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14 売り込むぞ
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今日は、ヨークさんが来る日。僕は、自立への一歩となるかもしれないことに少し緊張していた。
「伯爵様、すごいですよ、これ。ゼロさんが考えた洗顔パフ。肌がきれいになるって本当です。妻も娘も職人の妻などで試したのですが、本当にすごくて、もうすごいです。」
「ヨーク、すごいしかないのか。それほどなのか?妻と娘に使って貰うか。」
「必ず気に入ります。」
「そうか。」
「もう量産体制整えて作り始めました。ゼロさんありがとうございます。」
「ゼロは、何かないか?」
「どうやって売るのかなあ?」
「貴族が援助している大手の商会に売り込むかなあ。」
「そっか」
「何かあるのか?」
「貴族で広める方がいいよね。母上様とかミランちゃんの友達とかね。はじめは、たくさん量産出来ないって広めて、もう少し柄やデザインを貴族の方が好む物にして希少価値を高めて。人気が出始めそうになったら、大手商会に売り込む。それで、広まったら貴族御用達って言って、少しデザインが簡単な商品を庶民の商会に卸す。」
「オオーすごい。確かに始めはから大手商会よりは時間は掛かるがいいと思います。」
「うん。ゼロはすごいな」
「そんなことないよ、本の受け売りだし。」
「また、なにかあればいつでも言って下さい。ゼロさんの発想は、すごいです。」
「庶民の商会に卸す時にまたいてもいい?父上様。あと、まだ切れ端ありますか?」
「あるぞ。ヨーク、今度切れ端持って来てくれ。大手の時もいいぞ。」
「庶民の時でいい」
「そうか」
「では、こちらは、少しデザインがあるものなんで良ければ奥様と娘様に。私は、貴族方に流行っているデザインて洗顔パフを作ります。作成できましたら、また来ます。切れ端も忘れず持ってきます。」
「わかった。ご苦労様」
「では、失礼します。」
数週間後、洗顔パフは貴族に流行りだし、大手の商会だけでなく、庶民の商会にまで卸すこととなった。
「ゼロは、何かあるか?」
「あの、俺の商品を見て貰えますか?」
「いいぞ。どれだい。」
「これなんですが、飾りゴムでシュシュって言います。結ぶだけで、おしゃれができます。マリーさんお願いします。」
マリーさんに頼んで見本となり見て貰うことにした。あれ、ミランちゃんもきてる。
「おー確かに結ぶだけで、華やかになる。」
「はい。貴族の方は、もっと凝った髪型にしますが、庶民の方はそうではないようなので、でも、おしゃれしたいと思っていますよね。」
「うん。これは売れるね。」
「これって、もしかして」
「うん。あの切れ端で作った」
「ゼロすごいのよ。手先器用なの。」
「どれぐらい作ったのかい?」
「大 小のサイズを50ずつ」
「そんなに出来たの?ゼロすごいね」
「売ってもらえますか?」
「伯爵よろしいですか?」
「うむ、良いぞ」
「とりあえず、10個ずつお店に置いてみよう。」
「はい、お願いします。」
「伯爵様、すごいですよ、これ。ゼロさんが考えた洗顔パフ。肌がきれいになるって本当です。妻も娘も職人の妻などで試したのですが、本当にすごくて、もうすごいです。」
「ヨーク、すごいしかないのか。それほどなのか?妻と娘に使って貰うか。」
「必ず気に入ります。」
「そうか。」
「もう量産体制整えて作り始めました。ゼロさんありがとうございます。」
「ゼロは、何かないか?」
「どうやって売るのかなあ?」
「貴族が援助している大手の商会に売り込むかなあ。」
「そっか」
「何かあるのか?」
「貴族で広める方がいいよね。母上様とかミランちゃんの友達とかね。はじめは、たくさん量産出来ないって広めて、もう少し柄やデザインを貴族の方が好む物にして希少価値を高めて。人気が出始めそうになったら、大手商会に売り込む。それで、広まったら貴族御用達って言って、少しデザインが簡単な商品を庶民の商会に卸す。」
「オオーすごい。確かに始めはから大手商会よりは時間は掛かるがいいと思います。」
「うん。ゼロはすごいな」
「そんなことないよ、本の受け売りだし。」
「また、なにかあればいつでも言って下さい。ゼロさんの発想は、すごいです。」
「庶民の商会に卸す時にまたいてもいい?父上様。あと、まだ切れ端ありますか?」
「あるぞ。ヨーク、今度切れ端持って来てくれ。大手の時もいいぞ。」
「庶民の時でいい」
「そうか」
「では、こちらは、少しデザインがあるものなんで良ければ奥様と娘様に。私は、貴族方に流行っているデザインて洗顔パフを作ります。作成できましたら、また来ます。切れ端も忘れず持ってきます。」
「わかった。ご苦労様」
「では、失礼します。」
数週間後、洗顔パフは貴族に流行りだし、大手の商会だけでなく、庶民の商会にまで卸すこととなった。
「ゼロは、何かあるか?」
「あの、俺の商品を見て貰えますか?」
「いいぞ。どれだい。」
「これなんですが、飾りゴムでシュシュって言います。結ぶだけで、おしゃれができます。マリーさんお願いします。」
マリーさんに頼んで見本となり見て貰うことにした。あれ、ミランちゃんもきてる。
「おー確かに結ぶだけで、華やかになる。」
「はい。貴族の方は、もっと凝った髪型にしますが、庶民の方はそうではないようなので、でも、おしゃれしたいと思っていますよね。」
「うん。これは売れるね。」
「これって、もしかして」
「うん。あの切れ端で作った」
「ゼロすごいのよ。手先器用なの。」
「どれぐらい作ったのかい?」
「大 小のサイズを50ずつ」
「そんなに出来たの?ゼロすごいね」
「売ってもらえますか?」
「伯爵よろしいですか?」
「うむ、良いぞ」
「とりあえず、10個ずつお店に置いてみよう。」
「はい、お願いします。」
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