214 / 337
第8章・エルフ族達との騒乱
195・魔王様、お祭りを再び
しおりを挟む
――8の月ペストラ・14日――
私は出来る限り執務を敷き詰め、予定より大幅にこなしていくことに成功した。
ベリルちゃんの方は私と遊べないことに不満げに頬を膨らませている時もあったけど、今はアシュルを大切にしてあげたいのだと伝えると……不思議と理解を示してくれたのだ。
いや、かなり不平不満は言われた。
実際、相当怒りを含んだ視線を向けられたし、私もこれは駄目かな……って思ってしまったくらい。
だけど結局ベリルちゃんが折れてくれて――契約スライムであるアシュルだけなら、と受け入れてくれた。
その代わり他の男性女性に気を向けるなと相当念押しされてしまったのだけれど。
「だけど、その契約したスライムの子とわたしが一番! 絶対! 絶対に二人で一番だからね!?」
と微妙に血走った目で念押しされてしまい、その気迫に負けた私はうんうん頷いてしまった。
あそこで頷かなかったら、なにか不味いことが起こりそうな……そんな予感がしたのだ。
しかし、彼女がギリギリ分別を付けてくれる女の子で本当に助かった。
アシュルと祭りに行こうと思ったときから、ベリルちゃんをどうしようか随分と悩んだものだ。
結局素直に打ち明ける以外思いつかなかったのだから情けないのだけど、それでも彼女が認めてくれて本当に助かった。
そうして私はしがらみもなくなったお陰で仕事に打ち込み、今、私とアシュルはフレイアールの背に乗って、二日前にセツオウカに着くことが出来た。
更に前回セツキに見繕ってもらった浴衣に袖を通し、お祭りに行く万全の体勢を取って、今日を迎えることが出来たのだった。
――
送魂祭は夜で、今は昼。少し時間を持て余していた私は、アシュルを連れてセツキに会いに来ていた。
セツキは相変わらずセツオウカ特有の王座に腰掛け、不敵な笑みで私の方を見つめ――いや、私の姿を見た瞬間、若干呆れたような目を向けてきていた。
「なに? なにか不満でもあるの?」
思わずムッとして語気を強めて言う私に対し、セツキは『わかってないな』と深いため息を一つついていた。
なんだか、最近ため息つかれてばかりなんだけど、本当に何なんだろうか?
「あのよ、なんで前の祭りの時と同じの着てるんだよ。せっかくだからもっと色々試せばいいじゃないか」
セツキが言いたかったのは、私が前にセツキが取り寄せて、そのままくれた浴衣をそのまま着て来ていたのだ。
ちなみにアシュルの方は上が夜のように深い青で、下に向かうにつれて徐々に空のような青色に変わっていってる浴衣を身に着けている。
深い青のところ――胸元辺りに大きな三日月が描かれていて、星が散りばめられているのだ。決して装飾過多というわけではなく、あくまで少しばかり散らされている程度。
帯の方は水色と白で雲を見立てるかのような演出がされていて、非常に綺麗に仕上がっているのだ。
「だって、私はこういう時以外袖を通すことないもの」
「……それじゃあなんでアシュルの方は新しいの着てきてるんだよ」
「彼女には私がプレゼントしたのを着てもらいたかったんだもの」
そう、アシュルの浴衣はこの時の為に私が見繕っていたものだったのだ。
……それにかまけて自分の分を用意するのをすっかり忘れてしまっていたのだが、そこまで素直に行ってしまうわけにはいかない。
自国内であるのならばともかく、外側にまで素直でい続けて恥を晒すのはまた違う。
セツキに笑われてしまっては、リーティアスの恥と言ってもいいだろう。
「良いではありませぬか。それだけティファリス女王がその浴衣を気に入ったということでござるよ」
そういう風に言ってくれているカザキリは本当に出来たスライムだとつくづく思う。
「馬鹿だな。惚れた女の新しい一面ぐらい見たいもんだろうが」
呆れるようにカザキリの言葉を否定したセツキに、『な、なるほど』と衝撃を受けるカザキリ。
というかさらっと惚れた女とか言わないでくれないかなぁ……?
