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第二十三節・最終決戦
第376幕 城への侵入大作戦
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帝都クワドリスに侵入してすぐ、俺たちは情報収集に専念した。俺たちはここに来るのは初めてだからな。
……ここにセイルがいてくれたら、少しは道案内してくれただろうが……来ていない者に頼っても仕方がない。
慣れない土地で必死に情報を集め、ようやくクワドリスの城への潜入経路を見つけることに成功した。
……のだが、厄介なのは、誰かが気を引かなければ入り込むことが出来ないってところだ。
「潜入するのはルッセルと俺。残りの三人は出来るだけ兵士の注意を引き付けてほしい」
「わかりましたが……二人で大丈夫ですか? もう一人くらい――」
「いや、少しでも成功率を上げたい。それに……」
俺の直感なんだが……無性に嫌な予感がする。それがどんな事かはわからないが……急いだほうがいいような気がする。
「どうしました?」
「いや、何でもない。ゴーレムが配備されるまで、どれくらい時間があるかわからない。今は一刻を争うと思った方がいい」
「……なるほど。わかりました。君もそれでいいですね?」
「はい」
俺とともに潜入した銀狼騎士団の一人であるルッセルは、同じように一緒に来たヒュルマの兵士の言葉に静かに頷いた。なんというか、どこかむず痒い気分になる。魔人と人がこういう風に言い合える日が来るのは、もっと遠いと思ってたからな。少し遠めに眺めているけれど……いいものだと思う。
速く戦争を終えて、全員が笑って暮らせるような世界になればいい。その為なら……どんな罪も背負う。どれだけ殺し、血に濡れても、残された者たちが笑顔で暮らせるならば、喜んでこの身を赤に染めよう。
それこそが、英雄と呼ばれる者の使命なのだから。大切な者、弱者を守り、全てを壊す。あらゆる者の為に戦う都合の良い兵器。だからセイルにはそうなって欲しくはなかったんだが……な。
「悩み事ですか?」
話が終わったのか、ルッセルが俺に話しかけてきた。どこか優男風の彼は普段身に着けている騎士団の鎧ではなく、シアロルでも普通に着ていそうな服に身を包んでいた。
「いや、特に何もないさ」
「それならいいのですが……やはり緊張されているんですか?」
「ははっ、そうじゃないさ。ただ……妙に心がざわつくだけだ。少し気持ちが高揚してるのかもな」
「ああ、わかります。僕もこの戦いで……僕たちの手で戦いが終わるのかと思うと、興奮してきます」
両手を握りしめて俺に迫ってくるルッセル。それを宥めるけれど、彼はその気持ちを隠せないようだ。
自分が新たな伝説を切り開くのだと思っているのか、随分と興奮している。
「その気持ちは明日の糧に取っておくんだな。行動は朝早くだ。今はゆっくりと精神を落ち着けて休んでおけ」
「はい!」
ルッセルは元気よく声を出して、自分が泊っている宿屋に帰っていった。残されたのは俺一人。他の者も既にいなくなっていたようだ。
「……やはり、緊張しているのかもな」
柄にもなく嫌な予感に対して気後れしていたのかも知れない。今回の潜入での狙いは、エンデハルト王。ヘルガ。それと……ロンギルス皇帝の三人。この三人を倒せば……戦争は終わる。人も魔人も関係ない、真の平和が訪れるんだ。だからかもしれないな。
「……俺も早く帰ろう。明日は早い。そして……最も長い一日になる」
いや、一日で済めばそれでいいんだけどな。最後の戦いになるんだ。そう簡単にはいかないだろう。問題は山積みだが、それは実際直面してみないとわからないし、対処も出来ないのだから。
――
翌朝。俺たちは別れ、行動に移すことにした。誘導組は、兵士たちの近くで食べ物の考えに関する見解の不一致で喧嘩をすることにしたようで、現在は兵士たちも巻き込んで色々と言い合ってるようだ。
「よし、行くぞ」
「はい!」
「……今から潜入するんだから、もう少し声の調子を落としてくれ」
兵士に気付かれてもおかしくないような大きな声で元気よく返事をしてくるルッセルを諫めて、『隠蔽』の魔方陣を発動させる。いつも使っているものよりも数段強力な魔方陣で、これを使っている間は他の事に魔力を割くことが出来ない。
もちろん、戦闘なんかになったらかなり不味い状況になるだろう。だが、下手な『隠蔽』を使えば、敵の『索敵』に引っかかって見つかってしまう。今回は出来る限り慎重に行動しなければならない。必然的にこうなるってわけだ。
敵兵の方に注意を向けながら慎重に歩いていき、彼らが塞いでいた城への道にするりと入り込んで、先に進む。最初はあんな風に大きな声を出したルッセルが心配だったが、それから城の中に突入するまで、出来る限り静かに行動してくれた。
「グレリア様。ここからどうしますか?」
「ゴーレムの工場や、ロンギルス皇帝がいるとしたら、まず間違いなく地下都市だ。そこから入り込むぞ」
「わかりました。僕は地下都市に行った事がないので、そこまでは一緒に行動しましょう。着いた後はい一旦分かれる。それでいいですか?」
「わかった。それじゃあ、先に入り口を探そう」
