【完結済み】異世界でもモテるって、僕すごいかも。

mamaマリナ

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魔法講座

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 今日は、属性に別れて魔法の講座日だった。僕は、まず、火の属性魔法を教えてもらい、初級魔法が出来るようになった。ヨースケさんとハルくんは、火の属性が高く、中級まだ出来るようになっていた。

 みんな、順調に属性魔法を覚えることができ、初級から中級程度の魔法が使えるようになった。

「先生たちみたいな国で働く魔術師さんは、どの程度の魔法が出来ると国で働けるんですか?」
 ハル君が先生に質問した。

「そうですね、属性が3つ以上あり、そのうち2つがレベル5がMAXとするなら4以上で国で働ける資格となります。」

「レベルって上がるのですか?」

「レベルは上がりません。そのため、2つ以上高いレベルの属性は、かなり少ないです。」

「そうなんですね。魔術師さんたちすごいね。」

「ありがとうございます」
 魔術師の先生たちがうれしそうな顔をした。

 
「今日は、あと、通信という魔法を皆さんに覚えてもらいたいとおもいます。本来は、風属性ですが、魔法の研究が進み、生活魔法が出来るようになった方も使えるようになりました。」

「やり方は、頭のなかに文字をイメージして、伝えたいこと書くイメージです。そして、送りたい方をイメージして送ります。」

「理解できましたか?」

「どれぐらいの文字が送れますか?」
 しろうさんが聞くと

「人によって違いますが、25文字から100文字ぐらいと言われています。とりあえずやってみましょう。私に送ってみて下さい。」

 伝えたいこと、メッセージ。

「ヨースケ様とたかし様とあっ君様は、完璧ですね。長文も行けそうですね。」

「えーはやいよ」
 ミー君が言った。僕もまだ無理だ。

「しろう様、ハル君様、ゆう君様も大丈夫ですね。」

「ミー君様としおん様は、何か皆さんと違いますが届きました。」

「えっ、何が違うの?」
 ゆう君が先生に聞くと、先生がわかりやすく絵を書き始めた。

「これが、ヨースケ様たちからの送られてき文章の絵です。そして、こちらがミー君様としおん様のです。」

「あっ、トーク画面?」
「ほんとだ、吹き出しに字が入ってる」
「メッセージでそれを思い浮かべたんだ。」

「みんなは、手紙だ」
「手紙なら手紙って言ってよ、ねぇしおん君」

「あと、ミー君様からは、こんな絵?文字?も送られて来ましたが」
 先生が書いたのは、こんにちはのスタンプだった。

「現代っ子だね」
 しろうさんが言う。

「初めてみましたが、とてもイメージが上手です。わかりやすくて良いと思いますよ。これ流行りますね。今度は、私がミー君様に送ります」
 先生がスタンプを誉めて、ミー君にスタンプを送り返したみたい。

「おっ携帯音」
 ミー君が言った。

「メッセージの受け取りは、送る側のイメージの物を受け取る側の思った受け取り音や光など、人によって変わります。私は、手紙がひらりと来るかんじです。では、皆さんにも送ります。」 

 先生は、ミー君みたいなスタンプをイメージしたのか、届きましたか?っていうスタンプで届いた。僕も受け取りイメージは、携帯音。 

 みんな通信魔法が出来るようになり、これからは、簡単に連絡取れるって喜んでいた。8人の中では、通信は、トーク画面やスタンプになりそう。



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