指パッチンから始まる世界最強〜パーティを追放された男、スキル『収納』の発動条件を指パッチンに″限定″したら最強に〜


 神殿より【クラス】と〔スキル〕があたえられる『拝領の儀』にて、【運び屋】の役目をあたえられたマクスウェルは、最高級のクラスをもつ同郷の友たちとパーティを組んでいた。

 しかし、彼は【運び屋】、スキルは〔収納〕だけ。
 活躍できないマクスウェルは、仲間の手で崖から突き落とされ、パーティを追放されてしまう。

 崖下の川に流され一命を取りとめたマクスウェルは、失意のなか流れ着いた廃教会で不思議な老人と出会う。

 占い師を自称するその老人は、マクスウェルに【クラス】の意味と〔スキル〕の本当の使い方を教える。

「バカな神から授かったチカラを、すこしは役立つようにしてやろう」

 これは道を極めた男が、無限の可能性を手に入れて、ときに世界を救い、そののち【伝説の運び屋】と、うたわれるようになる英傑の物語。
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