281 / 415
第十五節・再び相見える二人
第264幕 再会の戦い
しおりを挟む
じりじりと俺は司との距離を詰めていく。魔方陣で攻撃してもいいが、司がどんな能力の勇者かどうかいまいちよくわかってない。得意な距離で戦った方が良いと判断したというわけだ。
逆に司はにやにやしながら俺から遠ざかるように足を使っていた。
互いの様子を見ながら仕掛けるタイミングを図っていると……先に動いたのは司だった。
「おらぁ! 死ねよ、グレリアァァ!」
声と同時に……弾が俺の目前に迫ってきた。
「なっ……!」
武器を抜いてなかった俺は、咄嗟に『身体強化』の魔方陣に更に魔力を込めて、なんとか上体を逸らして回避した。
そのまま『炎』『矢』で魔方陣を展開して、司に向けて放つのだが……。
「おせぇ!」
いつの間にか詰め寄っていた司に驚いた俺は、放たれた蹴りを片腕で受け止め、地を這うようにしゃがみながら回転し、その勢いで残った片足を刈り取るように蹴りを放つ。
司はそれを退くように後ろに飛び、再度俺との距離を取って再び先ほどと同じように対峙する。
「ぐ、あ、ぁ、あああ!」
僅かな時間に密度の濃い攻防を取った俺は、後ろの方で悲鳴が聞こえて、ちらっとそっちに視線を向ける。
そこには右太もも辺りに三つほど小さな穴のような傷が出来てるカッシェの姿があった。どうやら飛んできた銃弾に当たったのだろうけど……一体いつ攻撃された?
銃で撃てば必ず音が出る。それは大小関わらずだ。
それに、ここには司以外の敵が確認できない。
「おおっと、あまり避けたら手元が狂うぞ? 変なところに当たるかもなぁ?」
「……お前がやったのか?」
「さあなー。俺が答えると思うか? だけど、お前が動く度にそいつはじわじわとなぶり殺しになるかもなぁ。嬉しいだろう? グレリアァァ!」
狂った笑いを浮かべてる司に苛立ちを感じながら、今の状況を冷静に判断する。
こいつがそう言うからには、何か仕掛けがあって、それでカッシェを攻撃してるというわけだ。
彼に避難するように目配せをすると、弾が瞬時に現れ、そのまま地面に突き刺さった。
「……余計な事、考えるんじゃねぇぞ。俺はいつでもそこの的を狙えるんだからなぁ!」
「グ、グレファ……すまない」
舌打ちしそうになる現状をどうにか飲み込んで、司がいつの間にか握っていた銃に注目する。
恐らく物を瞬間移動するのが司の力なのだろう。昔、ナイフを投げた時も似たような事が起こっていた。
こうなっては手詰まりに近い。なにをしても奴はカッシェを攻撃するだろう。
そして……俺が死ねば、攻撃を再開させる。
どっちを選んでも嫌な後味を残す事になる。そんな事を考えてる間に、右足に熱い痛みを感じた。どくどくと痛みが流れ出るような感覚に囚われ、苦々しく司を睨みつける。
「おっと、怖い怖い……。いいか? そのまま。動くんじゃないぞ?」
にたにたと嫌らしい笑みを浮かべてくる司は、決して俺に近づこうとしない。さっきは自分から向かってきたのに、警戒するようにある程度距離を取ってる。
笑いながら楽しむように手に握った銃で一発、二発と撃ってくる。一つは俺の頬を掠め、もう一つは左肩を撃ち抜いてきた。
「ぐっ……!」
「はっ! ひっ、ひひひ、ざまぁないな! だけどよ、俺が今まで受けてきた屈辱は、こんなもんじゃなかったぜぇ?」
明らかに楽しんで撃ってくる司は、もはや小悪党と言っても差し支えない笑い声を上げている。
いい加減、こいつの好き勝手にさせるわけにはいかない。そう思いつつも俺が出来る手は限られてる。それは……カッシェに攻撃される事を覚悟で攻勢に出るか。しかし……。
「グレファ!!」
どうしようかと思考を巡らせていると、突如としてカッシェが大声で叫んできた。
「頼む……! お前が奴を討て! 俺の事なんか放って――ぐあぁぁっ!」
「バカが! 何余計なこと言ってんだよ!!」
命の限りの叫び声を上げるカッシェ。だが、それを遮るように司の射撃が放たれ、彼は左腕を撃ち抜かれていた。
そのまま致命傷を避けるように次々と銃弾を浴びせた後、壊れたような笑いを浮かべていた司は改めて俺に向き直ってきた。
「は、はっはっはっ! やれるわけないよなぁ? お前はぁ! 仲間思いの偽善者だもんなぁ!」
「……違うな」
「ああ?」
「俺が守るのは覚悟ない者だけだ。覚悟がある者に、守ることなど必要ない……!」
カッシェ、ありがとう。お前のおかげで俺も決心がついた。なんで俺がカッシェの助けに入らずにただ立っていたか、司は気付いていない。いいや、この男は決して気付くことはない。
何しろそれだけ視野を広く持てる男だったら、既に自分の置かれた状況がわかっているはずだからだ。
「へっ、こいつの命はどうなってもいいってわけか? 薄情だなぁ。グレリアよぉ」
「いい加減、俺の名前を呼ぶのはやめろ。吐き気がする」
随分と気安く呼んでくれる。薄ら笑いを浮かべ、相変わらず自分の優位を信じて疑ってない。お前のその慢心が命取りだ。
こっちの準備はカッシェのおかげで既に整っている。見せてやる……覚悟を持った男が作った勝機の一手というやつをな……!
