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精力絶倫クラブ 3

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 エリーがいなくなって60日後

 ジャスティンが領地を偵察に行く日の事だった。身体の事を聞いてジャスティンは右手で頑張ったが抜けなかった。色々な方法を試してみてダメだったので一生独身でいようと考えていた。
 両親にも話したところ、まだ22歳で結婚を諦めるなんてと言われた。
 ジャスティンは元々結婚できないと思っていた。エリーの事を諦めようと決めた。
 心は思っていても行動は違った。ジャスティンは改めてエリーに婚約を申込、エリーのために部屋を用意していた。部屋にベビーベットと男女の服を用意する狂気っぷりで使用人も正直引いていた。

「俺は一生独身で生きる」

 と口で言いながらお揃いの食器を選んでいる。父母はジャスティンが子爵家に行ってエリーのアルバムを貰ってくると舐めるように見ている姿を見て叫び声をあげた。

「悪魔祓いでもした方がいいんじゃないかしら」
「そうだな。最近おかしいからな」

 ジャスティンはお風呂で身を清めた後ベットに四肢を紐で括り付けられた。

「俺は頭がおかしくない!こんなことして何になる⁈」
「悪魔祓いの人を雇ったのだけれど屋敷に人がいると乗り移るといけないから、なにかあったら叫びなさい」

 ドア越しに母親の返事が聞こえた。液体を飲ませられて四肢を括り付けているのはメイドで大きな布をかけているだけ。目隠しされたので抵抗したがあっさりつけられてしまった。叫んでも聞こえないのではと思ったが、そそくさと屋敷から人が出て行く音がする。

「さっき飲ませたのは媚薬ですからね」
「え、待ってくれ」

 入れ替わりに人間が部屋に入ってきた。1人の女性だ。ジャスティンは集中して何をするのか音に集中した。ベットに乗ってきたのでギシッと軋む音がする。

(こんな時にモノが元気になってしまった)

 上にかけられている布が少し捲られて粘着質な音がして手のひらが触れる。何かを塗っているのだろう。香油のいいにおいがする。柔らかい女性の掌は温かいぬくもりを感じる。何度か擦ると先端を手のひらで刺激している。

(上下に扱いて、舌先で舐めている。女が舌先でペロペロ舐めて唇で刺激してる。まさか、こんなの悪魔払いじゃない。セックスじゃないか)

 セックスをしたことがないジャスティンは分からない状況で射精なんてしたくなかった。今の状況を作ったのは両親だろう。後で問い詰めないといけない。いろんなことを考えているのに気持ちが良くて射精したくて仕方がない。口の中がこんなにも気持ちがいいなんて知らなかった。裏筋を刺激して精子を絞り出そうとしている。

 紐も目隠しも魔法がかかっていない物なので簡単に取ることは出来る。しかし分からないように取って相手をどうにかするにしても相手が何を持っているのか分からない。

 口で熱杭を刺激されて喉奥の当たると気持ちよさで勝手に腰が動いた。悪魔なんていないから射精したい気持ちになり精子を出したいことを懇願する。エリーが現れる前からしていないので半年間も自慰をしていなかった。久しぶりの刺激は鈍く感じて好きなように射精出来ないもどかしさを感じる。

 熱杭が口からちゅぽんと離されて声が漏れる。もっとして欲しいのにと思いながら頭を動かして見ると目隠しが動いた。相手が気が付かないようにしながら目隠しを外した。

 熱杭に柔らかい感覚がする。水風船?もっと柔らかい、弾力も張りのあるものに挟まれている。

(嘘だろ、まさかこんなことってあるのか)

 ジャスティンは目の前にある光景を疑った。エリーが裸になって胸で奉仕しているのだ。頭の中がおかしくなりそうだった。胸で奉仕するにもジャスティンはモノが人よりも少し大きく胸が大きくないと挟めない。
 胸に埋もれて扱かれているのだ。少し上下に揺らしている胸の感覚を味わうことに集中した。

