295 / 306
第八章 迷宮に潜む者
旧友
しおりを挟む
地下牢でのごたごたは怪我人をださすに収拾がついたが、付き添いの騎士には恐怖と怒りに震えながら退出を求められることになった。
地下牢を凍り付かせたせいで、俺が高等な魔術師だとわかっていたから強くは言われなかったが、普通ならあんな場面で魔術をぶっ放したら剣で斬り捨てられてもおかしくはなかった。
俺はニーヤンの保釈金を騎士にはらい牢から連れ出した。
あの牢にとどまって話をするのは無理だったからだ。
帝国騎士団駐屯地をでて適当に歩く。
ちなみに褐色の少女も連れて来た。
ニーヤンの仲間らしく名はテラという。
腕の立つ剣士とのことだが、さっきの感じだと剣気圧を纏っておらずあれだけの筋力を発揮していたので、いろいろと気になる少女だ。
もう俺を襲わないように言い聞かせてもらっているので、大丈夫だと信じることにした。
「信じられないにゃ、いったい、何がどうしたらあんな速さで魔術を」
「高等魔術師ならディレイマジックで再現できますよ。さして特別な技能じゃないです」
「そ、そうなのかにゃ?」
普通に嘘だ。
無詠唱魔術ができる人間などいない。
俺以上に魔術世界に詳しい有識者の方々からもお墨付きをもらっているので、おそらくは俺だけの能力なのだろう。ただ、そんなことはどうでもいい。そのことに話の方向を向けて欲しくない。
「それより、アディのことを教えてくれますか?」
「無詠唱魔術ができるのはアディの息子だけのはずにゃ。お前は無詠唱魔術をやったんじゃないのかにゃ?」
話がループしそうだな。
そんなに無詠唱が大事か?
ん? いや、大事なのか。
俺が俺である証明になるのか。
「失礼、そうですね、ニーヤンさんにとってはそこが重要でしたね。僕は無詠唱魔術をつかえるおそらくただひとりの魔術師です。ご存じの通り、アディは僕の父です」
「にゃにゃ~テラ、すごいことになってるにゃ~」
「死んだってアディは言ってたよ」
テラはじーっと無感情な眼差しを送って来る。
「いろいろありまして。長くなるので割愛しても?」
「だめ。信用できない」
「困りましたね。信用できないというのは僕のセリフでもあるんですけど」
「どういうこと」
「訳知り風な喋るニャオといきなり殴りかかって来る危険人物。あなた達も十分信用に値しない人物なのでは」
ニーヤンとテラは顔を見合わせる。
「たしかに」
「言う通りだにゃ」
「でしょう?」
「我とテラはその昔、アディとパーティを組んでた言うなれば古い友達にゃ」
おもむろに話はじめたな。
「パーティ……ですか」
昔、聞いたことがある。
アディとエヴァは若い頃、パーティを組んで冒険者をしていたって。
その時のパーティ仲間ということか。
「アディと再会したのは61年の秋初めのことにゃ。パーティを解散して16年以上も経っていると言うのに、出会った瞬間にわかったにゃ」
3061年の秋一月。アルドレア家が吸血鬼に襲わた直後くらいだ。エヴァの証言と一致する。
「アディはヒブリアに到着したばかりで頼れるものは何もなく、すごく心細そうだったにゃ。そこで″喋るニャオの噂″を聞いて、我のところへ足を運んだと言っていたにゃ。人間の世界に住む猫族はさほどおおくはないから『もしかしたら』と思ったらしいにゃ」
アディの行動動機としては納得できる部分しかない。俺の直感もニーヤンは嘘をついていないと言っている。このニャオは信用できる。
「テラと再会したのは意外と最近にゃ。去年の夏くらいにヒブリアで細々とやってた我とアディのパーティを見つけてくれたにゃ」
「喋るニャオはニーヤンしか知らない」
ニーヤンの知り合いを惹き寄せる吸引力がすさまじい。
そこにいるだけで勝手に見つけてもらえるのか。
「我とアディはハッキリ言って雑魚だけど、テラは最強にゃ。不器用で言葉足らずなところが玉に瑕だけど……それでも最強にゃ。テラが加わったおかげで我らのパーティは一気に加速したにゃ」
ニーヤンはテラの肩に乗り、ぺしぺしっと頼もしそうに肉球でたたく。
「それに我が捕まってもテラが保釈金を持ってきてくれるからイカサマがバレても安心にゃ」
わりとろくでもない猫だ。
留置所の常連なら当たり前か。
「わかりました、まだ信頼はできませんけど素性はなんとなくわかりました。アディと公道を共にしてるんですよね。どこにいるか教えてくれますか」
「えっと、そのことにゃんだけど、実はアディはいま塞ぎ込んでて……」
なんだか歯切れが悪い。
「会えるんですよね?」
「会えるにゃ。でも、その、すこし経緯を説明させて欲しいにゃ」
「経緯? なんの経緯です?」
「それは……アディの娘が失踪した件の経緯、にゃ……それを説明しないと我のことを殺すかもしれないにゃ」
失踪だと?
