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第二章 怪物殺しの古狩人
人類絶滅の指導者、第七席次、不死身クトゥルファーン
しおりを挟む風で身体を巻き上げ、屋根に飛び乗り、俺は音のする方角を目指した。
現場にたどり着いた時、危機的状況をすぐにさとった。
師匠とアンナがピンチだ。
敵が誰なのかは一目瞭然だ。
遠目から見ても腹がひっくり返りそうな恐怖を感じる存在。
恐らくは厄災だ。
俺は思いきり屋根を飛んで空中を滑空しながら、狙いをつけ、《イルト・ウィンダ》を圧縮して槍を放った。
巨大な竜巻を引き起こす大気圧を一射に詰めこんだ。
その威力は凄まじいもので、槍というよりは空から超巨大な鉄球を叩きつけたみたいに、何十メートルもの深さまでペシャンコに陥没してしまった。
風爆弾の余波で、アンナが勢いよくふっとんでしまう。
師匠が受けとめる。
なんともスマートじゃない救出劇になってしまった。
「師匠、大丈夫ですか?」
「アーカムよく来てくれた。アンナを連れて王都へ向かいなさい」
いきなりすぎる指示に俺は難色を示す。
師匠は今にも死にそうな顔をしていた。
アンナは心臓に穴が空いている……嘘だろ、死んだのか……アンナが?
「アーカム、黙って言うことを聞くんだ。今ならまだ間に合う」
「アンナは……」
「生きてる。今すぐに処置すれば助かる。さあ、行きなさい、はやく」
そんなこと言われても困る。
だって、師匠、あんたも死にかけてるじゃないか。
「誰も死なせません」
風でふたりを持ち上げようとする。
その時──俺の直感が、俺に大きな危険を知らせた。
とっさに師匠とアンナを掴んで《イルト・ウィンダ》で一気に上空20mまで飛びあがった。怪我人の体には負担があるが我慢してもらうほかない。
紅い輝線が俺たちがいた場所へ着弾した。
直後、石畳みがめくれ上がり爆発した。
そのまま、ゆっくり滑空して屋根のうえへ退避する。
見やれば《イルト・ウィンダ》で攻撃した厄災らしき存在が、こちらを見上げてきていた。
と、その時、姿が掻き消える。
見覚えのある速度の緩急に、俺は厄災の正体が吸血鬼だと悟った。
それも、アンナと師匠をして手に負えない吸血鬼だ。
完全詠唱ではないとはいえ、《イルト・ウィンダ》の圧縮風槍でほとんどダメージを与えられていない以上、魔術による滅殺は諦めるしかない。
出し惜しみなどしている暇はない。
すべての思考を一瞬で済ませ、俺は全身に魔力を充足させた。
ハイパーモードへ突入する。
超直感がさらに研ぎ澄まされていく。
空気中を流れる風の筋すら肌で感じられるようになる。
本能のままに、師匠とアンナをとなりの屋根へ放り投げた。
ふりかえりざまに居合斬りを放って、背後からせまる存在を叩き斬る。
銀の刃と硬質の血がガァン! と重たい金属音を鳴らした。
10トンの鉄骨同士が勢いよく叩きつけられたかのような腹底に響く重低音だ。
「貴様、本当に人間か?」
驚いた様子の吸血鬼。
まだこんなもんじゃないぞ。
残り1分30秒。
銀の剣を思いきりふりぬいて、そのまま弾き飛ばす。
一足飛びに踏み切る。
俺の脚力に耐えきれずに足場の屋根が崩壊しはじめた。
姿勢を崩した吸血鬼に追いついた。
銀の剣を心臓めがけて放つ。
だが、黒爪ではたき落とされ、剣先を弾かれる。
執拗に狙うが、硬質化した腕の反応がやたら良い。
さっきのちいさな吸血鬼とは桁違いだ。
斬りつけ。
殴られ。
防ぎ。
かわして。
打って。
蹴って。
超直感とハイパーモードがなければ対応できない速さでのやりとりのさなか、間隙《かんげき》を縫って、一撃を届かせた。
吸血鬼の目を斬りかすめ、視界を半分奪うことに成功する。
キッカケを作ればあとは詰将棋だ。
目を失った分、相手は1手遅れる。
2手、3手、4手、ここだ。
剣を引き絞り、射出するかのごとく勢いよく銀の鋒《きっさき》で心臓を貫いた。
が、手応えが少ない。
吸血鬼の心臓は暗黒物質のひとつだ。
最も硬い部位であり、斬ればそれなりの触感がある。
「残念だったな、狩人」
「──ああ、なるほど」
直感が教えてくれた。
右脇腹のあたりだ。
吸血鬼の殴打をかわして、代わりに1発顎へフックで打ち返してふらつかせる。
その隙に、剣を抜き、心臓のある位置を斬り裂いた。
「ッ」
吸血鬼は目を見開いた。
がむしゃらに足場を血の糸で切り刻んで、大きく距離を取ろうとする。
「ありえない、心臓の位置を正確に斬れるなど……」
残り30秒。
考えろ。何で死なない。
心臓は斬った。十分なダメージなはずだ。
直感がささやく。
心臓は本当に一つなのか?
