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11.童貞御用達セックスマナーハウツー本
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ラシエルに婚約をすることを伝えるとソワソワし、優しく手を握ってくれた。目に涙が溜まって堪えている。精神的にショックを与えてはいけないと、私たちは判断して詳しい理由を話していない。
彼の男としての寿命が僅かなんて知ったら緊張してしまい子作りが出来ない。
彼はベッドの下に日記帳を隠しているみたいで、私が部屋を出て行く時にコッソリ開いていた。前も日記を書いていたけれど、中を見た事はなかった。
気をつかってあげたのに、次の日にジール様がネタ晴らしをしてくれた。
「ラシエルの男の象徴が余命僅かである。騎士団長を休職し、子作りに専念する」
「豚が喋った……」
「おいメガネ、豚ではないジール様だ」
公爵邸に呼び出されたのは騎士のアズールだ。彼は前の時は騎士団長をしていたから、安心して任せられる。こうして豚が喋っていても動揺しない所も彼を勧める一つの理由だった。
引継ぎをお願いしラシエルは騎士団長ではなくなった。沢山の人が彼を惜しむ声が聞こえたが、理由を説明するとみんな理解してくれた。優しい人に囲まれてラシエルは幸せだろう。
「本当は騎士団長になりたくなかったんだ。アズールに任せたかった」
「そうなの、良かったですね」
「その本当に俺と子作りしてくれるのですか? 夢を見ているみたいです」
私達の部屋に戻ると精神を統一させるために絵の部屋にラシエルは向かった。頼む。射精は私の子宮にして。何かを引きずる音が聞こえ子猫がベッドの下からの出てきた。頭で本を押していたから拾い上げると表紙に書かれた文字に唖然としてしまった。
【理想のセックスをする方法レッスン13~可愛いあの子を睡眠姦しよう~】
ページをめくると間違った知識満載のことが書かれている。しかも、本にはペン入れがしてあり、おまんこの刺激の仕方のページは何度も読んだのか薄汚れている。
具体的な絵柄も描かれて分かりやすいが、これをされたら正直に背筋がゾッとする。オススメ潤滑油一覧はベッドの下や引き出しに入っていると書いている。本当にあるのか確認すると、近くに潤滑油も置かれていた。怒りに震え、全ページを高速で読むとラシエルの元に向かった。
ラシエルは普通の絵の前に立ち肩を震わせて泣いていた。
「リーファとやっと結ばれる。どうしよう、凄く嬉しいです。はっ、勉強しないと!」
ラシエルが部屋に戻って勉強をしているところをドアから覗く。間違った知識が書かれた本をベッドから取り出して、一生懸命本を読み始めた。前のラシエルも勉強をしていたのかもしれない。
ずっとセックスが上手だったから知らなかった。
本を読んで少しするとベッドの上でラシエルが眠りだした。近くには本がありタイトルは【素敵な初夜の過ごし方、しくじらない挿入の仕方】と書いていた。
童貞とすぐに分かる行動でムラっとしてしまい、ラシエルの服を脱がしたくなった。長年見て見ぬふりをした抑えてきた性欲が解放される。
胸もとを開けてベルトを下し、丸裸にすると全裸になったラシエルがベッドの上にいた。私も服を脱いで彼に跨った。
なんて美しいのだろう。全部、全部、美しい。
鍛え抜かれた身体に卑猥なモノをぶら下げて、人間のオスの最も象徴的で気高いモノなのに控えめに備え付けられている。排泄をするだけのそれに成り下がっているラシエルのオスの象徴。
これで自分を射抜かれると思うと心臓が早くなる。誤魔化すように本に手を伸ばしてページを捲る。
「眠っている異性の生殖器を弄る事で相手を好きにさせる。この時に名前を呼びながら気持ちよく事が出来ればいい」
本気で眠っているのか声を掛けても反応しない。目を閉じているとあの頃の彼の姿と重なる。
「ねえ、ラシエル。あなたは前の事を覚えている?」
ちんちんは反応していない。手で触れると芯のない柔らかいおちんちんだ。陰毛は怠けて剃毛していないから生えている。ゴクリと唾を飲み込んで唇で先端の皮を剥くと、今日はまだお風呂に入っていないため、独特の匂いが口内に広がる。久しぶりのラシエルの匂いに子宮が疼く。
