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第2章「なんか色々とヤバい気がするんだが…」
第7話「和丸五番勝負! ③ ~ぷ◯ぷ◯編~」
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第2戦はパズルゲームに決まった。俺はリズムゲームでいきたかったがジャンケンに負けでしまった。パズルゲームは丸岡の得意分野だ。
今回やるパズルゲームは『ぷ◯ぷ◯』という超人気パズルゲームをする事になった。このゲームは家庭用ゲームとしても幅広くシリーズが出ている。
縦12マス×横6マス格子(こうし)で形成されており格子の1マスにつき1個のブロック(ぷ◯)が2つ1組になって落ちてくる。ぷ◯には赤や青等5種類の色が存在しており1組のぷ◯にはそれぞれ違う色で落ちてくることが多くそれを下に置いて同じ色のぷ◯を4つ以上繋げる事で消すことができる。
だがこのゲームの醍醐味(だいごみ)は上手いことぷ◯を積み上げて下のぷ◯から消していくと落ちていきまた同じ色のぷ◯が4つ以上揃うと消えていきそれを連続していくと連鎖が起き高スコアも出せる上相手にお邪魔ぷ◯というぷ◯が出現してくる。
お邪魔ぷ◯とは透明なぷ◯でお邪魔ぷ◯同士で消す事は出来ない。他の色のぷ◯で消さなければいけない。そのお邪魔ぷ◯は連鎖によって降ってくる量が変わってくる。
そうやって相手の邪魔をしながらいかに連鎖でぷ◯を消していくのかを考えながらやらなければいけない(ウ◯キぺ◯ィア参照)。
丸岡はこういうゲームが大好きだ! 逆に俺はそういうことを考えるのが苦手である。だが家では梓とテレビゲーム版のぷ◯ぷ◯でよく遊んでいた。だから多少なりとも腕は上がっているとは思うのだが。
「悪いな和彦、この勝負はオレが貰っちゃうぜ!」
余裕の笑みを浮かべる丸岡。確かにこの勝負は部が悪すぎる。しかし丸岡の態度が癪(しゃく)にさわった。
「俺の特訓の成果見せてやるー!」
俺は梓とプレイしていた時の事を思い出した。実は梓もぷ◯ぷ◯が得意でよくコテンパンにやられていた。だが俺は勝つ為に梓の画面をよく見ている。梓は最初左端にぷ◯を寄せ同じ色のぷ◯は3つまでは繋げて置く。それを3つ、4つ程作って置きある程度積み上がってきたら1番下のぷ◯を消していく。そうすると自動的に落ちてきたぷ◯が連鎖で消えてゆきお邪魔ぷ◯を大量に相手に送りつけていた。
そのパターンで俺はいつもやられていた。だからそれさえ出来れば勝機は僅(わず)かながらある筈だ!
100円を入れスタートボタンを押すと操作説明の画面が映り込んだ。丸岡はすぐ飛ばしキャラクターセレクト画面に移(うつ)ったが俺は操作説明の画面を見ながら俺の十八番(おはこ)である妄想が始まった。見える! 見えるぞ! 俺の勝機が!!
「オイ、早くしろよ! どうせ俺が勝つんだから!」
「ふっ、俺のイメトレは完璧だ! この勝負を選んだ事を後悔させてやるぜ!」
操作説明の画面が終わりキャラクターセレクトの画面が移った。俺はこの作品の主人公の女の子を選んだ。対して丸岡は男の子のキャラを選んでいた。
「よし! いっくぜー!!」
---それから僅か2、3分の事であった。
「イェーイ、俺の勝ちー!」
俺は手も足も出せず丸岡の圧勝だった。
第2戦 和彦×ー丸岡◯ (1勝1敗)
今回やるパズルゲームは『ぷ◯ぷ◯』という超人気パズルゲームをする事になった。このゲームは家庭用ゲームとしても幅広くシリーズが出ている。
縦12マス×横6マス格子(こうし)で形成されており格子の1マスにつき1個のブロック(ぷ◯)が2つ1組になって落ちてくる。ぷ◯には赤や青等5種類の色が存在しており1組のぷ◯にはそれぞれ違う色で落ちてくることが多くそれを下に置いて同じ色のぷ◯を4つ以上繋げる事で消すことができる。
だがこのゲームの醍醐味(だいごみ)は上手いことぷ◯を積み上げて下のぷ◯から消していくと落ちていきまた同じ色のぷ◯が4つ以上揃うと消えていきそれを連続していくと連鎖が起き高スコアも出せる上相手にお邪魔ぷ◯というぷ◯が出現してくる。
お邪魔ぷ◯とは透明なぷ◯でお邪魔ぷ◯同士で消す事は出来ない。他の色のぷ◯で消さなければいけない。そのお邪魔ぷ◯は連鎖によって降ってくる量が変わってくる。
そうやって相手の邪魔をしながらいかに連鎖でぷ◯を消していくのかを考えながらやらなければいけない(ウ◯キぺ◯ィア参照)。
丸岡はこういうゲームが大好きだ! 逆に俺はそういうことを考えるのが苦手である。だが家では梓とテレビゲーム版のぷ◯ぷ◯でよく遊んでいた。だから多少なりとも腕は上がっているとは思うのだが。
「悪いな和彦、この勝負はオレが貰っちゃうぜ!」
余裕の笑みを浮かべる丸岡。確かにこの勝負は部が悪すぎる。しかし丸岡の態度が癪(しゃく)にさわった。
「俺の特訓の成果見せてやるー!」
俺は梓とプレイしていた時の事を思い出した。実は梓もぷ◯ぷ◯が得意でよくコテンパンにやられていた。だが俺は勝つ為に梓の画面をよく見ている。梓は最初左端にぷ◯を寄せ同じ色のぷ◯は3つまでは繋げて置く。それを3つ、4つ程作って置きある程度積み上がってきたら1番下のぷ◯を消していく。そうすると自動的に落ちてきたぷ◯が連鎖で消えてゆきお邪魔ぷ◯を大量に相手に送りつけていた。
そのパターンで俺はいつもやられていた。だからそれさえ出来れば勝機は僅(わず)かながらある筈だ!
100円を入れスタートボタンを押すと操作説明の画面が映り込んだ。丸岡はすぐ飛ばしキャラクターセレクト画面に移(うつ)ったが俺は操作説明の画面を見ながら俺の十八番(おはこ)である妄想が始まった。見える! 見えるぞ! 俺の勝機が!!
「オイ、早くしろよ! どうせ俺が勝つんだから!」
「ふっ、俺のイメトレは完璧だ! この勝負を選んだ事を後悔させてやるぜ!」
操作説明の画面が終わりキャラクターセレクトの画面が移った。俺はこの作品の主人公の女の子を選んだ。対して丸岡は男の子のキャラを選んでいた。
「よし! いっくぜー!!」
---それから僅か2、3分の事であった。
「イェーイ、俺の勝ちー!」
俺は手も足も出せず丸岡の圧勝だった。
第2戦 和彦×ー丸岡◯ (1勝1敗)
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