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番外編
初めてのお酒
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ダグラス「しおん。20歳になったね。おめでとう。」
ケリー「これでみんなで酒が飲めるな。20歳おめでとう」
アレク「20歳おめでとう。向こうの世界では20歳までお酒が飲めないと聞いた時はびっくりしたよ。」
「えへへ、みんなありがとう。20歳だね。お酒解禁。何を飲もうかなぁ。」
僕、20歳になりました。大人仲間入りです。すでに子供もいるのに、お酒がまだなんてなんか変だけど、今日からお酒始めます。
ケ「今日のためにお酒用意してたんだ。俺からは、しおんの生まれ年の赤ワインと白ワイン。」
ア「俺は、ロロン酒だ。ロロンの甘いお酒。」
ダ「私は、温室で育てたハーブと花をつけたお酒。華やかな薫りのスッキリしたお酒。」
「ありがとう。順番的にどれが良いとかある?」
ダ「そうだね。ロロン酒は、食前酒に飲まれることが多いから、ロロンからでどう?」
ア「そうだな。今日の夕食時にロロン酒から出してもらって、ケリーのワインたちに合う料理を作ってもらおう。そして、最後にハーブと花のお酒でしめる感じがいい。」
ケ「確かに、それがいいかも。」
「初めてなのにそんなに飲めるかなあ?」
ダ「一口ずつでいいよ。」
「ありがとう。」
ケ「料理長に伝えてくるわ。あとでみんなお酒料理長渡して。」
「「了解」」
「すごく楽しみ。」
「「「しおん20歳おめでとう」」」
「ありがとう。みんなとまた一つ年を重ねられて嬉しい。みんなお酒ありがとう。」
「さぁ、ロロン酒からどうぞ」
「うん。」
甘くて桃のような香り。あっ、トロリとしていて美味しい。これ好き。
「美味しい。飲みやすい。ありがとう、アレク。」
ア「良かった。でもあまり飲み過ぎるなよ。アルコール度数高めだからな。」
「うん。」
今日は、いつもより豪華な食事。白ワインと赤ワインも飲んだ。白は、スッキリしていて飲みやすかったけれと、赤は、少し渋くて残してしまった。
「ケリーごめんね、赤少し苦手かも。」
「大丈夫だよ。赤は渋いのが多いからね。年を重ねるうちに好きになるよ。」
「そうなんだ。ありがとう、これからの楽しみだね。」
果物と一緒にハーブと花のお酒を味わった。ダグが言ったようにスッキリとして後味の良いお酒だった。
「スッキリするこのお酒。お酒ってすごいね。クスクス」
「しおん酔ってるな。」
「あぁ知らないうちに酔ってる。」
「クスクス笑ってる。」
「少しとろんとした顔がまた可愛いな。」
ハーブと花のお酒を飲んだ辺りからの記憶があまり定かではない。すでに、その前から頭がぽーっとしていた。自分ではこれが酔ってるいるとわからなかったのだ。
ケリー「これでみんなで酒が飲めるな。20歳おめでとう」
アレク「20歳おめでとう。向こうの世界では20歳までお酒が飲めないと聞いた時はびっくりしたよ。」
「えへへ、みんなありがとう。20歳だね。お酒解禁。何を飲もうかなぁ。」
僕、20歳になりました。大人仲間入りです。すでに子供もいるのに、お酒がまだなんてなんか変だけど、今日からお酒始めます。
ケ「今日のためにお酒用意してたんだ。俺からは、しおんの生まれ年の赤ワインと白ワイン。」
ア「俺は、ロロン酒だ。ロロンの甘いお酒。」
ダ「私は、温室で育てたハーブと花をつけたお酒。華やかな薫りのスッキリしたお酒。」
「ありがとう。順番的にどれが良いとかある?」
ダ「そうだね。ロロン酒は、食前酒に飲まれることが多いから、ロロンからでどう?」
ア「そうだな。今日の夕食時にロロン酒から出してもらって、ケリーのワインたちに合う料理を作ってもらおう。そして、最後にハーブと花のお酒でしめる感じがいい。」
ケ「確かに、それがいいかも。」
「初めてなのにそんなに飲めるかなあ?」
ダ「一口ずつでいいよ。」
「ありがとう。」
ケ「料理長に伝えてくるわ。あとでみんなお酒料理長渡して。」
「「了解」」
「すごく楽しみ。」
「「「しおん20歳おめでとう」」」
「ありがとう。みんなとまた一つ年を重ねられて嬉しい。みんなお酒ありがとう。」
「さぁ、ロロン酒からどうぞ」
「うん。」
甘くて桃のような香り。あっ、トロリとしていて美味しい。これ好き。
「美味しい。飲みやすい。ありがとう、アレク。」
ア「良かった。でもあまり飲み過ぎるなよ。アルコール度数高めだからな。」
「うん。」
今日は、いつもより豪華な食事。白ワインと赤ワインも飲んだ。白は、スッキリしていて飲みやすかったけれと、赤は、少し渋くて残してしまった。
「ケリーごめんね、赤少し苦手かも。」
「大丈夫だよ。赤は渋いのが多いからね。年を重ねるうちに好きになるよ。」
「そうなんだ。ありがとう、これからの楽しみだね。」
果物と一緒にハーブと花のお酒を味わった。ダグが言ったようにスッキリとして後味の良いお酒だった。
「スッキリするこのお酒。お酒ってすごいね。クスクス」
「しおん酔ってるな。」
「あぁ知らないうちに酔ってる。」
「クスクス笑ってる。」
「少しとろんとした顔がまた可愛いな。」
ハーブと花のお酒を飲んだ辺りからの記憶があまり定かではない。すでに、その前から頭がぽーっとしていた。自分ではこれが酔ってるいるとわからなかったのだ。
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