モブの強姦って誰得ですか？

尊敬する勇者は消えてしまった。

えっ？俺巻き添えだったの？

「俺は、どうすればいいんだよ！」
どうしようも無い怒りが込み上げてきた。
尊敬する人から裏切られ。
出会って数分で腹パンからのホテル。
急に薬嗅がされ体動かなくなるし。
神にはレイプ未遂されるし。
家族にまで犯されるし。

……えっ人生最悪じゃね

恋キノコで男女愛されるのならもうちょっと違うのがあっただろ！
イライラしてきたら女神が俺の肩にそっと手を置いてこう言った。

｢…辛かったんだね…泣きたいんでしょ 
泣けば良いじゃん。私がなぐさめてあげる」

目尻が熱くなる優しい。と思った。
このまま助かるんじゃないかと思ってた。
そう『思ってました』つまり今は思っても無いし敵だと思ってる。
それは女神が上の発言の後で言った事だ。

｢・・・まぁ、実際は私の妄想で貴方の物語が進んでるんだけどね。」

そうつまり女神は腐のつくお方なのだ
つまり今までの俺がレヴィの記憶消しても
助けを求めても女神ソレを塗り替えていたのだ。
こうして、あーした奴が見たいな！と思い
行動に移したらしい。
目当ては俺の村にいる可愛らしい風貌のシンだった。
アイツ昔から男に好かれてたもんな･･･
つまり俺はシンが食べるはずだったキノコを俺が食べ男に好かれたみたいだ。

｢私も誤算だったの、あそこの森はあまり人が入らないからシン君が美味しいキノコがあると言ったらスグ来ると思ったらさぁ！！
来なかったのぉぉ！！」

女子力高いし人を信じやすいシンは来なかった。
考えてみよう。俺は男女に愛されるキノコを
食った。だから男に迫られた。
けど女から殺されかけた      何故？

｢なぁ、女神なんで俺は女の子に殺されかけたんだ？男女に愛されるんだから女の子に嫌われてんの？」
｢えっ！？あ～いや～な、何でだろうね～
 
･･･分かった！分かりました！！話します
いや、話させて下さい！
だからそんな目で見ないで！！」

その後女神はポツリポツリと小声で話し出した。

｢恋キノコは食べた後にある事で男か女に好かれるかわかれるんだよ…
分かれる方法は…その…あの…えっと… 

…性行為をすれば…きゃ！」

手を顔にあて腰をクネクネさせる女神は本当にキモイと思う。
つまり、キノコ食ったあとに男か女にヤるかヤられるかで決まる。

｢どうすれば治るんだよ！」
｢うわぁ！暴力反対！！」

女神から光が放たれ俺は目を閉じた。
スっと目を開けるとそこファンシーな部屋
女の子のお部屋なのかな！？
すると扉から女の子･･･ではなくいつかの
筋肉ムッキムキ人形大好き男だった。