異世界という名の地雷原を性癖過積載と言う装備だけで思う存分駆け抜けてください

一片澪

文字の大きさ
上 下
5 / 6

05.

しおりを挟む


「ぐ、ッ……ぉ、う゛う゛う゛~~っ」
「唇を噛むな、傷が付く」
「あっ?! ああああ――ッ!」

ドルトアは何度言っても声を抑える為に唇を噛んでしまう博基の口の中に少し迷ってから自分の指を差し込んだ。
別に見るからに脆弱な異世界人が本気で――そう、仮に本気で食い千切ろうとした所でかすり傷一つ負わない程ドルトアは丈夫なのに目の前の博基は歯を当てる事すら躊躇う素振りを見せた後に恥ずかしいのだろう。目をぎゅうっと瞑って大きな声を上げる。
その動作がなんだかとても健気でドルトアは小さく微笑んだ。

「どうした、恥ずかしいのだろう? 俺の指を噛むと良い」
「……できらぃ」

顔を真っ赤にして、目を潤ませて自分の指先を口に差し入れられたまま首を振る博基がとても可愛い。
周囲はドルトアの事を『すげぇ良い奴だけど』と前置きしてから「寡黙」だ「無口」だ「仏頂面」だ、に加え「鉄面皮」とか「表情筋絶滅」とか好き放題言っているが顔と言葉に出ないだけでどちらかと言うとドルトアは情緒が豊かな方である。
自分の様子見を兼ねた軽い愛撫にさえ目を白黒させて明らかな快感を得ている事を存分に身体で示す博基に対してなんとも言えない庇護欲が沸き上がってどうしようもない。

『異世界人は筋肉が少なく小柄で儚い』とは聞いていたが、こんなに小さくて柔らかい身体でどうやって生き残ることが出来るのだろう? とんでもなく平和な世界なんだろうか?
労働を知らないような綺麗な手を見る限り、博基はもしかしたら上流階級の生まれで使用人に傅かれて生きて来たのかも知れないが……そうだとするともっと他人に命令することに慣れているはずではないのか?
自分と直接交わした言葉の他にダナとソアラの家を出る時の短い会話から考えるとそれはなんだか違う気がする。

――まあ、そんな事は後でも良い。

何処に触れても柔らかい、滑らかな肌をドルトアはとても気に入った。
人間は骨張っていて硬いと言う固定概念を博基はあっさりと覆したのだが、当の本人はそれを「贅肉」や「脂肪」と呼び、好ましくない物と表現して「駄目な物」だと説明したがドルトア的にはそれはとんでもないことだ。

ずっと博基がこの柔らかさを保つ為に自分は何をすれば良いのだろうか?
博基には家と仕事を提供するとドルトアは言った。
でもそれは博基がドルトアを受け入れやすくする為の言わば建前じみた配慮から出た言葉だったので重い物を持たせたりきつい肉体労働をさせるつもりは最初から無いのだけれど、これは困った。
炊事を任せてこの小さな手が荒れたら大変だ。
掃除を任せて腰を痛めたら大変だ。
家の周りにある小さな家庭菜園の管理を任せて強い日差しに当たったり虫に刺されたら大変だ。
買い出し? 論外である。
妙な者を惹きつけてまたつい先ほど見たような精神衰弱状態に陥ってしまう。
そこまで考えてドルトアは一度詰めていた息を吐いた。

念の為言い置いておくとドルトアは今、博基との閨の時間が退屈でこんな事を考えているわけではない。
当事者である博基本人が初めての感覚に強く戸惑っているのがハッキリと見て取れるから直接言葉で確認していないだけで、博基の身体は快楽に弱過ぎるし耐性も低過ぎる。だって快感を自分のタイミングである程度逃す能力すら博基は持ち合わせていない。
だから怖がらせないように彼が甘イキする度に敢えて手を止めて僅かでも心が身体に追いつくようにインターバルを挟んでいるだけなのだ。
これがこちらの世界の人間相手の事ならとっくにもうなんの憂いも無く繋がっている段階にまで博基の身体は問題なく解れている。
しかも異世界人特有の反応なのか博基だからなのかは不明だが、仰向けに寝かせて両手で腰を軽く撫でそのまま手を肌に沿わせながら胸に持って行って小さな乳首を同時に可愛がるだけでも彼は簡単に身体を震わせて達してしまう。
しかしどう見ても達しているのに射精しないことを不思議に思いその体格に見合った可愛らしいペニスを口に含んで可愛がった所博基は甘い声を上げてあっさりと、そしてしっかりと射精出来た。
これはまさか? と追い詰め過ぎない程にそれからも愛撫を続けドルトアは一つの結論にたどり着く。