小声で話し合った俺たちは、互いに頷いて入り口のある部屋を見つける事にした。アリッカルで地下都市を探した時と同様の場所にあるはずだ。そう難しいことでもないだろう。
……ここにセイルがいてくれたら、少しは道案内してくれただろうが……来ていない者に頼っても仕方がない。
慣れない土地で必死に情報を集め、ようやくクワドリスの城への潜入経路を見つけることに成功した。
……のだが、厄介なのは、誰かが気を引かなければ入り込むことが出来ないってところだ。
「潜入するのはルッセルと俺。残りの三人は出来るだけ兵士の注意を引き付けてほしい」
「わかりましたが……二人で大丈夫ですか? もう一人くらい――」
「いや、少しでも成功率を上げたい。それに……」
俺の直感なんだが……無性に嫌な予感がする。それがどんな事かはわからないが……急いだほうがいいような気がする。
「どうしました?」
「いや、何でもない。ゴーレムが配備されるまで、どれくらい時間があるかわからない。今は一刻を争うと思った方がいい」
「……なるほど。わかりました。君もそれでいいですね?」
「はい」
俺とともに潜入した銀狼騎士団の一人であるルッセルは、同じように一緒に来たヒュルマの兵士の言葉に静かに頷いた。なんというか、どこかむず痒い気分になる。魔人と人がこういう風に言い合える日が来るのは、もっと遠いと思ってたからな。少し遠めに眺めているけれど……いいものだと思う。
速く戦争を終えて、全員が笑って暮らせるような世界になればいい。その為なら……どんな罪も背負う。どれだけ殺し、血に濡れても、残された者たちが笑顔で暮らせるならば、喜んでこの身を赤に染めよう。
それこそが、英雄と呼ばれる者の使命なのだから。大切な者、弱者を守り、全てを壊す。あらゆる者の為に戦う都合の良い兵器。だからセイルにはそうなって欲しくはなかったんだが……な。
「悩み事ですか?」
話が終わったのか、ルッセルが俺に話しかけてきた。どこか優男風の彼は普段身に着けている騎士団の鎧ではなく、シアロルでも普通に着ていそうな服に身を包んでいた。
「いや、特に何もないさ」
「それならいいのですが……やはり緊張されているんですか?」
「ははっ、そうじゃないさ。ただ……妙に心がざわつくだけだ。少し気持ちが高揚してるのかもな」
「ああ、わかります。僕もこの戦いで……僕たちの手で戦いが終わるのかと思うと、興奮してきます」
両手を握りしめて俺に迫ってくるルッセル。それを宥めるけれど、彼はその気持ちを隠せないようだ。
自分が新たな伝説を切り開くのだと思っているのか、随分と興奮している。
「その気持ちは明日の糧に取っておくんだな。行動は朝早くだ。今はゆっくりと精神を落ち着けて休んでおけ」
「はい!」
ルッセルは元気よく声を出して、自分が泊っている宿屋に帰っていった。残されたのは俺一人。他の者も既にいなくなっていたようだ。
「……やはり、緊張しているのかもな」
柄にもなく嫌な予感に対して気後れしていたのかも知れない。今回の潜入での狙いは、エンデハルト王。ヘルガ。それと……ロンギルス皇帝の三人。この三人を倒せば……戦争は終わる。人も魔人も関係ない、真の平和が訪れるんだ。だからかもしれないな。
「……俺も早く帰ろう。明日は早い。そして……最も長い一日になる」
いや、一日で済めばそれでいいんだけどな。最後の戦いになるんだ。そう簡単にはいかないだろう。問題は山積みだが、それは実際直面してみないとわからないし、対処も出来ないのだから。
――
翌朝。俺たちは別れ、行動に移すことにした。誘導組は、兵士たちの近くで食べ物の考えに関する見解の不一致で喧嘩をすることにしたようで、現在は兵士たちも巻き込んで色々と言い合ってるようだ。
「よし、行くぞ」
「はい!」
「……今から潜入するんだから、もう少し声の調子を落としてくれ」
兵士に気付かれてもおかしくないような大きな声で元気よく返事をしてくるルッセルを諫めて、『隠蔽』の魔方陣を発動させる。いつも使っているものよりも数段強力な魔方陣で、これを使っている間は他の事に魔力を割くことが出来ない。
もちろん、戦闘なんかになったらかなり不味い状況になるだろう。だが、下手な『隠蔽』を使えば、敵の『索敵』に引っかかって見つかってしまう。今回は出来る限り慎重に行動しなければならない。必然的にこうなるってわけだ。
敵兵の方に注意を向けながら慎重に歩いていき、彼らが塞いでいた城への道にするりと入り込んで、先に進む。最初はあんな風に大きな声を出したルッセルが心配だったが、それから城の中に突入するまで、出来る限り静かに行動してくれた。
「グレリア様。ここからどうしますか?」
「ゴーレムの工場や、ロンギルス皇帝がいるとしたら、まず間違いなく地下都市だ。そこから入り込むぞ」
「わかりました。僕は地下都市に行った事がないので、そこまでは一緒に行動しましょう。着いた後はい一旦分かれる。それでいいですか?」
「わかった。それじゃあ、先に入り口を探そう」
小声で話し合った俺たちは、互いに頷いて入り口のある部屋を見つける事にした。アリッカルで地下都市を探した時と同様の場所にあるはずだ。そう難しいことでもないだろう。
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