逆に司はにやにやしながら俺から遠ざかるように足を使っていた。
互いの様子を見ながら仕掛けるタイミングを図っていると……先に動いたのは司だった。
「おらぁ! 死ねよ、グレリアァァ!」
声と同時に……弾が俺の目前に迫ってきた。
「なっ……!」
武器を抜いてなかった俺は、咄嗟に『身体強化』の魔方陣に更に魔力を込めて、なんとか上体を逸らして回避した。
そのまま『炎』『矢』で魔方陣を展開して、司に向けて放つのだが……。
「おせぇ!」
いつの間にか詰め寄っていた司に驚いた俺は、放たれた蹴りを片腕で受け止め、地を這うようにしゃがみながら回転し、その勢いで残った片足を刈り取るように蹴りを放つ。
司はそれを退くように後ろに飛び、再度俺との距離を取って再び先ほどと同じように対峙する。
「ぐ、あ、ぁ、あああ!」
僅かな時間に密度の濃い攻防を取った俺は、後ろの方で悲鳴が聞こえて、ちらっとそっちに視線を向ける。
そこには右太もも辺りに三つほど小さな穴のような傷が出来てるカッシェの姿があった。どうやら飛んできた銃弾に当たったのだろうけど……一体いつ攻撃された?
銃で撃てば必ず音が出る。それは大小関わらずだ。
それに、ここには司以外の敵が確認できない。
「おおっと、あまり避けたら手元が狂うぞ? 変なところに当たるかもなぁ?」
「……お前がやったのか?」
「さあなー。俺が答えると思うか? だけど、お前が動く度にそいつはじわじわとなぶり殺しになるかもなぁ。嬉しいだろう? グレリアァァ!」
狂った笑いを浮かべてる司に苛立ちを感じながら、今の状況を冷静に判断する。
こいつがそう言うからには、何か仕掛けがあって、それでカッシェを攻撃してるというわけだ。
彼に避難するように目配せをすると、弾が瞬時に現れ、そのまま地面に突き刺さった。
「……余計な事、考えるんじゃねぇぞ。俺はいつでもそこの的を狙えるんだからなぁ!」
「グ、グレファ……すまない」
舌打ちしそうになる現状をどうにか飲み込んで、司がいつの間にか握っていた銃に注目する。
恐らく物を瞬間移動するのが司の力なのだろう。昔、ナイフを投げた時も似たような事が起こっていた。
こうなっては手詰まりに近い。なにをしても奴はカッシェを攻撃するだろう。
そして……俺が死ねば、攻撃を再開させる。
どっちを選んでも嫌な後味を残す事になる。そんな事を考えてる間に、右足に熱い痛みを感じた。どくどくと痛みが流れ出るような感覚に囚われ、苦々しく司を睨みつける。
「おっと、怖い怖い……。いいか? そのまま。動くんじゃないぞ?」
にたにたと嫌らしい笑みを浮かべてくる司は、決して俺に近づこうとしない。さっきは自分から向かってきたのに、警戒するようにある程度距離を取ってる。
笑いながら楽しむように手に握った銃で一発、二発と撃ってくる。一つは俺の頬を掠め、もう一つは左肩を撃ち抜いてきた。
「ぐっ……!」
「はっ! ひっ、ひひひ、ざまぁないな! だけどよ、俺が今まで受けてきた屈辱は、こんなもんじゃなかったぜぇ?」
明らかに楽しんで撃ってくる司は、もはや小悪党と言っても差し支えない笑い声を上げている。
いい加減、こいつの好き勝手にさせるわけにはいかない。そう思いつつも俺が出来る手は限られてる。それは……カッシェに攻撃される事を覚悟で攻勢に出るか。しかし……。
「グレファ!!」
どうしようかと思考を巡らせていると、突如としてカッシェが大声で叫んできた。
「頼む……! お前が奴を討て! 俺の事なんか放って――ぐあぁぁっ!」
「バカが! 何余計なこと言ってんだよ!!」
命の限りの叫び声を上げるカッシェ。だが、それを遮るように司の射撃が放たれ、彼は左腕を撃ち抜かれていた。