そんな言われ慣れてないこと言われると、やっぱり少しは顔が赤くなってしまう。
「ティファさまは何を着ても可愛らしいから良いんです!」
グッと拳を握りしめて力強く宣言するアシュルは、私が照れているのが気に入らなかったのか、少々強く声を張り上げていた。
彼女もだいぶ私に染まってきたのか、一応上位魔王であるセツキに対しても遠慮がなくなってきているような気がする。
今は別に仕事をしているわけじゃないし、プライベートな時間なのだからいいのだけれど。
一応公共の場では弁えているから、そこはナロームとは違うところだろう。
「ま、当事者がそう言うのであればいいけどよ」
頭を掻きながら仕方ないなと言った様子のセツキはやれやれというように立ち上がって来た。
「まだ祭りまではしばらく時間があるだろう?
せっかくだし、一杯付き合えよ。良い酒が手に入ったんだぜ」
にやりと笑う彼もかなり自由な性格しているとつくづく思った。
一応魔王で、執務中の面会のようなものだったはずだ。
それなのに真っ昼間から『一杯付き合え』とはどこの飲んだくれなんだろう。
……どうせ面と向かっていったところで聞く気はないのだろうから別に構わないのだけれど。
「別に構わないけど……桜酒?」
「いいや、ラスガンデッドの相当強い酒だぜ。
お前のワイバーン空輸のおかげで色んな国の酒がここにいながら味わえるようになったからな。
本当に、ティファリスさまさまだな!」
わっはっはと高笑いしているのはいいけど、随分と調子の良いことを言ってくれたものだ。
しかし、私のところが初めたワイバーンによる貿易がこんなところにまで影響を与えているというのは嬉しいもんだ。
ここでこっそりカザキリが私の方に寄ってきて、そっと耳打ちしてくれた。
「最近、本当に色んな酒に手を出すようになったのでござる。
拙者も時折付き合っているでござるが、匂いも味もほとんどしない強い酒を飲んでいた時は流石に首をかしげていたでござるが……心底楽しんでおられるようで拙者たちも嬉しいのでござる」
聞けば聞くほど色んなお酒に手を出しているようだ。
そして、美味しいお酒は周囲に振る舞いたくなるのがセツキという鬼の性分である以上、一杯では済みそうにないだろうな。
「ティファさま……」
不安そうに私の顔を覗き見ているアシュル。
大方、セツキに乗せられすぎて祭りの時間になっても抜け出せないんじゃないかと心配しているんだろう。
それか……私の酔ったところを見たこと無いからか、酔いつぶれるのではとも思ってるのかも知れない。
「大丈夫よ。ちゃんと夜には終わらせるから」
「ほ、本当ですか……?」
「当たり前じゃない。何のためにここまで着たのと思ってるのよ」
ニッと『当然でしょう?』と言うように笑顔を浮かべた私に安心したのか、アシュルの方もにこやかな笑顔を私に向けてくれていた。
それから私はセツキに誘われるまま様々なお酒の味見やらなんやらをしながら、夜の送魂祭までの時間を過ごすのであった。
私は出来る限り執務を敷き詰め、予定より大幅にこなしていくことに成功した。
ベリルちゃんの方は私と遊べないことに不満げに頬を膨らませている時もあったけど、今はアシュルを大切にしてあげたいのだと伝えると……不思議と理解を示してくれたのだ。
いや、かなり不平不満は言われた。
実際、相当怒りを含んだ視線を向けられたし、私もこれは駄目かな……って思ってしまったくらい。
だけど結局ベリルちゃんが折れてくれて――契約スライムであるアシュルだけなら、と受け入れてくれた。
その代わり他の男性女性に気を向けるなと相当念押しされてしまったのだけれど。
「だけど、その契約したスライムの子とわたしが一番! 絶対! 絶対に二人で一番だからね!?」
と微妙に血走った目で念押しされてしまい、その気迫に負けた私はうんうん頷いてしまった。
あそこで頷かなかったら、なにか不味いことが起こりそうな……そんな予感がしたのだ。
しかし、彼女がギリギリ分別を付けてくれる女の子で本当に助かった。
アシュルと祭りに行こうと思ったときから、ベリルちゃんをどうしようか随分と悩んだものだ。
結局素直に打ち明ける以外思いつかなかったのだから情けないのだけど、それでも彼女が認めてくれて本当に助かった。
そうして私はしがらみもなくなったお陰で仕事に打ち込み、今、私とアシュルはフレイアールの背に乗って、二日前にセツオウカに着くことが出来た。
更に前回セツキに見繕ってもらった浴衣に袖を通し、お祭りに行く万全の体勢を取って、今日を迎えることが出来たのだった。
――
送魂祭は夜で、今は昼。少し時間を持て余していた私は、アシュルを連れてセツキに会いに来ていた。
セツキは相変わらずセツオウカ特有の王座に腰掛け、不敵な笑みで私の方を見つめ――いや、私の姿を見た瞬間、若干呆れたような目を向けてきていた。
「なに? なにか不満でもあるの?」
思わずムッとして語気を強めて言う私に対し、セツキは『わかってないな』と深いため息を一つついていた。
なんだか、最近ため息つかれてばかりなんだけど、本当に何なんだろうか?
「あのよ、なんで前の祭りの時と同じの着てるんだよ。せっかくだからもっと色々試せばいいじゃないか」
セツキが言いたかったのは、私が前にセツキが取り寄せて、そのままくれた浴衣をそのまま着て来ていたのだ。
ちなみにアシュルの方は上が夜のように深い青で、下に向かうにつれて徐々に空のような青色に変わっていってる浴衣を身に着けている。
深い青のところ――胸元辺りに大きな三日月が描かれていて、星が散りばめられているのだ。決して装飾過多というわけではなく、あくまで少しばかり散らされている程度。
帯の方は水色と白で雲を見立てるかのような演出がされていて、非常に綺麗に仕上がっているのだ。
「だって、私はこういう時以外袖を通すことないもの」
「……それじゃあなんでアシュルの方は新しいの着てきてるんだよ」
「彼女には私がプレゼントしたのを着てもらいたかったんだもの」
そう、アシュルの浴衣はこの時の為に私が見繕っていたものだったのだ。
……それにかまけて自分の分を用意するのをすっかり忘れてしまっていたのだが、そこまで素直に行ってしまうわけにはいかない。
自国内であるのならばともかく、外側にまで素直でい続けて恥を晒すのはまた違う。
セツキに笑われてしまっては、リーティアスの恥と言ってもいいだろう。
「良いではありませぬか。それだけティファリス女王がその浴衣を気に入ったということでござるよ」
そういう風に言ってくれているカザキリは本当に出来たスライムだとつくづく思う。
「馬鹿だな。惚れた女の新しい一面ぐらい見たいもんだろうが」
呆れるようにカザキリの言葉を否定したセツキに、『な、なるほど』と衝撃を受けるカザキリ。
というかさらっと惚れた女とか言わないでくれないかなぁ……?
そんな言われ慣れてないこと言われると、やっぱり少しは顔が赤くなってしまう。
「ティファさまは何を着ても可愛らしいから良いんです!」
グッと拳を握りしめて力強く宣言するアシュルは、私が照れているのが気に入らなかったのか、少々強く声を張り上げていた。
彼女もだいぶ私に染まってきたのか、一応上位魔王であるセツキに対しても遠慮がなくなってきているような気がする。
今は別に仕事をしているわけじゃないし、プライベートな時間なのだからいいのだけれど。
一応公共の場では弁えているから、そこはナロームとは違うところだろう。
「ま、当事者がそう言うのであればいいけどよ」
頭を掻きながら仕方ないなと言った様子のセツキはやれやれというように立ち上がって来た。
「まだ祭りまではしばらく時間があるだろう?
せっかくだし、一杯付き合えよ。良い酒が手に入ったんだぜ」
にやりと笑う彼もかなり自由な性格しているとつくづく思った。
一応魔王で、執務中の面会のようなものだったはずだ。
それなのに真っ昼間から『一杯付き合え』とはどこの飲んだくれなんだろう。
……どうせ面と向かっていったところで聞く気はないのだろうから別に構わないのだけれど。
「別に構わないけど……桜酒?」
「いいや、ラスガンデッドの相当強い酒だぜ。
お前のワイバーン空輸のおかげで色んな国の酒がここにいながら味わえるようになったからな。
本当に、ティファリスさまさまだな!」
わっはっはと高笑いしているのはいいけど、随分と調子の良いことを言ってくれたものだ。
しかし、私のところが初めたワイバーンによる貿易がこんなところにまで影響を与えているというのは嬉しいもんだ。
ここでこっそりカザキリが私の方に寄ってきて、そっと耳打ちしてくれた。
「最近、本当に色んな酒に手を出すようになったのでござる。
拙者も時折付き合っているでござるが、匂いも味もほとんどしない強い酒を飲んでいた時は流石に首をかしげていたでござるが……心底楽しんでおられるようで拙者たちも嬉しいのでござる」
聞けば聞くほど色んなお酒に手を出しているようだ。
そして、美味しいお酒は周囲に振る舞いたくなるのがセツキという鬼の性分である以上、一杯では済みそうにないだろうな。
「ティファさま……」
不安そうに私の顔を覗き見ているアシュル。
大方、セツキに乗せられすぎて祭りの時間になっても抜け出せないんじゃないかと心配しているんだろう。
