【完結済み】異世界でもモテるって、僕すごいかも。

家を建てよう

　今日は、アレクさんの部屋に4人で集まってる。今話してることは、家についてだ。
 
「どんな感じの家がいい？」

　ダグさんが聞いてきたが、僕は、この世界の一般的な家がわからない。それに、貴族ってことは、それなりの家にしなければならないだろうから。

「基準があっちとこっちでは、違うから難しい。」

　僕が言うと向こうの家は、どんな感じなのかって聞かれた。僕の家は、両親と兄二人と姉と僕の6人家族で、それなりに大きい家だった。そして、僕は、家から少し遠い大学のため、独り暮らしをしていたこと。部屋は、アレクさんの宿舎の部屋より少し大きくて、2LDKの間取りを伝えた。
　こことは、人口密度が違うから、一般的にそんなに家が大きくないことも伝えた。

「こんな感じなんだね。確かにこことは違うね。」

　ケリーさんが納得しながら言った。そして、とりあえず、こちらの貴族の一般的な家の間取り図をみせてもらうことになった。

「うわ、こっちの大きい。20以上部屋がある。こっちでも5部屋以上。」

「これは、孕み子と結婚した時の一般的な家だから、夫や子どものことを考えて部屋が多い。こっちが夫夫で結婚して養子をもらった場合だ。」

　アレクさんが説明してくれた。迷子になりそうな家だ。

「とりあえず、どっちで考える？俺は、この20以上の家がいいかと思っていたが、しおんの家は、もう少しこじんまりしていたから、小さい方がいいか？」

「どっちでもいいんだよ」

　アレクさんとケリーさんが優しく言ってくれた。

「まだ、はっきりとは言えないけど、子どものいる生活もたのしいかもと思うから、大きくてもいいかも。」

「無理してない？」

ダグさんが聞くけど、無理してないよ。想像したもん。でも、まだ言えないから。

「無理してないよ」

「じゃあ、こっちで設計してもらう。部屋の希望あるか？」

　アレクさんが聞いたのだ、希望出してみた。

「明るい家がいいのと、お風呂場を大きくして欲しい、大きなお風呂でゆっくり入りたい。できれば、外からは、見えないけど、お風呂からは、外や空の星が見えたらいいなあ、あとは、僕の部屋も欲しいし。どうかなあ？」

「そんなぐらい難しくないよな、アレク」

　とケリーさんが言って、みんなの希望を出した家を設計してもらうことになった。


「よし、家の話はここまで。さてと、しおん、聞こうか？」

　アレクさんがいじわるい顔をして言った。ケリーさんとダグさんは、見ているだけ。

僕「えっ何を？」
ア「しおんは、学生だな」　
僕「そうだよ」
ア「下の毛は、仕事の関係で脱毛とケリーが聞いている」
ケ「聞きました」
ア「下の毛を脱毛する仕事とはなんだ？」
僕「あぁ、そこ」
ア「正直にいってくれ」
僕「うん。わかった。」
ア「職業は？」
僕「モデル」
ア「もでる？」
僕「モ　デ　ル」
ア「モデルとは？」
僕「自分の体を使い、商品、例えば服とか靴の良さを広めたり、商品の見本？使い方を説明したり、その他諸々。」
ア「なんとなくわかった。けど、なんで脱毛？」
僕「写真写りのため」
ア「しゃしん？」
僕「ハルくんとシモンさんが開発したから、今度は3人で来て。そうしないと説明できない。」
ダ「そういえば、機械課でなんか開発したって言ってた。」
僕「そう、それ。」
ケ「それみれば、わかるの？脱毛したこと」
僕「もう、脱毛から離れてよ、でも、少しわかると思うよ」
ア「わかった。早目にいく」