花の香りのその人は〜怪異調査対策室清掃係業務レポート〜

ニノハラ リョウ

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第二章 女達の迷家

女達の迷家 その3

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「わぁ……」

「これは……なかなか……」

 葵さんと二人、箱根の山を背にボロボロになっても威風堂々とした佇まいを見せる廃屋敷を眺めていた。

「……とりあえず、外から見てみるか……」

 ギギギギと軋み音を上げて門を開く。
 元々はアイアンか何かであっただろうそれは、長年風雨に晒されてきたゆえか、びっしりと錆が浮いて細かい装飾の部分を中心にかなりの部分が崩れていた。

 じゃりりと門だったはずの朱い破片を、現場用に買いそろえた頑丈なブーツの底で踏みしめて敷地内に入る。

 そこには……驚くほど清浄な山の空気が漂っていた。

「……那子。臭いは?」

 ちらりとわたしに視線を向けた葵さんがそう訊ねてきたので、わたしは首を横に振った。

「びっくりするほど何の臭いもないよ。普通こういう山って昔っから色々あっただろうから、結構あちこちに漂ってるものなんだけど……」

 ここに来る途中にあった大きな天狗の神社、その周辺にはその神社に弾かれたであろう存在を感じさせる臭いが漂っていた。

 その後に続くくねくねとした曲道でもそこかしこで死の臭いは存在感を醸していた。

 なのに……。

「ほんと……。何も感じない」

 わたしの言葉に、葵さんが複雑な顔をする。
 わたしがこれまで臭いを感じなかった場所は二か所だけ。何やら不浄なモノが入らないように結界が張られているという、支部と葵さんの部屋だけだ。

 だからこそ、明らかに安全とはいいがたく、結界が張られていないであろうこの場所に、死の臭いが無いという事は……異常だ。
 
「那子ちゃんがそういうなら、ベースキャンプはここにするかね?」

「ど素人の新人にそんな重責を求めないでください」

 後ろを振り向けば、小柄な体躯ながらも大型テントを軽々と担ぐ一人の男性がいた。
 真っ白い髪と真っ白いひげ、それとは対照的な黒々とした瞳を持ったその人は、怪異調査対策室東京支部副支部長の亀田かめだ武史たけしさんだ。
 
「まぁ、儂もここは何も危険なものは感じない。……おかしな程にな」

 どさりと大型テントを地面に置いた亀田さんが、周囲を見渡しながらそう告げた。
 そしてその黒い瞳でじっと屋敷を見つめる。

「……こりゃあ……気をつけねぇとなぁ」

 不穏な呟きを残して車に戻る亀田さんの背を追いかける。
 ほら、わたし新人ですからね。雑用を副支部長にさせる訳にはまいりません。

「っておもっ!?」

 水の入ったポリタンクを持とうとして、思わず腰がぴきりとなる。

「ほらほら那子ちゃん。重い物は儂に任せなって」

「いやでも……」

 偉い人にさせてばかりなのもなぁと困惑していると、亀田さんが不思議そうな顔をした。
 
「あれ? 那子ちゃんもしかして、儂のコトまだ視てないっけ?」

「え? 亀田さんを……視る?」

 亀田さんの言葉にきょとんとしてしまう。
 そんなわたしを後目に、亀田さんが葵さんを手招きする。

「葵くん、ちょっと那子ちゃんと手ぇ繋いでくれん?」

 きょとんとした表情かおをしながらも、葵さんがわたしの手を握ったその瞬間……

「ひぇぇぇぇぇ!」

 お約束のように悲鳴が口を吐いた。

「視えた?」

 ふわりと水辺にいるような清涼な香りが鼻をつく。
 こちらに穏やかな光を湛えた黒目を向けながら、大きな……

「亀?」

「亀ちゃうわっ!」

 巨大な亀?に怒られた。

「那子?」

 葵さんが不思議そうに顔を傾けている。
 ……葵さんには青柳支部長や亀田さんの姿がどんなふうに見えてるんだろう?
 いや多分人間に見えてるんだろうけど、怪異を黒いモヤとしてなら見える葵さんだ。
 もしかしたらお二人からこう……オーラ的なものを感じていないのかなぁとか。
 いやでも、青柳支部長、普段は隠してるって言ってたからなぁ……うーん。
 
 それにしても、この亀にも似た生物は……。

「那子ちゃん? 儂、亀じゃないからな?」

 巨大な……

「あ……玄武……」

 わたしの小さな呟きに、同意を示すように目の前の巨体が頷いた。

「そういうこと」

 パチリとウインクをする巨大な亀……もとい玄武の姿に、いつもの亀田さんを見てなんだか安心できた。

「さて、今日のところはとりあえずベースキャンプを設置して……。
 調査は明日から開始しようかね。那子ちゃんもテントがあるとはいえ野宿は嫌だろう?」

 亀田さんに訊ねられるがまま、コクリと頷く。
 確かにテントは立派だけど、トイレとかお風呂とかないし……。
 ……今は穏やかで何の臭いも感じないが、日が落ちてからがらりと雰囲気が変わるのはよくある話で……。
 できればここで夜を過ごすのは御免こうむりたい。