それか……私の酔ったところを見たこと無いからか、酔いつぶれるのではとも思ってるのかも知れない。
「大丈夫よ。ちゃんと夜には終わらせるから」
「ほ、本当ですか……?」
「当たり前じゃない。何のためにここまで着たのと思ってるのよ」
ニッと『当然でしょう?』と言うように笑顔を浮かべた私に安心したのか、アシュルの方もにこやかな笑顔を私に向けてくれていた。
それから私はセツキに誘われるまま様々なお酒の味見やらなんやらをしながら、夜の送魂祭までの時間を過ごすのであった。
0
お気に入りに追加
108
あなたにおすすめの小説
異世界二度目のおっさん、どう考えても高校生勇者より強い
八神 凪
ファンタジー
旧題:久しぶりに異世界召喚に巻き込まれたおっさんの俺は、どう考えても一緒に召喚された勇者候補よりも強い
【第二回ファンタジーカップ大賞 編集部賞受賞! 書籍化します!】
高柳 陸はどこにでもいるサラリーマン。
満員電車に揺られて上司にどやされ、取引先には愛想笑い。
彼女も居ないごく普通の男である。
そんな彼が定時で帰宅しているある日、どこかの飲み屋で一杯飲むかと考えていた。
繁華街へ繰り出す陸。
まだ時間が早いので学生が賑わっているなと懐かしさに目を細めている時、それは起きた。
陸の前を歩いていた男女の高校生の足元に紫色の魔法陣が出現した。
まずい、と思ったが少し足が入っていた陸は魔法陣に吸い込まれるように引きずられていく。
魔法陣の中心で困惑する男女の高校生と陸。そして眼鏡をかけた女子高生が中心へ近づいた瞬間、目の前が真っ白に包まれる。
次に目が覚めた時、男女の高校生と眼鏡の女子高生、そして陸の目の前には中世のお姫様のような恰好をした女性が両手を組んで声を上げる。
「異世界の勇者様、どうかこの国を助けてください」と。
困惑する高校生に自分はこの国の姫でここが剣と魔法の世界であること、魔王と呼ばれる存在が世界を闇に包もうとしていて隣国がそれに乗じて我が国に攻めてこようとしていると説明をする。
元の世界に戻る方法は魔王を倒すしかないといい、高校生二人は渋々了承。
なにがなんだか分からない眼鏡の女子高生と陸を見た姫はにこやかに口を開く。
『あなた達はなんですか? 自分が召喚したのは二人だけなのに』
そう言い放つと城から追い出そうとする姫。
そこで男女の高校生は残った女生徒は幼馴染だと言い、自分と一緒に行こうと提案。
残された陸は慣れた感じで城を出て行くことに決めた。
「さて、久しぶりの異世界だが……前と違う世界みたいだな」
陸はしがないただのサラリーマン。
しかしその実態は過去に異世界へ旅立ったことのある経歴を持つ男だった。
今度も魔王がいるのかとため息を吐きながら、陸は以前手に入れた力を駆使し異世界へと足を踏み出す――
【異世界大量転生1】乙女ゲームの世界に来たようなので、MMO気分で満喫することにした
とうや
ファンタジー
異世界転生したら王子でした。
如月一眞は通り魔に襲われ、あれやこれやで異世界転生する。だが婚約者は姪っ子で、前世のネトゲ仲間の親友。しかも乙女ゲームの世界だと!?
そんなの攻略法さえ知ってりゃ問題ない!どうせならMMO気分で楽しもうか!
書いてる人間がお腐れなので微妙に臭います。
『公爵令嬢は奪われる』シリーズにリンクしていますが、読んでなくても何とかなります。
本編終了しました。
まもののおいしゃさん
陰陽@2作品コミカライズと書籍化準備中
ファンタジー
まもののおいしゃさん〜役立たずと追い出されたオッサン冒険者、豊富な魔物の知識を活かし世界で唯一の魔物専門医として娘とのんびりスローライフを楽しんでいるのでもう放っておいてくれませんか〜
長年Sランクパーティー獣の檻に所属していたテイマーのアスガルドは、より深いダンジョンに潜るのに、足手まといと切り捨てられる。
失意の中故郷に戻ると、娘と村の人たちが優しく出迎えてくれたが、村は魔物の被害に苦しんでいた。
貧乏な村には、ギルドに魔物討伐を依頼する金もない。
──って、いやいや、それ、討伐しなくとも、何とかなるぞ?
