異世界で現代技術を

これ丸

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第9話 倒す!

「うわー、強そう。あれには勝てないだろ。てか結構ピンチじゃない?どうします?早紀さん」
「・・・」
あれ?隣にいるはずの早紀さんから返事がない。横を向くと早紀さんがいない。あのゴブリンの方を見ると早紀さんが銃を片手に走り出してる。呆れつつも仕方なしと思い僕も助けることにした。あの巨体なゴブリン以外に小さい普通のゴブリンもうじゃうじゃと巣から出てくる。雑魚を処理しつつあれを倒すのはなかなかに骨が折れる。
早紀さんは大剣の少年に当たらないように足を狙っている。距離を保ちつつ一定の間隔で銃弾を撃ち込む。一発一発は致命傷になっていないが着実にダメージを与えている。僕は早紀さんに近ずく雑魚ゴブリンたちを倒しながら隙を見てあの化け物にも発砲する。ていうか僕は早紀さんが昨日まであれだけ嫌っていたのに積極的に動いていることに驚いた。慣れるの早すぎだろとか思った。
そうこうしているうちにあのゴブリンは少年を手から放してこちらに狙いを変えてきた。それでもだいぶ弱っている。それで少し油断したとき、頭がいいのか思い切り地面を蹴り上げ砂ぼこりを起こした。僕たちは驚いた。狙いを定めさせないように視界を悪くしたのだ。少しすると早紀さんと思われる悲鳴が聞こえた。
「キャーー」
僕は一気に距離を詰めて、スタンガンを召喚して足に当ててみたが銃ほど聞いていないようだ。そこで発光弾をとりだし、思い切り叫んだ。
「目をふさげーーーー!!」
投げた次の瞬間ピカッと眩しい光に包まれた。目を手で塞いでも目がちかちかする。
早紀さんを手から離して目を覆うようなしぐさをしている。手の上から目に銃を至近距離から撃ち込む。ゴブリンの目からは青い血が涙のごとく流れ出している。
目が見なくなったゴブリンは暴れるしか方法がない僕らの位置がわからないのだ。あとは遠くからじわじわ倒す。3分後にやっと絶命した。なんだか体が一気に軽くなった。あとは雑魚をてきぱきと倒す。あの少年たちも仕事をしてくれて全滅させられた。そのあと100匹以上のゴブリンの耳を取らなければならないといけない。その辺はあの少年らに任せ僕は臭い洞窟の中を探索することに中は思った以上に奥行があった。まぁ、でもあれだけのゴブリンがいたんだから当然か。骨とかなんかグロいものがあったけど特には何もないと思ったらごそごそとはじっこになんか動いた気配がした。そこを見るとパーンラビットがいた。なんかブルブル震えてるみたいだせど、優しく抱っこすると抵抗を一切しない。足を怪我していた。バレないように岩陰にずっといて痩せていた。少し食べ物を上げて、肩掛けのバック一応閉まっておく。
奥に行くとあまり良いものはなかった。片っ端から探したが気になったものを少し掻払い洞窟を出た。
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