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ハプニングと尋問※R

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「すまん、20時までには、帰れるはずだったけど」

「大丈夫だよ。アレクさんのせいじゃないし、仕方ないよ。ローエルさんにメッセージ入れて外泊伝えたし。」

 アレクさんと街デートしていた時に、お店で強盗事件がおき、そこに居合わせてしまた。だから、アレクは対応にあたり、さっきまで、警備室にいたのだ。

「はぁーこんな予定ではなかったのに。」

「でも、こんな素敵なホテル泊まれてうれしいよ。」

「ありがとな。」

「でも、疲れたからお風呂に入ってもいい?」

「今、入れてる。お風呂好きなんだろ」

「うん、ありがとう。」

 
「お先でした。ありがとう」

「しおん。下は?」 

「えっ こっちの人大きいからサイズ合わなくて。」

「そ、そうか、うーん、我慢できるか?」

「お風呂どうぞ」 

「お おう、眠かったら寝てていいぞ。寝てるんだぞ。」


 アレクさんお風呂けっこう長いな。ムム、なんか避けてる。寝てろなんて。
 やっぱりそういうことに決め事ありそう。僕を寝かそうとしてもダメだぞ。現代っ子は、夜に強いんだから。絶対に聞き出す。あっ、やっと出てきた。


「なっ なんで寝てない?」

「寝れなくて」

「明日の朝早めに出発だから、さあ、寝るか?」

「やだ。」

「ほら寝るぞ」 
 
「やだ、ねぇ、しないの?そんな気になれない?」

「あぁ、もう誘惑すんな、やばいから、ダメだ。」 

「なんでダメなの?していいのに。」

「ダメなんだ。」

「僕がいいって言ってるのに、ダメって誰が決めたの?」

「・・・・・」

「今、言わないとしらないよ。いいんだね。」

「・・・あぁ、くそ、3人で決めた。」

「どんなこと?」 

「嫌がることはしない。」

「嫌がってないよ。他には」

「最初に入れるのは、ダグラス、次がケリー、そして俺の順番」

「あとは?」
 
「出来れば一緒というか、その日うちに順番で。」

「あとは?」

「指とかでならすのは、俺から始める」

「まだあるよね。」

「もし、してもらえるなら、しおんに口でしてもらうのは、ケリーから」

「ふーん。わかった。」

「勝手に決めて悪かった。」

「いいよ。理解したし、じゃあ、寝ようか?おやすみ」

「えっ、そりゃないぜ」

「だって、さっきダメだって言ってたからね。尊重するよ」

「しおんくん、しおんさん、しおん様」

「・・・・クスクス、しよっか。」
 と言って、アレクさんに馬乗りになりキスをする。

 唇をハムハムし、自分からアレクさんの口に舌を入れ、肉厚な舌を絡め吸った。しばらく僕の自由にさせてくれていたが、グルンとまわされ、アレクさんにベッド押し倒された。そして、僕の口のなかで舌を縦横無尽に動かし、弱いところを刺激され、飲み切れない唾が口から垂れる。上顎や歯茎を舐められると、腰がゾワゾワし、声が漏れる。

「ん、ふっあ あ」

 パジャマのシャツのボタンは、いつの間に外され、大きな手が胸を撫で、乳首をかすめる。

「あっ、あん」

 刺激で立ち上った乳首を撫でられ、つぶされ、クリクリと捏ねまわす。声が恥ずかしくて、口を手で塞いでいたが、両手首を片手で抑えられ、喘ぐしかなかった。

「んあ っあ あっあっ あーっ」

 乳首を交互に舐められ、舌で転がされ、甘噛みされる。引っ張られ、ねっとりと舐められると腰が揺れた。

 下着の上から、勃ちあがったモノを咥えられ、刺激されるとさらに声が出て、腰を振りたくなった。

「っあ あ んあ まって、きいて、ぼく」

「待たん」

 制止の声を無視され、下着を脱がされた。
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