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白金貨
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好きな人との行為は最高に気持ちが良かった。向こうは媚薬を飲んでいて記憶がないし、熱を静めることが出来たのでお互い違い一致したということだ。
思わず思い出して顔が赤くなる。今日は仕事が休みで良かった。そうじゃないと昨日の行為を思い出しながら仕事をするのは恥ずかしすぎる。サラは家に帰るとベットに寝っ転がった。中から精液が漏れて下着が汚れていた。
(夢じゃなかったんだ。)
服を脱いでお風呂に入るときに、膣内に指を入れて確認をしてみる。
男の匂いがする。お腹を押して見ると大量に入っていたのか床に精子が垂れ流される。性行為を思い出しながら石鹸を付けて身体を洗った。
(フェラチオで1回。正常位3発に後ろから3発、横で寝ながら2回も出していた。10時間やったからこんなもんなのかな。)
お風呂から上がって髪の毛を乾かして、朝からサラは眠った。サラは眠っていなかった。興奮して何をしたのか覚えていようと思ったからだ。サラは男性の平均回数を知らない。ユリウスは性欲が強く、サラも強いことが後ほどわかることになる。
♢
「金貨の中に変な白い金貨が入っている」
昨日貰った袋の中に金貨や銀貨銅貨が入っていた。サラは見たことがないお金を見て昔の硬貨なんだと思うことにした。なんとなく使ってはいけないと思ったので貯金することにした。
サラの仕事場はパン屋さんだ。天然酵母パンが人気のパン屋で週4日働いている。週2回は教会に行き午前中だけボランティアとして働き、週1回は休みを取る。
ユリウスと性行為をしてから1週間何事もなく過ごしていた。最初は警戒しながら歩いていた。人通りの多い道を歩いて帰り家に着く。いつもの日常と変わらないことが分かると安心した。お金が家に大量にあっては危険なので少しずつ貯金をした。
冒険者ギルドと呼ばれる、薬草採取や魔獣退治を依頼し請け負う場所がある。そこには冒険者登録が必要になるがお金を預けられる場所がある。家に置いておくよりも楽なので冒険者じゃなくても銀行だけ使う人が利用することもできる。
「お金の種類について確認したいのですが、白っぽい金貨みたいなものってありますか?」
「白金貨のことでしょうか?いくつか種類があるので見本だけ見てみますか?」
「お願いします」
見本を見てサラは驚いた。金貨の10倍の値段の物が入っていたのだった。口止め料にしては中々高い金額を渡されたなと思い、見本を返してどうしようか迷った。貯金するなら色々言い訳を考えないといけない。自分で使うなら銀貨に変えて使いやすいようにしないといけない。
こんなことなら金貨を数枚入れてくれれば助かる。向こうは名門貴族で分からないのかもしれない。懐に持っている白金貨を見て贅沢な悩みだと思って歩いている。
普段できない贅沢な食事
贅沢なドレス
手ごろな宝石
サラが普段口に出している物を買えるチャンス……それなのに購買意欲があがらない。普段節約をしているせいか何をしたらいいのか分からないのだ。ユリウスと性行為をしたときに着た服は処分するので追加で購入することは確定している。服や靴も擦り切れている物を買うことは確定した。こまごまとしたものを買っても白金貨を買うまでにはいかないのだ。
サラの頭の中で何か閃いた。
自分の物じゃなくて他人の物を買えばいいのだ。
♢
「サラおねえちゃんありがとう」
「サラ様ありがとうございます。」
白金貨は司祭に渡そうとしたが、勘ぐられるといけないので欲しいものをあらかじめきいて配給することにした。寄付したい人がいたらどうすればいいのかシスターに聞いたら答えてくれた。
白金貨は救貧院の備品の被服費に消えた。1枚の白金貨はこれから冬を迎える救貧院の毛布やシーツ、子供たちの靴や服代金。シスターの被服費。しばらく食事の質も良くなった。窓ガラスの修繕もしたので白金貨はすぐになくなった。
もらった白金貨は数年で価値が上がったらしく金貨20枚になっていた。見本で見たものは間違っていて、王族から直接貰った貴重なものだった。
数十年前の物なので出どころは聞かれず、冒険者ギルドで救貧院に渡すものを直接買えてよかったとサラは思った。商業者ギルドも併設されていたので出来た行為だった。
救貧院からの使いと勘違いされたのも大きかった。自分のために贅沢は出来たけれど他人のために使って良かったとサラは思った。自分の服よりも擦り切れた服を着ている人に服を買ってあげただけだ。
救貧院の帰り道、騎士団がいたので遠くから少しだけ見て自宅に帰った。
騎士団がいるということは誰か救貧院に寄付しに来たのかもしれない。病気がうつるといけないからと貴族が近づかない場所。貴族が来るということは寄付に来ることなので少し嬉しかった。