「何があったんですか、というかどっちが失踪を?」
「賢いアリスのほうにゃ」
アリス……確かに賢いな。
ニーヤンは自身の弁明をしながら、事故であったことを強調して、俺に経緯とやらを話しはじめた。
内容を要約すると、アリスはかねてより庇護されているだけの立場に不満を抱いていたらしい。彼女は魔法学校に行きたがっており、そこで力をつけることで怪物に怯える人生から逃れようとしていたとか。
ろくでなし猫の言葉なのでどこまで信じるかは決めかねるが、確かにアリスはなまじ天才的であるがゆえに独立志向は強い子だった。俺の知っている最後のアリスは5歳の段階でそんな印象だったのだから、いまはもっと意識は高まっているだろう。
ニーヤンとテラはアリスに頼まれて、冒険者登録をアディに内緒で手伝い、ダンジョンへ潜ったという。アリスは自身の魔術でモンスターを倒したがっていたらしい。
結果としては上々で、11歳の少女にしては素晴らしい魔術戦闘をおこなったらしい。
だが、悲劇は起こった。
浅い階層ではまずお目かかれない転移トラップを踏み抜いたのだ。テラはニーヤンと助け、アリスへも手を伸ばしたが、時すでに遅し。
アリスはダンジョンのなかで行方不明になってしまったという。
「そんなものだから、アディに死ぬほどキレられたにゃ、だからいまはちょっと気まずいにゃ……」
誰が悪いという話でもない気がするが、もしアディがやり場のない怒りをぶつけるとしたらニーヤンとテラしかいない。
「それはいつの話ですか?」
「……10日前にゃ」
勘弁してくれよ。
10日か……アリスならなんとかできるか……?
アリスは賢く強かな子だ。今すぐ動けば生存の可能性は高い。
「今すぐに探しに行きます。ニーヤンさん、アディの場所を」
「お前は我を責めないにゃ?」
「話を聞いただけじゃなんとも言えませんから。アリスにも落ち度はあったように思います。なにより責めている場合じゃない」
「にゃあ……聡明な息子だにゃ。どうしてこんな冷静で聡明な天才が、あの男から生まれるのかわからないにゃ」
「父様の悪口はそこまでに。先を案内してください」
「ついてくるにゃ。あいつのもとに案内するにゃ」
ニーヤンはテラの頬をぷにっと押す。
テラは無言のまま歩きはじめた。
アディのもとに連れていってくれるのだろう。
地下牢を凍り付かせたせいで、俺が高等な魔術師だとわかっていたから強くは言われなかったが、普通ならあんな場面で魔術をぶっ放したら剣で斬り捨てられてもおかしくはなかった。
俺はニーヤンの保釈金を騎士にはらい牢から連れ出した。
あの牢にとどまって話をするのは無理だったからだ。
帝国騎士団駐屯地をでて適当に歩く。
ちなみに褐色の少女も連れて来た。
ニーヤンの仲間らしく名はテラという。
腕の立つ剣士とのことだが、さっきの感じだと剣気圧を纏っておらずあれだけの筋力を発揮していたので、いろいろと気になる少女だ。
もう俺を襲わないように言い聞かせてもらっているので、大丈夫だと信じることにした。
「信じられないにゃ、いったい、何がどうしたらあんな速さで魔術を」
「高等魔術師ならディレイマジックで再現できますよ。さして特別な技能じゃないです」
「そ、そうなのかにゃ?」
普通に嘘だ。
無詠唱魔術ができる人間などいない。
俺以上に魔術世界に詳しい有識者の方々からもお墨付きをもらっているので、おそらくは俺だけの能力なのだろう。ただ、そんなことはどうでもいい。そのことに話の方向を向けて欲しくない。
「それより、アディのことを教えてくれますか?」
「無詠唱魔術ができるのはアディの息子だけのはずにゃ。お前は無詠唱魔術をやったんじゃないのかにゃ?」
話がループしそうだな。
そんなに無詠唱が大事か?