ああ、その可能性は考えられる。
だって、心臓の位置を変えているような奴だ。
「……7つ」
「……」
「7つ、心臓があるんだな」
吸血鬼の顔が真剣そのものに切り替わる。
正解を言い当てたようだ。
「勘のいいガキは嫌いだ」
「そうか」
「貴様のそれはただの剣気圧ではないな」
「おしゃべりをする気はない」
吸血鬼は絶滅させる。
どちらかが滅ばなくはいけないと言うなら俺は迷わず敵を滅ぼす。
────
───
──
─
銀の刃が血の尾をひいて、月夜にきらめいた。
これで3つだ。
「速い。こんな狩人がいたとは驚きだ」
吸血鬼の心臓を3つ破壊した。
残るは4つ。場所もわかってる。
「いいだろう。お前には少し本気を見せてやる」
視界が暗転した。
自分が殴られたのだと理解する。
頭がぐらぐらしている。脳を揺らされたのか。
なんだ今のは? 攻撃されたのか?
俺は何とか立ちつづけ、吸血鬼から視線を外さない。
瞳は深紅に輝き、爪は暗黒の色に、牙が鋭くなっていく。
そうか、こいつ、まだ血脈開放を使ってなかったのか……。
あと少しなのに。
俺はハイパーモード後のことなど考えず、ここですべてを出し切る覚悟で、魔力欠乏に陥るまで戦った。
だが、この吸血鬼の血脈開放はとてつもないものだった。
すべての能力でハイパーモードすらを大きく上回るのだ。
超直観をもってしても避けられない。
怪物の拳は俺の魔力装甲を打ち砕く。
黒爪はバターのように俺の神の盾を切り裂く。
血の糸が数百メートルの長さに伸びて、空気を撫でた余波だけで、家屋が軒並み粉砕される。
まさしく厄災。こんなの人類が戦える敵じゃない。
「ぁぁ、くそ、が……」
「死ぬ前にいい物を見せてやる。私に血脈開放を使わせた狩人は500年ぶりだからな。さあ、見ろこれが血の魔術の深奥だ。血界侵略《けっかいしんりゃく》──開始」
気が付いた時、俺は血の河のうえに立っていた。
「な……」
「ここは血の源だ」
師匠の言葉を思い出す。
かつて絶滅指導者と戦い、生きて帰った狩人が目撃したという血の魔術の奥義。
「血界は混沌がつくりだした悪夢だ。この不毛の地獄では私たち吸血鬼は己の魂に刻まれし血の魔術を真に解放できる。それは血界魔術と呼ばれている」
魂に刻まれた血の魔術……それが血界魔術?