そのまま致命傷を避けるように次々と銃弾を浴びせた後、壊れたような笑いを浮かべていた司は改めて俺に向き直ってきた。
「は、はっはっはっ! やれるわけないよなぁ? お前はぁ! 仲間思いの偽善者だもんなぁ!」
「……違うな」
「ああ?」
「俺が守るのは覚悟ない者だけだ。覚悟がある者に、守ることなど必要ない……!」
カッシェ、ありがとう。お前のおかげで俺も決心がついた。なんで俺がカッシェの助けに入らずにただ立っていたか、司は気付いていない。いいや、この男は決して気付くことはない。
何しろそれだけ視野を広く持てる男だったら、既に自分の置かれた状況がわかっているはずだからだ。
「へっ、こいつの命はどうなってもいいってわけか? 薄情だなぁ。グレリアよぉ」
「いい加減、俺の名前を呼ぶのはやめろ。吐き気がする」
随分と気安く呼んでくれる。薄ら笑いを浮かべ、相変わらず自分の優位を信じて疑ってない。お前のその慢心が命取りだ。
こっちの準備はカッシェのおかげで既に整っている。見せてやる……覚悟を持った男が作った勝機の一手というやつをな……!
0
お気に入りに追加
212
あなたにおすすめの小説
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
「クズスキルの偽者は必要無い!」と公爵家を追放されたので、かけがえのない仲間と共に最高の国を作ります
古河夜空
ファンタジー
「お前をルートベルク公爵家から追放する――」それはあまりにも突然の出来事だった。
一五歳の誕生日を明日に控えたレオンは、公爵家を追放されてしまう。魔を制する者“神託の御子”と期待されていた、ルートベルク公爵の息子レオンだったが、『継承』という役立たずのスキルしか得ることができず、神託の御子としての片鱗を示すことが出来なかったため追放されてしまう。
一人、逃げる様に王都を出て行くレオンだが、公爵家の汚点たる彼を亡き者にしようとする、ルートベルク公爵の魔の手が迫っていた。「絶対に生き延びてやる……ッ!」レオンは己の力を全て使い、知恵を絞り、公爵の魔の手から逃れんがために走る。生き延びるため、公爵達を見返すため、自分を信じてくれる者のため。
どれだけ窮地に立たされようとも、秘めた想いを曲げない少年の周りには、人、エルフ、ドワーフ、そして魔族、種族の垣根を越えたかけがえの無い仲間達が集い―― これは、追放された少年が最高の国を作りあげる物語。
※他サイト様でも掲載しております。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
召喚アラサー女~ 自由に生きています!
マツユキ
ファンタジー
異世界に召喚された海藤美奈子32才。召喚されたものの、牢屋行きとなってしまう。
牢から出た美奈子は、冒険者となる。助け、助けられながら信頼できる仲間を得て行く美奈子。地球で大好きだった事もしつつ、異世界でも自由に生きる美奈子
信頼できる仲間と共に、異世界で奮闘する。
初めは一人だった美奈子のの周りには、いつの間にか仲間が集まって行き、家が村に、村が街にとどんどんと大きくなっていくのだった
***
異世界でも元の世界で出来ていた事をやっています。苦手、または気に入らないと言うかたは読まれない方が良いかと思います
かなりの無茶振りと、作者の妄想で出来たあり得ない魔法や設定が出てきます。こちらも抵抗のある方は読まれない方が良いかと思います
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる