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13、異世界の男娼館って

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「どうだった」

 ラーラちゃんが隠し覗き部屋に戻ってきた。

「えっと、特殊すぎて出来るか不安です」

「そうかなあ?気持ちいいことしてくれるし、慣れると簡単だよ。」

 確かに気持ち良くしてもらっていたよね。でも、あんな大きいの入らないし、下僕プレイは無理だろう。なんで入るのか不思議だよ。うーん。ラーラちゃん出来てるし出来るのかなあ?

「ありがとう。見せてくれて。声は聞こえないから分からないんだけど、どんな会話してるの?」

「えっ、特にあんまり会話ないよ。気持ち良くしてくれるためなら会話するけど、それ以外は面倒だからね」

「そういうお客様ならそんな感じかぁ」

 他の人も見てみないとなぁ。掘られるのは、嫌だがやらない訳にはいかんから腹をくくるしかないのか。

「今度は、他の人の接客も見たら?」

「うん。そうする。ありがとう」

 そんな話をしながら部屋からでると


「かえでさん、次はナンバー2のメーニャさんの接客見て下さい」

「かえでちゃん行こうか。私の部屋は、向こうなの」

「はい、メーニャさんよろしくお願いします」

「じゃあ、ラーラまたね」

「ラーラちゃん、ありがとう」

「うん。かえでちゃんもまたね」



◆◆◆◆


 えっと、メーニャさんの接客も同じ感じ。どういうこと?女王様と下僕みたいなプレイが人気なのか?異世界分からん。普通、買っているんだから、もっと好きに動くよな。時間いっぱいサービスさせるのが普通では?どういうことなんだ。誰か教えてくれー。

「どうだった?」

「えっと、お客様はああいう接客、プレイが好きなんですか?」

「どういうこと?」

「ああいう下僕みたいにされる接客というかプレイ内容が好きなのかと?」

「えっ?男娼の仕事ってあれが普通だよ。クスクス、下僕かぁ。確かにね。男娼を買うお客様には買った男娼に対してのルールがあるんだよね。たぶん男娼の仕事に対して考えがかえでと違うかもしれませんね」

「そう思います。ナリーイさんに聞いて見ます。メーニャさんありがとうございました」

「うん。それがいいね」

 なんだか認識の違い?考え方の違いみたいなのがあるみたいだ。これは、絶対に確認しないといけない気がする。


「かえでさん、終わりましたか?」

「はい。ナリーイさんにお聞きしたいことがあります」

「はい、何でも聞いて下さい。とりあえず、事務所にいきましょう」

「はい」
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