――どうやら博基は、ペニスに対し直接刺激を与えた時だけ射精するがそれ以外の快感は全て『ナカ』での快感として受け取っているようだ。

と言う事だ。
それはなんだか……何というか、とっても素晴らしい。

異世界には『オンナ』? と言う胸部が奇妙に膨らんでいて肛門の他に男性器を挿入する専用の穴を持つ生き物がいるらしいがこちらの世界はご存じ男だけ。
しかもパートナーを定める時には個人の性的嗜好ではなく物理的に強い方が挿入する側で弱い方が挿入される側と本能的に強く決まっている。
だから挿入されることに結果としてなった側が中での快感を得るまでに大変な苦労や試行錯誤が必要な場合も多いし、せっかく好き同士付き合ったのに「ごめん。俺やっぱ入れる側じゃないと無理だわ」と言う理由で別れに至る恋人同士も多いのだ。
そして自分が受け入れる側だと自覚していても「濡れる」域に達することが出来る人間も少ない。

しかし博基はどうだろう。
性行為に至る際はきちんと浄化魔法を使って体内を清めるということを必ず行うが、ドルトアは今回異世界人の身体の仕組みを把握する為に敢えてその手間を省いた。
そして身体を優しくなぞりキスをしただけで博基のそこは見なくても理解出来るほどトロトロになって雫を垂らすことに言いようのない満足感を抱きつつも、小さ過ぎる穴を傷付けないように十分な注意を払って指ではなく最初から舌で解す事にしたのだが……なんと驚くべきことに排泄物の気配すら無かったのだ。
とても大柄なスイギュウの獣人であるドルトアの太く長い舌を小さな穴は苦も無く根元まで飲み込み、男でも快感を得られるしこりを少し擽ってやっただけで博基は面白い程身体をはねさせて達する。

――これは、男に抱かれる為にまるで神が丹精込めて誂えたような身体じゃないか。
(↑大正解です。)

あれだけ追い上げ過ぎないように気を付けていたのにドルトアはすっかり夢中になって舌だけで二度も博基に強烈で終わりのない中での絶頂を与えてしまい、その頃にはもう博基の目はすっかり焦点を失って口からはよだれを垂れ流し荒い呼吸を懸命にどうにか繰り返す有様だった。

「大丈夫か?」

コレは少しやり過ぎたな……と一人で反省したドルトアの声に博基は潤んだままの瞳で弱弱しく言った。

「もぅ、俺……むり」
「すまなかった。少し休憩しよう」

素直に詫びたドルトアを見て、博基は頑是ない子供のように首を振ってハッキリと続ける。

「もう入れてェ、俺もう……無理ッ! 奥がおかしくて、死ぬッ」
「落ち着け。続け様に追い立ててすまなかった、まだ時間はあるだろう? もう少しだけ解さないとお前が辛い」

――嫌だ! もう無理だ! 大丈夫、女神は俺のケツは切れないって言ってた!
もう入れてくれよ、本当に限界なんだ!!

まだ下を脱いでいなかったドルトアのとんでもなく大きなそこを握るように触りながらとんでもなくエロい顔で言った博基にドルトアは「そうか」とだけ返して、服を脱いだ。

「はーッ、あ♡ すご、でっかぁ」
「……あまり煽るな。辛い思いをするのはお前だ」
「大丈夫! だいじょうぶ!」

先ほどまでの遠慮と言うか躊躇いが今の博基には一切ない。
その証拠に普通の状態なら恐れ戦いても不思議ではないドルトアの凶器を見る目は発情しきったネコのようだ。

「すっご……はぁ、すごぃ……ニオイも熱さも、すごぃ」
「……おい」

力の入らない身体をゆるゆるとした動作で起こした博基は自らドルトアのペニスに顔を近付けてその濃い雄の匂いを自ら深く吸い込んでまたうっとりとした表情を浮かべる。
博基の顔と自分のペニスのサイズ感にドルトアがひっそりと興奮を覚えていると博基はなんの前触れもなく更に顔を近付けて、陶然とした表情でペニスの先端に口づける。

