スローライフ 転生したら竜騎士に?

梨香

文字の大きさ
上 下
36 / 273
第四章 見習い竜騎士

3  礼服早着替え訓練

しおりを挟む
 カザリア王国への特使派遣は、グレゴリウスの立太子式の後に決定された。皇太子としての初仕事を、華やかな外交で飾ってやりたいと、アルフォンス国王が考えたからだ。

 立太子式の準備で慌ただしい王宮の一角で、三人はカザリア王国の内情や、外交官としての心得をレクチャーされていた。ユーリとフランツの指導の竜騎士はユージーンとなり、グレゴリウスの指導の竜騎士はジークフリートとなった。ユーリへの指導はカザリア特使派遣期間だけと聞いたフランツは一人憤慨した。

「普通、兄弟を指導の竜騎士に選ばないでしょ。外交官志望、取り消そうかな……ユーリと一緒に女性の職業訓練所の成立に当たろうかな……」

 フランツは愚痴をこぼしたが、三人の中でも一番外交官に向いてるとの自覚もあり、カザリア王国への特使に随行出来るのを楽しみにしている。

 カザリア王国の重要人物についての講義は、何回か訪問したユージーンが教えたが、人物評価は辛辣だが細密で的を得ていて、外交官としての能力を疑っていたのを三人は反省した。国王や、外務相、ジークフリートも講義に代わる代わる参加して、各自の意見を付け足した。

 その日も、ユージーンが講義していると、国王陛下、外務相、ジークフリートが三人揃って部屋を訪れた。

「講義は進んでいるみたいですね。それは結構ですが、外交官たるもの瞬時に礼装に着替え国の威信を示さなくてはならない時もあります」

 三人とも何を外務相が言い出したのかと、不思議そうにしていた。

「今から可能な限り早く礼装に着替えて来るように。侍女や侍従の手を借りてはいけませんよ。外国で信頼できる侍女や侍従がいるとは限りませんからね。さぁ、お行きなさい! 一番評価の低かった方には特使期間、竜の世話でもしていただくかも……」

 外務相の言葉の途中から椅子から立ち上がって、号令と共に三人は脱兎のごとく部屋から飛び出す。

「さぁ、これで子供達は厄介払いできました。大人だけで話し合いをしておきましょう」

 国王、外務相、ジークフリート、ユージーンは今朝届いたローラン王国からの書状の件について話し合いを持ちたかった。立太子式で地方からの貴族や、他国の外交官達が蠢いている王宮ではなかなか人目を憚る話はできない。今、三人の特使派遣の訓練中なのは周知の事実で、部屋に来る前に今から特別訓練を行うと吹聴してあった。

 三人が礼装に着替える命令を受けてバタバタしていたら、注目はそちらに向かうのは当然で、こちらで秘密の会合が行われているとは感づかれないだろう。

「ユージーン卿、ジークフリート卿も、今朝届いたローラン王国からの書状の内容は把握してるかね」

 朝一番に、ユージーンもジークフリートも書状の内容は掴んでいたが、あまりな内容に信じ難く思っていた。 

「内容は把握しておりますが、ローラン王国の皇太子殿下は結婚されているのでは?」

 ジークフリートの言葉に、国王陛下と外務相は苦虫を噛み潰したような顔になり、皇太子殿下は離婚されたそうだと伝えた。

「離婚したから、即ユーリに求婚ですか? 道理に反する行いだと思いますが」

 外交官らしい冷静な態度を保ちながらも、ユージーンが怒りを感じているのは明らかだ。

「恥知らずな行いを弾劾するのは簡単だが、あちらの真意が何かを探るの方が大切だ。ルドルフ皇太子の王子達は竜騎士の素質に恵まれてなかったとは聞いているが、それだけがこの申し込みの動機なのだろうか? 表向きは両国の友好関係を築くとか云々書いてあったが、他に目的は無いのだろうか?」

 国王の言葉に全員が押し黙る。確かにローラン王国との和平が成立すれば喜ばしいが、信頼できる相手とは考えられない。かといってむげに断るのもはばかれる相手で、頭が痛くなる難問だ。

「私としては、カザリア王国の皇太子殿下との婚姻の方が望ましいですね。ローラン王国と縁戚関係を結ぶと言っても、ユーリ嬢は王家の血筋としては遠いですし、縁戚でも戦争を仕掛けてくる国ですからね。コンスタンス皇太子妃はカザリア王国の国王陛下の姪でしたのに、平気で戦争していました。あんな相手にユーリ嬢を渡しても意味はありません」

 外務相の言葉に皆が頷く。

「特使派遣期間にユーリ嬢が、カザリア王国の皇太子殿下に好意を抱いてくれれば話は簡単なのですがね。ジークフリート卿、貴方は恋愛方面は得意分野でしょう。二人を取り持って下さい」

 外務相の言葉にグレゴリウスのユーリへの恋心を知っている全員が、うっと詰る。ローラン王国の皇太子より、カザリア王国の皇太子の方が望ましいのは理解してはいた。しかし、グレゴリウスの目の前でユーリとカザリアの皇太子を引っ付けるという残酷な命令に、ジークフリートは困惑する。