思わず思い出して顔が赤くなる。今日は仕事が休みで良かった。そうじゃないと昨日の行為を思い出しながら仕事をするのは恥ずかしすぎる。サラは家に帰るとベットに寝っ転がった。中から精液が漏れて下着が汚れていた。
(夢じゃなかったんだ。)
服を脱いでお風呂に入るときに、膣内に指を入れて確認をしてみる。
男の匂いがする。お腹を押して見ると大量に入っていたのか床に精子が垂れ流される。性行為を思い出しながら石鹸を付けて身体を洗った。
(フェラチオで1回。正常位3発に後ろから3発、横で寝ながら2回も出していた。10時間やったからこんなもんなのかな。)
お風呂から上がって髪の毛を乾かして、朝からサラは眠った。サラは眠っていなかった。興奮して何をしたのか覚えていようと思ったからだ。サラは男性の平均回数を知らない。ユリウスは性欲が強く、サラも強いことが後ほどわかることになる。
♢
「金貨の中に変な白い金貨が入っている」
昨日貰った袋の中に金貨や銀貨銅貨が入っていた。サラは見たことがないお金を見て昔の硬貨なんだと思うことにした。なんとなく使ってはいけないと思ったので貯金することにした。
サラの仕事場はパン屋さんだ。天然酵母パンが人気のパン屋で週4日働いている。週2回は教会に行き午前中だけボランティアとして働き、週1回は休みを取る。
ユリウスと性行為をしてから1週間何事もなく過ごしていた。最初は警戒しながら歩いていた。人通りの多い道を歩いて帰り家に着く。いつもの日常と変わらないことが分かると安心した。お金が家に大量にあっては危険なので少しずつ貯金をした。
冒険者ギルドと呼ばれる、薬草採取や魔獣退治を依頼し請け負う場所がある。そこには冒険者登録が必要になるがお金を預けられる場所がある。家に置いておくよりも楽なので冒険者じゃなくても銀行だけ使う人が利用することもできる。
「お金の種類について確認したいのですが、白っぽい金貨みたいなものってありますか?」
「白金貨のことでしょうか?いくつか種類があるので見本だけ見てみますか?」
「お願いします」
見本を見てサラは驚いた。金貨の10倍の値段の物が入っていたのだった。口止め料にしては中々高い金額を渡されたなと思い、見本を返してどうしようか迷った。貯金するなら色々言い訳を考えないといけない。自分で使うなら銀貨に変えて使いやすいようにしないといけない。
こんなことなら金貨を数枚入れてくれれば助かる。向こうは名門貴族で分からないのかもしれない。懐に持っている白金貨を見て贅沢な悩みだと思って歩いている。
普段できない贅沢な食事
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手ごろな宝石
サラが普段口に出している物を買えるチャンス……それなのに購買意欲があがらない。普段節約をしているせいか何をしたらいいのか分からないのだ。ユリウスと性行為をしたときに着た服は処分するので追加で購入することは確定している。服や靴も擦り切れている物を買うことは確定した。こまごまとしたものを買っても白金貨を買うまでにはいかないのだ。
サラの頭の中で何か閃いた。
自分の物じゃなくて他人の物を買えばいいのだ。
♢
「サラおねえちゃんありがとう」
「サラ様ありがとうございます。」
白金貨は司祭に渡そうとしたが、勘ぐられるといけないので欲しいものをあらかじめきいて配給することにした。寄付したい人がいたらどうすればいいのかシスターに聞いたら答えてくれた。
白金貨は救貧院の備品の被服費に消えた。1枚の白金貨はこれから冬を迎える救貧院の毛布やシーツ、子供たちの靴や服代金。シスターの被服費。しばらく食事の質も良くなった。窓ガラスの修繕もしたので白金貨はすぐになくなった。
もらった白金貨は数年で価値が上がったらしく金貨20枚になっていた。見本で見たものは間違っていて、王族から直接貰った貴重なものだった。
数十年前の物なので出どころは聞かれず、冒険者ギルドで救貧院に渡すものを直接買えてよかったとサラは思った。商業者ギルドも併設されていたので出来た行為だった。
救貧院からの使いと勘違いされたのも大きかった。自分のために贅沢は出来たけれど他人のために使って良かったとサラは思った。自分の服よりも擦り切れた服を着ている人に服を買ってあげただけだ。
救貧院の帰り道、騎士団がいたので遠くから少しだけ見て自宅に帰った。
騎士団がいるということは誰か救貧院に寄付しに来たのかもしれない。病気がうつるといけないからと貴族が近づかない場所。貴族が来るということは寄付に来ることなので少し嬉しかった。
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