『エリーは娼婦館の女将さんに教えてもらっているみたいでパイズリが上手って話を聞いたよ』
『上手なのは男性を相手にしているからか』
『いやいや、処女を売りにしている子がいるから魔道具を使ったり女将の長年の経験でわかるのさ』
『ジャスティンに言わないでおこう。ほらショック受けるといけないからさ』
『おっぱいなんて気持ちがいいわけないさ。噂に尾ひれがついているだけ』

 ジャスティンはエリーの話をしている人を思い出していた。エリーは上手だ。おっぱいは気持ちがいい、しかし刺激が足りなくて出そうにない。このままではエリーに恥をかかせてしまう。

「先生俺は頭がおかしいです。悪魔が囁くのです女性の膣内で射精したいと……」
「ダメです。悪魔祓いをしているのに悪魔の声を聞くわけにはいきません」

 ジャスティンはショックを受けた。入れたい何としても入れたいと思っているときに聞かれた。

「お尻の穴なら神も許すと思います」
「お願いします。入れないと気が狂いそうです」

 エリーが入れてくれるならどんな穴でも歓迎だった。しかし予想は裏切られることになる。少し萎えた熱杭を刺激して硬くすると、エリーの部分に当てて腰を落とした。

「おっきいので、少しずつ入れますね」

 ジャスティンの目隠しはずれていて、エリーの姿は丸見えになっている。かけられた布も落ちてしまいお互い丸裸になっている。ジャスティンは気が狂いそうだった。熱杭を入れることに集中しているエリーは前の方に入れていたのだ。

(エリーの、エリーの膣内に入っている。うねうねして気持ちがいい。)

 蕩けそうになる気持ちを我慢して腰を動かすと胸に手を置かれる。

「ごめんなさい、うごかないでっ」
「どうして」
「それは、ぅっ」

 腰を動かすと先にすすめなくなっている。膣内にある引っかかり処女の部分を刺激されて痛いみたいだった。腰をゆっくり動かして先に進めようとすると泣きながらエリーも腰を動かしていた。
 もどかしくて仕方ないので両手の拘束を力を入れて取ってお尻を握って上下に揺らした。処女膜が先端に感じた時、中が絞まるとエリーはぐったりしたジャスティンに覆いかぶさった。

「もうおしまいにします。手の拘束も取れたので。私より上手い人がいるので、次に呼んでください」

 エリーはジャスティンの手を恋人つなぎをして手を離そうとした。
 ジャスティンは理性で必死に抑えてきたものが色々溢れてしまった。体制を正常位に変えるとエリーの奥に熱杭を沈めていく。呼吸を整えて痛みに耐えながら受け入れている。
 奥にコツっと当たるとエリーが嬌声を小さく出した。

「ここが気持ちいいのか?」

 小さく頷いて「はい」と言われたのでジャスティンはエリーの様子を見て腰を動かした。エリーの声が脳に直接響いて甘美な気持ちに満たされる。気持ちが良くて腰を動かしていると足を絡めて奥に出してしまった。

 ドクッドクン。熱杭が脈打ち子宮を真っ白に満たしていく。

 目を瞑っているエリーの輪郭をなぞって頬にキスをすると手を握って爪先にキスをしてきた。指をチュウチュウ吸って、うわ言のように

「ジャスティンさま、ずっとすき」

 と爪先にキスを何度も繰り返す。疲れているエリーを休ませるはずだった。
 腕枕をして、最初の事を謝って家族に紹介しようと途中まで考えていた。
 ジャスティンは22歳で童貞を失って、はじめての行為だった。


 エリーに15回中出しした。


 途中で目隠しをしていないことを言われたので、暗い所だと目が見えないと嘘をついた。
 正常位で犯し後背位で犯して中に出した。

 予定の時間より戻ってこないエリーを心配した年配メイドが見に行くと若い二人が仲良く一緒に過ごしていたので父母に報告をした。

 エリーはジャスティンの胸の中でぐっすり眠っていた。
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