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育成

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 魔物の住む森の近くに行ってはいけないと教えられた。護衛なしで歩いたらすぐに獣に食べられてしまう。

 ライは今まで言われてきた言葉を何度も繰り返して森の中を歩いていた。彼は幼いのに相続争いに巻き込まれて森に捨てられた。ライは伯爵と愛人の子供で不義の子供だった。母が死に預けられた伯爵家で冷遇された。後ろ盾のないライは話し相手もおらず無視される日々。伯爵が死ぬと血が繋がった子供なので遺産相続が発生する。ライは伯爵が残した男の子なので爵位の継承問題も発生する。

 伯爵夫人が雇った傭兵に連れてこられたのは魔物が住む森だった。何も出来ず降ろされるとすぐにいなくなってしまった。夜も更けていくと獣の鳴き声が辺りに響き渡る。狼に囲まれて諦めてしまった――その時閃光が狼に当たり倒れた。次々に倒れる狼を見ながらライは何事かと思っていた。

 暗闇から出てきたのは杖を持った少女だった。

「あの、大丈夫ですか?」

 大丈夫と答えると色々事情を聞かれて彼女と一緒に住むことになった。彼女の名前はアシュリー。魔法使いで森の奥に住んでいる。彼女は人間と話すことが久しぶりと言っていたので最近何があったのか話した。

 嬉しそうに聞く顔を見て孤独な心が満たされて行った。

 彼女は胸が大きくお尻も大きかった。子供がいるのか聞いたところ、

「まだ、産んでないですよ産んだように見えますか?」
「だっておっぱいが大きいから。僕はママのおっぱいを吸いたいよ」
「母親のおっぱいを吸っていたんですか?乳離れしてないんですね……」

 呆れた顔をしてアシュリーは僕から離れた。夕食をご馳走になり一緒にお風呂に入る。おっぱいに手が当たった時に変な声を出していた。おちんちんも洗ってくれたので、お礼に太ももを広げさせておまんこを洗った。この時と同じ声だった。可愛くて唇にキスをした。何度も繰り返して舐めていた。
 湯船に浸かっているときにアシュリーがライに聞いてきた。

「母乳は出ないけれど私のおっぱい吸ってみますか?」

 ライは粗末な食べ物のせいで年齢より小さくみられる。きっとアシュリーも小さく見えている。それを利用して存分に甘えることにした。
 敏感な先端を咥えると最初何も感じていなかったが時間が経つにつれて腰が浮いていた。おっぱいに埋もれるように抱きしめられて息が吸えなくなる。余った胸の先端を摘まむと甘い声を出して力が抜けていた。
 この時何が起こっているのか分からなかった。

 お風呂から上がるとベットに一緒に入った。頭を撫でられながらおっぱいを吸いながら眠ると気持ちよく熟睡できた。

 朝になると畑で野菜を手に入れて、肉は昨日の狼の肉を冒険者ギルドに持っていき解体してもらう。売るものは売って肉だけを数日分貰った。お金を手に入れるとライの服と少しのモノを買って家に帰った。
 家に帰るとアシュリーはベットに横になって手招きをして胸をさらけ出した。

 ライはおっぱいにむしゃぶりついてチュウチュウ吸った。ライは元々はおっぱい離れしていた。しかしアシュリーと一緒に暮らした時に乳離れ出来ていないと嘘をついた。アシュリーのおっぱいを吸っている時安心して眠ることが出来た。

 アシュリーが眠るとライは彼女の下着をおろして少し頭を出している陰核にしゃぶりついた。両手を胸に乗せて力が入らない無防備な彼女の下半身を唇でなぞり舌で攻め立てる。小さなおちんちんみたいな陰核をフェラチオするようにおしゃぶりした。

 可愛らしい声を出して達している姿を見てライは満足していた。

 ライのおっぱい離れは年を重ねても出来なかった。

 ライはアシュリーと暮らして大きくなった。2人しかいない世界でアシュリーと愛を深めていっていた。
 精通も夢精も全部見られた。精通の原因もアシュリーと一緒にお風呂に入っている時におちんちんの洗い方を教えてもらっている時だった。

 射精しているところを見られて恥ずかしくて泣いてしまった。アシュリーが女の子の射精を見せてあげると言って、太ももを広げて見せてくれてライに弄られてビクンビクン身体を痙攣させて絶頂していた。

「おあいこ」

 ダルそうにしているアシュリーを見てライは自身のモノが膨らんでいた。分からないけれどアシュリーの大切な場所に沈めて気持ちよくさせようとしていた。伯爵家で見た性行為を思い出してぱちゅんぱちゅんとすぐに抜けるおちんちんを入れてアシュリーを抱きしめていた。ライはそれがセックスだと分からなかった。

 お互い気持ちよくなりすぎるので夜に1回だけ中出しをすることを約束した。すぐにルールは破られて好き放題セックスしていた。

 処女膜はライの年齢が重ねるにつれて大きくなったおちんちんで破られてしまった。自分の女になったアシュリーが愛おしくて仕方がなかった。

 ♢

「この家から出て行けって師匠おかしいでしょう」
「おかしくないです、元々全部の魔法を使ったら出て行くようにと言っていました」
「それでも……」
「私は婚活して結婚します」
(他の人間と喋るのも男の人と会話する時も壁を作っているのにそんなこと出来るはずがない。大体最近の師匠は変だ。)

 妊娠したのかと思ったが、今はアシュリーは生理中だ。洗濯物は分けていないのでライは知っていた。話は中途半端に終わって無言のまま数日過ごすことになった。
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