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第5章「隣人のお姉さんにはご注意を」
第11話「和彦、快楽地獄へ」
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「そうだけど、それがどうしたの?」
愉快気に話す由佳さんは俺が知っている人とはまったく別人だった。知ってるといっても1日手伝ってあげただけだが。
「どうして由佳さんが? それに精気を奪うって、妖怪じゃあるまいし本当の目的はなんですか?」
俺はゆっくり歩み寄ってくる彼女にそう問いかけた。やっぱりこの疑問は直接本人に聞くしかない。精気を奪うなんて冗談に決まってる。
「ホントよ。大好物なの。男の人のせ・い・き♡」
「大好物って…ゔっ!?」
未だに理解が追いついていない中、由佳さんは自分の足で俺の大事な部分を踏みつけてきた。黒のガーターストッキングが擦れて不思議な快感に襲われた。
「ふふっ♡ どお? こんなことされるのは初めて?」
「ちょっ、由佳さん、やめ、ううっ…」
由佳さんは俺の反応がそんなに面白いのか、不敵な笑みを浮かべながら足をそのまま上下に優しく動かしてくる。
こんな状況なのに男の敏感な部分を弄ばれついつい変な声が出てしまう。それを見て愉快そうな表情を見せる彼女。
「あっ…」
ダメだ。このままだとおかしくなってしまいそうだ。やめて欲しいという気持ちとは裏腹にこの快楽がたまらなくなってしまっている。
「ふふっ、いい表情。やっぱ気持ち悪いおっさんより若くて経験のない男の子の方がそそられるわね♡」
快楽に襲われちゃんと聞き取れてるかどうかはわからないが、今の発言でなんとなくわかってきた。
彼女は、童貞殺しだ!
腹上死事件の被害者は20歳前後の独身男性。彼女もいない童貞達なら由佳さんの誘惑に簡単に引っかかるだろう。
そして俺と同じように眠らせ拘束し、そこから死ぬまで性行為をさせられる。文字通り童貞殺しだな。
「ほらほら、ここがいいの?」
「あっ、待って…ください…」
由佳さんは俺の様子を見ながら踏んだり上下に動かしたりを繰り返してくる。俺は抵抗できず体をくねくねさせてイきそうになるのをただただ堪えることしかできなかった。
だが、それも時間の問題だ。このまま抵抗しなければ死ぬまでこの快楽地獄を受け続けなければいけない。マジな意味で。
「それにしても、あんまり溜まってなさそうだけど、あのジュース飲んでないの?」
「うっ、じゅ、ジュース?」
そんな中、彼女は突然、妙なことを言ってきた。『あのジュース』というワードを聞いてふと記憶を思い返してみた。
「…あのジュースって、まさか…」
俺は1週間前の記憶を思い返していると帰り際に貰った緩くなったスポーツ飲料のことを思い出した。結局、俺は飲まずに梓にあげた。その翌日から梓の様子がおかしくなったんだ。
「ええ。ちょっと効果の強い媚薬を混ぜておいたんだけど、どうやら飲んでないみたいね」
そうか。梓の様子がおかしくなったのはそのジュースを飲んでしまったからか。まさかここで一つの疑問が解けるとは、皮肉なはなしだな。
「まあいいわ。一つ残らず搾り取ってあげるわ!」
「ゔっ…」
だが疑問が解けたところで現状は変わらない。早くなんとかしなければと思いつつも俺はなされるがままに弄ばれている。
「ハア…ハア…」
だが、我慢も限界を迎えてきた。呼吸が荒くなり今にも昇天しそうだ。
「アラ? もうイきそうなの? ふふっ♡ イイわよ、いつでもキテー♡」
「!? ああ…」
由佳さんはそれを察したのか、興奮した表情で足の動きを早めてきた。ただでさえ我慢の限界がきてるというのに、そんなに早くされたらもうすぐにイカされてしまう。
頼む。だれか、だれか助けてー!?
愉快気に話す由佳さんは俺が知っている人とはまったく別人だった。知ってるといっても1日手伝ってあげただけだが。
「どうして由佳さんが? それに精気を奪うって、妖怪じゃあるまいし本当の目的はなんですか?」
俺はゆっくり歩み寄ってくる彼女にそう問いかけた。やっぱりこの疑問は直接本人に聞くしかない。精気を奪うなんて冗談に決まってる。
「ホントよ。大好物なの。男の人のせ・い・き♡」
「大好物って…ゔっ!?」
未だに理解が追いついていない中、由佳さんは自分の足で俺の大事な部分を踏みつけてきた。黒のガーターストッキングが擦れて不思議な快感に襲われた。
「ふふっ♡ どお? こんなことされるのは初めて?」
「ちょっ、由佳さん、やめ、ううっ…」
由佳さんは俺の反応がそんなに面白いのか、不敵な笑みを浮かべながら足をそのまま上下に優しく動かしてくる。
こんな状況なのに男の敏感な部分を弄ばれついつい変な声が出てしまう。それを見て愉快そうな表情を見せる彼女。
「あっ…」
ダメだ。このままだとおかしくなってしまいそうだ。やめて欲しいという気持ちとは裏腹にこの快楽がたまらなくなってしまっている。
「ふふっ、いい表情。やっぱ気持ち悪いおっさんより若くて経験のない男の子の方がそそられるわね♡」
快楽に襲われちゃんと聞き取れてるかどうかはわからないが、今の発言でなんとなくわかってきた。
彼女は、童貞殺しだ!
腹上死事件の被害者は20歳前後の独身男性。彼女もいない童貞達なら由佳さんの誘惑に簡単に引っかかるだろう。
そして俺と同じように眠らせ拘束し、そこから死ぬまで性行為をさせられる。文字通り童貞殺しだな。
「ほらほら、ここがいいの?」
「あっ、待って…ください…」
由佳さんは俺の様子を見ながら踏んだり上下に動かしたりを繰り返してくる。俺は抵抗できず体をくねくねさせてイきそうになるのをただただ堪えることしかできなかった。
だが、それも時間の問題だ。このまま抵抗しなければ死ぬまでこの快楽地獄を受け続けなければいけない。マジな意味で。
「それにしても、あんまり溜まってなさそうだけど、あのジュース飲んでないの?」
「うっ、じゅ、ジュース?」
そんな中、彼女は突然、妙なことを言ってきた。『あのジュース』というワードを聞いてふと記憶を思い返してみた。
「…あのジュースって、まさか…」
俺は1週間前の記憶を思い返していると帰り際に貰った緩くなったスポーツ飲料のことを思い出した。結局、俺は飲まずに梓にあげた。その翌日から梓の様子がおかしくなったんだ。
「ええ。ちょっと効果の強い媚薬を混ぜておいたんだけど、どうやら飲んでないみたいね」
そうか。梓の様子がおかしくなったのはそのジュースを飲んでしまったからか。まさかここで一つの疑問が解けるとは、皮肉なはなしだな。
「まあいいわ。一つ残らず搾り取ってあげるわ!」
「ゔっ…」
だが疑問が解けたところで現状は変わらない。早くなんとかしなければと思いつつも俺はなされるがままに弄ばれている。
「ハア…ハア…」
だが、我慢も限界を迎えてきた。呼吸が荒くなり今にも昇天しそうだ。
「アラ? もうイきそうなの? ふふっ♡ イイわよ、いつでもキテー♡」
「!? ああ…」
由佳さんはそれを察したのか、興奮した表情で足の動きを早めてきた。ただでさえ我慢の限界がきてるというのに、そんなに早くされたらもうすぐにイカされてしまう。
頼む。だれか、だれか助けてー!?
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