【完結済み】異世界でもモテるって、僕すごいかも。

mamaマリナ

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みんな恋してる?

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 ぼくは、少し気になる手紙の人との食堂婚活には、参加しないと決めた。今、心の中に3人がいて、もう他のの人のことを考えることが出来ないから。

 参加しないと決めたのは、僕とたかし君だけだったから、この頃は、二人でお昼を一緒に食べたり、治癒の属性が一緒だから、治癒魔法のお勉強したりしていることが多くなった。

「しおん君は、恋してる?」
 いきなりたかし君が聞いてきた。

「えっ、うん。してる。」

「僕もしてる。」

「聞いてもいい?」

「うん。僕は、手紙を貰った文官さんのスミスさんとローエルさんが好き」

「ローエルさん?ってあのローエルさんだよね。」

「うん。そう。初めて会った時から、落ち着くし、知らないうちに好きなってた。」 

「そうなんだ、びっくり。」

「でも、まだ、ローエルさんに伝えてないんだ。」

「そうなの?何で?」

「だって、手紙貰えなかったしなあ。」

「そっかあ、でも、ローエルさん僕たちに惹かれるって言ってたよね。」

「うん。でも、僕じゃだめかも。他の人かも、かわいげないし。」

「う~ん、でも、好きなら伝えみたら、伝えないとわからないよ。」

「どうやって伝えてたらいいと思う?」

「手紙は、どう?」

「手紙なら直接じゃないから、なんとかなるかあ。」

「うん。自分の属性の色や髪とかのレターセットとかは?ローエルさんの色は?」

「レターセット見てみようよ。」
 
「そうする。」


「これは、どう?薄緑色のレターで、ローエルさんの髪の毛のシルバーとたかし君の黒で描かれた流線模様に、ローエルさんの瞳のブルーのワンポイントの星が良くない?」

「うん。これがいいね。頑張ってみるよ。」

「しおん君の恋は、どんな感じ?」 

「僕は、3人が心の中にいるよ。」

「恋人になった?」

「まだなんだ。でも、お付き合いの印を贈りたいと思っているところ」

「うん。」

「僕も、上手くいくといいなあ。」

「うん。あんまり、アドバイス出来なくてごめんね。」

「ぜんぜん、ゆう君やあっ君のアドバイスは、レベル高くて、もう押せ押せだから。」

「そうなんだね。」

「みんな、良い人見つかったかなあ?」

「大丈夫でしょ。でも、しおん君がいなくて、残念がっているみたいだよ。二人がちょっと小言いってた。」

「えっ、僕いなくても大丈夫でしょ。僕の方がいつもミー君とハル君に頼っているから。」

「あっ、あー忘れてた(天然さんだった)。まぁ、いいか。」

「何?」

「何でもないよ、みんな良い恋できるといいね。」
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