ん? いや、大事なのか。
俺が俺である証明になるのか。
「失礼、そうですね、ニーヤンさんにとってはそこが重要でしたね。僕は無詠唱魔術をつかえるおそらくただひとりの魔術師です。ご存じの通り、アディは僕の父です」
「にゃにゃ~テラ、すごいことになってるにゃ~」
「死んだってアディは言ってたよ」
テラはじーっと無感情な眼差しを送って来る。
「いろいろありまして。長くなるので割愛しても?」
「だめ。信用できない」
「困りましたね。信用できないというのは僕のセリフでもあるんですけど」
「どういうこと」
「訳知り風な喋るニャオといきなり殴りかかって来る危険人物。あなた達も十分信用に値しない人物なのでは」
ニーヤンとテラは顔を見合わせる。
「たしかに」
「言う通りだにゃ」
「でしょう?」
「我とテラはその昔、アディとパーティを組んでた言うなれば古い友達にゃ」
おもむろに話はじめたな。
「パーティ……ですか」
昔、聞いたことがある。
アディとエヴァは若い頃、パーティを組んで冒険者をしていたって。
その時のパーティ仲間ということか。
「アディと再会したのは61年の秋初めのことにゃ。パーティを解散して16年以上も経っていると言うのに、出会った瞬間にわかったにゃ」
3061年の秋一月。アルドレア家が吸血鬼に襲わた直後くらいだ。エヴァの証言と一致する。
「アディはヒブリアに到着したばかりで頼れるものは何もなく、すごく心細そうだったにゃ。そこで″喋るニャオの噂″を聞いて、我のところへ足を運んだと言っていたにゃ。人間の世界に住む猫族はさほどおおくはないから『もしかしたら』と思ったらしいにゃ」
アディの行動動機としては納得できる部分しかない。俺の直感もニーヤンは嘘をついていないと言っている。このニャオは信用できる。
「テラと再会したのは意外と最近にゃ。去年の夏くらいにヒブリアで細々とやってた我とアディのパーティを見つけてくれたにゃ」
「喋るニャオはニーヤンしか知らない」
ニーヤンの知り合いを惹き寄せる吸引力がすさまじい。
そこにいるだけで勝手に見つけてもらえるのか。
「我とアディはハッキリ言って雑魚だけど、テラは最強にゃ。不器用で言葉足らずなところが玉に瑕だけど……それでも最強にゃ。テラが加わったおかげで我らのパーティは一気に加速したにゃ」
ニーヤンはテラの肩に乗り、ぺしぺしっと頼もしそうに肉球でたたく。
「それに我が捕まってもテラが保釈金を持ってきてくれるからイカサマがバレても安心にゃ」
わりとろくでもない猫だ。
留置所の常連なら当たり前か。
「わかりました、まだ信頼はできませんけど素性はなんとなくわかりました。アディと公道を共にしてるんですよね。どこにいるか教えてくれますか」
「えっと、そのことにゃんだけど、実はアディはいま塞ぎ込んでて……」
なんだか歯切れが悪い。
「会えるんですよね?」
「会えるにゃ。でも、その、すこし経緯を説明させて欲しいにゃ」
「経緯? なんの経緯です?」
「それは……アディの娘が失踪した件の経緯、にゃ……それを説明しないと我のことを殺すかもしれないにゃ」
失踪だと?
「何があったんですか、というかどっちが失踪を?」
「賢いアリスのほうにゃ」
アリス……確かに賢いな。
ニーヤンは自身の弁明をしながら、事故であったことを強調して、俺に経緯とやらを話しはじめた。
内容を要約すると、アリスはかねてより庇護されているだけの立場に不満を抱いていたらしい。彼女は魔法学校に行きたがっており、そこで力をつけることで怪物に怯える人生から逃れようとしていたとか。
ろくでなし猫の言葉なのでどこまで信じるかは決めかねるが、確かにアリスはなまじ天才的であるがゆえに独立志向は強い子だった。俺の知っている最後のアリスは5歳の段階でそんな印象だったのだから、いまはもっと意識は高まっているだろう。
ニーヤンとテラはアリスに頼まれて、冒険者登録をアディに内緒で手伝い、ダンジョンへ潜ったという。アリスは自身の魔術でモンスターを倒したがっていたらしい。
結果としては上々で、11歳の少女にしては素晴らしい魔術戦闘をおこなったらしい。
だが、悲劇は起こった。
浅い階層ではまずお目かかれない転移トラップを踏み抜いたのだ。テラはニーヤンと助け、アリスへも手を伸ばしたが、時すでに遅し。
アリスはダンジョンのなかで行方不明になってしまったという。
「そんなものだから、アディに死ぬほどキレられたにゃ、だからいまはちょっと気まずいにゃ……」
誰が悪いという話でもない気がするが、もしアディがやり場のない怒りをぶつけるとしたらニーヤンとテラしかいない。
「それはいつの話ですか?」
「……10日前にゃ」
勘弁してくれよ。
10日か……アリスならなんとかできるか……?