「近くの旅館に部屋取ってあるから~。今日は温泉だぞぉ!」

 ウキウキとした様子でテントを立て始める亀田さん。
 それを手伝おうと一歩踏み出した瞬間……。

「あぁ、部屋数の関係で、葵くんと那子ちゃんで一部屋な」

「はぁぁぁ?!」

 持っていた折り畳みチェアから手が離れて、ガチャンと大きな音を立てた。

「最近経費削減の波がうちにも来ててさぁ。何かとうるさいんだわ。
 だから、二人で一部屋使ってね~」

「いや、そこは亀田さんと葵さんが同室では?」

 普通同性、いや霊獣様に性別があるのかイマイチわかってないけど外見上は男性だし、を一緒の部屋にするもんじゃないの?

「ん? だって二人は同棲中なんだろう? だったらいいかと思って~。ほら、二人はペアで、怪異調査対策室東京支部清掃係だし?」

 「そんな係になった記憶はないんですが?」

 清掃係って何だ何だ?
 なんだその小学生の当番にありそうなのは……?!

「そうなの? まぁ、葵くんはまんざらでもなさそうだし。温泉はさすがに男女別だから楽しんで~」

「いやいやいやいや? 葵さんも何か言ってくださいよっ!」

「なにか?」

 そうじゃなくてぇ! と地団駄踏んでも後の祭りで。
 やっぱりしっかり同室で、変に気を利かせた仲居さんがくっ付けて敷いた布団をちょっとだけ引き離したのは……ここだけの話だ。


◇◇◇

 
「で? あの屋敷は結局何なんですかね?」

 調査二日目。
 
 亀田さんの部屋に用意された夕食を三人で美味しくいただいた後、打ち合わせだと広げられた資料に改めて目を通す。

 そこにはあの屋敷の過去、それから一番最後に行方不明になった件の詳細が書かれていた。
 その横に置いてあるわたしのタブレットには、今日行った屋敷の外周に関する調査報告が綴られていた。

「なんだろうなぁ? 屋敷の外は何もない……異常なほどに。窓から中を覗き込んでも特段異変は感じられない……と。
 行方不明になった人達はどのあたりまで行ったんでしたっけ?」

 葵さんの疑問に答える形で、亀田さんがタブレットを操作して、一つの動画を再生する。

 それは……。

 あの屋敷で行方不明になった人物が直前まで配信していた動画だった。

 再生が始まってしばらくの間は真っ暗なままだ。
 じゃりじゃりと床に落ちた何かの破片を踏みしめる音と、何人かの男の人の笑い声が入っている。
 マグライトの懐中電灯だろうか?
 真っ白で強力な光が、古ぼけた屋敷の中を照らし出す。

『やっべー。マジ、ボロボロじゃん』

『ホントな』

『何かいんのかな?』

 そんな会話を交わしながら、男達は屋敷の奥へと進んでいく。

『ん?』

『どした?』

『いや……。今奥に……』

 一人の男が、異変を感じたのか、ライトで周囲を縦横無尽に照らし出す。
 そして光がある一点を照らして……。

『ひっ?!』

『や、やべっ!?』

『なっ?! なんだぁ?!』

 バタバタと激しい足音と共に男達が駆けだす。まるで何かから逃げるように……。

『やべっ! やべやべやべやべやべやべ!』

『逃げろっ! いいから走れよっ!』

 ガンと何かを蹴飛ばす音や、荒い呼吸音。
 彼らの動揺を表すようにあちこちに揺れる懐中電灯の光。

 そして……。

『うわっ?! うわぁぁぁぁぁ!!』

『なん?! なんだよっ! やめっ!? わぁぁぁぁぁ!!!』

 ガタンゴトンと激しい物音と共に、画像はガタガタとあちこちに揺さぶられ、壁の方を向いて止まる。
 そして辺りは静まり返って……。
 カメラが映し出す壁に、髪の長い女性のような影が一つ、沁みだす水のようにじわりと姿を現した。 