「恐れ入りますが、それは皇太孫殿下に余りに酷な仕打ちになるのではないでしょうか? 皇太子としての特使という重責の中におられる殿下に、心理的な攻撃を与えるのは得策ではないと存じますが」

 ジークフリートのやんわりとした拒否の仕方には満足したものの、まだまだ甘い考え方に外交官として鍛え直さなおす必要性を感じた。

「では、皇太孫殿下には気づかれないよう、ユーリ嬢とカザリアの皇太子殿下をくっつければ良いだけでしょう」

 無表情で、どうやってですか? と尋ねるジークフリートに、そんなの色々とあるだろうと例をあげた。

「特使として公の交渉に当たっている間、カザリアの皇太子殿下とユーリ嬢が親密になるような機会を作る事は可能でしょう。幸いユーリ嬢は容姿に恵まれていますから、あちらの皇太子殿下は好意をお持ちになるでしょう。エドアルド皇太子殿下は17才で、容姿も感じが良い方ですから、ユーリ嬢とはお似合いのカップルになるはずです。早速、ユーリ嬢の絵姿を描かせて、カザリア王国に贈らなければ」

 外務相の冷徹な言葉に、一同は押し黙る。ランドルフは他のメンバーが皇太孫殿下とユーリとの婚姻を応援しているのは承知していた。

『別に嫌がるのを無理強いする気持ちもないし、友好的な雰囲気をつくり、同盟を結びたいだけだのに……』

 居心地の悪い雰囲気に辟易として、気分転換に窓を開け放す。ユングフラウの王宮の庭は花盛りで、特にバラは美しい。王宮の外壁にも蔓バラが巻き上がり、バラの城の様相を呈している。

「今年も、バラが見事ですな。いつからバラが城を埋め尽くすようになったのでしょう」

 昔から王宮のバラ園は見事だったが、これほどだったろうか? と、外務相が思案し始めた時、ダダダダダと凄い勢いの足音が2つ王宮の廊下に響いた。

「遅くなりました」

 礼装に着替えたフランツとグレゴリウスが、二人同時に部屋に飛び込んでくる。よほど急いだのか、二人とも顔は紅潮して、息もあがっている。

「二人とも、不合格!」

 ユージーンの言葉に、二人は唖然とする。

「何故ですか? まだ、ユーリは来ていないでしょ」

 部屋を見渡して、ユーリの不在に気づいたフランツは抗議した。ユージーンは二人を下から上まで見て、減点理由をあげていく。

「皇太孫殿下、貴方は王宮にお部屋をお持ちなのに、時間が掛かりすぎです。フランツは、上着の下のシャツは普段のままだ。礼装用のシャツに着替えるのを怠ったな。二人とも帯剣は宜しいが、隠しの武器は? ハンカチ、メモ用紙、ペンは?」

 次々とチェックしては、減点されていって二人はしょげかえった。グレゴリウスは確かに寮以外に、王宮に部屋をもっていたが、礼装の服の管理は侍従に任せきりで、どこに置いてあるかも知らなかった。

 フランツはユーリがイリスでひとっ飛びするのを見ながら、まだパートナーの竜が決まってないので馬を飛ばして屋敷に帰った。一人出遅れている焦りから、上着を着るのだからと、シャツを着替えるのを省略したのだが、ユージーンにしっかりと見咎められた。

 二人がユージーンの厳しいチェックを受けている時、まだユーリは王宮への馬車の中にいた。行きはイリスに飛び乗って、フォン・アリストの屋敷に着いたが、帰りはドレス姿なので騎竜できなかったのだ。ユーリはレースとフリルたっぷりのロマンチックなドレスにうんざりする。

『マウリッツ公爵夫人のドレスの好みは、乙女チック過ぎるわ! でも、立太子式用にフォン・フォレストのお祖母様が送ってくれるドレスが着いて無いから、これしか無いのよ』

 マウリッツ老公爵がユーリを認めて以来、男の子しか持てなかったマウリッツ公爵夫人は、ユーリを着飾らせてはお茶会などを楽しんでいる。問題はそのドレスの趣味が乙女チック過ぎることだ。

「侍女の手伝いなしで、このドレスを着るのは至難の技だったわ……皇太孫殿下と、フランツより、私は絶対に遅れているわね……」

 ドレスを着るのに侍女の手伝いが無いのが、これほど大変だとはユーリは初めて気づいた。この白いレース地のドレスには後ろで真珠のボタンがびっしり並んでいたのだ。手伝おうとするメアリーを制して、悪態をつきながら止めにくい真珠を摘まむ。

 ドレスをやっとの思いで着替え、鏡に映る自分の姿をチェックしたら、見習い竜騎士の制服にはピッタリのかちっとした編み込みが、ロマンチックなドレスには全く似合わない。乱暴に編み込みをほどき、ブラッシングをしたら、編み込みが程よいウェーブになっていたので、サイドを持ち上げて後ろでレースのリボンでくくって格好をつけた。 

 後は、絹のストッキングをとめているガータに短剣を挟み、ドレスとお揃いのレースの手提げにハンカチ、扇、小さいメモとペンを入れて王宮に急ぐ。

 王宮に着く前から、自分がビリだと気づいたユーリは、小さな真珠のボタンに内心で悪態をつく。せめて優雅に登場したいと逸る気持ちを抑えて、早足で部屋へ向かった。  

「遅くなりました」

 優雅にドレスを摘まんでお辞儀するユーリに、一同はハッと息を呑んだ。白いデビュタント用のドレス姿のユーリは、可憐で可愛らしく、風にも耐えられないような風情がある。

 国王や、外務相、ジークフリートも、ユーリの変身ぶりに驚いていたが、フランツとグレゴリウスは余りの変わりように真っ赤になって見とれる。

「ユーリ、遅いぞ! それに、髪はアップにするのが礼装の正式な形のはずだ」

 ユージーンが素晴らしく可愛く装ったユーリにも、冷静なチェックを入れているのに、全員が氷の心を持っているのかと疑問を抱く。

「ユーリ嬢、とても美しいですよ。ユージーン卿、これほど可愛らしい令嬢を目の前にして、貴方は何も感じないのですか?」 

 ジークフリートの言葉に、ユージーンはユーリのロマンチックなドレス姿を改めて眺める。

「確かに、よく似合ってますね。でも、いつもお茶会の時は、こういったドレスを着ていますから」

 ユージーンは冷静にチェックを続けた。

「持ち物は合格、ドレス姿に帯剣はできないとして、隠し剣は?」と質問した。

 ユーリが質問に応えスカートをたくしあげて短剣を見せようとするのを、流石にユージーンも赤くなって止める。

「ユーリ、年頃のレディが人前でスカートをたくしあげてはいけません。第一、そんな場所に隠していても、とっさの時に取り出し難いでしょう」

 ユージーンの叱責に、もっともだわと呟いているユーリを、全員が紳士なので見ない振りをした。

「ユーリ、このドレスにそのペンダントは不似合いですよ。老公爵から、ロザリモンド姫の形見の宝石類を貰ったはずです。確か、前によく似たドレスの時に真珠のネックレスを付けていたはずですが、どうしたのですか」

 ユーリが宝石類は金庫にしまってあるからと言い訳をしている間、外務相はハタと自分の失態に気がつく。

「ユージーン卿、ユーリ嬢は見事に合格ですよ」

 外務相はユーリを椅子へとエスコートして、自身の胸にさしていた固いバラの蕾をユーリに差し出す。

「ユーリ嬢、貴女が美しいとは思っていましたが、これほどドレスがお似合いだとは知りませんでした」

 いつも厳しい外務相の甘い言葉を、ユーリは驚きながらも嬉しく思う。ユーリの感情の高まりに呼応するように、手に持ったバラの蕾がほころび、満開に咲ききるのを外務相は注目し、他のメンバーからユーリを隠すように立つ。

 そして、皇太孫とフランツに不合格の罰として、扉の外に立っているように命じた。二人が不満そうにしていると、外務相から厳しい叱責が飛んできた。

「二人とも、王宮の廊下をドタバタと走るなんて、外交官にあるまじき振る舞いです。急いでいる時にこそ、優雅に素早く移動しなくてはいけません。当分、廊下に立って反省しなさい」

 外務相は二人の耳をつかんで廊下に放り出したので、礼装に着替える訓練の決着を見ようと集まっていたギャラリーは蜘蛛の子を散らすように逃げていった。
しおりを挟む
感想 82

あなたにおすすめの小説

異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~

夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。 雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。 女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。 異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。 調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。 そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。 ※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。 ※サブタイトル追加しました。

少し冷めた村人少年の冒険記

mizuno sei
ファンタジー
 辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。  トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。  優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが… 色々と本当に色々とありまして・・・ 転生しました。 前世は女性でしたが異世界では男! 記憶持ち葛藤をご覧下さい。 作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。

没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~

土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。 しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。 そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。 両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。 女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。

異世界転生~チート魔法でスローライフ

玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。 43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。 その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」 大型連休を利用して、 穴場スポットへやってきた! テントを建て、BBQコンロに テーブル等用意して……。 近くの川まで散歩しに来たら、 何やら動物か?の気配が…… 木の影からこっそり覗くとそこには…… キラキラと光注ぐように発光した 「え!オオカミ!」 3メートルはありそうな巨大なオオカミが!! 急いでテントまで戻ってくると 「え!ここどこだ??」 都会の生活に疲れた主人公が、 異世界へ転生して 冒険者になって 魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。 恋愛は多分ありません。 基本スローライフを目指してます(笑) ※挿絵有りますが、自作です。 無断転載はしてません。 イラストは、あくまで私のイメージです ※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが 少し趣向を変えて、 若干ですが恋愛有りになります。 ※カクヨム、なろうでも公開しています

転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~ 

志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。 けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。 そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。 ‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。 「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。

大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)

たぬころまんじゅう
ファンタジー
 小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。  しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。  士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。  領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。 異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル! ☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆

転生したら神だった。どうすんの?

埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの? 人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。

処理中です...