「私の血界魔術は『不死身』だ」
吸血鬼の心臓が紅く輝く。
破壊した3つの心臓が再生したようだ。
これで振りだしに戻った。
「……どんだけ死にたくないんだ、お前は」
「死は恐ろしい。だから、ほかの指導者より私は長生きしたいといつも考えている」
ただでさえ不死身な吸血鬼。
なのにこの吸血鬼は固有魔法──血界魔術『不死身』でさらに自分の不死性を強化している。
だから、心臓が7つもあったんだ。
そして、その不死性はこいつが本格的に血界侵略したことでさらに魔術が強化され、盤石なものとなった。
ふざけるのもいい加減にしろ。
「血界侵略を解除できるのは発動者だけだ。逃げたいのなら私を殺すしかない。ああ、もちろん、ここは異界化された空間だ。物理的な脱出は諦めた方がいい」
だが、発動者を殺すことはできない。
心臓は7つある。そして、血界内だと、心臓の再生までもが可能になっているようだ。
ひとつを壊そうと、残り6つの心臓が健在なかぎり、壊した心臓は復活してしまう。
何度でも、何度でも、何度でも──。
「そういうことだ。さあ、続きをやろうか、狩人」
血界領域のなかでは、吸血鬼の基礎能力も上昇するようだった。
無敵が不死身と最強と無双で武装した怪物に、ハイパーモードを使い果たした俺ができることはなにもなかった。
ただ一方的に痛めつけられた。
温かな血の河のなかで、俺は膝を折る。
銀の剣が手からこぼれ落ちた。
強いとかそういう次元の話ではない。
絶望以外のなにものでもない。
「お前は、絶滅、指導者……」
「そうだ。私は指導者第七席次、不死身のクトゥルファーン。人間、お前の名を覚えてやろう。聞かせてみろ」
そうか。
これが絶滅指導者か……確かに800年間誰も倒せない訳だ。
あまりにも理不尽すぎる。
「アーカム……アルドレア……」
「アーカムか」
「……お前は、お前たちは、人類を絶滅させるのか……?」
「人間のスケールでは推し量れない規模で我々の計画は動いている。その計画も近いうちに成就するだろう。私はそのまえに万が一にも、計画遂行にとって不穏分子となりえる存在を消すために来たのだ」
「テニール、レザージャック、のことか」
「かつての奴は悪夢のようだった。同胞のなかには本気で吸血鬼を絶滅させられるという恐怖が蔓延していた。私でさえ近づこうとは思わなかった。それはほかの指導者たちも同様だ。だが、時間とは無情なものだ。もはやあれはただの老いぼれ。テニール・レザージャックではない」
やっぱり、お前たち逃げてたのかよ。
「卑怯者、どもが……師匠は、お前たちと戦うために、すべてを尽くして、待っていたのに、いつかその日が来ることを、待ってたんだよ……」
自然と涙があふれてきた。
恐怖ではない。
悔しかった。
「師匠があんなに年老いてから、絶対安全になってから、ようやく姿を現して、やりたい放題、痛めつけやがって……」
ずるいだろう。
そんなのありなのかよ。
「常勝のコツは勝てる相手とだけ戦うことだ」
「舐めんじゃ、ねえ……」
本当に腹立たしいやつらだ。
許せない。
卑怯者め。卑怯者め、卑怯者めッ!
こいつらは無敵の力をもっているのに、驚くほどに臆病だ。
俺と戦っていたのも、勝てる算段が常にあった──奥の手の血脈開放を温存して、血界侵略も残しておいたからだ。
ここで逃がせば、こいつはまた闇に隠れる。
どんなに技を練りあげた英雄があらわれようと関係ない。
実力を発揮できるうちは決して姿を現しなどしないのだから。
「……ここで、今ここで、お前を殺す。どこへも逃がしはしない」
このクソ野郎を殺せる力が必要だ。
「それは無理だろう。君では不足だ」
「殺してやる……ぶさけやがって、人間を舐めるなよ、卑怯者が、よってたかって、師匠を、アンナを、あの領域にたどり着くのに、どんだけ苦労したと、思ってんだ、クソ、くそ、くそ、元から強い奴はいつもそうやって……」
人の研究成果を横取りしたり、転移装置できたら用済み宣言したり……ああ、関係ない恨みまで再燃してきやがった。
怨嗟と憎悪と憤怒と屈辱。
この口惜しい感情をどうすればいい。
そんな時だった。
俺は──深淵に糸口を見出した。
「アーカム。君の名は覚えておこう」
血の赫糸が放たれ、高速で死を乗せて飛んでくる。
俺は目を離さない。
目の前の死からではない。
暗い虚から見つめてくる瞳をだ。
深い深い底から、それは俺を見ている。
俺ではない。もっと多き者も見ている。
魔力の奔流。お前こそが深淵なのか?
暗い笑顔が微笑んだような気がした。
俺は今、この瞬間、見つめてもらえた。
一歩踏み出し暗がりに手をつっこんだ。
体の内側に炎を感じた。
膨大な熱量だ。
皮膚を焼き焦がしあふれでてくる。
意識が戻ってくると同時。
血の弾丸の軌道はねじ曲がり、目の前で火花を散らして砕け散った。
「……なに?」
「今ここで、お前を殺す、クトゥルファーン」
俺はゆっくりと燃える息を吐き出した
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