「っあむ、あー美味ァい♡」
「おい」
「嫌だっ、いいだろうそっちだって俺の事好き勝手したじゃないか!」
「……くっ」

ドルトアだって気持ちいいことは好きだ。
だから止めたのは触るな、と言う意味ではなく博基を気遣っての事だったのに完全に人が変わったような彼は先端をぐるりと小さな舌で舐め取ってあろうことか尿道に吸い付いてちゅうちゅうと吸い出したからドルトアは眩暈がするような興奮に襲われる。

この世界でそれなりの年齢まで生きたドルトアはモテない男では無かったので経験は人よりも多分多いくらいにあった。
しかしこっちの世界の受け入れる側の男は、こんな奉仕のような真似は自ら進んではしない。
余程好きか力の掛け離れた相手に一度だけの関係を乞う場合なら無くはないかも知れないが、基本的にこの世界の『雄』はどこまでも『雄』である事にどうしても拘ってしまう。

本音では誰もが入れたいのだ。
それでも相手の方が強いと自分が受け入れなければならない。
愛情とプライドを秤に掛けて、時には快楽で重さを調整してそれぞれが受け入れていくだけで選ぶことが許されるなら誰もが入れたいし、抱きたい。

そんな中後ろを滴らせるほどに濡らして、発情しきった顔で自分のペニスに嬉々として奉仕する博基の存在はとんでもなく貴重だった。
だって目の前の異世界人は明らかに奉仕をしながら興奮しているのだから。

「あむ♡はぁ、すごぃ……女神の言うとおり、だぁ」
「……?」

博基の視線はもうドルトアのペニスしか見ていない。
心底愛おしそうに口づけて、舐めて、吸って、独り言のように博基の言葉は続く。

「おれぇ、ずっと……異性愛者だと思って生きて来たけど、魂はほんとうは、男に抱かれるのが圧倒的に好きなんだって」
「――ッく」

ちゅう、と見せ付ける様に視線を合わせたまま先端を吸った博基を見てドルトアは背筋にビリビリとした物を感じた。
ずっと冷静さを保ち自分を翻弄し続けたドルトアが快感で息を飲んだのが嬉しかったのか、博基の口淫が激しくなる。
小さな口を精いっぱい開いて、口の周りを自分の唾液とドルトアの先走りで汚しながらも実に幸せそうに目を細めながら続けられるその行為がなんだかとても愛らしくて、ドルトアは博基の片頬を自らの大きな手で包んでみた。
すると博基は目を見開いて、うっとりとまた微笑んでほおずりしてくる。

「ねえドルトア」
「なんだ?」

二人はまるで恋人同士のような甘い空気感で見つめ合う。
そんな中博基は臆することも無く言った。

「俺の事番にしてよ。俺、他の獣人に追い掛け回されるのも確かにすっごい嫌だけど、そうじゃなくてもドルトアが良い」
「……――っ」

予想外の言葉に思わず目を見開いて固まったドルトアを見て、拒絶されたと思ったのか博基は少し怒った顔をした。

「なんだよ! お、お前がベロチンポで俺のこと犯すから俺はおかしくなったんだ! 責任取れよ。あんな『メスイキ』教えておいて俺の事放り出すのか?!」
「……『メスイキ』の『メス』とは何を意味する?」

言葉は静かだがドルトアのずうっと冷静だった瞳に確かに熱が灯ったのが博基には分かった。
だから博基はそれまでの自分では想像も出来ないような蠱惑的な表情を浮かべて目の前の強い雄に媚びる。

――だって。
だって全然嫌じゃない。
こうなってしまえばなんであんなに嫌がって女神の事を怒鳴りつけたのかさっぱり分からない位目の前の雄が欲しいのだ。

だからぺろりとドルトアの先走りをまた舐めて、博基は答える。

「んー? んー? ざっくり言うと強いオスにケツマンコ弄って貰って気持ち良くなっちゃう奴のことだよ」
「『マンコ』とはなんだ?」

理性的なドルトアが口にする下品な言葉に博基はぞわぞわとしたものを感じる。

「俺の世界には『オンナ』っていう男と対になる性別があってね、普通男はそのオンナのケツじゃないマンコってとこにチンポを入れて繋がるんだ。他にももっと大事な機能もあるけど……そっちは人生で大抵多くても二~三回位だろうし、その意図では一生使わない人も多いから、基本はオスと繋がる為の場所だと思って良いと思うよ……うまく言えないけど」
「……そうか」
「あっ♡」

返事とほぼ同時にドルトアの長い腕が動いて、ただ愛液を垂れ流すだけだった穴に長い指が一本なんの抵抗もなく埋められ、博基の口から甘く媚びた喘ぎが上がる。

「ではお前のここは『マンコ』なんだな?」

ゴリっと今までの優しいだけの愛撫とは違う的確な刺激を与えられ、博基の背がしなる。

「ち、違うよ……そこは『ケツマンコ』だよッ。俺、女じゃな、あっ♡ あ、ゴリゴリいやぁ♡ ごりごり、しなぁッ」
「ただの雄がこんなに良く濡れて快感ばかりを拾う穴を持っているのはおかしいと思っていたが……そうか、お前はこの世界には珍しい『メス』と言う生き物なんだな。ようやく納得が出来た」
「違ッ、あっあ、駄目駄目だめぇドルッ、いぐ、いぐいぐ」
「……お前は、『メス』なんだろう?」
「違、あ゛あ゛ぁー、いぐ、いまイっでぇ、死ぬじぬぅ、ドル――ッ!!!」

いつの間にか三本に増えた長く太い指が前立腺をゴリゴリと的確に嬲る。
ドルトアは泣いて許しを乞いつつも自分が『メス』である事を懸命に否定する博基を薄っすらと笑いながら刺激し続けた。当然、先に折れたのは博基だ。


「め、メスですっ! 俺、俺メスだからもう許し、っ!!!」


博基が言った瞬間ドルトアは激しい嬲りを止めて、博基の顔をぐちゃぐちゃに濡らす涙と鼻水と涎を纏めて舐め上げて目尻に優しく口づける。

「そうか。お前は――博基は『メス』なんだな」
「ぅん……おれ、めす……」

ぐったりとしてなんとか言い切った博基を甘やかすように撫でて、ドルトアは今度は指をただ抜き差しした。
性的な刺激を与えるのではなくただの確認だと言わんばかりに無機質に。

「では博基のここはなんだ?」

圧倒的な低音に何とも言えない満たされた物を感じつつ、博基はもう無駄な抵抗を止めて……無駄な価値観も捨てた。

「俺のそこはマンコです♡ ドルトア専用のマンコです」

精いっぱい媚びるとそれは正解だったのだろう。ドルトアは甘く笑んで、また優しくキスをしてくれた。
博基はうっとりと彼に身を任せながら深い藍色の瞳を見詰める。

「それで、お前は本当に俺の番になることを望むのか?」
「……うん。なりたい」

きちんと肯定を示した博基にドルトアはちゅっと軽く口づけて話を続ける。

「獣人にとって『番』は一度定めたら二度と覆せない人生で唯一無二の存在だ」
「――……」

静かに言ったドルトアの言葉に博基ははっと目を見開いて、悲しそうに瞳を伏せたがドルトアは当然それに即気付いてまた宥めるようなキスを送った。

「違う。俺は断り文句を言ったんじゃない。『俺はそのつもりで番うがお前にも同等の気持ちがあるか』?と聞きたかったんだ」
「――っ! ある! あるよ、俺別に浮気性じゃないから! ドルトアがいればそれでいい!」

ハッキリと言い切った博基の首筋をべろりとドルトアの長い舌が舐め上げて、その確かな欲に燃える藍色の瞳を見て博基はちょっとだけ気になったことを確認することにした。

「でも……俺より、ドルトアの方が本当に良いのか? なんだ、自分で言うのもあれだけどこっちの世界に来て俺にがーって来なかったシングルの獣人はドルトアだけだったから――俺、最初ドルトアには番か恋人がいるんだろうって思ったんだけど」

博基のその言葉を聞いて、目の前の飛び切り強く逞しい雄が目を微かに細める。
スイギュウって……牛だから草食だよな? なんでこんなに強い瞳なんだ? と博基が思わず考えてしまう位の表情で。


――ああ。
そう低い声で呟いてドルトアが博基の身体に軽くだが圧し掛かる。
当然体重は掛けないように配慮されているが不思議と頑丈な檻に閉じ込められたような気持ちを連れて来たけれど、何故か博基に不安は無かった。

「当然一目見て欲しいと思ったに決まっているだろう。……だが、青い顔で震えながら怯える小さな存在に欲を押し付ける程俺は落ちぶれていない」

ちう、と音を立てて首筋に吸い付かれると人生初のキスマークの誕生だ。
首のラインを辿るように繰り返されるその動作に先に焦れたのは博基の方だった。――だって、もうこんなに欲しくて仕方がない。

自分の人生からこの感覚を奪っていた地球の神を呪えば良いのか、それとも地球の神の見落としがあったからこっちの世界に来られたのかと思えば良いのかも今は冷静に比較できない程博基はもう、色々と駄目だった。限界だった。

「ドルトア、ドルトアっ」
「ああ、分かっている。――お前が望んでくれるなら、有難く頂こう」

ころんと体勢を変えられて本当にもう女性器よりもとろけて潤み切ったそこにしっかりと当てられたソレは、口で触れた時よりも何倍も熱く感じる。


――早く、早く、早く!!!



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

侯爵令息セドリックの憂鬱な日

めちゅう
BL
 第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける——— ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。

王子様のご帰還です

小都
BL
目が覚めたらそこは、知らない国だった。 平凡に日々を過ごし無事高校3年間を終えた翌日、何もかもが違う場所で目が覚めた。 そして言われる。「おかえりなさい、王子」と・・・。 何も知らない僕に皆が強引に王子と言い、迎えに来た強引な婚約者は・・・男!? 異世界転移 王子×王子・・・? こちらは個人サイトからの再録になります。 十年以上前の作品をそのまま移してますので変だったらすみません。

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた

マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。 主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。 しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。 平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。 タイトルを変えました。 前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。 急に変えてしまい、すみません。  

パン屋の僕の勘違い【完】

おはぎ
BL
パン屋を営むミランは、毎朝、騎士団のためのパンを取りに来る副団長に恋心を抱いていた。だが、自分が空いてにされるはずないと、その気持ちに蓋をする日々。仲良くなった騎士のキトラと祭りに行くことになり、楽しみに出掛けた先で……。

娘さん、お父さんを僕にください。

槇村焔
BL
親父短編オムニバス。 色んな家族がいます 主に親父受け。 ※海月家※ 花蓮の父は、昔、後輩である男に襲われた 以来、人恐怖症になった父は会社を辞めて、小説家に転身する。 ようやく人恐怖症が治りかけたところで… 腹黒爽やか×気弱パパ

成長を見守っていた王子様が結婚するので大人になったなとしみじみしていたら結婚相手が自分だった

みたこ
BL
年の離れた友人として接していた王子様となぜか結婚することになったおじさんの話です。

偽りの僕を愛したのは

ぽんた
BL
自分にはもったいないと思えるほどの人と恋人のレイ。 彼はこの国の騎士団長、しかも侯爵家の三男で。 対して自分は親がいない平民。そしてある事情があって彼に隠し事をしていた。 それがバレたら彼のそばには居られなくなってしまう。 隠し事をする自分が卑しくて憎くて仕方ないけれど、彼を愛したからそれを突き通さなければ。 騎士団長✕訳あり平民

最後のひと言を君に伝える

黄金 
BL
 好きな幼馴染の為に騎士を目指したのに、魔紋を刻まれ暗殺者になって、どうせ最後に死ぬなら貴方にひと言だけ伝いたい。 ※2話完結の話です。

処理中です...