「……那子? ちゃんと見ろ?」

 葵さんの背後に陣取り、自分の手のひらで顔を覆って、指の隙間から覗き込むスタイルで見ていたわたしに、葵さんが呆れのこもった声を掛けた。

「……普通に怖いんですが……」

 昔の映画でこういうのあったけどさぁ。
 怖いんだよホント。

 なんとかタブレットの画面から目を逸らそうとするわたしに、葵さんが一つ鼻を鳴らして亀田さんに向き合う。

「……この、最後に映った影が縊鬼いつきなんですかね?」

「普通に考えればそうだけど……」

 うーんと亀田さんが唸る。

「この人たちは、翌朝屋敷の軒先で首を吊った状態で発見されたんでしたっけ?」

 恐る恐る葵さんの背中から顔を出す。

「そうそう。この時は全員男性でね。だから全員見つかったんだけど……」

 そう言って亀田さんが次の動画を再生し始める。
 葵さんの背中に引っ付きながら、その動画を覗き込んでいると、最初の動画と同じような展開が続き……。

「……? 何かを……引き摺ってる?」

 何者かに追われた侵入者たちが悲鳴を上げて逃げ惑った後、ひと際甲高い声をあげていた女性の声が聞こえなくなり……。

 ずるっずるっと何かを引き摺る音が、天井を映したまま動かなくなった画面から聞こえてきた。

「そう。次に侵入したメンバーに女の子が一人交ざってたんだけど、その子は今も行方不明」

 顎を撫でながら亀田さんが悩まし気に首を傾げている。

「他のメンバーは……」

「最初の時と一緒で、翌朝首を吊った状態で発見されたねぇ」

 うーん? と三人で首を傾げる。

縊鬼いつきって、男女を選り好みする怪異でしたっけ?」

 詳しそうな亀田さんに聞いてみるも、亀田さんも首を傾げている。

「いやぁ? でもまぁ、今回縊鬼いつきになったと思われているのが、屋敷の主人の最初の妻だろう?
 だから男性だけ仲間に引き入れて、女性は……別の場所に……?」

 それって変だよなぁ? と葵さん。
 
縊鬼いつきが生前の夫を愛していたとして、屋敷に他の女を入れたくないばかりに縊鬼いつきになったとすれば……。
 一番排除したいのは、『女』だろう?」

 ……確かに。

「なのに、女はどこか別の場所に連れていって、男は全員首をくくらせている。おかしくないか?」

「うーん?」

 そもそも女性だけを返さないのは……なぜ?

「……それにしても、死んでも旦那さんを想い続けるとか、最初の奥さんは旦那さんを愛していたんですねぇ」

 ぐちゃぐちゃとしてきた思考をいったん放棄して、思い浮かんだだけのことを徒然と口に出す。
 自分が先に死んでしまって、愛した夫が後添いを得ることを良しとせず縊鬼いつきになった最初の妻。
 その激情はいかばかりなのだろう。
 そんなことに思いを馳せていると、亀田さんの訝しむような声が聞こえてきた。

「……どうなんだろうなぁ」

「え?」

「いや、この最初の妻って……。金で売られてきたって話も調査報告にあってね」

「えぇ?」

 亀田さんが指さす部分を見てみると確かに何やら書いてある。

「えぇっと? 最初の奥さんは周囲でも評判の美女で……同じ集落に恋人がいた……えぇ?!
 で、不作の年に食い詰めた奥さんのご両親が、恋人と無理やり別れさせて、屋敷の主人のところに嫁に出して……金銭を得たぁ?!」

 ええー。
 いや、もしかして、両親の所業に傷ついた奥さんを屋敷の主人が慰めるうちに二人は……なんて展開があったのかもしれないしっ!

「えーっとなになに? 夫の方は早くに父親を亡くして家督を継いでいて。
 周囲でも評判になるほど金遣いと女癖が悪くて、箱根湯本の街で大盤振る舞いしていたと……。
 だけどだんだん顔が醜くなって、痘痕が広がって……。置屋でも断られるようになって……。
 で、家の跡継ぎを心配した屋敷の主人の母親にせっつかれた挙句、金を使って嫁を買ったと……。
 うわぁ……普通にクズじゃん?」

 うわぁ……。
 葵さんが読み上げた内容に慈悲は無い。

 思わずテーブルに突っ伏す。
 純愛はどこにもなかったっ!!

「で? 最初の嫁が死んでからすぐ後妻を娶ったら、首をくくってしまったと……。さらに後妻を迎えても、首をくくってしまうことから、最初の妻が縊鬼いつきとなって呪っているという話になったのか……」

 いや……うん……あれ?

「……最初は女の人が縊鬼いつきに狙われていたってことですか?」

 そう、さっき葵さんが読み上げた調査報告が事実なら、縊鬼いつきによる最初の頃の被害者は後妻たち、すなわち女性だ。

「あん? ……そういえば……そうか」

 亀田さんと葵さんが黙り込む。

「……それならなおのこと……消えた女性達はどこに行ったんだ?」

 葵さんの呟きは、温泉宿の一室に吸い込まれるように消えていった。

 
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