0(ゼロ)同士の恋愛  ほんとは愛されたい。【完結】

mamaマリナ

文字の大きさ
上 下
47 / 52

47 俺の天使

しおりを挟む
 ゆっくりとディランさんが抜くと、たらたらと白い白濁したものが垂れるのがわかった。俺は、足も腰もふらふらでベッドの上で潰れた。
 ディランさんがタオルで拭いてくれたり、水をくれたりと甲斐甲斐しく世話をしてくれる。ちらりと見るとまだ、ディランのディランさんは元気のようで半勃ちで、まだ行けるぞって感じに思えた。俺の視線に気が付いたようで、さっと隠された。

「気にしないでくれ。今、お湯をためてくる」

 ディランさんの後ろ姿みながら、騎士だし体力あるよね。足りないよねと思ったが、今は無理だから余分なことは言わないしよう。

 

 足腰が立たない俺を抱き上げお風呂まで連れて行ってくれ、全身を洗われ中まで掻き出されて浴室で指でいかされしまった。

「なぁ、その、これいいのか?」

 背中から抱きしめられるとどうしてもあそこが当たる。まだまだやる気のあるディランさんのディランさんに触れて言うと、腰引かれ、大丈夫だと言われる。

「気にするなって言われても」

「大丈夫」

 風呂に浸かってマッサージをしてもらったから、俺は、もう立ち上がれるしもう1回ぐらいなら思ったんだけどね。まぁ、そういうなら仕方ないけど、それはなかなか元に戻らないだろうと思い、先にお風呂から出ることにした。





 レイが風呂から出ると言って立ち上がれると白いお尻が俺の前にきた。プルンと白く形のよいお尻につい手が出そうになるのを我慢して見送った。最高の時間だった。俺のモノを格好いいと言ってくれ。鬼頭と少しだけ入れることが出来た。セックスが出来たからではないが、俺の全てを肯定してくれ、器の大きなレイが本当に好きだ。こんな俺でも好きでいてくれる。レイはやっぱり運命の相手だ。俺の天使。もう絶対に離さない。そんなことを思いながらも、俺のはまだ大きいままでレイとのセックスを思いだして扱き始める。
 レイの乳首や甘い声、お尻の中の気持ち良さを思い出しながら俺のをしごく。キツイのに中はふわふわでとろとろ、そして、うねる動きや吸い付いてくる動きを思い出して極みまで到達する。思い出すだけで、まだまだ出来そうだがレイも待っているから他のことを考えて風呂を出た。
 
 レイはやっぱり疲れていたようで。ソファーでうとうとしていた。抱き上げてベッドで一緒に横になった。
 天使のような寝顔を見つめながら、さっきまでのことは夢だったのではと思ってしまう。コテンと俺の胸の中に入りこみ、俺の胸に額をスリスリしながら安心したように寝ているレイを見てまた愛しさがます。レイの寝息を聞きながら俺も眠りについた。

 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

見ぃつけた。

茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは… 他サイトにも公開しています

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】

彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』 高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。 その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。 そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?

獣人の子供が現代社会人の俺の部屋に迷い込んできました。

えっしゃー(エミリオ猫)
BL
突然、ひとり暮らしの俺(会社員)の部屋に、獣人の子供が現れた! どっから来た?!異世界転移?!仕方ないので面倒を見る、連休中の俺。 そしたら、なぜか俺の事をママだとっ?! いやいや女じゃないから!え?女って何って、お前、男しか居ない世界の子供なの?! 会社員男性と、異世界獣人のお話。 ※6話で完結します。さくっと読めます。

ブラッドフォード卿のお気に召すままに~~腹黒宰相は異世界転移のモブを溺愛する~~

ゆうきぼし/優輝星
BL
異世界転移BL。浄化のため召喚された異世界人は二人だった。腹黒宰相と呼ばれるブラッドフォード卿は、モブ扱いのイブキを手元に置く。それは自分の手駒の一つとして利用するためだった。だが、イブキの可愛さと優しさに触れ溺愛していく。しかもイブキには何やら不思議なチカラがあるようで……。 *マークはR回。(後半になります) ・ご都合主義のなーろっぱです。 ・攻めは頭の回転が速い魔力強の超人ですがちょっぴりダメンズなところあり。そんな彼の癒しとなるのが受けです。癖のありそうな脇役あり。どうぞよろしくお願いします。 腹黒宰相×獣医の卵(モフモフ癒やし手) ・イラストは青城硝子先生です。

運悪く放課後に屯してる不良たちと一緒に転移に巻き込まれた俺、到底馴染めそうにないのでソロで無双する事に決めました。~なのに何故かついて来る…

こまの ととと
BL
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』  ある日、教室中に響いた声だ。  ……この言い方には語弊があった。  正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえて来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。  テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。  問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。 *当作品はカクヨム様でも掲載しております。

モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中

risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。 任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。 快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。 アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——? 24000字程度の短編です。 ※BL(ボーイズラブ)作品です。 この作品は小説家になろうさんでも公開します。

精霊の港 飛ばされたリーマン、体格のいい男たちに囲まれる

風見鶏ーKazamidoriー
BL
 秋津ミナトは、うだつのあがらないサラリーマン。これといった特徴もなく、体力の衰えを感じてスポーツジムへ通うお年ごろ。  ある日帰り道で奇妙な精霊と出会い、追いかけた先は見たこともない場所。湊(ミナト)の前へ現れたのは黄金色にかがやく瞳をした美しい男だった。ロマス帝国という古代ローマに似た巨大な国が支配する世界で妖精に出会い、帝国の片鱗に触れてさらにはドラゴンまで、サラリーマンだった湊の人生は激変し異なる世界の動乱へ巻きこまれてゆく物語。 ※この物語に登場する人物、名、団体、場所はすべてフィクションです。

処理中です...