魔物と人の共存方法の提案、6次産業の商品を次々と開発し、貧乏だった村は潤っていく。
噂を聞きつけた他の地域からも、どんどん声がかかり、民衆は「魔物を守れ!討伐よりも共存を!」と言い出した。
魔物を狩れなくなった冒険者たちは次々と廃業を余儀なくされ、ついには王宮から声がかかる。
いやいや、娘とのんびり暮らせれば充分なんで、もう放っておいてくれませんか?
※魔物は有名なものより、オリジナルなことが多いです。
一切バトルしませんが、そういうのが
お好きな方に読んでいただけると
嬉しいです。
異世界の親が過保護過ぎて最強
みやび
ファンタジー
ある日、突然転生の為に呼び出された男。
しかし、異世界転生前に神様と喧嘩した結果、死地に送られる。
魔物に襲われそうな所を白銀の狼に助けられたが、意思の伝達があまり上手く出来なかった。
狼に拾われた先では、里ならではの子育てをする過保護な里親に振り回される日々。
男はこの状況で生き延びることができるのか───?
大人になった先に待ち受ける彼の未来は────。
☆
第1話~第7話 赤ん坊時代
第8話~第25話 少年時代
第26話~第?話 成人時代
☆
webで投稿している小説を読んでくださった方が登場人物を描いて下さいました!
本当にありがとうございます!!!
そして、ご本人から小説への掲載許可を頂きました(≧▽≦)
♡Thanks♡
イラスト→@ゆお様
あらすじが分かりにくくてごめんなさいっ!
ネタバレにならない程度のあらすじってどーしたらいいの……
読んで貰えると嬉しいです!
転生チートは家族のために~ユニークスキルで、快適な異世界生活を送りたい!~
りーさん
ファンタジー
ある日、異世界に転生したルイ。
前世では、両親が共働きの鍵っ子だったため、寂しい思いをしていたが、今世は優しい家族に囲まれた。
そんな家族と異世界でも楽しく過ごすために、ユニークスキルをいろいろと便利に使っていたら、様々なトラブルに巻き込まれていく。
「家族といたいからほっといてよ!」
※スキルを本格的に使い出すのは二章からです。
♀→♂への異世界転生~年上キラーの勝ち組人生、姉様はみんな僕の虜~
高嶺 蒼
ファンタジー
痴情のもつれ(?)であっさり29歳の命を散らした高遠瑞希(♀)は、これまたあっさりと異世界転生を果たす。生まれたばかりの超絶美形の赤ん坊・シュリ(♂)として。
チートらしきスキルをもらったはいいが、どうも様子がおかしい。
[年上キラー]という高威力&変てこなそのスキルは、彼女を助けてくれもするが厄介ごとも大いに運んでくれるスキルだった。
その名の通り、年上との縁を多大に結んでくれるスキルのおかげで、たくさんのお姉様方に過剰に愛される日々を送るシュリ。
変なスキルばかり手に入る日々にへこたれそうになりつつも、健全で平凡な生活を夢見る元女の非凡な少年が、持ち前の性格で毎日をのほほんと生きていく、そんなお話です。
どんなに変てこなお話か、それは読んでみてのお楽しみです。
感想・ブックマーク・評価などなど、気が向いたらぜひお願いします♪
頂いた感想はいつも楽しみに読ませていただいています!!!
※ほんのりHな表現もあるので、一応R18とさせていただいてます。
※前世の話に関しては少々百合百合しい内容も入ると思います。苦手な方はご注意下さい。
※他に小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しています。
君を愛することは無いと言うのならさっさと離婚して頂けますか
砂礫レキ
恋愛
十九歳のマリアンは、かなり年上だが美男子のフェリクスに一目惚れをした。
そして公爵である父に頼み伯爵の彼と去年結婚したのだ。
しかし彼は妻を愛することは無いと毎日宣言し、マリアンは泣きながら暮らしていた。
ある日転んだことが切っ掛けでマリアンは自分が二十五歳の日本人女性だった記憶を取り戻す。
そして三十歳になるフェリクスが今まで独身だったことも含め、彼を地雷男だと認識した。
「君を愛することはない」「いちいち言わなくて結構ですよ、それより離婚して頂けます?」
別人のように冷たくなった新妻にフェリクスは呆然とする。しかしこれは反撃の始まりに過ぎなかった。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる