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第五章 カザリア王国へ

14  イリスへの質問会

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 エドアルドのユーリへの熱心なアプローチに危惧を覚えたイルバニア王国は、ユージーンの提案を受けて、イリスへの質問会を開くことになった。

 質問会については、若い二人の皇太子殿下やユーリには、いずれ知られるにせよ、当面は秘密にしておきたいと両国の同意が得られた。マゼラン卿の提案で、質問会の間は大使館から遠ざける意味もあって、エドアルドがグレゴリウス、ユーリ、フランツをニューパロマの街やパロマ大学を案内するのも決定した。

 昼食後、エドアルドがグレゴリウス達をニューパロマの街を案内しようと王宮から出かけるのを待って、イリスへの質問会に参加するメンバーは秘密裏にイルバニア大使館に向かった。


 カザリア王国は未婚の令嬢の個人的な情報を聞き出す場なので、国王、ジュリアーニ卿、マゼラン卿の3人に出席者を絞り込んできた。ただし、各々の騎竜も質問会に参加するので、イルバニア王国の大使館の竜舎は8頭の竜でいっぱいだ。

 イルバニア王国からは、大使、外務次官、ユージーン、ジークフリートが出席した。

『はじめまして、イリス』

『はじめまして、ロレンス、ユートス、ベリーズ』

 カザリア王国の竜達、ロレンス、ユートス、ベリーズは、友好的にイリスと挨拶を交わしていた。

 しかし、質問会の雰囲気は気まずい沈黙に支配されていた。カザリア王国の出席者は、未婚の令嬢の個人的な情報を質問するのを、必要だとはいえ、いざとなると聞き難く感じていたのだ。

「そちらが質問し難いと思われるのであれば、私達が質問しますが」

 イルバニア王国の大使の言葉に、気まずいなんて言ってられないと、マゼラン卿は気を取り直す。

「いえ、会議でも、こちらから質問しても良いとの事でしたね。先ずは、私から質問させていただきます」

 イルバニア王国の都合の良い言葉をイリスに言わせはしないと、マゼラン卿はカザリア王国が主体となって質問すると言い切る。

『はじめまして、イリス。私はベリーズの絆の竜騎士のラドリックです。あちらにいるのが、ロレンスの絆の竜騎士のヘンリー陛下、ユートスの絆の竜騎士のイアン様です。ユーリ嬢のことで質問したいのですが、いいですか?』

 竜は国王陛下だろうが平民だろうが関係なく、どの竜の絆の竜騎士であるか、パートナーであるかしか興味が無いのを知っての紹介の仕方だ。大使や外務次官には変な紹介に聞こえたが、イリスにはわかりやすい。

『はじめまして、ラドリック、ヘンリー、イアン。ところで、ユーリについて質問って何なの?』

 カザリア王国の出席者は、全員、絆の竜騎士だったので、イリスの言葉が明確に伝わるのに驚いた。大使と外務次官はイリスの言葉がわからないので、ジークフリートがイリスの言葉を伝える。

『ユーリ嬢は社交界にデビューした令嬢なのだから、そろそろ結婚しても良い年頃だと思うのだが、イリスはどう思うかな?』

 イルバニア王国側はマゼラン卿の上手い質問の仕方にしまった! と一瞬焦る。

『ユーリは社交界は嫌いだと言ってるよ。知らない相手とのダンスは退屈だって愚痴っていた。それに、ユーリはまだ結婚しないよ』

 マゼラン卿はイリスが人間と話すように会話するのに驚いたが、まだ結婚しないとはどういう意味か? と考える。

『ユーリ嬢がまだ結婚しないというのは、お相手がいれば結婚するという意味かな?』

 大使はマゼラン卿がイリスから結婚に肯定的な返事を引き出すように質問しているのに、ヒヤヒヤする。

『ユーリはまだ結婚する意志がないから、結婚しないと思う』

『結婚する意志が、まだない? でも、結婚したい相手がいれば、結婚するんだね』

 マゼラン卿のしつこい質問に、イリスは苛立つ。 

『ユーリはまだ発情期前だから結婚しない。ユーリは男はまだ必要ないから、結婚しない』

 直接な言葉に竜騎士達は赤面し、ジークフリートは「結婚適齢期に達してないと言ってます」とソフトな表現に言い換えて伝える。

『イリス、それはユーリ嬢が子どもを生む能力がまだ無いという意味なのか?』

 あからさまな質問に、イルバニア王国側からの抗議の声があがったが、イリスは平然と答える。

『ユーリは身体は子どもを生める状態だけど、まだ精神的には子どもだから、恋愛はしないし結婚もしない。まだ、恋のシーズンが来ていないから、発情期前だと言っているんだ』

 最初からこの程度の表現で話して欲しかったと、ジークフリートはイリスの言葉を大使達に伝えた。

『イリスはユーリ嬢がエドアルド皇太子殿下と結婚するのに反対しますか?』

 直球の質問をジュリアーニ卿が投げかける。

『ユーリがエドアルドと結婚したいなら、結婚すれば良い。でも、ユーリはまだ誰とも結婚したいと思ってないから、結婚はしないと何度も言ってるじゃないか』

『では、イリスはユーリ嬢がエドアルド皇太子殿下と結婚したいと言ったら反対しないんだね。ユーリ嬢がカザリア王国に嫁いだら、君もカザリア王国に住むことになるけど良いんだね』

 国王陛下の相談役のジュリアーニ卿は、絆の竜騎士のユーリ嬢を娶ると騎竜も付いてくるメリットもあるので確認しておく。

『イアンは変なことをきくね! 私はユーリの騎竜なんだから、ユーリから死ぬまで離れない。ユーリがカザリア王国に住むなら、カザリア王国に住むよ。でも、ユーリがエドアルドと結婚したいと思ってないのに、無理やり結婚させるのは許さない! ユーリが好きな相手としか結婚させない!』

 政略結婚は許さないとの宣言に、カザリア王国の出席者は怯んだが、イリスがユーリ嬢が結婚すればカザリア王国に住むのに異議がないのは確認できた。

『イリス、私はエドアルドの親として、エドアルドがユーリ嬢に恋をしているので、望みを叶えてやりたいと思っている。ユーリ嬢が精神的に大人になって、エドアルドと恋愛し、結婚したいと思ったら、イリスは反対しないということだね。君は女性の絆の竜騎士として、彼女を守る気持ちが強いけど、ユーリ嬢が結婚して子どもを作るのに反対はしないのかい?』

 流石に国王はユーリが性交渉を持つのを反対しない確認を、ソフトな表現で質問した。

『ユーリが大人になって、エドアルドと結婚したいと思ったら、結婚すれば良いよ。私は反対しないし、ユーリがエドアルドと交尾したいと思うなら、したら良いと思う。ユーリが子どもを沢山生んでくれると嬉しいから、早く大人になって発情期がくれば良いと思ってる』

『イリス! 交尾は竜じゃないからしない』

 ジークフリートは思わず叫んだが、イリスに人間は交尾しないで子どもを作るのか? と聞き返されて、答えに窮する。

『イリス、人間には尻尾はないから、交尾とは言わないんだ。ユーリは女性だから、あからさまな表現を好まないだろうから、愛し合うで良いと思う』

 最初に釘をさしておけば良かったと、ユージーンは顔を赤らめて説明する。他の出席者も海千山千であったが、やはり直接的な言葉に気まずさを感じていたので、ユージーンの説明に感謝した。

 そんな中、マゼラン卿はイリスがユーリ嬢が子どもを沢山生めば嬉しいと言ったのに注目していた。

『イリスは何故ユーリ嬢が子どもを沢山生めば嬉しいんだね?』

 ハッと、全員がマゼラン卿の質問の意味に気づく。

『ユーリが沢山子どもを生めば、他の竜達も喜ぶよ。ユーリの生む子どもは、絆の竜騎士になるから、まだ絆の竜騎士を持っていない竜達に、沢山子どもを生むようにユーリに言ってくれと頼まれているんだ』 

 イリスの言葉は全員に衝撃を与えた。驚いたジークフリートは、イリスの言葉を伝えるのが遅れたので、大使と外務次官はせっつく。

『なぜ、ユーリ嬢の生む子どもが、絆の竜騎士になると確信してるのかい。竜にはわかるのか?』

 カザリア王国の突っ込んだ質問に、ユージーンは質問会を終えようとしたが、遅かった。

『ユーリは竜騎士の能力が一番高い! だから、他の竜もユーリが大好きなんだ。私の絆の竜騎士なのに、皆がユーリと話したがるし、ユーリを乗せたがるんだ。ユーリはマキシウスの孫だから、竜騎士の能力に優れているし、魔力はマキシウスより強いから、生まれる子どもは絆の竜に決まっている』

 イルバニア王国側としては、カザリア王国に知られたくない微妙な話にちかづいてるので焦った。ユージーンとジークフリートが質問会を終えようとしたが、ジーニアス卿の騎竜のユートスが口をはさむ。

『イルバニアから来た竜はユーリが大好きだと言ってる。エドアルドの騎竜のマルスは私の子どもだけど、ユーリが大好きだと言ってた。ユーリは全竜と話せるし、命令も出来ると言ってたよ。彼女は優れた竜騎士なんだね』

 ユートスの言葉に誇らしくイリスは答える。  

『そうだよ! ユーリは最高の絆の竜騎士なんだ!』

 イリスの誇らしげな宣言で、ユージーンは、今度こそ質問会を終わらせようとした。 

 しかし、ユーリの生む子どもが絆の竜騎士だと聞いたカザリア王国の出席者と、あろう事かイルバニア王国の大使や外務次官もジークフリートに自分の質問をイリスに聞いてくれと迫る始末だ。流石にジークフリートは此処で聞かなくてもと拒否したが、なかなか質問会は終わらない。

 しかし、ユーリの個人的な情報は、ユーリが生む子ども達への関心に薄れていったのを、ユージーンやジークフリートも感じて少しは気が楽になる。

「ユーリ嬢はいつ大人になるのか?」

「子どもは何人生むのか?」

「ユーリ嬢は子どもを沢山欲しがっているのか?」

 皆が争って矢継ぎ早に質問する。

『いつ、大人になるのか? そんなのわからないよ。明日、恋をして大人になるかも知れないし、1年後か、2年後か、10年後かも知れない。それに、何人生むのかなんてわかるわけないよ。でも、ユーリは自分が一人っ子なので兄弟がいる人を羨ましがってるから、子どもは何人か欲しいと言ってるよ。私も沢山生んで欲しいと願ってる。ユーリが生んだ小さな竜騎士と海水浴するのは楽しそうだ』

 イリスの楽しそうな想像に刺激されて、頭の中で捕らぬ狸の皮算用を始めたカザリア王国の人達は、やっと質問会を終えるのに同意した。
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