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第二章〜自称大工ですけど、冒険者始めました〜
第20話 〜2人での旅立ち、そしてみんなとの別れ〜
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ヒイロは久しぶりに実家に来ていた。理由はもちろん、両親に旅に出ることを伝えるためだ。実家に帰り、2人の顔を見るといつも何か安心する。前世の実家もそうだった。ヒイロにとっては両方とも大切な両親で、もう二度前世の両親に会えないと思うと、自分が一度死んで、転生したことを実感する。
「お父さん、お母さん、久しぶり。今から少し……話しをしたいんだけど、大丈夫かな?」
父のノミルがヒイロの真剣な顔つきに戸惑いつつ答える。
「そんなこと大丈夫に決まっているが……どうした?そんなかしこまって。ん~そんな時は、いつもお前は俺たちが驚くことを言う。」
母ミコルも笑って頷く。
「そうね、でもいつだって私たちは、ヒイロの考えていることがわかるし、つねにヒイロの味方だからね。」
勇気を出してヒイロは、今まで言えなかった前世のこと話し始める。前世では、こことは違う地球という世界で、日下部として生き、その世界の記憶を持ったまま神様から転生させてもらったこと。天職のこと。そして……これから旅に出て、世界を見て、知り、考え、叶えたい自分の使命と夢を真剣に両親に伝えた。
ヒイロが吐き出すように一気に話終わった後、ミコルが奥からお酒を持ってきてくれた。この世界では、18歳が成人となる。そのあとは、始めて両親とお酒を飲みながら一晩中、語り明かした。その時にはもう、使命のことは関係なくただの親子として……しばらくして、そのままテーブルで突っ伏して幸せそうに寝てしまったヒイロを見て、ミコルは優しく微笑む。
「あらら、このまま寝てしまって。いつまでたっても私たちにとっては、可愛い息子ですね、あなた。」
ノミルは大きくなった息子を抱え、ベットに運び込むと嬉しそうに語る。
「そうだな、神様には感謝しなきゃな。こんな良い息子を俺たちのところに巡り合わせてくれたんだからな。」
「私たちは幸せ者ね。旅に出るのは寂しくなっちゃうけど、ヒイロの人生だものね。少し……使命とか頑張りすぎちゃうから心配だけど、あの子ならきっと大丈夫よね。」
「あぁ俺たちの子どもだからな。きっと神様の願いにもちゃんと応えてくれるさ。」
後片付けが終わったミコルはヒイロの隣で横になる。
「それじゃあ今日は親子3人で一緒に寝ましょうか。この子の幸せを祈ってね。」
この日、ヒイロは今まで親に隠していたことも全部話せたこともあり、今までにないくらい暖かく幸せに眠ることができたのだった。
翌朝、ゆっくりと朝ごはんを食べ、実家を出た。そして、そのまま足で森の家に帰り、荷物をまとめていた。まとめると言ってもストレージボックスがあり、その中に入れるだけで自動的に整理される。一緒に手伝ってくれていたミーナがヒイロに声をかける。
「準備を終わった?」
「あぁ終わった。なぁミーナ、ミーナにお願いがあるんだ……」
「森の家のこと?それだったら、自分の家でもあるんだから当たり前でしょ!」
「それもあるけど、その……。……待ってて欲しいんだ!」
ヒイロは、急にミーナの手を握り勇気をだす。
「その……何年後になるかわからないけど……俺はミーナと一緒にいたい……森の家にはミーナが必要なんだ!」
「……当たり前でしょ……元々そのつもりよ。でもね、あんまり待たせると私はモテるんだから、誰かに取られちゃうかも知らないからね。」
ミーナは笑顔をヒイロに見せつつも、心の中ではショックを受け、複雑な気持ちでいた。
「ありがとう!!よかった!!その時には、伝えたいことがあるんだ!!出来るだけ早く帰るから、そして今度は2人で世界を旅しよう。」
「そう……ね。」
ミーナは精一杯の笑顔を見せた。
そのとき、我慢できなくなったアルト達が部屋に割り込んでくる。そしてアルトは呆れ気味にヒイロに話しかける。
「あの……さ、お取り込み中悪いけど、ヒイロ兄……そりゃないよ。」
特にイルミとウルルが、何故かかなり怒っている。
「そうよ、女ごころを全然わかってない!なにそれ信じらんない!!」
「ミーナ姉もちゃんと自分の思いを言った方がいいと思う。」
だが、一人流れについていけず、戸惑う奴もいる。エイスだ。
「えっ!?なんのこと?なんでみんな怒ってる??」
イルミがエイスの頭を叩く。
「あんたは黙ってなさい!」
ミーナはアルト達の言葉に顔を赤くして戸惑う。
「あ、あんた達!急に出てきて何言ってんの!?」
「ここのことはオレ達に任せてくれていいからさ、ヒイロ兄、だからさ……ミーナ姉も一緒に連れてってやってくれよ。てか、ほんとはついてきて欲しいんでしょ!」
アルトの言葉にヒイロが答える。
「いいのか?」
ウルルはミーナに抱きつきながら答える。
「うん!何の為に私たちが冒険者になったと思うの?2人から自立するためだよ。ヒイロ兄だけじゃなく、ミーナ姉からもね。だから、もう大丈夫。」
「そうだよ!!オレ達なら大丈夫だから!」
やっと気付いたエイスが精一杯声を出す!