アリスは賢く強かな子だ。今すぐ動けば生存の可能性は高い。
「今すぐに探しに行きます。ニーヤンさん、アディの場所を」
「お前は我を責めないにゃ?」
「話を聞いただけじゃなんとも言えませんから。アリスにも落ち度はあったように思います。なにより責めている場合じゃない」
「にゃあ……聡明な息子だにゃ。どうしてこんな冷静で聡明な天才が、あの男から生まれるのかわからないにゃ」
「父様の悪口はそこまでに。先を案内してください」
「ついてくるにゃ。あいつのもとに案内するにゃ」
ニーヤンはテラの頬をぷにっと押す。
テラは無言のまま歩きはじめた。
アディのもとに連れていってくれるのだろう。
0
お気に入りに追加
573
あなたにおすすめの小説
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
とあるオタが勇者召喚に巻き込まれた件~イレギュラーバグチートスキルで異世界漫遊~
剣伎 竜星
ファンタジー
仕事の修羅場を乗り越えて、徹夜明けもなんのその、年2回ある有○の戦場を駆けた夏。長期休暇を取得し、自宅に引きこもって戦利品を堪能すべく、帰宅の途上で食材を購入して後はただ帰るだけだった。しかし、学生4人組とすれ違ったと思ったら、俺はスマホの電波が届かない中世ヨーロッパと思しき建築物の複雑な幾何学模様の上にいた。学生4人組とともに。やってきた召喚者と思しき王女様達の魔族侵略の話を聞いて、俺は察した。これあかん系異世界勇者召喚だと。しかも、どうやら肝心の勇者は学生4人組みの方で俺は巻き込まれた一般人らしい。【鑑定】や【空間収納】といった鉄板スキルを保有して、とんでもないバグと思えるチートスキルいるが、違うらしい。そして、安定の「元の世界に帰る方法」は不明→絶望的な難易度。勇者系の称号がないとわかると王女達は掌返しをして俺を奴隷扱いするのは必至。1人を除いて学生共も俺を馬鹿にしだしたので俺は迷惑料を(強制的に)もらって早々に国を脱出し、この異世界をチートスキルを駆使して漫遊することにした。※10話前後までスタート地点の王城での話になります。
勇者に恋人寝取られ、悪評付きでパーティーを追放された俺、燃えた実家の道具屋を世界一にして勇者共を見下す
大小判
ファンタジー
平民同然の男爵家嫡子にして魔道具職人のローランは、旅に不慣れな勇者と四人の聖女を支えるべく勇者パーティーに加入するが、いけ好かない勇者アレンに義妹である治癒の聖女は心を奪われ、恋人であり、魔術の聖女である幼馴染を寝取られてしまう。
その上、何の非もなくパーティーに貢献していたローランを追放するために、勇者たちによって役立たずで勇者の恋人を寝取る最低男の悪評を世間に流されてしまった。
地元以外の冒険者ギルドからの信頼を失い、怒りと失望、悲しみで頭の整理が追い付かず、抜け殻状態で帰郷した彼に更なる追い打ちとして、将来継ぐはずだった実家の道具屋が、爵位証明書と両親もろとも炎上。
失意のどん底に立たされたローランだったが、 両親の葬式の日に義妹と幼馴染が王都で呑気に勇者との結婚披露宴パレードなるものを開催していたと知って怒りが爆発。
「勇者パーティ―全員、俺に泣いて土下座するくらい成り上がってやる!!」
そんな決意を固めてから一年ちょっと。成人を迎えた日に希少な鉱物や植物が無限に湧き出る不思議な土地の権利書と、現在の魔道具製造技術を根底から覆す神秘の合成釜が父の遺産としてローランに継承されることとなる。
この二つを使って世界一の道具屋になってやると意気込むローラン。しかし、彼の自分自身も自覚していなかった能力と父の遺産は世界各地で目を付けられ、勇者に大国、魔王に女神と、ローランを引き込んだり排除したりする動きに巻き込まれる羽目に
これは世界一の道具屋を目指す青年が、爽快な生産チートで主に勇者とか聖女とかを嘲笑いながら邪魔する者を薙ぎ払い、栄光を掴む痛快な物語。
平民として生まれた男、努力でスキルと魔法が使える様になる。〜イージーな世界に生まれ変わった。
モンド
ファンタジー
1人の男が異世界に転生した。
日本に住んでいた頃の記憶を持ったまま、男は前世でサラリーマンとして長年働いてきた経験から。
今度生まれ変われるなら、自由に旅をしながら生きてみたいと思い描いていたのだ。
そんな彼が、15歳の成人の儀式の際に過去の記憶を思い出して旅立つことにした。
特に使命や野心のない男は、好きなように生きることにした。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
WING/空埼 裕@書籍発売中
ファンタジー
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる