外れスキル【観察記録】のせいで幼馴染に婚約破棄されたけど、最強能力と判明したので成りあがる

ファンタスティック小説家

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婚約者と元婚約者

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 目頭を押さえて揉んでマッサージをする。
 こんな大事な時に面倒な男に会ってしまった、とアイリスはため息を漏らした。

「ジャクソン、どうしてあなたがここに?」
「話はあとだ! アイリス、手を貸してくれ、怪物学会の礼儀を知らないクソ野郎どもは、俺を助けてくれないんだ!」

 ノエルはジャクソンの口汚さに「自分で助けるなって言ったのに……」と声を漏らす。

 アイリスはノエルの不満げな顔を横目に見ながら、泥から本を拾いあげるような、複雑な気持ち「今助けるわ」と答えた。

 傍観するリバーとしては、アイリスにはジャクソンの事を見捨てて欲しかった。

 だが、没落貴族の自分が、今代で8代目となる主席魔術家の令嬢相手に、何か言える訳がなかった。声を掛けることすら憚られる。
 この『血の令嬢』の前では、ほとんどの魔術師は、吹けば飛ぶ塵も同然となってしまう。

「ふふふ……流石は俺のアイリス……この俺のピンチに颯爽と現れるなんて……お互いに大事に愛を育てて来たことの証だな……」

 ブツブツ呟くジャクソンは救出の時を待つ。

 アイリスは【練血式】を作動させ、つま先に力を込める。

「えいっ」

 そして、気の抜けた掛け声とともに最大限の手加減で持って、瓦礫を軽く蹴り上げた。

 数トンの瓦礫がブワッと空へと舞い上がる。
 暴風が巻き起こり、皆が唖然とした。
 巻き込まれて一緒に舞い上がるジャクソン。

「うわぁああああ?! 死ぬぅうううう!」

 悲鳴をあげるジャクソンを、アイリスはジャンプして、空中でキャッチして、地上へと降ろした。

「し、し、死ぬかと思った……」

 ジャクソンは、アイリスの服をギュッと掴んで、しがみついたまま離れない。

 崩れた髪型を直す余裕はなく、蒼白の顔色を取り繕うことも出来なかった。

「ジャクソン、はやく離れてください。もう大丈夫でしょう」
「だ、だめだ、アイリス、君はわかってないかもしれないが、ここは危険な場所なんだ! 俺は当代、最強の使役魔術師だからわかる! 何かがこの城で起こってる、とな」
「少しゴタついてるだけです。きっと。血の騎士たちは撤退させてますから、すぐに混乱はおさまります」
「サウザンドラ家の騎士団が来てるのか?! 俺を助けるためにそこまで……ははっ! そりゃいい、じゃあ、今こそジャクソン・ウォルマーレを危険な目に合わせた、犯罪組織・怪物学会へ報復をしようじゃないか!」

 アイリスにお姫様抱っこされながらも、ジャクソンは恥じらう事なく威勢よく言いきった。

 その太々しさにまわりは呆れていた。

「待ってください、ジャクソン、あなた何も知らないのですか? 視察団のことも?」
「へ? 視察団? なんのことだい、マイハニー? 僕こそが怪物学会へ最初に視察しに乗り込んだ最も勇敢な魔術師じゃないか?」

 アイリスは悟る。
 この男、何知らない、と。
 一撃で呆れを通り越してしまった。

 アイリスはうんざりした顔で「何でもないです」と静かに言う。

「おんやぁ~!? これは何だか面白い事になってるにょー!」

「「「っ」」」

 どこからともなく聞こえる生理的不快感を覚える声に、接近に気がつかなかった者たちが一斉に空を見上げる。

 青空を征服する大きな翼。
 鋼鉄すら切り裂く、鋭利な牙と爪。
 魔術を使いこなす程に賢く、吐き出す火炎は生物を一瞬で炭に変えるほど強力無比。

 生きる災害ディザスター──最強モンスターとして名高いドラゴンが降りて来ていた。

 天より降臨したドラゴンの背中には、3人の影がある。

 一人は、白衣を着て、牛乳瓶の底のような眼鏡をかけ、何がそんなに楽しいのか問いただしたくなるほど笑顔の狂人──さかな博士。

 一人は、魔術協会の由緒正しき紺色のローブを着て、険しい表情をして威厳をかもしだす白髭──フレデリック。

 一人は、眉根を痙攣させ、自分の城で元婚約者が新しい婚約者とよろしくやってるのが気に食わない学会長──アルバート。

「他人の城でイチャつきやがって……」

 アルバートは眉根をピクピク震わせながら、つい本心をこぼす。
 
 されど、地上へ近づき、アイリスの顔がみえるようになると、平静と余裕を崩さない紳士へと転じる。

 着陸したドラゴンから、真っ先に飛び降りたのは、さかな博士だ。

「やあぁ~ッ、会いたかったぁーよ、君がアイリス・ラナ・サウザンドラだぁね?? 君の曾お爺ちゃんとはそれなりに知り合いだったんだ! 8代目の血、世界法則の悪魔と交尾したい! さあ、こちらのサイン書に君の体液を少し摂らせてくれるかぁーな? ヨーデル! 帝国の勝利は目前だぞッ!」

「あのバカを喰らえ」

 アルバートは、狂行に走るさかな博士の頭を、ドラゴンにかぶりと噛ませた。

 さかな博士は、ドラゴンの口の中でもがき、そのまま飲み込まれてしまった。

 いきなり起こった殺人に、現場は静まり返る。

「アレの事は気にするな。死んでない」

 アルバートは咳払いをして気を取り直す。

「いやはや、また会いましたな、アイリス殿。素晴らしいタイミングでのご登場ですな。まるでこの城を落とす事が決まっていて、増援に来たかのようじゃないですか」
「冗談を聞く気分じゃないですよ、アルバート。死者が出てるんです。あなたには説明の義務があります」
「すべては魔術協会から来た視察団から仕掛けたことです。この城の被害をちゃんと見ては? 築いた城は破壊され、怪物学会は3,000頭を越える命を失い、職人たちにも被害が出てる」

 アルバートは天を仰ぎ、迫真の演技で失ったもの達への悲しみと悔しさを表現する。

 アイリスは、ただ困惑した顔していた。

「相変わらず演技の才能はないようですね」
「さて、なんのことだか……」
「でも、嘘でもなさそうです」
「決まってる。嘘は嫌いだ。特に信頼を裏切る嘘がな」

 アルバートはアイリスの紅い瞳をまっすぐに見つめて言う。
 その威圧感は、まわりにいた者たちを萎縮させるほとだ。
 だが、アイリスは顔色一つかえない。

 アルバートに劣らない覇者の風格を持つ者であるからだ。

「……だが、我々は紳士だ。誇りある貴族だ。私刑は下さない。我々、学会は公正な調査と裁判の下に、正義がこの男を裁くと信じている」

 アルバートはフレデリックの背中をポンっと押す。

 フレデリックには、あの凄惨なゲームの記憶はなく、ただとてつもない絶望と、恐怖を味わった感情だけぼんやりと残っている。

 確かなのは、アルバートが自身を殺せる状況下で、この場は見逃したという事だ。

 フレデリックは、恨みからそのまま殺されずに、この場は助かった事に内心ホッとする。

「アルバート……本当にいいんですか?」
「? それはどういう意味で?」

 アイリスは心配そうな顔をしていた。

「わかっているはずです。わたしのお父様、フレデリック・ガン・サウザンドラが主席魔術師であると。なのにこの国で正義を求めると? アルバートは険しい道を選んでいるんですよ?」
「やめろ、アイリス、これは学会長殿の選択だ。というか、お前はどっちの味方なんだ!」

 フレデリックは怒りの形相で、ズカズカと詰め寄り、腹の読めないアイリスを睨む。

「ま、まま、待ってください、フレデリック様! ここは僕が!」

 そう言って、フレデリックを静止するのは、深刻な会話の最中、ずっとアイリスに抱っこされていたジャクソンだ。

 ジャクソンは咳払いをして「マイハニー、落ち着いて」とアイリスの肩に手を置いた。

 アイリスは生理的嫌悪感から、ジャクソンパッと離して地面に落とした。

「痛ッ、あはは、アイリス、痛いよ……まあ、そういうちょっとワイルドなところも愛してるんだけどね」

 アイリスはハッとして、アルバートの顔を見た。

 アルバートは汚物を見るような目で、ジャクソンとアイリスの事を交互に見ていた。

 アイリスは弁明するように首を横に振る。

 違う、そうじゃない、と。
 これが夫なわけがない、と。

「フレデリック様、僕のアイリスは優しすぎるだけです。とはいえ、元婚約者にその優しさを傍受する資格はないですけど」

 ジャクソンは敵意ある目でアルバートの前に立ちはだかる。

「ふん、初めてあったな、アルバート・アダン。俺様の名前は──」
「ジャクソン・ウォルマーレ」
「ジャク……は、そ、その通り! はははっ、よくぞ覚えていたな! やはり、使役術のライバルとして、かねてより俺様の事を意識していたわけか!」

 ジャクソンの飄々たる態度は、場に張り詰めていた空気をさらに緊張させていく。

 彼の敬意の足らない態度に、最初に怒りを表したのはドラゴンであった。

 ドラゴンは鼻息荒く、ジャクソンへ顔を近づける。そして、牙を剥いて、腹の底から聞こえるグルグルと鳴る唸り声を聞かせた。

「あ、あ、あ……あ……」

 人の及ばぬ恐怖にジャクソンは腰を抜かす。
 
「ふ、はは……ははは、や、やるじゃないか……こ、これ、よく出来てるよ……ドラゴンみたいだ」

 ジャクソンは滝のような汗を流しながら、なんとか自力で立ち上がる。

「ふ、フレデリック様、さ、ささ、さあ、いきましょうッ! なんか一件落着っぽいですし、こんな薄汚い裏切り者の城からは、早急に退散するのが一番です!」

 ジャクソンはアイリスの腕を引く。

「ぃ、いっしょに帰ろう、マイハニー!」

 だが、アイリスはアルバートと視線を合わせたまま石像のように動かない。

 鈍感なジャクソンだが、この2人間に、何か特別な繋がりがあるのは理解できた。

 自分の知らないアイリスの一面を見たような気がして、ジャクソンは唇を噛み締める。

「はは、良かったな、アルバート・アダン! 我が愛しの妻は、お前にありがたい忠告をしてくださるようだぞ!」

 アルバートは重たいため息をつく。
 蚊帳の外で騒がしいピエロへ、覇気をまとった威圧的な視線を向ける。

 そして、一言、

「失せろ」

 ジャクソンの背筋が自然と伸びた。
 絶対者を前に、自尊心の道化を演じる余裕は、ただのひと睨みで消え失せた。

「な、ななな…生意気な奴だ、はは、ははん…! だが、だからこそ俺様のライバルに相応しい!」

 ジャクソンは「で、では、また会おう!」と声を高らかに、背を向けて全力ダッシュでこの場を離れた。

「素敵なご主人なようで、アイリス殿。僕よりずっとあなたにお似合いだ」
「まだ結婚してないのに勝手に言ってるだけよ」
「そうですか。では、結婚式の時には呼んでください。素敵なプレゼントで、忘れられない式にして見せます」
「ねえ、アルバート、わたしがあの男と結婚すると本当に思ってるの?」
「ええ。だって、今度の愛は嘘じゃないんでしょう。それともまた騙してるんですか」
「アルバート……わたしはあなたと共に過ごしたアダン屋敷での日を忘れてなどいませんよ。今もずっと、ここにあります」

