は、直ぐに連絡をお願いします」
「了解です。では‥‥‥」
物部総理は、椅子に座り直し深く溜息をついた。人類の科学力を遥に超越した事象起こり続けている。宇宙と言うものを相手にした時、人類の出来る事なんて砂粒程度の事しかないのだ。今後何が起こるのか最先端の科学者ですら予想できない――。
このままUnknown Oneが消えたままになってくれと、心の中で祈っていた。
――――――――――――――――
大溝は緊張していた。それも、過去最高度の緊張具合だった。右手と右足を同時に出しながら、ぎこちなく歩くブリキのロボットみたいだった。
部室棟から出ると、不快な湿った空気と、体を溶かすような太陽の熱が、容赦なく2人を焦がす。
そして、2人に気付いた生徒達が、特異な物を見るような視線を彼らに向けている。その中には指を差している者達もいた。
クラスはもとよりこの学校の中でも最下層に居ると、謎の自信を持つ彼にとって、『カワイイ』女子と2人で歩くことは、決して喜ばしい事ではない。むしろ、今後の学校生活に関わる重大なルール違反をしてしまったかのような後ろめたさがあった。
「大溝君の家もこっちの方でしょう?確か三本松4丁目だっけ?」
彼は考えていた。この子の目的だ。大溝家は普通の家庭でお金持ちでもないし、かといって彼と接して学校でのメリットは皆無、それよりもマイナス面の方が遥に高い。
(は!!ま、まさか、び‥‥‥美人局!それで小金をせびろうというのか!?)
大溝は小学校以降、思春期全開の年齢になってからは、女子にこれほど積極的に話し掛けられた事も、一緒に帰ろうなどと誘われた事もなかった。その為、免疫のなさから疑心暗鬼になっていた。
「どうしたの?なんだか難しい顔をして」
「う、うん‥‥‥その、何で僕なんかに声を掛けたのか‥‥‥?花宗さんだったらもっと向いている人達もいると‥‥‥おもう‥‥‥から」
自分でも消極的すぎると感じた言葉尻は、どんどん掠れて周辺の空気と混ざり消えていった。そして、花宗さんの顔を俯きながらチラリと見た。彼女は少し寂しそうな眼差しで、彼を憐れんでいるようにも見えた。
しかし、花宗はニコリと笑って大溝に顔を向けた。
「私はそうは思わない。大溝君は気付いていない。そして、周りの人達もね‥‥‥」
今日初めて会ったばかりの自分に、何故そんな事を言うのか全く理解できなかった。何を気付いていないと言うのか――。
「それってどういう意味?何を気付いていないの??」
花宗は、額から流れる汗をタオル地のハンカチで拭うと、眩しそうに天を仰いだ。そして、こう言ったのだ。
「大丈夫。今に分かるわ‥‥‥」
そう言った彼女を見て、大溝はこれ以上この事を聞いても話してくれない様な気がした。だから何も言わず、突き刺さる陽の光に照らされながら歩いていた。
――――――
「僕の家ここなんだ」
「え!凄い偶然ね!私のアパートはすぐそこなのよ!」
花宗は大溝家のはす向かいにあるアパートを指差した。
「え!本当に?でも確かそのアパートはワンルームだったと思うけど」
彼女が指差したアパートは、単身者向けのワンルームのアパートだった。出入りする人たちも若い男性が多い。
「そ、そうなの。私は一人暮らし。両親が自立しろと五月蠅くて、アルバイトもしているけど、足りない分は援助して貰っているのよ」
「へ、へ~、そうなんだ。何だか凄いご両親なんだね」
花宗が何かを胡麻化しているようにも感じたが、まだ彼女の事をよく分かっていない。大溝はただの気のせいなのか、疑心暗鬼になっているせいなのかもと思い、深くは考えないようにした。
「それで、この辺の治安はどう?変な人を見たとか、大溝君がつけられたとか。そう言う事はなかった?」
女子高生の一人暮らしだから、気にしているのだろう。しかし、男の大溝がつけられたかどうかを確認するのは、少し変な感じがした。
「? いや、別にないなぁ。そう言う噂も聞かないよ」
「そう、それなら安心ね。何かあったら私の部屋に来て。部屋は2階の一番手前。ほら、窓が見えるでしょ?あそこだから」
「う、うん。まぁ特に何もないとは思うけど‥‥‥じゃ、僕はここで‥‥‥」
「うん。明日の朝は迎えに来るから」
花宗が思い掛けない言葉を発した。一緒に登校しようと言うのだ。
「え!一緒に行くの!?」
「そうよ、目の前に住んで、同じ学校に行くんだから、別に自然な事じゃない?」
花宗は大溝がごく普通の男子だと思っているのか?学校での様子を見ても、大溝の立ち位置を理解していないのかもしれない。これは早い段階で、知らしめておいた方が良さそうだと大溝は考えた。
「あの、花宗さん‥‥‥一応言っておくけど、僕は学校で友達が一人もいない。それに、朝のクラスメイトの反応でも分かったと思うけど、殆どの生徒から避けられているんだ‥‥‥」
大溝は、自分の学校生活での現状を初めて他人に話した。本当は自分から口に出すことは出来れば避けたかったのだが、もし、大溝と接触したばっかりに、花宗まで何かしらの被害が出てしまっては居た堪れない。だから、意を決して花宗に説明した。
しかし、花宗の反応は大溝が考えていた事とは大分かけ離れていたのだ。
「そうなの?私は全然気にしないわ。だって、貴方は悪い人じゃないし、他人を気遣う事も出来る。私は事情があって世界中で生活していたの。様々な人種や年齢の人達と知り合いになった。だから、人を見る目だけは自信がある。だから安心して」
花宗は自信たっぷりにそう言うと、ニコリと笑って見せた。大溝はその笑顔を、残暑の噎せ返るような熱気の中でも、涼しげでドキリとするほど魅力的な女性に見え、余計に体温が上昇してしまったのだ。
「そ、そうなのかな‥‥‥」
結局、花宗に押し切られたというか、言いくるめられた感は有ったが、明日から一緒に登校する約束をして2人は別れた。
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薄暗い部屋に入ると、デスク上の無線機やモニターのスイッチを入れた。この部屋には、デスクに3枚のモニターと、広帯域多目的無線機、それにパソコンが置かれて、窓辺には2台の三脚に、望遠レンズ付きの一眼レフカメラとビデオカメラ、更に壁には周辺の地図が張られていた。どう考えても女子高生の一人暮らしの部屋に見えない。
それぞれのモニターは4つに区切られたマルチ画面になっており、このアパートと、どこかの民家の庭と外壁の映像が映し出されていた。まるで何かを監視する為にある部屋にしか見えない。
花宗は制服のまま、デスクの椅子に座りマイク付きヘッドセットをつけると、周波数と符号化装置が入っている事を確認して、無線機のPTTスイッチを押した。
「イプシロン、感明おくれ」
「感明数字の5」
「感明よし。こちら認識番号1862158、進捗連絡。目標に接触。現在問題は無し」
「了解。1862158、現在時刻1432、『目標に接触、問題無し』記録した」
「了解。交信修了」
花宗は溜息をつきながらヘッドセットをデスクに置いた――。
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