子ども達の言葉にミーナは泣いていた。その様子にヒイロは覚悟を決める。
「お前たちありがとう……。ミーナ……オレ、ミーナのことが大好きだ。多分、出会った時から惹かれていたんだと思う。こんな俺だけど……一緒に……旅についてきてくれないか?」
「……えぇ、こちらこそよろしくお願いします。」
ヒイロはミーナを強く抱きしめ、その2人をアルト達が優しく見守る。そして、その後、2人は揃って自分達の両親のところへ行き、一緒になることを伝え、そして2人で旅に出ることを話した。
もちろん結果は、2人の両親、どちら側も大賛成だった。それから、ミーナの両親、ヒイロの両親が森の家の後見人になると申し出てくれた。それはありがたいことだった。子ども達だけでも生活は出来るだろうが、やはり大人がいないと何かスムーズにいかないことも多々ある。出来るだけのことを2人の両親を交えて話し合い、アルト達とも挨拶をさせ、結果、出発は次の日になってしまった。
そして出発の朝。見送りには森の家の子ども達、そして、2人の両親達がオオタルの出口まで来てくれた。旅立ちの別れの時、泣いていた子もいたが、アルトや両親達は、笑って見送ってくれていた。そして、ヒイロとミーナもまた笑顔で生まれ育ったオオタルの街から旅立つのだった。
「お父さん、お母さん、久しぶり。今から少し……話しをしたいんだけど、大丈夫かな?」
父のノミルがヒイロの真剣な顔つきに戸惑いつつ答える。
「そんなこと大丈夫に決まっているが……どうした?そんなかしこまって。ん~そんな時は、いつもお前は俺たちが驚くことを言う。」
母ミコルも笑って頷く。
「そうね、でもいつだって私たちは、ヒイロの考えていることがわかるし、つねにヒイロの味方だからね。」
勇気を出してヒイロは、今まで言えなかった前世のこと話し始める。前世では、こことは違う地球という世界で、日下部として生き、その世界の記憶を持ったまま神様から転生させてもらったこと。天職のこと。そして……これから旅に出て、世界を見て、知り、考え、叶えたい自分の使命と夢を真剣に両親に伝えた。
ヒイロが吐き出すように一気に話終わった後、ミコルが奥からお酒を持ってきてくれた。この世界では、18歳が成人となる。そのあとは、始めて両親とお酒を飲みながら一晩中、語り明かした。その時にはもう、使命のことは関係なくただの親子として……しばらくして、そのままテーブルで突っ伏して幸せそうに寝てしまったヒイロを見て、ミコルは優しく微笑む。
「あらら、このまま寝てしまって。いつまでたっても私たちにとっては、可愛い息子ですね、あなた。」
ノミルは大きくなった息子を抱え、ベットに運び込むと嬉しそうに語る。
「そうだな、神様には感謝しなきゃな。こんな良い息子を俺たちのところに巡り合わせてくれたんだからな。」
「私たちは幸せ者ね。旅に出るのは寂しくなっちゃうけど、ヒイロの人生だものね。少し……使命とか頑張りすぎちゃうから心配だけど、あの子ならきっと大丈夫よね。」
「あぁ俺たちの子どもだからな。きっと神様の願いにもちゃんと応えてくれるさ。」
後片付けが終わったミコルはヒイロの隣で横になる。
「それじゃあ今日は親子3人で一緒に寝ましょうか。この子の幸せを祈ってね。」
この日、ヒイロは今まで親に隠していたことも全部話せたこともあり、今までにないくらい暖かく幸せに眠ることができたのだった。
翌朝、ゆっくりと朝ごはんを食べ、実家を出た。そして、そのまま足で森の家に帰り、荷物をまとめていた。まとめると言ってもストレージボックスがあり、その中に入れるだけで自動的に整理される。一緒に手伝ってくれていたミーナがヒイロに声をかける。