口を窄めて舌で舐め始めると反応が少しづつ出てきた。手と舌を使って唾液を絡ませて刺激をすると口の中で大きくなり、一旦口から外した。手の動きを止めず、ベッドにあった潤滑油でマッサージをする。眉を顰めて苦しそうにしているラシエルが、気持ちのいい声を出している。
「初めて出会った時から、おっぱいをジッと見てましたね。こんなにだらしがないおっぱいが好きなんですか?」
眠っているラシエルの両手を持って胸を持たせると、彼の指で自分をマッサージする。大きな厚みのある指先が、少し触れるだけで、どうにかなりそうだ。
「ちんちん、内緒で入れちゃおう。睡眠姦の本にも書いていたわ。睡眠時の勃起と濡れは同意の証拠だって、おちんちんにキスしよう、ちゅっ」
完全に勃起したモノは本でいうところの同意だ。自身の穴にラシエルのモノを入れようとしたのに全く入らない。
寝顔が可愛いラシエルが汗を掻いていて、卑猥で淫靡で我慢できずにキスをした。肉厚な唇に当たって気持ちがいい。我慢できずに彼の双嘴にもちゅうちゅう吸い付いた。
「可愛くてついキスしちゃった。初めてのキスをまたラシエルとしちゃった。柔らかい気持ちがいい、凄くおっぱいも大きくて埋もれてしまいたい。ラシエル、ラシエル、ひとりじゃ中に入れられない、勉強不足のせいで肝心な時に役に立たない。ラシエル教えて、リーファにセックスの事教えて、赤ちゃん作ろうよ」
太ももで挟んだおちんちんが大きくなり、ラシエルと目が合った。深く息を吸うと愛おしいモノを見つめるような熱い視線を浴びせられた。
「抱いてもいいのだろうか」
「はい、好きなように抱いてください」
起き上がって膝の上に乗せられると太ももを広げられた。耳を舐めながら中指が濡れぼそった彼を受け入れるところに入ってくる。カリカリとその上にある敏感なところを弄られ身体が跳ねる。
「キツイ、おまんこに指が一本しか入らない」
「自分で拡げていた方が良かったですか?」
「それはやめて欲しい。君は何もしなくてもいいんだ」
腕にしがみついて達することを我慢していると上を向かれされてキスをされた。
「さっきの仕返しだ」
と何度もキスを浴びせられる。愛情が伝わるキスにこちらもし返すと、もうすっかりやる気になってしまって後戻りなんて出来ない。力が抜けると時間をかけて指が3本まで入りそうになった。
彼が私の上に乗り、少しずつ中に入ってくる。ラシエルの額の汗を拭うと目を伏せて涙を流していた。
「分からないけれど、とても幸せだ」
最奥にコツンと当たると全部中に入っていて、これから彼だけの形になる期待から中が蠢いている。幸せに浸っているラシエルには悪いが、こっちは我慢していた16年の性欲が爆発しそうだ。
手に童貞本が当たり、頭の中に【性欲が強くて喜ぶ童貞は極めて少ない】が脳内に駆け巡る。出来るだけ、穏やかな声で好きに動いてと心で思う。ラシエルは弱いところを突き始めると、何度も中で達して嬌声を上げていた。最初は痛いはずなのに、上手で腰が動いてしまう。
「初めてなのに気持ちいい、赤ちゃん、出来ちゃう。ラシエルの赤ちゃん」
「俺の赤ちゃんを妊娠してください、好きです、リーファ」
好きだと言い返す前にキスをされ、最奥で彼の白濁を受け入れる。何度も好きだと繰り返されて、ラシエルは泣いていた。押しつぶされるように体重をかけられて、精子を注がれるともっと結ばれたくて仕方がない。
また中で硬くなって恥ずかしそうに抜こうとするラシエルの腰に両足を絡ませた。
「もっと抱かれたいです」
「本当に?俺は体力があるから沢山抱いてしまうかもしれない」
顔にそっと手を当てて、ラシエルにお願いをした。
「いつもラシエルがどうやって私でしているのか知りたいです。身体を鍛えているから、その辺の騎士と同じくらい体力があると思います」
「リーファ、俺は普通の人と比べて特殊プレイの妄想が多いから満足させられるか自信がない」
「特殊プレイの妄想?」
自慰ばっかりしているから、おちんちんが手でしかいけないのかもしれない。
「好きな体位でしてみましょう。大丈夫、何とかなりますよ」
