【完結済み】異世界でもモテるって、僕すごいかも。

mamaマリナ

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子ども

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 4人での生活が1ヶ月過ぎた。とても楽しく毎日がキラキラし、みんなのことがもっともっと好きになっていた。
 
 アレクさんとケリーさんは、1週間に1度夜間勤務があり、ダグさんは、2週間に1回2日連続夜間勤務がある。みんなそれぞれ相談し、僕が1人になることがないように調節してくれていた。夜の生活も知らないうちに順番が決まっていて、基本一対一で、みんなの休みが重なったりした時は、4人ですることもあった。しかし、結婚して、タガが外れたのか本当に毎日朝昼晩求めらるので、結婚して2週間がたった時に僕から、2週間に一度は、気絶して寝ることがない、何もしない日を作ることを宣言した。みんなは、渋々了承してくれた。

 そして、今日は、みんなのお休みが重なった日。今日は、僕、みんなに大切なことを伝えようと思っている。

「今日は、みんなに大切なこと。伝えたいんだ。」

ア「この感じは、もしかして何もしない日を増やすのか?反対だぞ。」

ケ「えっ、そうなの、しおんくん。俺も反対。」

ダ「二人とも話を聞いてみよ。私も反対だけど。」

ア「聞かないってのだめか?」


「みんなひどいなぁ。たぶん反対する内容じゃないよ。」


「何だ?」「それは、それでいいのか?」「少し怖い気もするね。」


「もう。せっかく話そうと思ったのに、やめようかなあ。でもなぁ。」

ケ「ごめんね、しおんくん。」


「あのね、みんなの子どもが欲しいなって思ってまして。」

ア「えっ?」
ダ「ほんとに?」 
ケ「うそ、嬉しい。」

「ほんとだよ。実は、けっこう前から思っていたけど、なかなか言い出せなくて、ごめんなさい。」

ダ「謝ることじゃないよ」
ケ「そうだよ。」
ア「嬉しい、ありがとう、しおん。」
ダ「やばいね、顔がにやけてしまうね。」
ケ「うん。やったー」
ア「ヤバいなあ、もう。」

「それで子どもを作る順番が必要かなと」

ケ「あぁそうだね。」

「僕は、決められないから3人で決めて欲しいなぁ。」

ダ「誰が一番でも生まれた子は、みんなの子どもだから大丈夫だよ。」

ア「そうそう、みんなの子どもだから俺らもみんなで可愛いがるぞ。」

ケ「うんうん。」

「ありがとう、決まったら教えてね。みんなの休みとかも調節必要だよね。」

ア「そうだな、でも妊娠出産時は、休暇が取れるから心配するな。」

「そうなんだね、知らなかった」

ケ「そうなんだよ。魔力が必要だからね。」

ダ「心配しなくて大丈夫だよ。」

「うん。ありがとう。」

ア「それで子どもの順番なんだか、実は、決まっているって言ったら怒るか?」

「えっ?」

ケ「いやね、もしもし、しおんくんが子ども欲しいって言った時をみんなで考えていたんだよ。」

ダ「ずっと前だよ。だから、子どもが欲しく結婚した訳じゃないからね。」

「うん。わかってるよ。」

ア「と言うことで決まってます、だから安心しろ。ケンカもしないし、みんなで可愛いがるから。」
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