「準備を終わった?」
「あぁ終わった。なぁミーナ、ミーナにお願いがあるんだ……」
「森の家のこと?それだったら、自分の家でもあるんだから当たり前でしょ!」
「それもあるけど、その……。……待ってて欲しいんだ!」
ヒイロは、急にミーナの手を握り勇気をだす。
「その……何年後になるかわからないけど……俺はミーナと一緒にいたい……森の家にはミーナが必要なんだ!」
「……当たり前でしょ……元々そのつもりよ。でもね、あんまり待たせると私はモテるんだから、誰かに取られちゃうかも知らないからね。」
ミーナは笑顔をヒイロに見せつつも、心の中ではショックを受け、複雑な気持ちでいた。
「ありがとう!!よかった!!その時には、伝えたいことがあるんだ!!出来るだけ早く帰るから、そして今度は2人で世界を旅しよう。」
「そう……ね。」
ミーナは精一杯の笑顔を見せた。
そのとき、我慢できなくなったアルト達が部屋に割り込んでくる。そしてアルトは呆れ気味にヒイロに話しかける。
「あの……さ、お取り込み中悪いけど、ヒイロ兄……そりゃないよ。」
特にイルミとウルルが、何故かかなり怒っている。
「そうよ、女ごころを全然わかってない!なにそれ信じらんない!!」
「ミーナ姉もちゃんと自分の思いを言った方がいいと思う。」
だが、一人流れについていけず、戸惑う奴もいる。エイスだ。
「えっ!?なんのこと?なんでみんな怒ってる??」
イルミがエイスの頭を叩く。
「あんたは黙ってなさい!」
ミーナはアルト達の言葉に顔を赤くして戸惑う。
「あ、あんた達!急に出てきて何言ってんの!?」
「ここのことはオレ達に任せてくれていいからさ、ヒイロ兄、だからさ……ミーナ姉も一緒に連れてってやってくれよ。てか、ほんとはついてきて欲しいんでしょ!」
アルトの言葉にヒイロが答える。
「いいのか?」
ウルルはミーナに抱きつきながら答える。
「うん!何の為に私たちが冒険者になったと思うの?2人から自立するためだよ。ヒイロ兄だけじゃなく、ミーナ姉からもね。だから、もう大丈夫。」
「そうだよ!!オレ達なら大丈夫だから!」
やっと気付いたエイスが精一杯声を出す!
子ども達の言葉にミーナは泣いていた。その様子にヒイロは覚悟を決める。
「お前たちありがとう……。ミーナ……オレ、ミーナのことが大好きだ。多分、出会った時から惹かれていたんだと思う。こんな俺だけど……一緒に……旅についてきてくれないか?」
「……えぇ、こちらこそよろしくお願いします。」
ヒイロはミーナを強く抱きしめ、その2人をアルト達が優しく見守る。そして、その後、2人は揃って自分達の両親のところへ行き、一緒になることを伝え、そして2人で旅に出ることを話した。
もちろん結果は、2人の両親、どちら側も大賛成だった。それから、ミーナの両親、ヒイロの両親が森の家の後見人になると申し出てくれた。それはありがたいことだった。子ども達だけでも生活は出来るだろうが、やはり大人がいないと何かスムーズにいかないことも多々ある。出来るだけのことを2人の両親を交えて話し合い、アルト達とも挨拶をさせ、結果、出発は次の日になってしまった。
そして出発の朝。見送りには森の家の子ども達、そして、2人の両親達がオオタルの出口まで来てくれた。旅立ちの別れの時、泣いていた子もいたが、アルトや両親達は、笑って見送ってくれていた。そして、ヒイロとミーナもまた笑顔で生まれ育ったオオタルの街から旅立つのだった。
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