「頑張ってみます。リーファの笑顔で、申し訳ございません、中に出したいです」
腰が律動を始めて、二度目の射精をすると身体がビクビク反応している。両手でシーツを抑えて、まだ始まったばかりの性生活に期待をしていたのだった。
彼の男としての寿命が僅かなんて知ったら緊張してしまい子作りが出来ない。
彼はベッドの下に日記帳を隠しているみたいで、私が部屋を出て行く時にコッソリ開いていた。前も日記を書いていたけれど、中を見た事はなかった。
気をつかってあげたのに、次の日にジール様がネタ晴らしをしてくれた。
「ラシエルの男の象徴が余命僅かである。騎士団長を休職し、子作りに専念する」
「豚が喋った……」
「おいメガネ、豚ではないジール様だ」
公爵邸に呼び出されたのは騎士のアズールだ。彼は前の時は騎士団長をしていたから、安心して任せられる。こうして豚が喋っていても動揺しない所も彼を勧める一つの理由だった。
引継ぎをお願いしラシエルは騎士団長ではなくなった。沢山の人が彼を惜しむ声が聞こえたが、理由を説明するとみんな理解してくれた。優しい人に囲まれてラシエルは幸せだろう。
「本当は騎士団長になりたくなかったんだ。アズールに任せたかった」
「そうなの、良かったですね」
「その本当に俺と子作りしてくれるのですか? 夢を見ているみたいです」
私達の部屋に戻ると精神を統一させるために絵の部屋にラシエルは向かった。頼む。射精は私の子宮にして。何かを引きずる音が聞こえ子猫がベッドの下からの出てきた。頭で本を押していたから拾い上げると表紙に書かれた文字に唖然としてしまった。
【理想のセックスをする方法レッスン13~可愛いあの子を睡眠姦しよう~】
ページをめくると間違った知識満載のことが書かれている。しかも、本にはペン入れがしてあり、おまんこの刺激の仕方のページは何度も読んだのか薄汚れている。
具体的な絵柄も描かれて分かりやすいが、これをされたら正直に背筋がゾッとする。オススメ潤滑油一覧はベッドの下や引き出しに入っていると書いている。本当にあるのか確認すると、近くに潤滑油も置かれていた。怒りに震え、全ページを高速で読むとラシエルの元に向かった。
ラシエルは普通の絵の前に立ち肩を震わせて泣いていた。
「リーファとやっと結ばれる。どうしよう、凄く嬉しいです。はっ、勉強しないと!」
ラシエルが部屋に戻って勉強をしているところをドアから覗く。間違った知識が書かれた本をベッドから取り出して、一生懸命本を読み始めた。前のラシエルも勉強をしていたのかもしれない。
ずっとセックスが上手だったから知らなかった。
本を読んで少しするとベッドの上でラシエルが眠りだした。近くには本がありタイトルは【素敵な初夜の過ごし方、しくじらない挿入の仕方】と書いていた。
童貞とすぐに分かる行動でムラっとしてしまい、ラシエルの服を脱がしたくなった。長年見て見ぬふりをした抑えてきた性欲が解放される。
胸もとを開けてベルトを下し、丸裸にすると全裸になったラシエルがベッドの上にいた。私も服を脱いで彼に跨った。
なんて美しいのだろう。全部、全部、美しい。
鍛え抜かれた身体に卑猥なモノをぶら下げて、人間のオスの最も象徴的で気高いモノなのに控えめに備え付けられている。排泄をするだけのそれに成り下がっているラシエルのオスの象徴。
これで自分を射抜かれると思うと心臓が早くなる。誤魔化すように本に手を伸ばしてページを捲る。
「眠っている異性の生殖器を弄る事で相手を好きにさせる。この時に名前を呼びながら気持ちよく事が出来ればいい」
本気で眠っているのか声を掛けても反応しない。目を閉じているとあの頃の彼の姿と重なる。
「ねえ、ラシエル。あなたは前の事を覚えている?」
ちんちんは反応していない。手で触れると芯のない柔らかいおちんちんだ。陰毛は怠けて剃毛していないから生えている。ゴクリと唾を飲み込んで唇で先端の皮を剥くと、今日はまだお風呂に入っていないため、独特の匂いが口内に広がる。久しぶりのラシエルの匂いに子宮が疼く。
口を窄めて舌で舐め始めると反応が少しづつ出てきた。手と舌を使って唾液を絡ませて刺激をすると口の中で大きくなり、一旦口から外した。手の動きを止めず、ベッドにあった潤滑油でマッサージをする。眉を顰めて苦しそうにしているラシエルが、気持ちのいい声を出している。
「初めて出会った時から、おっぱいをジッと見てましたね。こんなにだらしがないおっぱいが好きなんですか?」
眠っているラシエルの両手を持って胸を持たせると、彼の指で自分をマッサージする。大きな厚みのある指先が、少し触れるだけで、どうにかなりそうだ。
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寝顔が可愛いラシエルが汗を掻いていて、卑猥で淫靡で我慢できずにキスをした。肉厚な唇に当たって気持ちがいい。我慢できずに彼の双嘴にもちゅうちゅう吸い付いた。
「可愛くてついキスしちゃった。初めてのキスをまたラシエルとしちゃった。柔らかい気持ちがいい、凄くおっぱいも大きくて埋もれてしまいたい。ラシエル、ラシエル、ひとりじゃ中に入れられない、勉強不足のせいで肝心な時に役に立たない。ラシエル教えて、リーファにセックスの事教えて、赤ちゃん作ろうよ」
太ももで挟んだおちんちんが大きくなり、ラシエルと目が合った。深く息を吸うと愛おしいモノを見つめるような熱い視線を浴びせられた。
「抱いてもいいのだろうか」
「はい、好きなように抱いてください」
起き上がって膝の上に乗せられると太ももを広げられた。耳を舐めながら中指が濡れぼそった彼を受け入れるところに入ってくる。カリカリとその上にある敏感なところを弄られ身体が跳ねる。
「キツイ、おまんこに指が一本しか入らない」
「自分で拡げていた方が良かったですか?」
「それはやめて欲しい。君は何もしなくてもいいんだ」
腕にしがみついて達することを我慢していると上を向かれされてキスをされた。
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彼が私の上に乗り、少しずつ中に入ってくる。ラシエルの額の汗を拭うと目を伏せて涙を流していた。
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最奥にコツンと当たると全部中に入っていて、これから彼だけの形になる期待から中が蠢いている。幸せに浸っているラシエルには悪いが、こっちは我慢していた16年の性欲が爆発しそうだ。
手に童貞本が当たり、頭の中に【性欲が強くて喜ぶ童貞は極めて少ない】が脳内に駆け巡る。出来るだけ、穏やかな声で好きに動いてと心で思う。ラシエルは弱いところを突き始めると、何度も中で達して嬌声を上げていた。最初は痛いはずなのに、上手で腰が動いてしまう。
「初めてなのに気持ちいい、赤ちゃん、出来ちゃう。ラシエルの赤ちゃん」
「俺の赤ちゃんを妊娠してください、好きです、リーファ」
好きだと言い返す前にキスをされ、最奥で彼の白濁を受け入れる。何度も好きだと繰り返されて、ラシエルは泣いていた。押しつぶされるように体重をかけられて、精子を注がれるともっと結ばれたくて仕方がない。
また中で硬くなって恥ずかしそうに抜こうとするラシエルの腰に両足を絡ませた。
「もっと抱かれたいです」
「本当に?俺は体力があるから沢山抱いてしまうかもしれない」
顔にそっと手を当てて、ラシエルにお願いをした。
「いつもラシエルがどうやって私でしているのか知りたいです。身体を鍛えているから、その辺の騎士と同じくらい体力があると思います」
「リーファ、俺は普通の人と比べて特殊プレイの妄想が多いから満足させられるか自信がない」
「特殊プレイの妄想?」
自慰ばっかりしているから、おちんちんが手でしかいけないのかもしれない。
「好きな体位でしてみましょう。大丈夫、何とかなりますよ」
「頑張ってみます。リーファの笑顔で、申し訳ございません、中に出したいです」
腰が律動を始めて、二度目の射精をすると身体がビクビク反応している。両手でシーツを抑えて、まだ始まったばかりの性生活に期待をしていたのだった。
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