【完結済み】異世界でもモテるって、僕すごいかも。

mamaマリナ

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異世界ってすごい

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 ホリー先生の講義後の昼食は、みんなそれぞれ考え事しているのか、無口だった。
 食べ終わるとポツポツと会話が始まった。

 「やっぱり、5人と結婚するのが普通なんだ。」

 「うん。先生の話している様子みると不満なさそうだし、充実?してる感じだよね。」

 「うん。」

 「でも、全てを自分のものにしたいって思わないのかなあ。」
 
 「嫉妬とか」

 「普通思うよね。」

 「あぁ、やっぱり無理かも。複数プレイは、AVだけの世界でしょ。そう思うよね、しおん君。」
 ミー君、みんなが避けてる話を僕に振らないでよ。

 「う、うん。ちょっとびっくりし過ぎて、現実に思えないよ。」
 僕が言うと
 
 「孕み子さん側の意見も聞きたい。もしかしたら、不満あるかもしれないし。」
 たかし君が言った。

 「確かに、孕み子さんと話したことないし、見たこともないよね。そこ重要だよ。」
 
 「そうだね、ローエルさんに孕み子さんと話したいって早急に伝えよう。」
 しろうさん、僕もその意見に賛成。

 「こっちの人でかいから、5人も夫いたら大変だって、身がもたんと思わん?あそこも絶対でかそう。こわっ」
 ゆう君、そんな赤裸々に言い過ぎです。こっちが恥ずかしい。

 「まぁ確かに大変だと思うな。あそこでかいのかは、わからんけど、マッチョなのにってのも向こうでは、けっこういたし。」
 わぁ、ヨースケさん話し膨らませないで。

 「でも小さいより大きい方が良くない?」
 
 「いや、でかすぎるのも大変だぞ。」

 「ちょっと、そこまで、しおん君が真っ赤だよ。倒れそうだよ。」
 ハル君、ありがとう。もうこれ以上は、無理です。

 「何いってるの、しおん君は、確かにまだお尻バージンだけど、これ重要だよ。恥ずかしいでは、後で泣くはめになるよ。それに、チェリーではないんだから、わかるでしよ。女の子だって初めては、大変なんでしょ。アナルは、もっと大変なんだよ。」
 ミー君がまくし立てるように話す。

「えっ、しおん君がまさか童貞じゃないとは。負けた気がする。」
 ゆう君、変なとこで勝負しないで。

「確かに、アナルセックスは、受けに負担かかるしなぁ。しおん君は、真っ白?少しお尻いじったことある?」
 ヨースケさんが優しく聞いてくれる。

「少しあります。指少しとローターぐらいなので、本格的な洗浄とかしたことないです。」

「洗浄のやり方わかる?」

「はい。でも、ここの世界でも同じやり方でしょうか?」

「そうだよね、洗浄魔法あるし。お風呂もこっちの人は趣味みたいな感じだしねえ。」

「まぁ、そこら辺も聞くしかないよなあ」

 なんかすごいこと暴露した気もするけど、まぁいっか。異世界だし。
 
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