 アイリスは自身の胸に手を当てる。
 アルバートの手を掴もうと、ゆっくり手を伸ばす。

 指先が触れる。

「やめろ」

 瞬間、アルバートは手を引いた。
 一歩さがり、目を見開き、信じられないバケモノを見る眼差しで拒絶する。

 アイリスの言葉に、先程フレデリックが命乞いに使った話を思い出していた。

 いらない思考だ。
 物事はシンプルである方がいい。
 でなければ、意思が揺らいでしまう。

 サウザンドラを潰す事は決定事項。
 アイリスとの事は……個人的な要件、後回しだ。

 アルバートは大きく吸い、自身を落ち着かせる。

「フレデリック殿、アイリス殿、司法による公正な調査のもと、あなた方サウザンドラ家、および魔術協会には重大な罰が下るでしょう。最後くらいは、誇りを失わず、自棄にならず、法廷へ正々堂々と出頭されることを期待しています」

 アルバートはそう言い、2人へ、張り付いた笑顔で手を振る。

 フレデリックは我が意を得たりと言った顔で「正義の女神は必ずや学会を裁く」と強気な言葉を残して、背を向けた。

 いったん戦場という混沌から逃げられれば、主席魔術師に秩序の中での敗北はあり得ない。

「今は引きます、アルバート」

 アイリスはそう言い、悲しげな目をして踵を返す。

「お父様には、これだけの騎士団を動かして何をしようとしていたのか、しっかりと話を聞かせてもらいますよ」
「すべては予防線さ。安心しろ、サウザンドラが潰える事などありえん。シナリオは完璧だ」
「そういう事じゃなくて──」

 フレデリックとアイリスは、アルバートに見送られながら、この場を去った。
 
 残されたのは、完全に蚊帳の外で、沈黙を貫き通したノエルとリバーだ。

「少年、君も無事だったんだな、よかった」

 アルバートはリハーを見てご機嫌になる。
 リバーは「ど、どうも、学会長……」と落ち着かない様子で頭を下げた。

 かつて怪物学会を怪しげな宗教と揶揄していたリバーは、その後の怪物学会の世界を覆す発明の数々を目撃して、今ではすっかりアルバートに心酔していた。

 ゆえに、内心ではめったに会えないアルバートに会えた事に感極まっていた。

 一方のノエルもまた、緊張の面持ちで、尊敬する学会長に話しかけられるのを全力待機していた。

「お前は……ノエル、だったか」
「覚えててくれたんですね!」
「やけに印象に残る顔だからな」
「その、えっと、アルバート様、私たち客員学生たちは、これからどうすればいいんですか?」
「何も気にせず月間決闘大会へ向けての準備に邁進してくれたまへ」
「いや、無理ですよ……」
「安心しろ、中庭はダメになったが、これはジャヴォーダン城全体から見れば、ほんの3%の面積を失っただけに過ぎない。これまで通り授業はやるし、月間決闘大会も運営する」

 トラブルが起きた際、いかに平常な運営を行えるかが、組織では常に問われる。
 その組織が真に磐石かどうかは、試練の時にこそ証明することが出来るのだ。

「ああ、それと、お前たち」

 アルバートは、お辞儀をして去ろうとするノエルとリバーを引き止める。

「さっきはよく貴族の横暴に立ち向かったな」
「っ……見てたんですか?」
「強大に立ち向かう、勇者誕生の瞬間だ。見逃すはずがない」

 アルバートは、中庭での一件をニャオの目と耳を借りて知っていた。

 ノエルは自分の行動が、尊敬する人に認められ、喜びで胸がいっぱいだった。

 行動を起こした者には、チャンスがめぐってくるものなのだ。

 それがほんの些細な、褒め言葉をもらう、というチャンスでも。

「じきに君たちのような人間が認められる時代が、この魔術王国にもやって来る── 少年少女よ、引き続き勇敢であれ」

 アルバートの言葉に、まだ未熟な詠唱者たちは、期待に胸をふくらませ、学会長の意思を威勢の良い返事で受け取った。

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