【完結済み】異世界でもモテるって、僕すごいかも。

mamaマリナ

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8人の思い

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 シューベルさんの授業で驚愕の事実が判明した。しばらく8人して欲しいとローエルさんに伝えた。
 リビングに集まったけれど、誰1人として口を開くことがなく、時間が過ぎた。

 「ねぇ、これって騙されたの?」
 ミー君が言った。

 「騙されてはないよね、子どもを生んで欲しいと言われたけれど、何人とも結婚して欲しいった言われた訳ではないし。」

 「そうだね。選ぶのは、こちらだと言われている。」

 「でも、衣食住お世話になって、子ども生まないのも罪悪感あるのに。1人しか選ばないなんて、避難されそう。1人も選ばない、生まないなんて無理だろう。」

 「そうなんだよなあ、そこまで図太くないから、つらい。」

 「この国の孕み子だって、手厚くされたら、5人まで結婚しよって思うよな。」

 「やり方ずるい」

 「でも、これが、この国の当たり前であって、国を存続させるための法律なんだよね。」
 僕が言うとみんなも仕方ないことだけど、受け入れ難い顔をしている。

 「騙されてはないが、今まで以上に慎重にならないといけないな、この国に住む以上。」
 ヨースケさんが言うとみんな頷き、これからのことを思案する顔だ。


 「こんな感じなのに、お腹は、減るし、この国に頼らないと生きていけない。まず、お腹を満たそうよ」
 ゆう君が前向きに言った。

 「そうだね、とりあえず、騙された、信用出来ないって、感じに見せて、少し向こうに罪悪感もたせて、こちらに有利?になる感じにする?」
 「さすがに5人は無理でしょ。2人ならなんとか僕は、なりそうだと思うけど。子どもは、おいといて。」
 あっ君、なかなか強かだね。

 「それいいかも。」
 ハル君も同意してる。

 「少しそれで様子みるかあ、とりあえず食事もリビングで出来るように頼み、数日閉じ籠りますか」
 ヨースケさんが言った。

 「じゃあ私が、ローエルさんに食事のこととか伝えてきます。誰か一緒に行こう。」
 しろうさんが言い、たかし君が一緒行くことになった。
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