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第十三章 ユーリ王妃
1 ユーリと子ども達
しおりを挟む監禁されてから1週間、僕はこの部屋の主である人物を喜ばせるためにいる。
やって欲しいことは全部身体に教えこまれていった。
そうしなくちゃ…従わなくっちゃ…自分の身に危険が及ぶかもしれない。
そう思うと怖くて堪らなくて監禁された時から先生の言うことを聞く。という約束を守ることにした。
ほぼ毎日、仕事に出掛ける先生が居ない時間、この約束が破られた時のことを考えるけど…答えはいつも決まって一緒だった。
監禁するぐらいの思考を持つ人間の考えていることなんて分からない。
いつか自分がなにかの逆鱗に触れた時、僕は殺されてしまうかもしれない。
その結果しか浮かばないのである。
だから、観念したように先生の言うことを聞いて、これをやってと言われたことは全部するようにした。
先生の喜ばせ方は案外簡単だった。
僕のことを相当溺愛しているらしい…。
膝の上に座り、誘うように先生のことが喜びそうなことをするのが一番手っ取り早かった。
「あ…っ、んぅ…ちゅっ…ん…」
先生はキスが好きだった。
キスは一番、僕の顔が近くで見られるとか…なんとか言ってた気がするから…。
「んあっ…んっ!!んっぅ…うっ…」
首に回した腕にギュッと力を込めて、キスをする。
先生は僕からされるキスと深く絡み合うのが大好きだった。
所謂、ディープキスである。
この歳であまり深いキスをすることがなかった僕は舌を吸われ、唾液を絡め合い…口の端から唾液を零す。
「っ…!!はあっ…はあっ…っ…」
やっと解放された唇を先生は僕の零れた唾液を舐めとるようにして微笑みかける。
今日は機嫌が良いようだ。
機嫌の悪い時は、このやり取りが数回繰り広げられる。
僕はその度に窒息死するんじゃないかと言う恐怖でいっぱいになっていた。
「(良かった…今日は早く終わりそう…)」
心で安堵のため息を零しながら、いつも通り膝上から降りようとした時、腰をギュッと引き寄せられる。
「っ…!?せんせ…どうしたの…?」
いつもなら先生の熱くなった股間のモノを手で扱くだけで終わるはずなのに…今日は少し様子がおかしい。
『うーん、そうだなあ…今日は君の自慰を見たい…かな?』
身体が硬直した。
自慰って…なんだっけ…?
思考が纏まらない。
『…っ!自慰って…オナニーするって…こと…?』
こくりと頷く先生に一瞬腰が逃げようとしたのを察してか、またギュッと引き戻される。
「気持ちいいところ僕に見せて?」
機嫌が良いからなのか、はたまたサイコパスの人が見せる笑みのような顔で僕に言った先生は「 早く」と言わんばかりの顔で僕の股間を触ってきた。
『…やっ、ちょっ…待って…せんせい…』
深いキスをされて起たないわけもなく…先生と一緒でちょっと膨らみを帯びていたそこをグリグリと刺激され、身震いしながら体を捩った。
「ん…なに?出来ないの…?」
ちょっと真顔に戻った先生の顔にドキリとした。ダメだ…これもうやらないといけないやつだ…。
躊躇している間にもグリグリと股間に刺激を与えられる。
『や…やるっ、やります…から…グリグリ、しなぃで…』
オナニーするなんていつぶりだろう。
監禁される前からあまりオナニーすることが無かった僕は上手くできるかどうかもちょっと不安になった。
今日の試練をクリアするためには恐る恐るズボンとパンツから自分のモノを取り出し、オナニーするしか無さそうだった。
ちょっと先走りで湿ったパンツから先生よりも断然小さいものを取り出し、ギュッと握った。
強ばっているのか、少し萎えているようにも思えた自分のモノを握り、上下に扱き始める。
『…はぅ、あ…んぅ…っつ…やぁっ…』
久しぶりに触る自分の感覚に軽く身震いをした。これまで触ってなかったからか特に感覚が研ぎ澄まされていて、ちょっと扱くだけでムクムクとそこは大きくなっていく。
『…っ…(どうしよ、気持ちい…)』
両手でクチュクチュと音を鳴らしながら一生懸命扱く姿はとても滑稽だ。
最初は嫌がっていたはずなのに、いつの間にか行為に没頭していく。
ふと、視線を感じ先生を見てみると熱い眼差しでこちらを見ていることに気付く。
その瞬間、恥ずかしさに一瞬手を止めてしまった。
「どうして止めるの?止めていいなんて言ってないよね?イクまで止めないで…」
『…や…だ…恥ずかし…ぃ…』
涙目になりながら嫌だと懇願してみるが、先生は真顔のまま亀頭をグリグリと押すように刺激し始めた。
『んやっ…あっ…あっ…あぅっ!!!』
「こうやって気持ちいいところグリグリして扱いていっぱいイッて…君のを僕のシャツにかけてね?」
そう言いながら手伝うかのように弱いところを責められて、果てる準備を始めた身体はビクビクと震え出した。
『ふぁっ…やだっ…も、あっ…いくっ…んぅーーーー!!!!』
ビュクッと言う音と共に吐き出された精はご所望通り先生の仕事着であるシャツに吐き出された。
久しぶりの射精に肩で息をする僕は身体に力が入らなくて後ろに倒れそうになっているところを先生が引き寄せる。
「んー、もうちょっと足りないかなあ…」
『…ふえっ…?』
そう言うと亀頭に何か押し当てられる。
『ま、や…ちょっと待ってっ…先生っ!!!』
「いっーぱい、気持ちよくなろうね?」
ヴィィィィン…という機械音が部屋中に響き渡った。
亀頭に押し当てられたのは小さいローターだった。
『あっ!っや…だめっだめだめっ…!!!いぐぅっ…!!!!』
敏感になっていたそこに当てられたローターにすぐ果ててしまった。
その後も間髪入れずに何度も何度もローターでイかされた。
どれだけ懇願してもやめてくれない行為に涙を流しヨダレを垂らしながらイクことしか出来ないまま、意識を失うまで責め立てられた。
やっと解放された時には精液は出ておらず、ビクビクと身体を震わせて先生にもたれかかった状態だった。
「あー、たくさん出したね…今度は潮吹き…覚えようね?」
そんな言葉を意識を手放す前に聞こえたような気がして、僕はまたこの人の玩具になるしかないのだと確信して意識を失った。
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